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東工大発技術の活用事例〜株式会社同仁化学研究所〜

本学 資源化学研究所の久堀徹教授と原怜特任助教(現在、大学院生命理工学研究科 助教)は、生体内のタンパク質の機能・構造に重要なシステインの状態を簡単、且つ定量的に検出できる新ツール(標識化合物)「Protein-SHifter Plus」を開発しました(図1)。本技術は、例えば新規創薬開発におけるバイオ医薬化合物(蛋白質、ペプチド)の生体内での挙動(酸化還元状態)を調べる上で重要なツールとなります。また創薬開発以外のバイオテクノロジー全般にわたっても、適用が可能です。
近年、生体内で働く酵素タンパク質の酸化還元状態が、その生理状態(機能するか否か)を決定する重要な因子であることがわかってきております。特にタンパク質を構成するアミノ酸のひとつであるシステインは、酸化還元の影響を受けやすく、且つタンパク質構造の決定に重要な分子内共有結合の足場にもなっていることから、その状態を知ることがタンパク質機能やその調節を明らかにする上で重要な情報となっています。ライフサイエンス研究において必要不可欠な情報といえます。

この標識化合物を付加(修飾)したタンパク質を電気泳動で調べると、明確な移動度の差を得ることができます。また紫外線で付加された標識物を切断可能なため、抗体染色法で生体内のタンパク質の酸化還元状態を可視化でき、タンパク質の状態解析の応用範囲を大きく広げることとなります。


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図1.Protein-SHifter Plusによるチオールの修飾および分離・転写イメージ


今回この技術を利用した製品を同仁化学研究所*より、昨年12月から発売開始しました。既に多くの研究者の方々に利用されており、今後ともその活用が期待されております。
*〒861-2202 熊本県上益城郡益城町田原2025-5  熊本テクノ・リサーチパーク内 なお久堀教授らが開発した技術については、特許出願済みです(同仁化学研究所との共同出願)。

下記写真参照:商品名 -SulfoBiotics-Protein Redox State Monitoring Kit Plus 同仁化学研究所製品リンク先:
http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr7.nsf/View_Display/SB12


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