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東工大発技術の活用事例〜昭和電線デバイステクノロジー株式会社〜

本学の和田章名誉教授は応用セラミックス研究所へ在籍時に、免震機構の研究に取り組んだ結果、免震アイソレータの保護装置に関する特許を出願いたしました。
建造物の地震対策が求められる中で、水平方向免震装置として、免震アイソレータが開発されました。 免震アイソレータは、図1、図2のように鋼板と低せん断弾性率のゴムの積層構造であり、構造物と地盤の間に設置され、構造物の荷重を担うとともに、水平方向の固有振動数を下げることで水平方向の地震動の構造物への伝達を防いでいます。近年、大型ビルから住宅まで広く適用されるようになりました。しかしながら、免震アイソレータは耐圧縮負荷性が高いものの、引張り負荷(図2のF2)に弱い性質があり、垂直方向の地震動により破損の可能性があります。本発明は、垂直方向の地震動による破損を防ぐために、アイソレータの取付け部に設ける保護装置に関するものです(図2の青丸で囲んだ部分)。
図2の青丸で囲んだ部分は、図3のような構造で、ベースプレート9とボルトワッシャー26の間に弾性体20を設け、地震動による免震アイソレータのベースプレートに加わる引張り方向負荷をワッシャーとベースプレート間に設けられた弾性体が図4のように変形し、吸収するものです。
2010年1月にこれらの特許を昭和電線デバイステクノロジー株式会社に非独占的通常実施権を許諾し、昭和電線デバイステクノロジー株式会社は免震アイソレータの取り付け部に設ける保護装置として商品化しました。
地震国日本のビルや住宅など建物の安全性向上のために役に立っています。



<特許>
①特許4330171号
発明の名称:アイソレータ保護装置、免震装置
出願人:東京工業大学、前田建設工業株式会社、株式会社錢高組
②特許5392685号
発明の名称:アイソレータ保護装置、およびその組立方法
出願人:東京工業大学、昭和電線デバイステクノロジー株式会社、前田建設工業株式会社、株式会社錢高組

昭和電線デバイステクノロジー株式会社 免震アイソレータ
http://www.swcc.co.jp/dt/products/isolation/seismic/si-isolator.html

FG beads
図1 免震アイソレータ
FG beads
図2 免震アイソレータ 引張り負荷時
FG beads
図3 保護装置 圧縮負荷時
FG beads
図4 保護装置 引張り負荷時

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