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第110号(2013年10月)

      後期が始まり、静かだったキャンパスに活気が溢れてまいりました。
気がつけば今年も残り3ヶ月。月日の流れは本当に早いですね。
お陰様で研究・産学連携本部も10周年を迎えることとなりました。
これからも皆さまに役立つ情報をお届けすべく努力してまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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   ≫ 『東工大発技術の活用事例』(6) 株式会社iMott    【3】最新発明情報 ≫ 今月は未公開特許2件です 【4】最新の研究成果 ≫ 1件の東工大研究関連記事のご紹介 【5】新聞掲載記事 ≫ 14件の東工大研究関連記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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      【巻頭言】研究・産学連携本部10周年特別寄稿
      
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      ≫≫「研究・産学連携本部10周年に寄せて」
     日本電信電話株式会社 サービスエボリューション研究所
     大学連携グループリーダ 主幹研究員  四宮 光文 氏


     この度、研究・産学連携本部が10周年を迎えられたとのこと、本当におめでとうございます。
     創立以来130年以上の歴史をもつ我が国最大の理工系大学である東京工業大学とNTTとは、
     2008年9月に組織的な連携協力協定を締結して以来、今年で5周年となるところです。

     1948年に発足した逓信省電気通信研究所を起源とするNTTの研究所は、現在も約2,500名の
     研究者からなる研究開発体制を持ち、グループ全体の基盤的研究開発を担って、基礎研究
     からビジネス展開に向けた実用化研究開発まで幅広く、かつ多様な研究を行っています。
     昨今の社会は、グルーバル化が急速に進み、企業を取り巻く環境が大きく変化し、世界規模
     での熾烈な競争を余儀なくされています。社会ニーズの急速な変化、多様化に対応するため
     には、異なる発想ができる組織と連携し、新たな発想を取り入れた研究開発が必要です。
     こうした環境の変化のもと、東京工業大学との共同研究は、年間1~2件程度だったものが、
     連携協定締結以降は毎年10件以上が実施されるようになりました。具体的には、理工学研究科、
     総合理工学研究科、情報理工学研究科、社会理工学研究科、資源化学研究所、精密工学研究所、
     ソリューション研究機構などと幅広い分野で共同研究してきています。
     その中でも、従来から連携が強い光通信技術、とりわけ光デバイスの分野では、超高速通信や
     低消費電力をターゲットとした取り組みを継続し、成果の一部を報道発表しています。さらに、
     大学を中心として多くの関係組織が連携する大きな取り組みも志向するところです。
     環境エネルギーの分野でも、大学の先進エネルギーシステム(AES)プロジェクトにおいては、
     グループ会社が参画した具体的な取り組みにもなっています。
     また、文科省の高度人材教育プログラムとして採択された、若手研究者人材キャリア支援機構
     (PLIP)における3ヶ月以上のインターンシップを受け入れるなど、共同研究以外の連携にも
     取り組んできました。

     大学と連携する魅力は、先生方の技術力だけではなく、学生などの若いパワーにもあると考えます。
     日々変化する社会で、ユーザ視点での多感な感受性や自由な発想力は、企業内では得難いものです。
     「大学」という中国の古典には、「日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり」という一節が
     あります。実は、NTTの社歌も「日々新しく」という名前でして、新しいことに取り組むDNAを
     大事にしています。
     今後も大学との新たな連携活動とその成果に期待しています。


     
     ≫≫株式会社三井住友銀行 法人戦略部 産学連携担当 部長代理 栗山 茂之 氏


  研究・産学連携本部の発足、10周年おめでとうざいます。
  私ども三井住友銀行は東工大と2004年10月に産学連携の協定を締結し、東工大の
  ご支援を頂きながら産学連携を弊行お取引先企業へのソリューションとして提供
  しています。   弊行が産学連携を推進する理由は下記3点です。   ①弊行は顧客ネットワークやリレーションシップバンキングの機能を活用し、    東工大の知財と企業の研究課題を結びつけることができる立場にあること。   ②弊行がコーディネーター役を担うことで、東工大および企業が安心して商談する    ことができること。   ③東工大の研究または企業の事業拡大に貢献できること。   産学連携推進のポイントは「目利き力」です。目利き力の醸成には、本メールマガ   ジンなど、大学関係者からの分り易い知財の情報収集や、大学コーディネータとの   密な連携などが必要と考えています。   東工大との産学連携が、お取引先企業のイノベーションによる新事業創出や新技術・   新商品開発等、「経済再生に向けた成長戦略」の一助になると考えています。   これからも東工大と協働し、産学連携を推進します。 このページのトップへ
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
            7件のお知らせ
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   ≫≫●一般社団法人蔵前工業会(東工大同窓会)主催(10/5)
   第29回蔵前科学技術セミナー
    材料科学で世界をリード~今こそ材料開発立国日本~
      日時: 2013年10月5日(土)
      13:30~17:05 講演会
      ○基調講演「材料開発が産業を支え、環境を守る~東工大からの発信~」
       学長 三島良直
      ○特別講演「世界における日本の材料産業の現状と将来」
       経済産業省 大臣官房技術総括審議官 渡邉宏氏
      ○講演「強くて優しい社会基盤材料をつくる
       ~資源を活かし環境を守るプロセス技術と材料の開発~」
       理工学研究科材料工学専攻教授 熊井真次
      ○講演「世界初の素材をありふれた元素から創る
       ~鉄系高温超伝導体の開発を中心に~」
       フロンティア研究機構及び元素戦略研究センター教授 細野秀雄
      17:15~19:00 交流会
        場所: 東工大蔵前会館 1階 くらまえホール(講演会)
    ロイアルブルーホール(交流会)
        会費: 講演会は無料。交流会参加費は一般3000円(当日支払)
        申込: 参加希望の方は蔵前ベンチャー相談室
     kvs@kuramae-kvs.ne.jp まで、10月3日までにお申し込みください。
       詳細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp



   ≫≫●BioJapan2013 -World Business Forum-(10/9~11)
      場 所: パシフィコ横浜
      日 時: 2013年10月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
      ポスター展示とシーズ発表会に本学教員が参加いたします。 
      東工大出展者:http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2013/news_0801_4.pdf
      公式HP:http://www.ics-expo.jp/biojapan/main/index.html
 
 
   ≫≫●東京工業大学オープンキャンパス&工大祭2013(10/12,13)
   日 時:2013年10月12日(土)~10月13日(日)
   場 所:大岡山キャンパス
   主 催:東京工業大学    詳 細:<オープンキャンパス>http://www.titech.ac.jp/event/2013/022000.html     <工大際>http://koudaisai.jp    今年度もオープンキャンパスと工大祭(学園祭)を、本学大岡山キャンパスにて
   同時開催いたします。
   最先端の技術をご覧になれる「研究室公開」も、理系ならでは・東工大ならではの
   企画。理系のお祭りを、是非ともご覧ください。    ≫≫●CSJ化学フェスタ 産官学R&D紹介企画 ―ブース展示―(10/21)
   日 時:2013年10月21日(月) 13:00-18:00
   場 所:タワーホール船堀 1階 展示ホール
   主 催:公益社団法人日本化学会    詳 細:http://www.csj.jp/festa/2013/    日本化学会主催の化学フェスタで、「新しい燃料電池用電極材料」    「安価なフレキシブル透明電極」についてブース展示を行います。    是非、ご来場のうえ、本学研究・産学連携本部のブースにお立ち寄りください。    なお、化学フェスタは10/21-23の3日間ですが、本展示は初日のみとなります。    ≫≫●東工大「精研公開・講演会・研究室ツアー」(10/25) 本学精密工学研究所では、毎年、電気・情報・機械・材料の幅広い分野の 最新成果を紹介する研究所公開を開催しております。研究室の公開だけでなく、 技術講演会や研究室ツアーを企画し、研究内容をより皆様にご理解いただき、 連携につなげていただくことを期待しております。  技術講演会および部門別研究室ツアーへのご参加は事前登録が必要です。 是非ご参加ください。 日 時:2013年10月25日(金)         10:00~11:20 技術講演会Ⅰ,Ⅱ         11:30~12:30 部門別研究室ツアーⅠ         13:30~14:30 基調講演会「ヒューマン嗅覚インタフェース」         14:45~16:00 部門別研究室ツアーⅡ 場 所:東京工業大学 精密工学研究所(すずかけ台キャンパス) 申 込:下記登録フォームよりお申込ください http://www.sangaku.titech.ac.jp/application/index3.html 締 切:10月18日(金)    セミナー詳細:http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2013/news_seiken.html    ≫≫●キャンパス・イノベーションセンター東京 新技術説明会(11/7)
   日 時:2013年11月7日(木) 9:50~15:40
   会 場:キャンパス・イノベーションセンター東京 (港区・田町)    公式HP:http://jstshingi.jp/cic-tokyo/2013/index.html        ライセンス可能な特許等の新技術を発明者自ら発表する技術説明会です。本学からは
   B会場(エネルギー/計測/情報/製造技術)にて、以下の教員が発表予定です。    1)精密工学研究所 先端材料部門  曽根 正人 准教授
  「超平滑なNi-P無電解めっき皮膜を実現する前処理手法」      http://jstshingi.jp/abst/2013/cic-tokyo/program.html#B2    2)大学院理工学研究科 応用化学専攻 米谷 真人 助教
 「マイクロ波加熱による迅速ナノ構造薄膜形成と機能材料への展開」      http://jstshingi.jp/abst/2013/cic-tokyo/program.html#B5     説明会案内:http://jstshingi.jp/cic-tokyo/2013/program.html    なお、東京工業大学 新技術説明会は2013年12月10日(火)の開催を予定しています。
   別途、ご案内いたします。
   ≫≫●海外展示会 MEDICA 2013 に出展します(11/20~23)    会 期:2013年11月20日(水)~23日(土)    場 所:デュッセルドルフ見本市会場    MEDICAは毎年11月に開催される世界最大の医療機器・医療製品に関する専門    見本市です。本学からは、精密工学研究所只野研究室から、手術の際に    執刀医が自分の身体の動きで、内視鏡を自由に操作できる、内視鏡把持ロボット    "エアロビジョン1.5"を展示します。    ・MEDICAビジター向けパンフレット(日本語)    http://www.messe-dus.co.jp/fileadmin/files/MEDICA2013_Pamphlet.pdf    ・MEDICA国内問合せ先(メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンHP)    http://www.messe-dus.co.jp/
※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
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      【2】産学連携活動のご紹介
      
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      ★:画像付きの記事を掲載しております。

      ≫≫●『東工大発技術の活用事例』(6) 株式会社iMott

   本学 大学院理工学研究科機械物理工学専攻の大竹尚登 教授が開発した
   セグメント構造ダイヤモンド状炭素膜(S-DLC)の技術に惚れ込んだ、大田区の
   地場企業の株式会社松尾工業所の社長である松尾誠氏を中心として立ち上げた
   ベンチャー企業です。
    従来のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)のコーティング膜は広く薄く膜を貼って
   いますが、割れやすい、亀裂が入るなどの問題がありました。S-DLCはDLCを分離した
   タイル状にすることで、摩耗や収縮が生じてもタイル内に衝撃が収まり、膜全体が
   破壊されないという優れた特長があります。
    S-DLCのコーティングにより、ベアリングやオイルがなくとも滑らかな動きが実現
   できる、材料表面の摩擦力を下げる、傷を付けにくくする、素材の強度を上げる
   などの効果が確認されています。
    同社は、2012年秋、理容師、美容師が使うハサミにS-DLCをコーティングし、
   "geek"というブランド名で販売会社を通じて、売り出しを開始しました。
   従来のハサミは3,4ヶ月毎に研ぐ必要があり、2~3年が寿命と言われます。
   一方、"geek"は通常4年から5年もの永い間保守が不要で、コーティングを
   再度施すことでハサミ本体はいつまでも利用できる優れものです。

   株式会社iMottのURL: http://www.imott.co.jp/  
   販売会社のURL: http://www.iqubiq.com/index.html?top  
     
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      【3】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は
    未公開特許2件です。
詳しくはHPをご覧ください。  http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
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      【4】最新の研究成果
1件の東工大研究関連情報のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ ≫≫●Activation and splitting of carbon dioxide on the surface of     an inorganic electride material     Nature Communications 29 August 2013: DOI: 10.1038/ ncomms3378 フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授、戸田 喜丈 特任助教 総合理工学研究科 材料物理科学専攻 平山 博之 教授 アルミナセメントであるC12A7 エレクトライドが、地球温暖化の原因の一つ とされるCO2を室温で選択的に吸着し、COとO2に分解することを見出しました。 これまでCO2の分解には熱や光、反応性が高く扱いが難しい物質などが必要 でした。C12A7エレクトライドは電子を外部に与えやすいが化学的に安定 という、相容れない性質を併せ持つことで室温での分解が実現しました。  ・内容詳細:http://www.titech.ac.jp/file/pr20130902_hosono.pdf ・細野・神谷研究室の紹介:http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
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      【5】新聞掲載記事
             14件の東工大研究関連記事のご紹介
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      ≫≫●産学官連携の功労者表彰受賞
     (薬事日報8/21、日刊工業新聞8/22、化学工業日報8/30、科学新聞9/6)
    情報理工学研究科 計算工学専攻 秋山 泰 教授

    内閣府の第11回産学官連携功労者の厚生労働大臣賞に、本学の秋山泰教授らの
    開発した「顧みられない熱帯病感染症」の創薬研究データベースの開発が選ばれ
    ました。開発されたデータベースは世界中の研究者に使われ、顧みられない
    熱帯病感染症の創薬研究活動を加速させ、緊密な連携で地球規模の課題解決に
    貢献した功績が高く評価されました。東京大学、アステラス製薬との連携による
    ものです。
      ・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/news/file/pr20130819_Akiyama_asteras.pdf
   ・秋山研究室の紹介 http://www.bi.cs.titech.ac.jp/web/


       ≫≫●病気関与のたんぱく質結合と強く発光し、数秒で検出 (日経産業新聞8/23)
     資源化学研究所 上田 宏 教授

    ホタル発光酵素の2段階「半反応」を利用し、迅速で高感度にたんぱく質
    同士の相互作用を検出する技術を開発しました。半反応のみを行う2つの
    変異体酵素を作成し、互いが近づくと第1の半反応で生まれた反応中間体が
    もう片方に移り、第2の半反応が起き発光します。発光に関与する酵素の
    再構築が必要ないため、迅速、高感度で安定した測定が可能です。
    この研究成果は東京理科大学との連携によるものです。
       ・内容詳細:http://www.titech.ac.jp/news/file/pr20130801_ueda.pdf
       ・上田研究室の紹介:http://www.ueda.res.titech.ac.jp/


      ≫≫●カラーシミュレーションにiPad版アプリを搭載 (塗料報知8/27)

    東工大発ベンチャーのインターローカスと連携企業が共同開発したカラー
    シミュレーションシステムの「カラーエクスプレス」ver.6は、iPad版無料アプリ
    「i‐カラーエクスプレス(CORLORexpress)」を搭載しており、コンピュータでの
    シミュレーション結果を、iPadの画面上に呼び出し、自由に色替えなどをしながら、
    プレゼンができ、好評です。 
    ・インターローカス:http://www.i-locus.com/


       ≫≫●セメント材料置くだけでCO2を吸着・分解 
    (毎日新聞8/30朝刊、東京読売新聞8/30夕刊、日経産業新聞8/30、
    日刊工業新聞8/30、建設工業新聞9/3、科学新聞9/13)
    フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授、戸田 喜丈 特任助教
    総合理工学研究科 材料物理科学専攻 平山 博之 教授

    →【4】最新の研究成果をご覧ください。


   ≫≫●イオン結晶材「C12A7」の事業化 (化学工業日報8/30)
    フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授

    電子が陰イオンとなって形成される特殊なイオン結晶「C12A7エレクトライド」
    について、本学と連携して研究開発を推進してきた旭硝子が事業化の方向性を
    来度内にも固めます。既に直径10cmのターゲット材製造技術やスパッタリング法に
    よる薄膜形成技術を確立し、デバイスメーカーなどにサンプル出荷を始めており、
    性能評価や用途開拓に取り組んでいます。
   ・細野・神谷研究室の紹介 http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/  ≫≫●植物のストレス応答調節する新たに3因子を発見     (化学工業日報9/2、科学新聞9/13)     地球生命研究所 関本 結子 研究員     バイオ研究基盤支援総合センター 太田 啓之 教授、増田 真二 准教授     高等植物のストレスに対する応答を調節する3つの新しい転写因子を発見しました。     これらの遺伝子は、ストレスにより活性化したストレス応答性遺伝子の発現を、     適切なタイミングでOFFにする働きを担っていました。これにより人為的に植物の     健全な生長とストレス応答機構を両立させる調節技術の開発が期待されます。     この研究成果は、理化学研究所と東北大学との連携によるものです。 ・内容詳細 :http://www.titech.ac.jp/news/file/pr20130826_sasaki.pdf
   ・地球生命研究所 http://www.elsi.jp/ja    ・大田・増田研究室の紹介 http://www.plantmorphogenesis.bio.titech.ac.jp/~official/  ≫≫●ITO並みのシート抵抗を持つアルミ透明導電フィルムを開発     (化学工業日報9/2、日刊工業新聞9/17)     理学研究科 有機・高分子物質専攻 渡辺 順次 教授、戸木田 雅利 准教授、     松本 英俊 准教授、坂尻 浩一 特任准教授     酸化インジウムスズ(IT0)と比べて安価なAlを用いた透明導電フィルムを開発     しました。Alを蒸着したPETフィルムにPSのナノファイバーを紡糸し、それを     マスクにAl蒸着フィルムをエッチングするだけで超薄型、軽量、フレキシブルな     Alナノワイヤーを作製できます。シート抵抗は45Ω/sqとITOと同等の値を実現し、     透過率も80%を達成しています。フレキシブルデバイスへの利用も可能です。 ・渡辺・戸木田研究室の紹介 http://www.op.titech.ac.jp/polymer/lab/watanabe/external/index.html  ≫≫●光化学研究を大幅効率化する測定システムを開発 (日刊工業新聞9/3)     理工学研究科化学専攻 石谷 治 教授     光化学反応による量子収率の測定を短時間で行える技術を開発しました。     量子収率を割り出すために必要な、試料へのフォトン吸収数をリアルタイムに     計測できるのが特徴で、数時間かかる校正作業などが不要で、人工光合成など     光化学の研究を大幅に効率化できます。本学と共同開発した島津製作所が     製品化し、大学や企業の研究機関向けに特注での販売を始めました。 ・参考:http://www.an.shimadzu.co.jp/apl/energy/20130802.htm
   ・石谷研究室の紹介:http://www.chemistry.titech.ac.jp/~ishitani/index.html
    ≫≫●3次元光多層配線で毎秒50ギガビット信号伝送に成功     (日刊工業新聞9/3、科学新聞9/20)     量子ナノエレクトロニクス研究センター 荒井 滋久 教授     理工学研究科 電気電子工学専攻 西山 伸彦 准教授、姜 晙炫 博士課程学生     高密度集積回路(LSI)で使うシリコン材料と同じ半導体プロセスを利用して3D光多層配線を     作成し、複数の配線層間で50Gbit/sという高効率の信号伝送に成功しました。配線内に     回折格子と高反射鏡を使うことで、従来比3倍以上となる多層間伝送での80%以上の     信号強度を維持しました。これにより、従来のLSIの加工工程で互換性を維持しながら     容易に作ることができます。。 ・内容詳細:http://www.titech.ac.jp/file/pr20130905_nishiyama.pdf
   ・荒井・西山研究室の紹介:http://www.pe.titech.ac.jp/AraiLab/
      ≫≫●ウイルス捕捉装置を開発、ナノ流路を検出に応用 (化学工業日報9/4)
    理工学研究科 機械制御システム専攻 山本 貴富喜 准教授     ウイルスの検出と捕捉を同時に行えるチップ型装置を開発します。ウイルス
    ひとつ分のサイズに合わせた微細な流路を設け、通過する際の電気信号をもとに
    識別する仕組みで、誘電泳動などを利用して出口で回収し、感染症の創薬研究にも
    利用します。将来は携帯電話に接続してウイルス分布図の自動作成などの展開が
    期待されます。
   ・吉野・山本研究室の紹介:http://www.yocky.mes.titech.ac.jp/
      ≫≫●断熱材の経時劣化測定する小型装置を開発 (日刊工業新聞9/4)     理工学研究科 有機・高分子物質専攻 森川 淳子 教授     東工大発ベンチャーのアイフェイズは、施工済み建物の断熱材の熱伝導率を     測れる小型装置を開発しました。従来は机程度の大きさの試料に時間をかけて     熱をかける必要があったのに対し、本技術は角砂糖サイズの試料を使い数分で     結果を得られるようになりました。断熱材の劣化を経時的に現場でチェックする     ニーズに対応できます。ネッチジャパンと販売提携し、国内外で納入先を拡充します。 ・アイフェイズ:http://www.ai-phase.co.jp/
    ≫≫●自力で泳ぐ人型ロボを2年以内に実用化 (日本経済新聞9/12夕刊)     理工学研究科 機械制御システム専攻 中島 求 准教授     外部から操作することなく自力で泳ぐ人型ロボット「スワマノイド(SWUMANOID)」を     開発しました。開発したロボットは人の約半分の大きさで、防水加工を施したモーターを     計20個内蔵し、体のおもりの量や位置を調整し、バランスよく浮くようにしました。     クロールのほかバタフライや背泳ぎもできます。より速く進む泳ぎ方の解明や五輪選手が     使う競泳用水着の開発に役立つことが期待されます。
   ・中島研究室の紹介:http://www.mech.titech.ac.jp/~dycon2/
    ≫≫●50本の蛍光灯を制御する調光装置を開発 (FujiSankei Business i. 9/13)     嶋田 隆一 名誉教授     藤井電機工業は、簡単な工事で電源側に調光装置を設け、蛍光灯への入力電力を     制御することで、最大で50本の蛍光灯を一括調光できる「MERS蛍光灯調光装置」を     開発し、子会社のF-techから販売を始めました。同装置は本学の嶋田名誉教授が     発明した電力変換の特許技術「MERS」を利用しています。蛍光灯の明るさも30%以上     低減し、消費電力も比例して削減でき大きな節電効果が得られます。
   ・藤井電機工業:http://www.fujiidenki.info/
      ≫≫●独自の分子構造を持つ熱伝導性樹脂 (日経産業新聞9/18)     理工学研究科 有機・高分子物質専攻 渡辺 順次 教授     本学渡辺教授とカネカが分子構造から設計し、開発した熱伝導性樹脂は     無機物を加えることで、放熱性は従来の樹脂に比べて2倍以上に高まります。     金属に比べ電気を通しにくく、加工しやすい材料です。カネカは12年3月から     先端材料開発研究所でこの熱伝導性樹脂の試験生産を開始し、性能評価のため、     電子部品や自動車部品メーカー各社に出荷しています。
   ・渡辺研究室の紹介:http://www.op.titech.ac.jp/polymer/lab/watanabe/external/index.html
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      **編集後記**
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     研究・産学連携本部も今年で10周年を迎えました。
   国立大学法人化(2004年)後、大学のミッションのうち社会連携がクローズアップ
     されてきましたが、本学ではそれを研究面で推進する組織として、法人化に先立ち
     2003年9月5日に研究・産学連携本部を設置いたしました。
     皆様に育てていただいたおかげで、本学の産学連携活動が活発に行われるように
     なりました。例えば、共同研究は件数、金額とも倍増いたしました。ありがとうございます。
     今後ともご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。(編集委員ひぐ)
このページのトップへ    ※本学教員の所属・肩書きは、2013年9月1日現在のものです。 ※新聞記事・最新研究情報は2013年8月21日~2013年9月23日までの東工 大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。    ※人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
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