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第120号(2014年8月)

     厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  2004年8月に第1号が発行された本メールマガジンは、
  おかげさまで今月号で10周年を迎えることができました。
  これからも皆さまのお役に立てる情報を発信できるよう
  努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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  ★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ 5件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介
≫ 「東京工業大学産学連携会員制度年次総会」の開催報告 
≫ ★『東工大発技術の活用事例』(10)多摩川精機株式会社
【3】若手研究者紹介    「東工大の星」支援【STAR】採択者紹介
≫ ★大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 道信 剛志 准教授 【4】最新発明情報 ≫ 今月は未公開特許1件です 【5】最新の研究成果 ≫ 2件の研究成果のご紹介 【6】新聞掲載記事 ≫ 14件の東工大研究関連情報のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
      
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
5件のお知らせ    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+    ≫≫●東京工業大学 夏季一斉休業実施のお知らせ(8/11,12)
   本学では、省エネルギー推進のための夏季一斉休業を下記の日程で実施致します。
   一斉休業期間中は業務を休止いたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
   *実施期間 2014年8月11日(月)、12日(火)    ≫≫●東工大社会人教育院主催/蔵前工業会共催講演会(8/25~)
   「未来(あした)をつかもう ~健康長寿への自助努力と環境整備~」
   日 時:2014年8月25日、9月1、8、29日、10月6日の18:30~20:30
   場 所:東工大田町CIC一階・国際会議室
   対 象:一般社会人、蔵前工業会会員、東工大学部学生・院生、東工大教職員、
   東工大社会人教育院講座受講生・修了生
   詳細お申込:http://www.titech.ac.jp/event/2014/028114.html
   ≫≫●蔵前工業会 2014年度(第8回)
   蔵前ベンチャー賞・蔵前特別賞募集のお知らせ(~8/31)
   蔵前工業会は、ベンチャーの支援・育成活動を一層強化する目的で
   2007年度から蔵前ベンチャー賞の授与と表彰を行っています。
   また、2009年度からは、蔵前特別賞を設置し、産業界または社会に顕著に
   貢献した個人および企業を表彰しています。
   第8回の募集を行っておりますので、皆様からの多数のご応募とご推薦を
   お待ちしております。    募集期間:2014年6月1日~8月31日
   選 考:2014年9月
   表彰式:2014年11月
   詳 細: http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/
   問合せ:KVA事務局(TEL:03-3454-8837/E-mail: kvs@kuramae-kvs.ne.jp )

   ≫≫●イノベーション・ジャパン2014(9/11,12)
   日 時:2014年9月11日(木) 9:30~17:30、9月12日(金)10:00~17:00
   場 所:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東展示棟 ・EEE撃Pホール
   詳 細: http://www.ij2014.com/
   大学の技術シーズと産業界の技術ニーズを結びつける国内最大のマッチング
   イベントです。本学からは以下の9件を出展予定です。
   ・情報通信/水本 哲弥 教授
    「シリコン導波路光デバイス-非相反デバイス・波長選択スイッチ」
   ・情報通信/一色 剛 准教授
    「ソフトウエア言語による論理回路記述方式及び論理回路合成手法」
   ・ライフサイエンス/蒲池 利章 准教授
    「酸素濃度センサービーズ」
   ・医療/田川 陽一 准教授
    「B型肝炎感染・増殖in vitroシステム」
   ・装置・デバイス/千葉 明 教授 
    「低背型ベアリングレスモータ」
   ・装置・デバイス/中村 健太郎 教授
    「空中超音波による液滴の非接触搬送・混合」
   ・環境保全・浄化/安岡 康一 教授
    「水中プラズマを使った難分解有機物の高速促進酸化装置」
   ・低炭素・エネルギー/岩井 雅子 産学官連携研究員
    「油脂生産性藻類における油脂生産強化法」
   ・マテリアル・リサイクル/東 正樹 教授
    「負熱膨張性材料」
   ≫≫●BioJapan2014 -World Business Forum-(10/15~17)
   日 時:2014年10月15日(水)~17日(金) 10:00~17:00
   場 所:パシフィコ横浜    東工大出展者: http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2014/biojapan.pdf
   公式HP: http://www.ics-expo.jp/biojapan/main/index.html
   本学からはポスター展示と共に、会期中にアカデミック・シーズ発表会で
   6名の教員からのプレゼンテーションを行う予定です。
   プレゼンテーション予定教員:
   ・秦 猛志 准教授(大学院生命理工学研究科 生体分子機能工学専攻)
   ・大窪 章寛 准教授(大学院生命理工学研究科 分子生命科学専攻)
   ・平沢 敬 准教授(大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻)
   ・小寺 正明 講師(大学院生命理工学研究科 生命情報専攻)
   ・沖野 晃俊 准教授(大学院総合理工学研究科 創造エネルギー専攻)
   ・柘植 丈治 准教授(大学院総合理工学研究科 物質科学創造専攻)

   
※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ
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      【2】産学連携活動のご紹介
2件のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+    ≫≫●産学連携活動のご紹介
   「東京工業大学産学連携会員制度年次総会の開催について」    7月2日(水)、今年度の産学連携会員制度の年次総会を「東工大蔵前会館(TTF)
   ロイアルブルーホール」にて、会員及び学内関係者約70名の参加を得て開催
   いたしました。
   総会は、まず三島良直学長より開会のあいさつとして、「社会に飛躍する博士人材の
   養成」と題して本学のグローバルリーダー教育院の取り組みを紹介いたしました。
   研究・産学連携本部からは、本学の昨年度の産学連携の取り組み概要と会員制度に
   関しての具体的な活動状況や今年度の活動方針について報告いたしました。
   特別講演では、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 久間和生議員から
   「最近の科学技術イノベーション動向」というテーマにて講演いただき、企業に
   おけるオープンイノベーションの取り組み事例の紹介ならびに安倍内閣のもとにて
   現在、推進している科学技術イノベーション政策(SIP、ImPACT等)について興味
   深い話題が提供されました。
   総会終了後は、大学敷地内の「季の味ガーデン」で交流会を開催し、会員参加者と
   三島学長、辰巳理事・副学長(研究・産学連携本部長)をはじめとする大学幹部、
   教員、本部員、産学連携コーディネーター等との間で産学連携推進の話題を
   中心として交流を深めました。
   本学の産学連携会員制度では、会員企業毎に担当の産学連携コーディネーターを
   置いて緊密にコミュニケーションを行い、産学連携についてその推進方策も含めて
   会員と本学が協議して最適な形態で産学連携を行う「テーラーメード産学連携」を
   柱として、多様な事業メニューにより会員企業の要望に応えています。
   産学連携会員制度にご関心のある方は、研究・産学連携本部のHPをご覧ください。
   http://www.sangaku.titech.ac.jp/system/member.html        なお、ご質問等がございましたら、会員制度担当
   (電話:03-5734-2445、E-mail: member@sangaku.titech.ac.jp)まで
   お気軽にお問い合わせください。
   ≫≫●『東工大発技術の活用事例』(10)多摩川精機株式会社    本学大学院生命理工学研究科の半田宏教授(本学名誉教授 現東京医科大学特任教授)と
   多摩川精機株式会社とは画期的な創薬研究用スクリーニングシステムであるナノ磁性
   微粒子「FG beads」並びにスクリーニング自動化装置「Target Angler」を開発いたしました。
   続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2014/news_0801.html
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      【3】若手研究者のご紹介
1名のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+    平成25年度「東工大の星」支援
   (英語名称:Support for Tokyotech Advanced Researchers 【STAR】)の
   採択者をご紹介いたします。     詳細はこちら→http://www.titech.ac.jp/news/2014/025285.html     ≫≫●『有機色素の効率的な合成法とそれらを用いた色素増感型太陽電池の開発』
    大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 道信 剛志 准教授     安価で環境負荷が低い有機物を使用して機能性材料を創出する研究は、我が国の
    化学産業において重要な課題の一つである。化学構造を精密に制御することで
    材料物性を最適化できることが最大の利点である。有機系太陽電池の材料設計に
    おいてもこの方法論が有効であることが示されており・・・・
    続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/star/201408.html

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      【4】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+     研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。
今月は1件です。詳しくはHPをご覧ください。
http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
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      【5】最新の研究成果
2件の東工大研究関連情報のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ ≫≫●DSIF and NELF interact with Integrator to specify the correct post-
transcriptional fate of snRNA genes ,
Nature Communications 5, Article number: 4263, 01 June 2014, doi:10.1038/ncomms5263
大学院生命理工学研究科 生命情報専攻 山口 雄輝 教授
大学院生命理工学研究科 生命情報専攻 山本 淳一 研究員 遺伝子(DNA)から作られるRNAの長さを、RNAポリメラーゼIIに結合する「NELF」
というタンパク質が制御していることが解明されました。RNAポリメラーゼIIは、
遺伝子の発現をうながす「エンジン」に例えられますが、これにNELFが直接作用する
ことにより、RNAの長さが適切にコントロールされるメカニズムが発見されました。
本成果の学術的な意義は言うまでもありませんが、医学的な観点からは、がん化の
仕組みの解明につながる重要なキーのひとつになることが期待されます。
・論文サイト: http://www.nature.com/ncomms/2014/140627/ncomms5263/full/ncomms5263.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotech_140626_yamaguchi.pdf
・東工大ニュースリリース: http://www.titech.ac.jp/news/2014/028096.html
・研究室の紹介: http://yamaguchi.bio.titech.ac.jp/
≫≫●Identification and assembly of genomes and genetic elements in
complex metagenomic samples without using reference genomes ,
Nature Biotechnology (2014), 06 June 2014, doi: 10.1038/nbt.2939
大学院生命理工学研究科 生命情報専攻 山田 拓司 講師 メタゲノミクス・データ解析の新たな手法が開発されました。これまでのメタゲノ
ミクス・データ解析はレファレンス・ゲノムの比較に大きく依存しておりましたが、
このような比較対象を用いず、バイ=アバンダントな遺伝子のバイニングにもとづき、
新たな細菌やウィルス等の網羅的な発見を可能とする方法です。本論文では、人間の
腸内の細菌に対する解析結果を通じて、本手法の有用性を実証しています。
・論文サイト: http://www.nature.com/nbt/journal/vaop/ncurrent/full/nbt.2939.html
・研究室の紹介: http://bioinfo.bio.titech.ac.jp/ja/
     
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      【6】新聞掲載記事
             14件の東工大研究関連記事のご紹介
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       ≫≫●東工大が解明、耐性菌、細胞外へ薬を排出、たんぱく質変形、緑膿菌治療に応用へ
(日経産業新聞 6/27)
大学院生命理工学研究科 分子生命工学専攻 村上 聡 教授 抗生物質が効かない薬剤耐性菌が生き残る仕組みが解明されました。耐性菌に備わる
たんぱく質がポンプのように働き、薬剤を細胞の外に追い出すことを、構造解析と
コンピュータ・シミュレーションによって突き止めました。村上教授はエックス線で
たんぱく質の構造を観察し、3つのたんぱく質が順番に形を変えて薬剤を外に出すことを
解明しました。また、 横浜市立大学の池口満徳准教授らは村上教授のデータを使い、
コンピュータ・シミュレーションによって、たんぱく質に結合する水素イオンの役割を
明らかにしました。院内感染の原因となる緑膿菌などの治療薬開発に役立つ成果で
あり、将来は製薬企業と協力して、創薬開発を目指す方針です。
・研究室の紹介:http://www.xtal.bio.titech.ac.jp/top-j.html
≫≫●東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄附講座
「食のハラール性」テーマに国際シンポ
(日本食糧新聞, 6/27 )
「ぐるなび」食の未来創成寄付講座 高井 陸雄 特任教授 本学が運営する「ぐるなび」食の未来創成寄附講座は17日、本学の蔵前会館で
第2回食のハラール性に関する国際シンポジウムを開催しました。ブラジルの
ハラールチキンやオセアニアのハラール肉、米国やヨーロッパのハラール食品や
コーシャー食品など、先行する非イスラム地域の事例を説明するとともに、
その他のグローバルなフードビジネスやハラール認証基準統一化の問題などを
紹介しました。
・「ぐるなび」食の未来創成寄附講座HP: http://www.mot.titech.ac.jp/food/faculty.html
≫≫●東工大、RNA配列転写を制御する蛋白質発見、癌化解明の糸口に
(化学工業日報, 6/30)
大学院生命理工学研究科  生命情報専攻 山口 雄輝 教授  →【5】をご参照ください。
≫≫●東京化成、探索研究向け化合物合成に本格参入、専門組織を新設
(化学工業日報, 7/3)
株式会社ケムジェネシス (東工大発ベンチャー; 2014/6/30解散) 東京化成工業株式会社(東京都中央区)は、探索研究用の化合物合成事業に本格
参入します。同社は、7月1日付でライブラリー事業部を新設しました。
医薬・農薬・機能性材料などの探索研究者向けに化合物ライブラリー(受託合成)を
提供し、5年後に5億円の売り上げを目指します。
東京化成工業は試薬の国内大手メーカーですが、東工大発ベンチャーのケムジェネシス社
(東京都北区)に資本参加し、2001年以来、筆頭株主として同社をサポートしてきました。
ケムジェネシス社は、ライブラリー事業と研究開発事業の2本柱を展開し、堅調に
推移してきましたが、2つの事業の棲み分けとさらなる発展のため、6月30日付で
解散を決議しました。これにともない、東京化成工業は、ケムジェネシス社のライブラリー
事業について、人員・取引先等を含めた包括的な譲渡を受け、新事業部を立ち上げました。
・ケムジェネシス社HP: http://www.chemgenesis.com/
・東京化成工業HP: http://www.tcichemicals.com/ja/jp/
≫≫●軟らかい素材の変形検出、東工大など、0.1%のひずみ測定
(日経産業新聞, 7/4)
資源化学研究所 高分子材料部門 宍戸 厚 准教授 プラスチックなど、軟らかい素材の表面で起こる変形によるひずみを精度
よく測る技術が開発されました。数百ナノメートルの微細な凹凸のあるゴム製
フィルムを貼り、レーザー光を利用することによって、ひずみを0・1%の
精度で検出できます。今後、ウエアラブル情報端末や、柔軟で屈曲可能な
ディスプレイなどの素材選びに役立つことが期待されます。本成果は、東京
大学の竹谷純一教授、九州大学の藤川茂紀准教授らとの共同成果です。
・研究室の紹介: http://www.polymer.res.titech.ac.jp/members/atsushi-shishido.html
≫≫●放射性物質吸着剤開発 性能従来の100倍余 日東電工(大阪市)が発表
(福島民報, 7/5)
原子炉工学研究所 竹下健二 教授 日東電工株式会社(大阪府大阪市)との共同研究で、放射性セシウムを吸収する
ゼオライトなどの100倍余りの吸着性能がある「新規フェリシアン化系吸着剤」が
開発されました。除染廃棄物の処理に同吸着剤を使用することにより、効果的な
減量化が期待できます。同社は、今後、製品化に向けた検証を進める予定です。
・研究室の紹介: http://www.nr.titech.ac.jp/~takeshita/index.html
≫≫●東工大、立体高分子を簡単に合成、生理活性物質向け
(化学工業日報, 7/8)
大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 手塚育志 教授 複雑な立体構造の高分子を作製できる新しい合成法が開発されました。原料分子の
形状を工夫し、必要な部分のみを接合することによって、簡易な構造の原料分子から
複雑な立体高分子を合成できるのが特徴です。生理活性物質など、合成が難しい
有用分子の作製法として、今後、応用展開を進める予定です。
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2014/028126.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/n000366_tezuka.pdf
・研究室の紹介: http://www.op.titech.ac.jp/lab/tezuka/ytsite/
≫≫●光で溶ける原因解明、東工大など、有機結晶で
(日経産業新聞, 7/9)
理工学研究科 物質科学専攻  腰原 伸也 教授 有機物でできた結晶に対し、光を当てるとこれが溶ける仕組みが解明されました。
非常に強いエックス線で調べることにより、整列した分子が崩れる部分などが
見つかりました。本成果は、有機材料の製造や加工コストの低減につながることが
期待されます。東京大学の星野学特任研究員らとの共同成果です。
・研究室の紹介: http://www.cms.titech.ac.jp/~koshihara/index.html
≫≫●東京工業大学、導電性高分子、安価な触媒で  
(日本経済新聞, 7/15)
フロンティア研究機構 三治 敬信 特任教授
資源化学研究所 集積分子工学部門 彌田 智一 教授 有機ELや有機太陽電池の材料となる「導電性高分子」を、これまでと比べて
数十分の1程度のきわめて安価な触媒で合成する技術が開発されました。本成果は、
有機ELを用いた照明やテレビ、有機太陽電池などの普及に大きく貢献することが
期待されます。米化学会誌(電子版)にて発表されました。
・フロンティア機構HP: http://www.fcrc.titech.ac.jp/cat8/detail_23.html
・ERATO彌田超集積材料プロジェクト: http://www.jst.go.jp/erato/iyoda/
・研究室の紹介: http://ime.res.titech.ac.jp/
≫≫●ホギメディカル、内視鏡、ロボが手助け、助手なしで手術可
(日経産業新聞, 7/16)
リバーフィールド株式会社  (東工大発ベンチャー称号申請中) 医療器具製造の株式会社ホギメディカル(東京都港区)は、助手がいなくても
医師が単独で操作できる「内視鏡操作システム」を12月に発売します。
両手がふさがった医師の頭部の動きをセンサーが感知し、ロボットアームが
内視鏡を動かす仕組みです。本システムを開発したのは、5月に設立された
ベンチャー企業、リバーフィールド株式会社(東京都新宿区)です。どの
メーカーの内視鏡にも対応ができ、年間14万件を超える内視鏡手術への適用が
期待されます。
・リバーフィールド社HP: http://www.riverfieldinc.com/index.html
≫≫●東工大、超電導材料開発での失敗データ公開
(日刊工業新聞, 7/21)
応用セラミックス研究所 細野 秀雄 教授 超電導の材料を開発する際、失敗した材料のデータベースが公開されます。
実験で仮説が否定されたいわゆる「ネガティブデータ」は、研究開発競争を
リードする上で大変重要です。本データベースでは約1,000種類の材料
データが公開されるため、超電導研究者への貴重な「先人の轍」となり、
研究効率の向上への多大な寄与が期待されます。
・研究室の紹介: http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
≫≫●人の指の水かき、残らないワケ、手足をつくる細胞死を解明、
東工大、ニワトリで、たんぱく質3種働く。 (日経産業新聞, 7/22)
生命理工学研究科 生体システム専攻 田中 幹子准教授 動物の手や足の発生過程で起こる「細胞死」の制御の仕組みが突き止められました。
ニワトリを用いた実験の結果、特定のたんぱく質がペアとなって働き、細胞死を
引き起こしていました。本研究の成果は、様々な器官や組織が生成される際の、
根本的なメカニズムの解明につながることが期待されます。
動物の体ができあがるプロセスにおいては、一部の細胞が自ら死滅し、器官や
組織が最適な形になっていきます。人間においても、その発生の初期段階では
指の間に水かきがありますが、やがてその部分の細胞が死に、水かきが消える
ことが知られています。
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2014/028193.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/n000373_tanaka.pdf
・研究室の紹介: http://www.evodevo.bio.titech.ac.jp/
≫≫●東工大、トリフルオロメチルケトン類の1段階合成に成功
(化学工業日報, 7/22)
大学院総合理工学研究科 化学環境学専攻 富田 廉 大学院生
大学院総合理工学研究科 化学環境学専攻 小池 隆司 助教
大学院総合理工学研究科 化学環境学専攻 穐田 宗隆 教授 医農薬の中間体として利用される「トリフルオロメチルケトン類」をアルケン類
(炭素-炭素2重結合1個を持つ脂肪族 不飽和炭化水素)から直接合成することに
成功しました。可視光で作用する光触媒によって室温で反応させるとともに、
同時に、カルボニル基などの官能基も導入にも成功しました。フッ素含有製品は、
薬物の活性を向上できるためにその応用製品は増加しております。本技術によって、
今後、多様な有機フッ素医農薬品の開発が進むことが期待されます。
・研究室の紹介: http://www.res.titech.ac.jp/~smart/A_akita01.html
≫≫●東工大など/チタン酸ジルコン酸鉛/圧電特性測定に成功 
(日刊産業新聞, 7/23)
大学院総合理工学研究科 物質科学創造専攻 舟窪 浩 教授 最も一般的な圧電材料とされるチタン酸ジルコン酸鉛の圧電基礎特性の
測定に成功しました。60年にわたって広く使用されながらも、これまで
不明とされていた電気的エネルギーと機械的エネルギーの変換特性を初めて
明らかにしました。本研究の成果は、圧電体の高性能化や、鉛を使わない
新たな圧電体の開発につながることが期待されます。なお、本件は、
物質・材料研究機構、名古屋大学との共同成果です。
・研究室の紹介: http://f-lab.iem.titech.ac.jp/f-lab.htm
     
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     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      **編集後記**
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        夏真っ盛りの時期におすすめの涼しいスポットを2つご紹介いたします。
1つは、フィギュアスケートのアイスショー観賞です。
真夏でも上着・膝掛け必須の寒さの中、オリンピック出場選手達の、
競技の時とは違ったリラックスした表情・演技を楽しむことができます。
2つめは、もう少しお手軽なところで、スーパーの食料品売り場です。
保冷のため、冷房なしでも、ゆっくり食材を選んでいると凍える寒さを味わえます。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
来月もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(編集委員32no) このページのトップへ    ※本学教員の所属・肩書きは、2014年6月1日現在のものです。
   ※新聞記事・最新研究情報は2014年6月24日~2014年7月23日までの東工大
    研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
   ※人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
    mail@sangaku.titech.ac.jpまでご一報ください。また、メルマガへの
    ご意見・ご感想もお待ちしております。    ************************************************     東京工業大学 研究・産学連携本部      〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1     Tel: 03-5734-2445 Fax: 03-5734-2482     e-mail: mail[at]sangaku.titech.ac.jp     URL: http://www.sangaku.titech.ac.jp/     ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。    ************************************************