<<次号 前号>>

第106号(2013年6月)

       各地で梅雨入りの声が聞かれるようになりました。降雨=水がたくさん
     あるのに、なぜ「水無月」?と思いきや、水無の「無」は「の」という意味
     だそうで、「水の月」を意味しているという説もあるようです。
     梅雨の晴れ間の太陽のように、今月もみなさまに役立つ情報をお届けして
     まいります。

○人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでご一報ください。また、メルマガへの ご意見・ご感想もお待ちしております。 ○メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ○●●目次●●○ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓     【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ 4件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介
   ≫ 『東工大発技術の活用事例』(2) Resonic GmbH
   ≫ 「高分子ナノ配向制御による新規デバイス技術の開発」
   ≫ Photonix2013~第13回光・レーザー総合技術展~出展の報告とご来場のお礼
   【3】最新発明情報 ≫ 今月の未公開特許情報は2件です 【4】新聞掲載記事 ≫ 6件の東工大研究関連記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
            4件のお知らせ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
     
   ≫≫●東工大 公開講演会「東工大の最先端研究」平成25年度・第一期
   日時:2013年6月5・7・12・19・26日、7月12日 19:00~20:30
   受講料無料・各回毎に参加申込受付中。
      詳細:http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/cat13/detail_27.html
   
   ≫≫●省エネルギー対策セミナー開催案内(6/20)
   (公財)大田区産業振興協会では、企業の経営に直結した省エネの進め方
   や対策を、豊富な事例を基に解説するセミナーを開催します。
   省エネや節電の推進をお考えの方々にお薦めします。配布資料も実践的な
   内容で充実しており、お役にたつセミナーです。
   名称:大田区省エネルギー対策セミナー
   日時:2013年6月20日(木) 13:30~16:30
   場所:大田区産業プラザ 4階会議室(京急蒲田駅徒歩3分) アクセス:http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html    費用 :参加費無料
   内容詳細および申し込みは下記にアクセスして下さい http://www.pio-ota.jp/news/seminar/post_422.html   
   ≫≫●東工大YVPセミナー開催のお知らせ(6/27)
   「IPO(株式公開)入門、TOKYO PRO Marketの概要と活用法」
   IPO(株式公開)は、ハードルが高い、準備に時間とお金がかかる、その
   割には調達できる資金は必ずしも多くないと思っていらっしゃる方が
   少なくないのではないかと思います。
   ここ2,3年で証券市場の方も変わってきていて、従来より簡便なIPOを
   編み出してきました。
   将来はIPOを目指す方、興味のある方、関係ないと思う方。でもIPOの
   概要を知らずにいては市場の変化に対応できず、重要な資金調達手段を
   見逃すことになるかもしれません。
   実際にIPO準備となれば、多くの専門家がお手伝いしてくれます。
   今回のセミナーでは、IPOの入門編としてTOKYO PRO Marketの概要と
   その活用の仕方等について分かり易くお話ししていただきます。
   講師には(株)OKINAWA J-Adviserの取締役COO 高山 征嗣様をお迎えし、
   下記のとおりセミナーを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

   主催:東工大横浜ベンチャープラザ
   共催:東京工業大学 研究・産学連携本部
   日時:2013年6月27日(木) 15:00~17:00
   場所:東工大横浜ベンチャープラザ2階会議室
   講師:髙山 征嗣 氏
   会費: セミナーは無料  交流会は別途500円
   セミナー定員:25名(定員になり次第締め切ります)
   お問合せ:東工大横浜ベンチャープラザ 
        TEL045-989-2205
   申込:お申込みは下記HPより

   セミナーのご案内はこちらから↓ http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/seminar/054711.html    ≫≫●東工大YVP入居者募集情報
   「東工大YVP入居相談」を随時受け付け中です!
   現在、入居相談を随時受け付けております。
   東工大YVPへの入居にご興味のある方へ、入居申込手続き、実験設備設置、
   及び条例手続きなどに関する相談を受け付けております。、 http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/room/054663.html    お問い合せはIM室までTEL045-989-2205
※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【2】産学連携活動のご紹介
      
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

      ≫≫●『東工大発技術の活用事例』(2) Resonic GmbH
   Dr. Robert Klopperが本学大学院理工学研究科博士課程に在学中に大熊政
   明教授と発明した剛体特性測定法Resonic Method(東工大特許、国際出願済み)
   を製品化するべく、2011年3月にベルリン工科大学のインキュベーションセンターを
   活用してResonic GmbHを起業しました。
   一般に剛体特性の測定には、被測定物(重量物)を測定しようとする回転軸の
   周りに正確に設置することに、多大な 時間ならびにコスト を要していました。
   Resonic Methodは、被測定物をバネにより保持されたプラットフォームに
   載せ、外部から小さな衝撃を与えることにより起こる自由振動の測定から、
   質量、重心位置(3次元座標)、慣性モーメントを導くことのできる
   画期的な手法です。
   現在は欧州を中心に営業活動中で、欧州の自動車会社などからの測定を受託
   しています。本年度前半には、アジア太平洋地域市場への進出と本学との
   連携関係強化を目的としてResonic ジャパンを開設する予定です。東工大発の
   技術が、従来困難であった特性測定を簡便な方法で可能にしています。    Resonic GmbH のURL: http://www.resonic.de/      ≫≫●「高分子ナノ配向制御による新規デバイス技術の開発」
   高度コミュニケーション社会を実現し、安心安全でエネルギー消費の少ない
   低炭素社会を実現するためには、革新的フォトニック通信技術の開発が
   重要となっており、その実現に向けて情報通信、高精細・大画面ディスプレイ
   では、様々な光機能を持つフィルムやデバイス開発が不可欠です。
   大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻の渡辺順次教授は、独立行政法人
   科学技術振興機構(JST)の戦略的イノベーション創出推進プログラム
   (通称S-イノベ)に採択され、企業と連携した研究開発チームのプロジェクト
   マネージャー(PM)として、ポリマーの配向、周期構造等の高次構造制御技術、
   ブラシ状ポリマー、ナノ粒子分散等の形態制御技術及びプロセッシング
   技術を確立し、大面積・高性能な各種光学素子や液晶レーザ発信型の
   ディスプレイ等の開発を進めています。渡辺教授のグループは高分子材料の
   分子設計、ナノ構造設計で世界最高レベルの研究を進める一方で、
   PM自らが持つ独創性と指導力を発揮して、他のグループに対する材料面での
   議論・助言・支援でも高い評価を得ています。今後、実用化に向けた研究開発の中で、
   ますます興味深い結果や参加企業を通じた事業化が期待されています。    ≫≫●Photonix2013~第13回光・レーザー総合技術展~出展の報告とご来場のお礼
   東工大では、2013/4/10-12のPhotonix2013アカデミックフォーラムに、
   以下の3件の出展(ポスター展示および発表)を行いました。
    〇資源化学研究所 木下基 助教 
 「π共役系色素を用いる液晶の光配向変化」
    〇資源化学研究所 宍戸厚 准教授
    「表面ラベルグレーティング法による湾曲フィルムの表面歪み解析」
    〇大学院理工学研究科 物質科学専攻 岸哲生 助教
 「ガラス微小球レーザーのオンチップ作製技術」
   いずれのブースにも、3日間で100名以上の方に足を止めていただき、
   各ブース30名以上の方に、じっくりと詳細な研究内容を説明しました。発表
   会場にも各回20名以上の方にご参加いただき、上記3 件への、企業の皆様
   のご関心の高さを知ることが出来ました。後日、興味を持たれた企業から、
   更なる詳細なお問い合わせをいただき、共同研究やサンプルの提供契約、
   サンプルを頂戴しての測定などを開始しております。引き続き、これらの
   研究における応用分野・用途についてのご意見を広く求めておりますので、
   ご興味がありましたら、研究・産学連携本部または教員にご連絡いただければ
   幸いです。
   ご来場いただいた皆様には厚く御礼を申し上げるとともに、今後とも、展示会での
   本学教員の出展にご注目くださいますよう、お願い申し上げます。

   発表内容     https://www.r-exhibit.jp/exhibit4/SeminarWeb/academic_detail.aspx  このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【3】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月の未公開 特許情報は2件です。詳しくはHPをご覧ください。
 http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
このページのトップへ
     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【4】新聞掲載記事
            6件の東工大研究関連記事のご紹介
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

      ≫≫●光吸収しやすいシリコン材のみで微小粒子を配置した太陽電池
   (日経産業新聞4/22) 理工学研究科化学専攻 伊原 学 准教授

   シリコンだけを発電用素材に使った積層型太陽電池で、太陽光の吸収率を
   従来の10%から2~3ポイント向上する技術を開発しました。3層に重ねた
   シリコン基板の間にばらつきを持たせてnmサイズの微小な金や銀のナノ粒子
   を並べ、従来は電気に変換できなかった波長の光を吸収できるようにしました。
   今後、電気を取り出す太陽電池を試作して実用化を目指します。
      ・伊原研究室の紹介 http://www.chemistry.titech.ac.jp/~ihara/index.html



       ≫≫●液状化による道路変状を抑制する地盤改良の厚さを半減 
   (日刊建設工業新聞4/26、建設通信新聞4/26)
   理工学研究科 土木工学専攻 高橋 章浩 准教授

   特殊な短繊維を安定処理土に混ぜる固化処理を路床に行う「薄層型短繊維
   混合処理工法」と呼ぶ、地盤の液状化による道路の変状を抑制するために
   行う地盤改良を、従来の半分の厚さで済ませる技術を開発しました。
   セメントで厚さ3mほどを浅層混合処理する工法に比べ、改良厚さを約50%、
   コストを約30%低減できます。この研究成果は西松建設などとの連携による
   ものです。
      ・内容詳細:http://www.nishimatsu.co.jp/news/2013/prel0426.html
      ・土質研究室(高橋准教授所属研究室)の紹介:http://www.geotech.cv.titech.ac.jp/


     
      ≫≫●頭の動きで操作できるモーター駆動型内視鏡ホルダーを実用化       
   (日刊工業新聞5/2) 精密工学研究所 只野 耕太郎 助教

   頭の動きで操作できるモーター駆動型内視鏡ホルダー「エアロビジョン(仮)」
   の実用化に乗り出します。昨年11月に一般医療機器として薬事法の
   許可を受け、改良を進めて今夏にも試験発売する計画です。すでに計3回の
   臨床試験を行っており、内視鏡ホルダーの薬事法認可を弾みに、将来は
   開発中の内視鏡手術支援ロボットの実用化を目指します。この開発は東京
   医科歯科大学と連携によるものです。  
   ・香川・川嶋研究室(只野助教所属研究室)の紹介  http://www.k-k.pi.titech.ac.jp/top/



       ≫≫●アルツハイマーを脳波で早期診断、14年にも実用化へ 
   (日本経済新聞5/11夕刊)

   東工大発ベンチャーの脳機能研究所は、脳波を使ってアルツハイマー病を
   早期診断する手法を開発しました。既存の脳波測定装置に21個の電極が
   付いた帽子型の装置を付け、約5分間、脳波を測定します。筑波大学などと
   共同で約400人の脳波データを調べたところ、数年後に実際にアルツハイマー病を
   発症した人の86%を検出できました。費用も数千円程度に抑えられます。
      ・脳機能研究所の紹介  http://www.bfl.co.jp/main.html


   ≫≫●NIMS賞受賞 (日刊産業新聞5/14、鉄鋼新聞5/17)
   フロンティア研究機構 細野秀雄 教授

   物質・材料研究機構のNIMS賞に細野教授が選ばれました。NIMS賞は物質・
   材料に関わる科学技術において優れた業績を残し、NIMSの発展に貢献した
   研究者に授与されるもので、「酸化物を主体とする固体中の電子を活かした
   新機能の開拓」の研究成果が評価されました。 
      ・内容詳細 :http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_4041.html?id=topics
   ・細野・神谷研究室の紹介 :http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
 ≫≫●オートファジーに必須な因子の作用機構 (科学新聞5/17)    フロンティア研究機構 大隅良典 特任教授、中戸川万智子 氏    細胞内の主要な分解システムであるオートファジー(細胞の自食作用)は    オートファゴソームと呼ばれる脂質膜の袋でまとめてタンパク質を分解    しますが、その際に必須な因子であるユビキチン様タンパク質(Atg8、Atg3、    Atg12-Atg5結合体)の作用機構を分子・原子レベルで解明しました。    オートファジーの欠陥が原因とされる神経変性疾患などの予防や治療の    創薬に役立つことが期待されます。 ・内容詳細 :http://www.titech.ac.jp/file/pr20130422_osumi.pdf
   ・大隅研究室の紹介 http://www.ohsumilab.aro.iri.titech.ac.jp/ このページのトップへ    ※本学教員の所属・肩書きは、2013年5月1日現在のものです。 ※新聞記事・最新研究情報は2013年4月24日~2013年5月23日までの東工 大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      **編集後記**
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

     年を重ねると、時の経つのが早く感じられるようになり、それは年ごとに
     加速度をつけているように思われます。子供の頃は長かった1日が、今や
     気づけば日暮れの時刻。サザエさんのエンディングにブルーな気持ちにな
     る間もなく1週間が次々と始まり、1か月経ち、半年経ち、ツリーの輝き
     に心躍らせ、余韻に浸る間もなく新しいカレンダーに掛け替える。
     それは、落ち始めはゆっくりで、最後の方になるにつれ、早く落ちている
     のではないかと見えてしまう、砂時計の視覚的な錯覚のように、人生の残
     り時間を思った時の心理的な"何か"が作用しているのかもしれませんね。
     さて、皆様にとって、毎月のメルマガをご覧になる時のお気持ちは?
    「もう?」それとも「やっと!」でしょうか。(編集委員 ぐーたん)


このページのトップへ
   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
   ◇メルマガ配信停止◇
   「配信不要」と書いたメールを
   mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでお送りください。
   ◇メルマガ配信申込み◇
   http://www.sangaku.titech.ac.jp/mail/index.html
   ◇ご意見・ご感想・ご登録内容の変更◇
   mail[at]sangaku.titech.ac.jp
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
   ************************************************
    東京工業大学 研究・産学連携本部 
    〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
    Tel: 03-5734-2445   Fax: 03-5734-2482
     e-mail: mail[at]sangaku.titech.ac.jp
     URL: http://www.sangaku.titech.ac.jp/
    ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   ************************************************