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第147号(2016年11月)

     秋も終盤を迎え、寒い冬が日ごとに近づいております。
  大岡山キャンパスでは銀杏の葉が、構内をいっぱいに彩っています。
  今月号のメルマガでは、本学 大隅良典 栄誉教授のノーベル賞受賞に関す
  る情報を始め、各種イベント実施報告等、盛りだくさんの情報をお届けし
てまいります。ぜひご一読ください。
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      ○●●目次●●○
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  ★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪ 【大隅良典 栄誉教授、2016年ノーベル生理学・医学賞 受賞】
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ キャンパス・イノベーションセンター東京(CIC)新技術説明会(12/1)
≫ 他7件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介 ≫ 東工大-アーヘン工科大国際産学連携共同シンポジウム開催報告
≫ 東工大発技術の活用事例(18)タテホ化学工業株式会社
≫ 他1件のお知らせ
【3】若手研究者紹介    平成27年度「東工大の星」受賞者紹介
≫ ★「放射性核種分離分析に向けた機能性マイクロ・ナノ化学システ
ムの創成」
【4】最新発明情報 ≫ 今月は未公開特許3件です 【5】最新の研究成果 ≫ 2件の研究成果のご紹介 【6】新聞掲載記事 ≫ 8件の新聞掲載記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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            大隅良典 栄誉教授、2016年ノーベル生理学・医学賞 受賞 
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    大隅良典 東京工業大学栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」に
   より、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。
   詳細はこちら→http://www.titech.ac.jp/nobel/
     このページのトップへ

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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
8件のお知らせ    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+       ≫≫●キャンパス・イノベーションセンター東京(CIC)新技術説明会
   (12/1)
   日 時:2016年12月1日(木)10:00~17:00(予定)
   場 所:キャンパス・イノベーションセンター東京 5階A会場
      (東京・田町)
   主 催:キャンパス・イノベーションセンター東京、(独)科学技術振興
    機構他
   内 容:特許出願済み案件の発明者(CIC入居大学教員)による説明・講
    演
   新技術説明会HP:https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/cictokyo/2016_cictokyo_a.html
   本学からは下記教員が発表します。
   講演後、発明者(CIC入居大学教員)と個別面談が可能です。
   【14:00-14:25】「惣菜をツンモリ盛るロボットハンド」
           工学院 機械系 准教授/遠藤 玄
   ≫≫●第2回シンガポール南洋理工大学・東京工業大学合同ワークショッ
   プ開催 (11/17-18)
   東京工業大学は11月17(木)-18日(金)に「第2回シンガポール南洋理工大
   学・東京工業大学合同ワークショップ」を開催いたします。
   本学の協定校であるシンガポール南洋理工大学(NTU)とは、本年2月にNT
   Uにて「第1回合同ワークショップ」を開催し、本学から、環境工学、分子
   化学、界面科学などの関連分野から9名の研究者が参加しました。第2回目
   となる今回のワークショップには、ロボット工学、水素エネルギー、分子
   化学、分離化学、水資源、医工学分野の研究者をNTUより迎え、本学の研
   究者とともに、6つの分野の最新の研究成果について発表を行います。
   皆様のご来場を心よりお待ちしております。
   日 時:2016年11月17日(木)9:30~17:20
       2016年11月18日(金)9:30~12:40
   場 所:東京工業大学 レクチャーシアター(大岡山キャンパス西5号館)
      http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html
   (17日開催の分科会は、大岡山キャンパスの複数の会場で開催します。
    詳細は以下をご参照ください。)
   講演者:東京工業大学 菅野了次教授、岩澤伸治教授、岩附信行教授、
   南洋理工大学 Chan Siew Hwa教授、千葉俊介教授、Chen I-Ming教授
   株式会社デンソー テクニカルエキスパート 小島史夫氏 他多数
   お申込:下記サイトからご登録をお願いいたします。
   (参加登録は前日まで受け付けます。)
      https://form.gsic.titech.ac.jp/ntu/ws_j/entries/new
   お申込:下記サイトからご登録をお願いいたします。
       03-5734-3016 ntu.ws@jim.titech.ac.jp
      詳 細:http://www.titech.ac.jp/event/2016/036477.html
       ≫≫●東京工業大学COIシンポジウム2016(11/24)
   人と技術の共生は、どこへ向かうべきでしょうか。東工大COIでは、人が
   互いの違いや価値を認めながらも コミュニケーション支援を通じて多様
なかたちの絆で結ばれる「ハピネス共創社会」の実現を目指しています。
生体情報やICTを活用し、世代・文化・言語の隔たりを乗り越えて感情と
真意を伝え合う。これまで気づかなかった、 意外な共感を見つけ出す。
そこから新しい「つながる」や「働く」を創る。こうした技術・サービス
を人に寄りそったものにしていくには、社会の変化、暮らし、求める理想
など様々な要素を勘案しつづけることが肝要です。信頼される 情報管理
とは、有難迷惑にならない支援とは、人間関係の退化ではなく深化をもた
らすサービスとは…? 本音のご意見を伺います。
日 時:2016年11月24日(木) 13:00~17:40
場 所:東京工業大学 大岡山キャンパス レクチャーシアター
http://admissions.titech.ac.jp/admission/event/pdf/lecture_theater.pdf
(東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩6分)
【講演内容】
・秋葉 重幸 (東工大『以心電心』ハピネス共創研究推進機構 機構長)
「東工大COIの活動状況」
・土井 美和子(国立研究開発法人情報通信研究機構 監事/COIビジョナ
リーチーム研究アドバイザー)
「ユーザーの気持ちを考えた技術開発」
・上田 紀行(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 院長 教授)
「『生きる意味』と技術」
・大山 永昭(東京工業大学科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究セ
ンター  センター長 教授)
「個人情報保護法と『以心電心』プロジェクト」
・野原 佳代子 (東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)
「サイエンスカフェで語る、人と技術のよい関係ーコミュニケーション
を起こす翻訳とは」
・宇佐見 正士 (KDDI株式会社 理事 技術統括本部 技術開発本部長)
「もっと自由に、もっと人に優しく、もっと楽しく:コミュニケーション
の未来を求めて」
・有馬 利男 (国連グローバル・コンパクト ボードメンバー /富士ゼロ
ックス株式会社 イグゼクティブ・アドバイザー)
「2030年に向けて世界的な優先課題および世界のあるべき姿」
お申込:参加費無料で、事前登録制(先着250名)です。下記、URLより登録
をして下さい。
   https://form.gsic.titech.ac.jp/coi/sympo/entries/new
   関連ホームページ:http://www.coi.titech.ac.jp/event/HAPIC_event20160824.html
   お問い合わせ:coi.info@coi.titech.ac.jp
   ≫≫●『第88回東京工業大学技術交流セミナー』のお知らせ(11/25)
   今回の東京工業大学技術交流セミナーでは、長谷川晶一准教授を講師にお
   招きし、最新のバーチャルリアリティー(VR)や拡張現実(AR)について
   お話頂きます。
   現実社会とVR、ARとの融合としてのロボット開発など、最新トレンドにつ
   いても学ぶ機会となります。
   「VR・ARって何?」「今後どのようなロボット開発があるの?」など、最
   新のバーチャル事情やロボット開発にご興味のある方は、是非この機会に
   本セミナーへご参加ください。
   テーマ:『バーチャルな生き物とのふれあい ~ヒューマンインタフェー
   スとしてのロボティクス~』
   講 師:東京工業大学 未来産業技術研究所
   准教授 長谷川 晶一 氏
   日 時:2016年11月25日(金) 17:00~19:00
   会 場:大田区産業プラザ(PiO) 2階 BizBEACH
   東京都大田区南蒲田1-20-20
   参加費:無料
   申 込:下記URLよりお申し込みください。
   http://www.pio-ota.jp/news/2016/10/88.html
   ≫≫●2016年度『蔵前特別賞・蔵前ベンチャー賞』授与式・講演会・交流
   会開催のお知らせ(12/1)
   2016年度『蔵前特別賞・蔵前ベンチャー賞』授与式・講演会・交流会を下
   記のとおり開催します。
   皆様のご参加をお待ちしています。
   なお、受賞者の大隅 良典栄誉教授はノーベル賞授与式準備のため当日は
   欠席されます。
   詳細は
    http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/seminar_information/kva_10_announce.pdf
   をご覧下さい。
   1.授与式・講演会・交流会
   (1)日時/場所:2016年12月1日(木)
   17:00~授与式、17:30~講演会/大岡山東工大西9号館ディジタル多目的
   ホール
   19:15~20:45交流会/大岡山東工大西9号館コラボレーションルーム
   (2)会 費:講演会は無料。交流会参加費一般3,000円(当日支払)学生無料。
   (3)申 込:下記URLからお申込み下さい。
   https://www.kuramae.ne.jp/kvs_seminar_entry/
   2.2016年度蔵前特別賞
   (1) 大隅 良典氏 東工大栄誉教授、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞
   細胞が自らのタンパク質を分解して再利用する「オートファジー」(自食
   作用)の仕組みを解明した。
   (2) 道家 達将氏 東工大名誉教授、東工大博物館特命教授
   江戸後期の化学者宇田川榕菴の研究や古代製鉄など科学史、技術史研究及
   び東工大の誇るべき研究成果を広く世界に広報・啓蒙した。
   3.2016年度蔵前ベンチャー賞
   (1) (株)Sound-F 土屋 清美氏
   ホール
   フィンテックの新サービスを次々に生み出し新しい時代をリードするベン
   チャーとして一段の発展が期待される。
   (2) (株)シンクロ・フード 藤代 真一氏
   飲食店の出店・運営にインターネットを用いてトータルにサポートする新
   しいビジネスモデルを企画・実現している。
   (3) (株)クロイツ 中田 周一氏
   「バリ取りの全てを工学する」を開発理念とし、バリ取りロボットおよび
   刃具を独自開発して事業を拡大した。
   (4) (株)EME 今城 康隆氏
   真空ミキサーのパイオニア。国内外の液晶メーカーに独占的に納入。
   対象分野を拡大中。
   ≫≫●キャリアアップMOT「スタートアップデザインコース(第一期)」
   開講のお知らせ(12/5)
   東京工業大学社会人アカデミー(実施:技術経営専門職学位課程)では、
   若手社会人が新たなキャリアを切り開くきっかけを学ぶプログラムとして、
   キャリアアップMOT「スタートアップデザインコース(第一期)」を開催
   します。
   【コース概要】
   ・受講期間:2016年12月5日~2017年3月11日
    水曜夜19~21時 全10回 ※初回(月曜19時~)、最終回(土曜13時~)
   ・受講対象者:新卒就業後10年未満の社会人の方(文系・理系不問)
   ・受講場所:東京工業大学 田町キャンパス 713教室 (JR田町駅徒歩1分)
http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/access.html
   ・募集人数:20名(最小開催人数10名)
   ・受講料:86,400円(税込)予定
   ・申込期間:2016年10月19日(水)~11月16日(水) ※必着
   ・詳細: http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/sud/index.html
   ≫≫●第3回再生医療とリハビリテーション研究会(12/10)
   -ロボットテクノロジーを活用した産学医工連携-
   再生医療とリハビリテーション研究会は、再生医療、リハビリテーション
   医学、ロボット工学、脳科学に関する科学の進展と知識の普及を図る目的
   で2014年に設立しました。
    今回は、ロボット技術を活用した再生医療とリハビリテーションの活性化、
   及び、社会実装に向けての積極的な情報交換、をテーマとしています。
   日 時:2016年12月10日(土)10時~17時30分(引き続き、懇親会)
   会 場:東京工業大学大岡山キャンパス
       ディジタル多目的ホール・コラボレーションルーム
   講演会参加費:会員4,000円、非会員7,000円
   懇親会参加費: 4,000円
   申 込:下記URLへ近日中に掲載いたします。
   プログラム詳細: http://saiseireha.com/
   ≫≫●東工大横浜ベンチャープラザ入居募集
   東工大YVPは、入居申込手続き、実験設備設置、
   及び条例手続きなどに関する入居相談を随時受け付けております。
   詳 細: http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/room/054663.html
   
※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ
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      【2】産学連携活動のご紹介
3件のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        ≫≫●東工大-アーヘン工科大国際産学連携共同シンポジウム開催報告
   2016年10月6日(木)、「東京工業大学-アーヘン工科大学国際産学連携シ
   ンポジウム」を東工大蔵前会館くらまえホールで開催しました。
   2015年3月(東京)、2015年6月(アーヘン)に続き、3回目の開催となり
   ます。今回は現在ホットな話題となっているAIとロボディクスを主なテー
   マにして両国の企業関係者も交え、ロボティクス技術や、AIのドイツの生
   産現場やロジスティックの現場での取り組みが紹介されました。
   ロボティクスとAIの活用による影響は、今後あらゆる産業への応用が予想
   され、将来の両大学、日独企業との幅広い国際産学連携、共同研究への発
   展が期待されます。
   詳細はこちら→http://www.titech.ac.jp/news/2016/036572.html
   ≫≫●バイオジャパン2016ワールドビジネスフォーラム出展報告
   10月12~14日(3日間)、バイオジャパン組織委員会主催のワールドフ
   ォーラムが本年度もパシフィコ横浜にて開催されました。
   来場者は年々増加しており、本年の速報値では約1万5千名となっておりま
   す。
   本年も研究・産学連携本部より、昨年度に引き続き生命理工学院と共同にて
   出展を行っております。
   展示ブースでは、本年度出願特許を中心に4課題の展示*を行い、コーデ
   ィネーター及び一部当該課題担当教員も同席の上、課題説明を行いました。
   (*生命理工学院2課題及び、科学技術創成研究院2課題)
   また、「バイオヘルスケア分野開放特許集2016年度版」配布も行なってお
   ります。
   例年一番入場者が多くなる2日目午後に、生命理工学院及び科学技術創成
   研究院教員の講演(4題)を行いました。プレゼン会場が満杯となるほど
   の盛況でした。
   参加企業とのマッチングについても、製薬企業様等からの本学直接申込み
   もあり、合計14件を実施しており、今後の産学連携のさらなる発展が期待
   されます。
   詳細はこちら→http://www.ics-expo.jp/biojapan/main/
   ≫≫●東工大発技術の活用事例(18)タテホ化学工業株式会社
   本学では、科学技術創成研究院 先端原子力研究所(旧 原子炉工学研究
   所)の加藤之貴教授、劉醇一助教(現在 千葉大学大学院工学研究科 准
   教授)を中心に、以下の化学反応を利用した蓄熱材料を開発してきました。
   詳細はこちら→http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2016/news_1101.html
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      【3】若手研究者のご紹介
1名のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        今月号では前号に引き続き、平成27年度「東工大の星」支援
   (英語名称:Support for Tokyotech Advanced Researchers 【STAR】)
   の採択者をご紹介いたします。
   毎月1名ずつ紹介してまいりますので、ご期待ください。
   「東工大の星」支援【STAR】とは、東工大基金を活用し、将来、国家プロ
   ジェクトのテーマとなりうる研究を推進している若手研究者や、基礎的・
   基盤的領域で顕著な業績をあげている若手研究者へ大型研究費の支援を行
   うものです。
   第3回目の今回は、2名の「星」が学長及び研究戦略室長の協議により選考
   されました。
        詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/cat7/detail_91.html             ≫≫★「放射性核種分離分析に向けた機能性マイクロ・ナノ化学システム
   の創成」
    先導原子力研究所 准教授 塚原剛彦     原子力関連施設から発生する大量の放射性廃棄物を安全かつ合理的に処
    理・処分するには、放射性核種の種類や濃度・組成を分析して、廃棄物の
    性状に応じた分類分けが不可欠です。
    続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/star/201611.html

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      【4】最新の研究成果
3件の研究成果のご紹介
   ※教員の所属は情報公開時の名称にしております +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+     ≫≫●" Observation and coherent control of interface-induced
electronic resonances in a field-effect transistor "
942, Published 24 November 2015
Nature Materials (2016) doi:10.1038/nmat4754, Published online19
September 2016,
科学技術創成研究院 小田 俊理 教授 半導体デバイスである電界効果トランジスタ(FET)の酸化膜中の欠陥に
ついて、通常はノイズとして扱われるところを注意深く制御した結果、そ
れがコヒーレンス時間の長い2準位状態になることが発見されました。こ
の2準位状態を用いることにより、既存のスーパーコンピュータを凌駕す
る計算能力を持つ量子コンピュータの実現が期待されます。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/nmat/journal/vaop/ncurrent/full/nmat4754.html
・小田・河野研究室のご紹介: http://odalab.pe.titech.ac.jp/index.html
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/036508.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20161017_oda.pdf
≫≫●" Mantle dynamics inferred from the crystallographic
preferred orientation of bridgmanite "
Nature (2016) doi:10.1038/nature19777, Published online 17 October
2016,
理学院  高橋 栄一 教授 地球内部で最も多く存在するブリッジマナイト多結晶体について、せん断
変形による結晶選択配向を実験により解明しました。これにより、スラブ
(沈み込んだプレート)近傍の地球下部マントルの流れ場が明らかになり
ました。本研究成果により、地震波異方性が観察されている領域の流れ場
を明らかにすることが可能となり、また、火山や地震に影響を与えるマン
トルダイナミクスに重要な知見を与えることが期待されます。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature19777.html
・高橋研究室のご紹介: http://www.geo.titech.ac.jp/lab/takahashi/index.html
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/036495.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20161012_takahashi.pdf
≫≫●" Genome evolution in the allotetraploid frog Xenopus
laevis"
Nature 538, 336?343, doi:10.1038/nature19840, Published online 19
October 2016,
生命理工学院  田中 利明 助教 2種類の祖先種が異種交配し、「全ゲノムが重複」したといわれているア
フリカツメガエルの複雑なゲノムの全構造が明らかになりました。これに
より、全ての主要モデル生物のゲノム情報が出揃ったことになります。祖
先種から受け継いだ2種類のゲノム(サブゲノム)を特定し、約1800万年
前の「全ゲノム重複」の後に、ゲノムがどのように進化したかが初めて明
らかになりました。約5億年前に脊椎動物が誕生する過程で起きたとされ
る「全ゲノム重複」の謎を解く鍵となることが期待されます。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/nature/journal/v538/n7625/full/nature19840.html
・研究者のご紹介: http://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=5000039830&lang=jp
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/036515.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20161014_tanaka.pdf

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      【5】最新の研究成果
8件の研究成果のご紹介    ※教員の所属は情報公開時の名称にしております +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ ≫≫● ぐるなび・東工大、発酵食品を研究、郷土料理をブランド化。
(日本経済新聞, 9/28) "
生命理工学院 山田 拓司 准教授
生命理工学院  黒川 顕  特任教授
生命理工学院  山本 希 特任助教 飲食店情報サイト運営のぐるなびは10月から、東京工業大学と連携し、発
酵食品の研究を始めます。ぐるなびに加盟する全国の飲食店や自治体を通
じて地域の伝統料理などを提供してもらい、本学の研究者らが微生物の働
きなどを調べ発酵食品の情報をまとめます。科学的な根拠に基づき、郷土
料理のブランド化を進める予定です。
・黒川・山田研究室のご紹介: http://bioinfo.bio.titech.ac.jp/ja/
≫≫●光のオンオフ制御材料、東工大作製、高分子内に集積。
(日経産業新聞, 9/29)
科学技術創成研究院 山元 公寿 教授
高分子内に最大60個の塩化ビスマスの発光体を集積でき、強度やオンオフ
の制御が可能な発光材料が作製されました。光センサーや光スイッチなど
への応用が見込まれます。耐久性や安定性などを高め、数年以内の実用化
を目指します。
・山元・今岡研究室のご紹介: http://www.res.titech.ac.jp/~inorg/yamamoto/member/yamamoto/
≫≫●科技振興機構、産官学の研究開発支援、川崎の拠点を採択、医療
(化学工業日報, 12/1)
応用セラミックス研究所 細野 秀雄 教授
応用セラミックス研究所 原 亨和 教授
応用セラミックス研究所 北野 政明 准教授 常圧下で優れたアンモニア合成活性を示すルテニウム触媒の触媒活性の向
上に成功しました。この触媒は、本学の研究グループが2012年に開発した
C12A7エレクトライドを基材としたものです。今回、電子濃度を高め、基
材を絶縁体から金属へと変化させることで、触媒活性が10倍以上に向上す
つながることが期待されます。
る一方、活性化エネルギーは半分になることが分かりました。
アンモニア(NH3)は窒素肥料生産に不可欠なほか、水素エネルギーキャ
リアとしても注目されています。今後、高性能アンモニア合成触媒の実
用化に向けた取り組みを加速する予定です。
・細野・神谷・平松研究室の紹介: http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2015/032862.html
・応用セラミックス研究所の紹介: http://www.msl.titech.ac.jp/
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20151126_hosono.pdf ≫≫●東工大、がん関連たんぱく質の活性制御に成功
-カゴ状たんぱく質から一酸化炭素を放出 
(日刊工業新聞,11/25)
大学院生命理工学研究科 上野 隆史 教授 細胞中でナノサイズのカゴ状たんぱく質から一酸化炭素(CO)を放出させ、
がん関連たんぱく質の活性を制御することに成功しました。金属錯体のままでは
問題になるCOの毒性を、フェリチンというたんぱく質で包んだ複合体にして
解決しました。製造が難しい通常の医薬品ではなく、ガス状低分子COを活用
した新しい治療法が期待されます。
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2014/029198.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr_141117_ueno.pdf
・上野研究室の紹介: http://www.ueno.bio.titech.ac.jp/index.html
≫≫●長周期地震動の振幅・継続時間、陸上より海底が拡大-
海洋機構が確認。 (日刊工業新聞,12/1)
大学院理工学研究科 岡元 太郎 助教  海溝型大地震の震源域周辺で起きる周期の長い地震(長周期地震動)につ
いて、陸上より海底の方が振幅や継続時間が拡大することが明らかになり
ました。海底に広がる柔らかい海洋堆積層が、揺れを発達させます。今後、
海底で発達した長周期地震動の陸上への影響を評価し、大規模地震の予測
の高度化などにつなげる予定です。地震津波海域観測研究開発センター、
岡山大学、福井大学との共同研究の成果です。
・岡元研究室の紹介: http://www.geo.titech.ac.jp/~taro/index.php
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2015/032892.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20151127_okamoto.pdf
≫≫●三井住友銀・東工大、ICTを活用した金融サービス開発で連携。
(日経産業新聞,12/2)
大学院社会理工学研究科 梅室 博行 教授  三井住友銀行は東京工業大学と金融サービスの開発に乗り出します。課題
や需要を見つけて解決することで、創造的な製品やサービスを生み出す
「デザイン思考」の分野において、東工大のノウハウを活用する予定です。
大学の知見を商品やサービスに反映させる取り組みは、同行では初めてで、
金融業界でも珍しい取り組みです。ICTを活用した決済関連のサービス
などを視野に入れており、今後の事業化を目指します。
・梅室研究室の紹介: http://www.me.titech.ac.jp/faculty/umemuro/index.html
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2015/032900.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20151202_umemuro.pdf
≫≫●ハイボット・東工大・建設技研、ダム湖潜水ロボ開発-壁面・
底部撮影や超音波診断 (日刊工業新聞,12/2)
株式会社 ハイボット (東工大発ベンチャー)
機械宇宙システム専攻 鈴森 康一 教授
広瀬 茂男 名誉教授 ハイボット(東京都目黒区)、東京工業大学、建設技術研究所は、ダム湖
に潜ってダムの水中部分の状態を調べるロボットを開発しました。三つの
プロペラとセンサーで姿勢を制御しつつダムに近づき画像を撮影します。
一般的な自律潜水ロボット(AUV)と異なり、その場に留まって細かい動 きを制御できるのが特徴で、2年後の実用化を目指します。
・ハイボット社ホームページ: http://www.hibot.co.jp/jp/home
・鈴森・遠藤研究室のご紹介: http://www-robot.mes.titech.ac.jp/home.html
・東工大の研究者たち Vol.3 広瀬 茂男: http://www.titech.ac.jp/research/stories/shigeo_hirose.html
≫≫●ドローン:「空飛ぶ観測装置」に期待 火山研究者ら、取り組み
本格化 /群馬 (毎日新聞,12/11)
大学院理工学研究科 寺田 暁彦 講師
草津白根山を拠点とする火山研究者らのグループが、小型無人機ドローン
で火山ガスの成分濃度や火口付近の温度を観測する取り組みを本格化させ
ています。ドローンを規制する改正航空法が10日施行され、人口集中地区
や空港周辺での飛行が禁止されましたが、「空飛ぶ観測装置」としての活
躍が期待されています。バッテリー駆動のドローンは噴煙の中でも飛行が
可能であり、セスナ機やヘリコプター等の有人観測と比べ、低リスクで火
口への近接観測が可能です。
・野上・寺田研究室の紹介: http://www.chemistry.titech.ac.jp/s_nogami.html/
≫≫●東工大・芝浦工大、光の吸収率高い人工物質を作製-ハスの葉と金
の薄膜組み合わせ。(日刊工業新聞,12/11)
量子ナノエレクトロニクス研究センター 梶川 浩太郎 教授)
ハスの葉と金の薄膜を組み合わせ、高効率に光を吸収する人工物質「超薄
膜光吸収メタマテリアル」が開発されました。照射された光をとらえて外
に逃さず、光の吸収率が高いことが特徴です。太陽電池の変換効率の向上
や光熱変換用の材料として活用が期待されます。ハスの葉の表面は直径1
00ナノメートル程度のマカロニ状の形状で、その上に膜厚10ナノ―3
0ナノメートルの金を被膜しました。
都市銀行のリスク管理への応用を見込んでいます。
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2015/032669.html/
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20151105_kajikawa.pdf/
・梶川研究室の紹介: http://www.opt.ip.titech.ac.jp/index_j.htm
≫≫●ロボ活躍、広がる領域――人の能力、高める助け、手術支援ロボ、
VBリバーフィールドやオリンパス (日経産業新聞,12/17)
リバーフィールド株式会社 (東工大発ベンチャー)
精密工学研究所 只野 耕太郎 准教授 国内企業の医療ロボットの開発が進んできました。東京工業大学と東京医
科歯科大学発のベンチャー企業、リバーフィールド(東京都新宿区)は、
内視鏡手術支援ロボットの販売を今夏から開始しました。また、オリンパ
スは消化器内視鏡の先端に、2本のロボットアームを備えた手術支援装置
の試作機を公開しました。先行する米国の手術支援ロボット「ダビンチ」
を追いかけた動きが広がっています。
・香川・只野研究室の紹介: http://www.k-k.pi.titech.ac.jp/
・リバーフィールド(株)ホームページ: http://www.riverfieldinc.com/
≫≫●東工大、電力需給バランスを維持する電力系統制御手法を構築
-太陽光発電量変動に対応 (日刊工業新聞,12/21)
大学院情報理工学研究科 井村 順一 教授
大学院情報理工学研究科 石崎 孝幸 助教 太陽光発電を大量導入した際に電力需給をバランス良く維持する電力系統
の制御手法が構築されました。気象条件の変化などに伴う太陽光発電の発
電量の変動を考慮しつつ、火力発電機や蓄電池で効率的に電力供給し、需
要量をまかなう仕組みです。太陽光発電の大量導入が進んだ将来の電力系
統制御技術として、その活用が期待されます。
・井村研究室の紹介: http://www.cyb.mei.titech.ac.jp/
 
                                                        


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      **編集後記**
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      我が家の年始の楽しみといえば、やはり箱根駅伝です。
母校の誇りをかけて、1本のタスキをつなぐ選手たち。
一人ひとりにドラマがあり、1秒でも早く仲間のもとへ辿り着こうと懸命
に走る姿に、毎年涙してしまいます。
更に今年は、本学の学生が昨年の初出場に引き続き、関東学生連合チーム
のメンバーとして出場、復路8区を区間7位相当で完走しました!
学生達の勇姿に元気を貰い、私も心機一転、頑張りたいと思います。
皆様にとりましても、また良い1年となりますように。
(編集委員 ラリー)

このページのトップへ    ※本学教員の所属・肩書きは、2014年11月1日現在のものです。
   ※新聞記事・最新研究情報は2014年11月24日~2014年12月23日までの東工大
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