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第13号(2005年9月)
皆様こんにちは。まだまだ残暑の厳しい日が続きますが、早いもので9月ですね。お陰様でメールマガジンも1周年を迎えることができました。手探り状態で始めた1年目でしたが、2年目はさらに充実した内容をお届けできるようメルマガ編集委員一同努力して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
=目次===============================================================
【巻頭言】 研究・産学連携本部長/理事・副学長 下河邉 明
【メールマガジン1年間の歩み】 メールマガジン編集委員一同
【メールマガジンに寄せて】 読者2名からの寄稿
【研究・産学連携本部からのお知らせ】 組織的連携協定締結ほか
【最近の研究成果】 2件の研究成果
【最新発明情報】 未公開特許情報13件増加
【新聞掲載記事】 8件の新聞記事
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=【巻頭言】=========================================================
研究・産学連携本部長 理事・副学長(研究担当) 下河邉 明
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ほぼ毎月、皆様にお届けしているこのメールマガジンが、早くも1周年を迎えることとなりました。多くの企業およびご関係の皆様のご理解とご支援の賜物と、東京工業大学 研究・産学連携本部を代表し心から感謝いたします。

この1年間をふりかえると、法人化1年目の慌ただしさの中で、受託・共同研究契約の締結とその決算処理、いわゆる不実施補償に関する企業との交渉、組織的連携協定締結と研究の推進、間接経費の確保、利益相反問題への対応など、様々な事柄を手探りですすめてきたというしかありません。東工大らしさを打ち出すために、企業との熱い議論になる場面も多々あったかと思いますが、産業界と大学が、互いに主張すべきところを十分に主張した上で、相互理解の境地に到達できてこそ、産業界に十分ご満足いただける、真の産学連携が推進できるものと確信しております。とはいえ、次の1年は、過去1年の経験を踏まえ、より効率のよい業務の推進にもあたりたいと考えています。

当本部は、文部科学省の大学知的財産本部整備事業の中間評価においてA評価をいただき、また同事業のスーパー産学官連携本部の整備対象校にも採択され、今後の発展がますます強く期待されております。また、平成19年度には、TLO機能を当本部に一元化し、今まで以上に強力な産学連携体制を整備いたします。そのうえで、長期的視点からの産業界満足度の高い研究・産学連携本部となることを目指したいと考えます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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= 【メールマガジン1年間の歩み】====================================
メールマガジン編集委員一同
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お陰様で、メールマガジンはこの9月号(9月1日発行)で1周年を迎えることが出来ました。心よりお礼申し上げます。振り返ってみますと、メールマガジンは私共の以下の検討から生まれたものでした。

「研究・産学連携本部の部員とコーディネーターは、多くの企業の研究者や知財・研究管理部門の方々と打合せ等で接触があるが、これらの方々に対して本学の研究活動と産学連携活動をタイムリーにお伝えし、その情報が皆様の仕事に役立つ様にするには、どの様な方策がベストか?」

この検討の答えが月刊の「東工大産学連携メールマガジン」であり、2004年8月31日に創刊号を発信いたしました。内容は、研究・産学連携本部の活動の紹介、本学の研究内容の紹介、展示会への出展情報等であり、771名の方々への発信でした。

初めの数号は、本部員やコーディネーターの紹介など産学連携活動の記事が比較的多かったのですが、読者の皆様から、最新の研究情報や東工大イベント情報の拡充を求める声が寄せられまして、本年4月号からメールマガジンの内容を一新しました。即ち、本学研究の最新新聞記事については、編集委員が独自に記事を要約し、関連特許番号や該当研究室ホームページへのリンクを加えて、企業の方々により役立つようにしました。また、産学連携に関連する本学のイベント情報も広く網羅するようにしました。さらに、本学研究の目玉である「21世紀COE(Center of Excellence)」12拠点について順次判り易い紹介を行うことにしました。

毎月、本部内で編集委員会を開いて、読者の皆様の声に応えるべく、熱のこもった討論を行って知恵を絞っております。メールマガジンへの新規申し込みも毎月続いており、お陰様で発信部数も当初の倍近くとなり、編集委員一同の励みになっています。

今後とも、皆様の声を反映して、よりお役に立てるメールマガジンとすべく努力する所存ですので、ご支援ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

より一層の、皆様のメールマガジンについてのご希望・ご意見をお待ちしております。

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=【メルマガに寄せて】===============================================
松下電器産業(株) 高橋 秀実 
株式会社産学共同システム研究所 白井 達郎
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◎●◎東工大メールマガジンの一読者として◎●◎
松下電器産業(株)産学連携推進センター チームリーダー
高橋 秀実
弊社と東工大とは組織的な連携を2004年3月から推進中です。これは両者による連携委員会を組織し、共同研究の企画や進捗の確認を共同で実施するもので、この枠組みのもと複数の共同研究を推進中です。
私は、産学連携を推進する上での1番のポイントは、企業側ニーズと大学側シーズとのマッチングをいかに取るのかという点だと思います。

産学双方の立場から、当事者同士が本音で話し合い、その結果、共同研究の目標や意義、日程面や役割分担など、双方が意識の共有化をすることが肝要です。

このマッチングの最初の一歩となるのが情報の発信です。ところが、人は関心のあるものしか見えません。若手技術者の頃に、ある技術について調べたいという意識をもって情報を捜し始めると、論文誌や研究会報告、最近の動向のレビュー論文やさらに先端的な論文にまで行き当たるという経験をいたしました。産学連携の前提は、企業側が将来を見通したときにどのような技術開発が必要であるのか常に思いを巡らしていることではないでしょうか。

翻って、大学側の情報発信を考えるならば、企業側のニーズを持った人たちにアピールする内容になっている質の高い情報が望まれます。この情報発信は、いわば目次のような位置づけで、具体的な連携の次のステップに入るための入り口です。私は本メールマガジンにこのような役割を期待しております。是非、このような観点からの情報発信を引き続きお願いいたします。この情報をもとに連携を始めるためには、読者側は感度を鋭くしておかなければいけませんが、本メールマガジンが多くの新たな連携のきっかけとなりますことを期待しております。

◎●◎東京工業大学 研究・産学連携本部様メルマガに対する寄稿◎●◎
株式会社 産学共同システム研究所 代表取締役 工学博士
白井 達郎
日本経済は、いくらか明るい兆しも見えてきましたが、本格的なバブル崩壊後の経済回復には至っていません。この状況を克服する手段として、大学を中核とした産官学連携に大きな期待が寄せられています。そこから生み出された実りある成果は、貴学を中核に、諸大学のご尽力の賜物であると高く評価いたしております。今回、貴学の産学連携推進メルマガを大いに活用させて頂いている立場として、寄稿させて頂きます。

弊社の活用方法と購読に対する感想: 弊社は、産官学連携推進コンサルティング会社として、全国の大学、TLO機関様との強い関係を持ち、常に中立的な立場で多様な専門分野のノウハウを保有して活動し、多くの実績を保有しています。

実りある産学連携推進を行う為には、大学がどのような取り組みをし、具体的な活動を行っているかの的確な情報を得る事が最も重要であると考えております。

この観点から、貴学における産学連携推進の取り組みについての情報発信を大いに参考にさせて頂いております。貴学は、国内を代表する大学として、優秀な「人財」の育成、付加価値の高い研究開発並びに企業とのコラボレーション、延いては地域社会に対する貢献などに積極的に取組まれており、その最新情報をご提供頂ける事は大きな財産となります。

産学連携への期待:企業が自前主義から脱却して大学との連携を強化する事は、企業を発展させる大きな源になります。それには、企業側は自社が必要とするニーズを明確にし、大学のシーズ(研究成果)に如何に結び付けられるかを常に考えて対応することが肝要です。一方、大学側が保有するシーズを実りある成果に繋げるには、企業がどのようなニーズを基に経営に取組んでいるかを良く理解する事が必要です。 すなわち、実りある産学連携推進を行うには、「目利き能力」を養う事が必要であると考えております。

大学の産学連携活動の果たす役割は社会貢献性の高いものです。より実りある成果に繋げる為に、下記の提言をさせて頂きます。
  1. 中堅・中小並びにベンチャー企業等が大学のシーズを活用する為には、企業側にシーズを理解できる「人財」が不可欠ですが、この「人財」が不足しているのが実情です。企業が、この課題を解決する方法として、大学に居る優秀なポスト・ドクター並びに大学院生を実務担当者として有効活用すべきだと考えます。特に、貴学のような国内を代表する優秀な「人財」を抱えている大学に、率先してご対応頂く事に期待を寄せています。
  2. 大学の研究成果(シーズ)を企業側が有効活用させて頂く為に、シーズの内容を分かりやすく翻訳した情報を提供する事が必要ですので、この点も期待しております。

21世紀は、大学の垣根を越え、且つ、学際分野のコラボレートを積極的に展開する事が最も実りある成果を生み出す事になると考えています。是非、貴学のリーダーシップにより強力に推進して頂く事を祈念いたしております。
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=【研究・産学連携本部からのお知らせ】===============================
キヤノン株式会社との組織的連携協定締結
「イノベーション・ジャパン2005―大学見本市」のご案内
その他2件のイベント
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■キヤノン株式会社との組織的連携協定締結
8月2日、東京工業大学はキヤノン株式会社と組織的連携協定を締結しました。この協定は、「先端材料とイメージング技術」に関する研究開発を進めるための組織的連携を行うものです。この結果、東工大と民間企業との組織的連携は、計10社(製造業:8社、非製造業:2社)になりました。


■「イノベーション・ジャパン2005-大学見本市」のご案内

 日 時 2005年9月27日(火)~29日(木)
10:00~18:00(最終日は、17:00終了)
 場 所 東京国際フォーラム(東京・有楽町)
 その他 参加費無料、事前登録制(HPにて受付中)

「イノベーション・ジャパン2005」は、国内大学の最先端技術シーズと産業界のマッチングを目的としており、今年で2年目を迎えます。
大学展示ゾーンは、6つの研究分野と、知財・TLOブースに分かれおり、本学の発表内容は下記のとおりです。また、「文科省・JSTフォーラム」では、研究・産学連携本部から2名が講演を行いますので、ぜひご来場ください。

▼▼ 東工大・出展一覧 ▼▼
※[ ]内は展示ブースの小間番号

<研究・産学連携本部>
理工学研究科 機械物理工学専攻 教授 矢部 孝
『三菱商事との組織的連携プロジェクト(EntropiaレーザーInitiative)の紹介』[IP-22]

<ナノテクノロジー・材料分野>
資源化学研究所 教授 彌田智一
『有機ナノテンプレート材料の創出と精密描写』[A-20]

<ライフサイエンス・バイオテクノロジー分野>
生命理工学研究科 生体分子機構工学専攻 教授 赤池敏宏
『再生医療および標的細胞治療をめざす細胞特異的認識機能を有するバイオマテリアルの設計』[B-15]
新技術説明会:9月27日 13:30~14:00 ガラス棟G510

<医療・福祉分野>
精密工学研究所 助教授 進士忠彦
『小型・低消費電力・高剛性磁気軸受を用いた血液ポンプ』[C-13]
新技術説明会:9月27日 14:30~15:00 セミナールームB

<IT分野>
理工学研究科 機械物理工学専攻 教授 萩原一郎
『新画像技術により高効率・高精度CAD/CAE技術の開発』
[パネル展示なし]
新技術説明会:9月28日 15:30~16:00 ガラス棟G602

<環境・エネルギー分野>
炭素循環エネルギー研究センター 教授 玉浦 裕
『集光太陽熱利用技術による太陽エネルギービジネス』[E-14]
新技術説明会:9月29日 13:00~13:30 ガラス棟G610

<製造技術・ロボット分野>
理工学研究科 機械物理工学専攻 助教授 大竹尚登
『ダイヤモンド状炭素膜を利用した低摩擦・耐摩耗部材開発』[F-06]
新技術説明会:9月28日 14:00~14:30 ガラス棟G610


▼▼文科省・JSTフォーラム/テーマと講演者▼▼

◎「ワンストップサービス(事務部門との一体的運営)」
研究・産学連携本部 本部長代理 香取和之

◎「営業秘密保持(学生含む)」
研究・産学連携本部 知的財産戦略部門長 下田隆二


■21世紀COEプログラム「エージェントベース社会システム科学の創出」
より、2つのイベントご紹介

◇研究プロジェクト「社会シミュレーション」
第4回研究会:SOARSサマースクール
日 時:平成17年9月23日(金)午後~25日(日)午前
場 所:すずかけ台キャンパス
その他:参加費無料、定員約40名

社会シミユレーション言語SOARSの本格的利用に関する講習会を行います。申込み方法など詳細についてはHPをご覧ください。

◇Systems Meet Innovation Management
~チルキー教授(スイス工科大)と木嶋教授のコラボレーション
日 時:平成17年9月29日(木)~30日(金)
場 所:大岡山キャンパス 西9号館 6階607
その他:参加費無料、9月16日申込み〆切

技術経営の第一人者チルキー教授(スイス工科大学教授)と、本COEプログラムサブリーダーで、システム・マネジメントの木嶋教授のコラボレーション。独自の教材を用いてイノベーション経営へのシステミックアプローチを語る2日間の集中コース。プログラムや申込み方法については、HPをご覧ください。


■第46回東工大現代講座

~マリ・クリスティーヌ氏をお招きして~

日 時:平成17年10月12日(水)15:00~17:00(14:30開場予定)
場 所:大岡山キャンパス 70周年記念講堂
主 催:東京工業大学
その他:入場無料、定員600名(先着順)
HP:http://www.libra.titech.ac.jp/gendai/46/

「東工大現代講座」では、年に2回、様々なジャンルから第一線でご活躍されている方を講師としてお招きしています。今回は、「愛・地球博」の広報プロデューサーでもあるマリ・クリスティーヌ氏を講師としてお招きし、「異文化+コミュニケーション」についてお話していただく予定です。
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=【最近の研究成果】================================================
「高圧相二酸化ケイ素の合成」
「ハワイ・マントルプリュームの化学的構造」
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◆「高圧相二酸化ケイ素の合成」
"The Pyrite-Type High-Pressure Form of Silica" Science vol. 309
pp. 923-925. (2005)
理工学研究科 地球惑星科学専攻 
廣瀬敬助教授・桑山靖弘氏(博士課程学生)

これまで、天王星や海王星などの巨大ガス惑星内部の超高圧高温下で二酸化ケイ素がパイライト型(パイライト=FeS2二硫化鉄のとる結晶構造)の結晶となることは、理論的には推測されていましたが、今回、二酸化ケイ素を300万気圧、2000℃にし、理論的予測に一致する構造の多形体を合成することに成功しました。この多形体は、天王星や海王星などの巨大ガス惑星内部に存在する主要物質と同じである可能性を示唆しています。
この論文は、海洋研究開発機構、高輝度光化学研究センターとの共同研究の成果です。

丸山・廣瀬研究室
研究成果


◆「ハワイ・マントルプリュームの化学的構造」

"The chemical structure of the Hawaiian mantle plume"Nature vol.
436 pp.837-840 (2005)
理工学研究科 地球惑星科学専攻 高橋栄一教授・平田岳史助教授ら

ハワイの火山の岩石は場所によって化学組成の変動があり、これは、マントルプリューム組成が異なった2つ同心円状に分割された領域に分布して火山が形成されたためだと考えられていました。今回、盾状期ハワイ火山の(マントル生成の多様性を記録していると考えられる)メルト含有物の分析を行い、観測される化学組成の変動は、プリュームの温度構造によって生じものであることが示唆されました。

高橋研究室
平田研究室
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=【最新発明情報】================================================
特許情報公開のご案内
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研究・産学連携本部HPでは、東工大の未公開特許情報・公開特許情報・登録特許情報を掲載しています。今月は未公開特許情報が13件増えました。詳しくは、HP【最新発明情報】をご覧ください。

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=【新聞掲載記事】================================================
東工大研究関連記事8件のご紹介
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◆「解像度不足の画像を高速処理して高画質化」(日経産業新聞8/2)
理工学研究科 機械制御システム専攻 
奥富正敏教授・田中正行研究員
手ぶれや、対象物が動いて解像度が低くなってしまった画像でも、奥富教授らが開発したソフトを用いれば、パソコンで数分で高解像度の画像に変換することができます。範囲が小さければ数秒での処理が可能ですので、ほとんどリアルタイムでの画像として得られ、監視カメラなどの映像に活用も期待されます。
関連特許:特願2004-316154(【最新発明情報】をご覧下さい)

奥富研究室


◆「超伝導体の磁力線の切り口を撮影」
(朝日新聞 8/2夕刊)
理工学研究科 物性物理学専攻 西田信彦教授
西田教授らは、極低温走査トンネル分光顕微鏡法(LT-STS/STM)の開発の開発を行い、0.45K(絶対温度)、0.3T(テスラ、磁場の強さ)での超伝導体の観察を行いました。磁力線を可視化したものです。超伝導のメカニズム理解の一助になると思われます。本研究は、独立行政法人 物質・材料研究機構と共同で行われました。

西田研究室


◆「廃棄プラスチックの塗装をプラズマで除去」
(日経産業新聞8/2)
総合理工学研究科 化学環境学専攻 渡辺隆行助教授
シャープ株式会社

渡辺研究室では、「プラズマを利用した廃棄物処理」を研究テーマの1つに挙げて、水蒸気プラズマによるフロン・ハロンの分解、タイヤの分解などを初めとして、様々なプラズマでの廃棄物処理を研究しています。今回は、シャープとの共同研究で、酸素プラズマを数秒照射することでプラスチック表面の塗装膜を除去できる技術を開発しました。

渡辺研究室


◆「炭化ケイ素・ダイヤモンドなどとニッケルとの複合メッキ」

(日刊工業新聞 8/5)
理工学研究科 物質科学専攻 佐治哲夫教授

佐治教授は、炭化ケイ素(シリコンカーバイド)・ダイヤモンドなどの微粒子を60%含有する複合ニッケルめっきを成功させています。これまで含有率20%が限界だったものを、メッキ溶液中の微粒子を均一に分散させられて初めて可能になりました。この複合メッキ膜では耐磨耗性が非常に高くなっています。
関連特許:特開2001-247998、
特願2004-245803(【最新発明情報】をご覧下さい)

佐治研究室


◆「高圧相二酸化ケイ素の合成」
(日刊工業新聞 8/5、朝日新聞 8/6朝刊、化学工業日報 8/8)
理工学研究科 地球惑星科学専攻 廣瀬敬助教授

最近の研究成果」欄をご覧下さい


◆「氷河の生物」
(日本経済新聞 8/14朝刊)
生命理工学研究科 生体システム専攻 幸島司郎助教授

近年、深海底や氷河、高温高圧の熱水などで新しい生物が次々と見つかっています。幸島助教授は、氷河や氷床に生息する生物を見つけて氷河での特異な生態系を明らかにしています。

幸島研究室 


◆「規則的に並ぶナノメートルの円筒」
(日経産業新聞 8/15)
資源化学研究所 彌田智一教授

彌田教授は、ブロック共重合体を用いて、膜に垂直方向に数~数十nm径の円柱(シリンダー)を有し、さらにこのシリンダーが規則正しく並ぶ構造のフィルム(厚さ数百nm~数μm)を開発しました。シリンダーの径や間隔は、ブロック共重合体の分子設計で自由に制御できます。特定のイオン透過やnmサイズのフィルター、高密度記録媒体などへの応用が期待されます。
関連特許:特開2004-124088、
特願2005-090602(【最新発明情報】をご覧下さい)

彌田研究室


◆「光による建物ゆがみの精密測定」(日経産業新聞 8/19)
精密工学研究所 上羽貞行教授・中村健太郎助教授

光ファイバーを建物に貼り付けておくと、地震などで建物がゆがんだ場合に光ファイバー内を通る光信号が変化して、ゆがみを測定することができます。現在、ガラス製のファイバーが使われていますが建物のゆがみによって変形してもすぐにファイバーが原状に戻ってしまうために、測定はゆがみが生じたときに実時間測定する必要がありました。上羽教授らはプラスチックファイバーを用いることで変形を保ち、データが保存できるようにしました。

上羽・中村研究室
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