<<次号 前号>>

第149号(2017年1月)

     新年明けましておめでとうございます。
  2017年最初のメルマガをお届けいたします。
  研究・産学連携本部は、引き続き皆さまのご期待に応え、有意義な情報を発
  信できるよう努力して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上
  げます。
     
      〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
      ○●●目次●●○
      〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
  ★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪ 【巻頭言】 ≫「新年のご挨拶」理事・副学長 研究・産学連携本部長 安藤 真
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ フランシス・ガリ世界知的所有権機関(WIPO)事務局長 東工大記
≫ 念講演会開催(2/1)
≫ 他4件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介 ≫ 東工大発ベンチャー称号記授与式開催報告
≫ 「Advancing Innovation:Japan-Canada, Ontario Dialogue for St
≫ 「Advancing rategic Collaboration」開催報告
【3】若手研究者紹介    平成28年度「挑戦的研究賞」受賞者紹介
≫ ★「電子またはヒドリドイオンを含む新規固体触媒の開発」
【4】最新の研究成果 ≫ 1件の研究成果のご紹介 【5】新聞掲載記事 ≫ 10件の新聞掲載記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
   +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・d‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+
      【巻頭言】「新年のご挨拶」
理事・副学長 研究・産学連携本部長 安藤 真    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+     明けましておめでとうございます。東京工業大学の産学連携活動に、多
   大なるご理解、ご協力、ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。2016年
は、東京工業大学にとって「平成の大改革」をスタートさせた重要な一年
   でした。大学の使命である「教育」と「研究」についてシステムと体制が
   抜本的に変更され、教職員と学生すべてが忙しい試みの中にも新しい風を
   感じた年でした。もう一つのミッションである「社会貢献」の中核が、
   我々が担う産学連携活動ですが、これは1年遅れて2017年4月からの新体
   制スタートを目指しています。平成の大改革の標語「トップ10のリサーチ
   ユニバーシティ」には、産学連携特に民間企業との共同研究を倍増する決
   意が込められています。社会からは、日本再興のための科学技術イノベー
   ションのエンジン役を大学が担うことが求められており、産業界も共同研
   究の規模を5年で3倍に拡大する覚悟を表明しています。昨年度、国立大学
   は3つに分類され、本学は世界最高水準の教育研究を目指す道を選択しま
   した。続けて今春には、世界の有力大学と伍して国際競争力をもち、規制
   緩和策を活用し財政的にも自立を促す指定国立大学制度の公募があります。
   教育研究で優れた人材を送り出すことに加え、世界のイノベーションを牽
   引する研究成果を生み出すことが建学以来、東工大に課せられた責務であ
   り社会貢献ですが、まさにその存在価値と姿勢を試すための土俵が用意さ
   れた訳です。教育研究活動と産学連携活動は、その公益性やステークホル
   ダーにも相違がありますが、国立大学としてこれを整理し進むべき方向性
を明確にした上で、「トップ10のリサーチユニバーシティ」めがけて、活
動の量と質を格段に上げてゆく方策を練っています。
じて計画そのものを修正、進化させてゆくことも重要です。
産学連携活動の体制改革として、4月より学長を議長とする戦略統括会議
で企画を全学として練るとともに、執行組織として研究・産学連携本部が
置かれます。強力な研究・産学連携活動の果実としての収益を、全学の教
育研究環境の充実に反映し、大学力強化を財政的にも支える役割を担いま
す。2017年の改革の主だったものを列挙すると、学院・研究院レベルから
の研究活動/シーズの見える化と組織研究のための支援体制構築、企業と
の永続的な協働のための共同研究の費用分担の見直し、産学連携活動を通
しての大学院(特に博士)教育の強化、ELSI,WRHIのベストプラクティス
を全学へ反映する国際化と海外オフィス展開および融合領域/学際分野の
育成、世界や社会の課題と貢献機会を発見し解決するための組織形成など
です。中期計画を超える長期的課題や構想に時間が必要な課題もあります
が、学外ベンチャーキャピタルみらい創造機構との連携協定、野村総研と
の教育研究スキームの開始などすでに2016年より開始した施策もあります。
これら研究・産学連携の改革はどちらかというと組織的・学際的研究の
強化に注目が集まります。一方ノーベル賞受賞された大隅栄誉教授が重要
性を繰り返し強調される、基盤となる個人・学術研究の強化は、あくまで
も個人の意欲の鼓舞に関わるもので、人事を含めた若手の研究環境の整備、
自由な発想の支援といういわば間接的な施策となるものです。経済の閉塞
感から、社会は大学に産業競争力の強化と深刻な社会的課題の解決を性急
に求めがちですが、個人の学術研究の尊重こそ大学固有の価値観であるこ
とも忘れてはなりません。両者のバランスをとること、教員と活動の多様
性の確保が重要です。本学は理工系の中規模の大学ですが、リベラルアー
ツとの密な連携、学術研究から課題研究までの守備範囲の広さなど、総合
大学に負けない多様性と機敏さを本来有しています。産学連携活動が財源
を生み出し、これを全学の教育研究環境の充実に還流させることが、多様
性の維持に繋がり、「トップ10のリサーチユニバーシティ」への脱皮の鍵
ともなります。責任の重さを認識し決意を新たにしたいと思います。
     このページのトップへ

   +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+
      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
5件のお知らせ    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+       ≫≫●フランシス・ガリ世界知的所有権機関(WIPO)事務局長 東工大記
   念講演会開催(2/1)
   2017年2月1日、フランシス・ガリ世界知的所有権機関(WIPO)事務局長が
   来日され、東工大大岡山キャンパスにて記念講演を行います。
  世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization; WIPO)
   は、スイス・ジュネーブに本部を置く、 世界189か国が加盟する知的財産
   に関する国連の専門機関です。主に、知的財産に関するルールメイキング、
   知的財産に係る国際出願の受理・公報発行、知的財産分野での途上国支援
   を行っています。
   ガリ事務局長からは、主に国際的に活躍することに興味を持っている学生、
   研究者、技術者等に向けて、 WIPO等の国際機関における勤務・連携の重
   要性についてご講演いただきます。また併せて、WIPOの 高位幹部である
   高木事務局長補からは、長年の国際機関でご活躍された経験から、日本人
   が国際機関で 働くことの意義についてご講演いただきます。皆様のご参
   加をお待ちしております。
   日 時:平成29年2月1日(水)14:30~15:25
会 場:東京工業大学 蔵前会館1階 くらまえホール
   14:30-14:35 開会のご挨拶
   14:35-15:00 フランシス・ガリ事務局長ご講演
      ※英語(質疑応答のみ逐次通訳有り)
15:00-15:25 高木善幸事務局長補ご講演 ※日本語
   お申込み:以下の参加登録フォームより、ご登録をお願いいたします。
   https://form.gsic.titech.ac.jp/san/wipo/entries/new
   詳 細: http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2017/news_170110.html
   問合せ先:研究推進部 産学連携課企画・管理グループ
        san.kik.kan@jim.titech.ac.jp
   ≫≫●1月13日(金)開催!東工大YVP主催ビジネスセミナー開催
   「中小企業を悩ます契約問題、侵害問題」
    ~このやっかいな問題に対する基礎知識と対応実務~
   中小企業が事業を行う上で、契約問題や知的財産に関する侵害問題など悩
   みが尽きません。そこで、本セミナーでは、中小企業が事業展開に当たっ
   て必要とされる技術契約、営業秘密管理や侵害・被侵害問題を中心に解説
   します。
   さらに、共同開発で生じる具体的なトラブル事例(自社技術をPRしたとこ
   ろ、相手企業に特許出願された等)から共同開発契約を締結する際の留意
   点を中心に解説し、中小企業が他社(企業、大学、公設試等)と交渉する
   場合の注意点がより具体的に理解できるセミナーとなっております。
   主 催:東工大横浜ベンチャープラザ
   日 時:2017年1月13日(金)15:00~17:00(受付14:30~)
   講 師:東工大YVP IM須貝英雄 氏
   横浜ゴム株式会社にて技術全般の企画・管理で幅広く活躍、 全社にわた
   る技術予測および生産技術に関する中長期計画とフォローを手掛ける。MO
   T(技術経営)大学、発明協会、商工会議所等における講演・講義多数。
   会 場:東工大横浜ベンチャープラザ・2階会議室
   神奈川県横浜市緑区長津田町4259-3
   セミナー定員:25名 (事前登録制、定員になり次第締め切り)
   セミナー参加費:無料
   ◎申込方法:
   下記URLより申込書をダウンロードし必要事項をご記入の上、
   メール(申込書を添付)またはファックスにてご送付ください。
   http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/seminar/099959.html
   【お問い合わせ先】
   東工大横浜ベンチャープラザ IM室
   TEL:045-989-2205 FAX:045-989-2206
       ≫≫●全5日間集中講座「コーヒーの科学」お申込み受付中
   おいしい「コーヒー」はどのようにできあがるのか。
   生産から焙煎・抽出の方法、さらには文化や健康などさまざまな観点から、
初めての方にもわかりやすく解説します。
理論から実践まで8名の講師から学びます。
【コース概要】
・受講日:全5回 2017年1月21日(土)、1月28日(土)、2月4日(土)、
 2月18日(土)、2月25日(土) 10:30~16:10
(1月28日と2月4日は16:40まで、2月25日は14:30まで)
・場所:(1月21日、2月18日、2月25日) 東京工業大学田町キャンパス
 410号室(JR田町駅徒1分)
 (1月28日、2月4日)実習のため、外部の施設を利用
  (泉岳寺近くの予定)
・募集人数:30名(最少開講人数10名)
・受講料 :30,856円(税込)
・申込期間:2016年11月10日(木)~2017年1月16日(土)*必着
   詳細:http://www.academy.titech.ac.jp/course/cat86/detail_509.html
   ≫≫●キャリアアップMOTエッセンシャルMOT(平成29年度)」受講生募集
   のご案内
   東京工業大学社会人アカデミー(実施:技術経営専門職学位課程)では、
   キャリアアップMOT「エッセンシャルMOTコース(平成29年度)」を開講し
   ます。
   【コース概要】
受講期間:平成29年4月~30年2月、水曜夜19~21時
受講場所:田町キャンパス
受講対象者:次世代の企業経営を担う社会人の方、
「教わる」ではなく自ら「学ぶ」という意識をお持ちの方
受講料:240,000円+税
田町キャンパスへのアクセス: http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/access.html
【説明会開催】
日 時:平成29年1月30日(月)19時~20時(予定)
場 所:東京工業大学 田町キャンパス711教室(7階)
内 容:募集要項、カリキュラム説明、プログラムの位置づけ、質疑応答、
など
申 込:下記の問い合わせフォームにアクセスし、「エッセンシャルMOT
コースについて」を選択し、必要事項を入力のうえ、「問い合わせ内容」
で、「説明会参加」としてお送りください。
・コース紹介Webサイト
http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/es_announcement.html
・コース紹介PDFパンフレット
http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/data/es/cumot_ES_2017.pdf
・問合せフォーム
https://cumot.mot.titech.ac.jp/form/contact.html
   問合せ:e-mail  :cumot-info@mot.titech.ac.jp
webサイト:http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/index.html
       ≫≫●グローバル産業リーダー育成プログラム(GINDLE)お申込受付中
     「Enterprise Engineering コース(後期)」2017年3月開催
   産業のグローバル化に対応できる企業人材を育成することを目的として、
グローバル産業リーダー育成プログラム (GINDLE―Global INDustrial
LEader) を設置しております。
その中のコースとして、ICTの利活用に焦点を当てたEnterprise
Engineering コース(後期)を開催いたします。
【コース概要】
・受講日:2017年3月3日(金)・4日(土)、10日(金)・11日(土)、
     17日(金)・18日(土)、24日(金)・25日(土)
・場所:東京工業大学田町キャンパス410号室(JR田町駅徒1分)
・募集人数:20名(最少開講人数5名)
・申込期間:2016年11月21日(月)~締切日はウェブ上でお知らせいたしま
 す。
 日程、受講料、内容等コース詳細:
   詳細:http://www.academy.titech.ac.jp/course/gindle/detail_510.html

※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【2】産学連携活動の・イ紹介
2件のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        ≫≫●東工大発ベンチャー称号記授与式開催報告
   東工大発ベンチャー称号記授与式が平成28月11月21日(月)、24日(木)に学
   長室で行われました。
   今回称号記を授与されたのは、平成27年度以降に「東工大発ベンチャー」
   の称号を得た、株式会社メタジェン、株式会社Lensy、WALK-MATE LAB株式
   会社、株式会社s-muscle、アンビション・フォトニクス株式会社、ITD Lab
   株式会社(授与年月日順)の6社です。
   授与式には、三島学長をはじめ、安藤研究・産学連携本部長等が出席し、学
   長から各企業の代表者に称号記が手渡されました。 記念撮影後の懇談会
   では、活用する東工大の研究成果や新たな技術・ビジネス手法 について、
   各企業と活発な意見交換が行われました。
   本学では、大学発の研究成果又は人的資源を活用して起業されたベンチ
   ャー企業からの申請を受けて、「東工大発ベンチャー」の称号を授与して
   います。
   称号授与企業は累計で78社(平成29年1月1日現在)にのぼり、 大学発の
   研究成果や技術を活かした社会貢献が活発に行われております。
   【東工大発ベンチャー詳細】
   詳細はこちら→http://www.sangaku.titech.ac.jp/achieve/venture.html
   【東工大発ベンチャー紹介】
   ・株式会社メタジェン(東工大発ベンチャー第72号)http://metagen.co.jp/
   ・株式会社s-muscle(東工大発ベンチャー第75号) https://www.s-muscle.com/
   ・アンビション・フォトニクス株式会社(東工大発ベンチャー第77号)
   http://www.ambition-photonics.com/index_jpn.html
   ・ITD Lab株式会社(東工大初ベンチャー第78号) http://www.itdlab.com/
   ≫≫「Advancing Innovation:Japan-Canada, Ontario Dialogue forStrategic
Strategic Collaboration」開催報告
   2016年11月30日(水)に、カナダ大使館、オンタリオ州貿易省およびオン
   タリオ州ビジネス代表団約50名が来訪し、東工大蔵前会館ロイアルブルー
   ホールにて標記シンポジウムを開催しました。
   本シンポジウムは、本学とカナダオンタリオ州との国際共同研究及び産学
   連携をさらに推進することを目的として開催されました。
   今回のシンポジウムをきっかけとして、今後さらに東工大およびオンタリ
   オ州の大学や企業との交流が活発になり、イノベーションに繋がる国際連
   携に発展することが期待されます。
   ・東工大ニュース:http://www.titech.ac.jp/news/2016/037033.html
 このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【3】若手研究者のご紹介
1名のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        前月号に続き、平成28年度挑戦的研究賞の受賞者をご紹介いたします。
   挑戦的研究賞とは、本学の若手教員(40歳未満の准教授、講師、助教)の
   挑戦的な研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏分野の開
   拓萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追及等
   に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰する、本学独
   自の研究賞です。
    詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/cat7/detail_32.html             ≫≫★「電子またはヒドリドイオンを含む新規固体触媒の開発」
    元素戦略研究センター・准教授 北野 政明     アンモニア合成は、1913年に実用化され現在では全世界で年間約1.7億ト
    ン生産されており、人類が最も多く生産する化学薬品の一つとなっている。
        続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/researchers/201701.html

このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・‥‥‥‥‥+
      【4】最新の研究成果
1件の研究成果のご紹介 ※教員の所属は情報公開時の名称にしております +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+     ≫≫●" Carbon-depleted outer core revealed by sound velocity
convergent hybrid approach using micro-flow amide bond formation"
Nature Communications 7, Article number: 13491 (2016), doi:10.1038
/ncomms13491, Published online: 28 November 2016,
科学技術創成研究院 布施 新一郎 准教授
科学技術創成研究院 御舩 悠人 大学院生
科学技術創成研究院 中村 浩之 教授
物質理工学院 田中 浩士 准教授 非常に副反応を起こしやすいアミノ酸を多数含む抗HIV・抗菌ペプチド
「フェグリマイシン」を迅速・安価・クリーンに合成できる手法が開発さ
れました。本研究の目的化合物である「フェグリマイシン」は、極めて副
反応を起こしやすい置換フェニルグリシンを5つ含み、一残基ずつペプチ
ド鎖を伸長する一般的な合成手法は適用不可能とされてきました。今回、
マイクロフロー合成法を駆使し、この不可能とされてきたペプチド鎖伸長
を実現することに成功しました。開発された手法によって、副反応を起こ
しやすい有用ペプチドの大量・低コスト供給が可能になることが期待され
ます。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/articles/ncomms13491
・中村・布施研究室のご紹介: http://syn.res.titech.ac.jp/
・田中研究室のご紹介: http://www.apc.titech.ac.jp/~htanaka/
・東工大ニ・・[ス: http://www.titech.ac.jp/news/2016/036841.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20161130_fuse.pdf

このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【5】新聞掲載記事
             10件の新聞掲載記事のご紹介
             ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+  
       
       ≫≫ウエアラブル機器、電源確保を効率化、東工大、体温使い発電、
東京理科大、無線用い供給。(日本経済新聞, 11/28)
科学技術創成研究院 菅原 聡 准教授
熱を電気に変える「熱電発電」を活用し、ウエアラブル(装着型)機器に
必要な電気を上手にまかなう研究が進められています。材料の両端に温度
差があると内部に電流が流れる現象を利用し、人の体温と外気温の温度差
に着目しています。電圧0・4~1ボルトで約10ミリワットの電気が得られ、
無線通信で必要な電力の一部をまかないます。2020年ごろの実用化を目指
します。
・菅原研究室のご紹介: http://www.isl.titech.ac.jp/~sugaharalab/
≫≫●10万円でIoT化-長野・諏訪の中小と東工大、工場への導入支
援。 (日刊工業新聞, 11/28)
情報理工学院 出口 弘 教授
長野県諏訪市周辺にある中小企業とともに、低コストで製造現場にIoT
を導入する活動を12月に立ち上げます。小型ボードコンピューター「ラズ
ベリーパイ」などを使い、IoTを活用した工場内の機械の稼働状況や異
常の一元管理に取り組みます。導入価格は最低10万円程度に抑える予定で、
地域中小企業の競争力を上げるとともに、IoT関連産業の振興につなげ
る予定です。
・出口研究室のご紹介: http://www.degulab.org/ja/
≫≫●マイクロRNA簡単検出、がんの目印、東工大、試料入れるだけ、
早期発見に道。 (日経産業新聞、12/1)
情報理工学院 小宮 健 助教  がん患者の血液などに含まれるマイクロRNAを検出する新たな手法が開
発されました。従来方法よりも簡便で、手間がかからず装置の簡略化につ
ながることが期待されます。人工合成したマイクロRNAを用いて、実際
に検出できることを確認しました。がんの早期発見などに応用できるとみ
て、実用化研究を進める予定です。
・山村研究室のご紹介: http://www.es.dis.titech.ac.jp/
≫≫●アミノ酸、1つずつ連結、東工大、ペプチド合成効率化。
(日経産業新聞, 12/2)
科学技術創成研究院 布施 新一郎 准教授  【4】項をご参照ください
・布施准教授のご紹介: http://syn.res.titech.ac.jp/groupmembers/fuse_cv/
≫≫●理研と東工大、スパコンアプリ開発効率化-プログラミング自動
化。(日刊工業新聞, 12/2)
株式会社 ハイボット (東工大発ベンチャー)
学術国際情報センター 丸山 直也 特定准教授
学術国際情報センター 青木 尊之 教授 スーパーコンピューター向けのアプリケーション開発を効率化する手法が
開発されました。これにより、シミュレーションソフトウエアの開発コス
トを削減することが可能です。研究チームは、新しいソフトウエア技術を
開発し、大規模なスパコン上で簡単に「適合格子細分化法」が使える環境 を実現しました。開発したソフトは、プログラムの自動的な変換技術に基
づき、従来必要だった煩雑なプログラミングや最適化の多くを自動化する
ことが可能です。
・青木研究室のご紹介: http://www.sim.gsic.titech.ac.jp/index-j.html
≫≫●産学連携へ組織再編、東工大、基礎研究を充実。(日経産業新聞,
 12/5)
工学院 大竹 尚登 教授 (本学副学長)
本学は産学連携の促進に向け組織再編を行います。2017年4月に産学連携
と研究の戦略立案を担う部署などを統合して意思決定を速くし、学長から
産業界への働きかけを強めます。日本の大学は海外に比べ、企業からの資
金提供が少ないとされてきました。本学では産学連携の体制強化によって
民間からの収入を増やし、基礎研究やリベラルアーツ(教養教育)研究の
充実につなげる予定です。
≫≫●大隅氏にブレークスルー賞、米団体。 (日本経済新聞, 12/6)
科学技術創成研究院 大隅 良典 栄誉教授
グーグルやフェイスブックの創業者らが出資する米国の団体は5日、優れ
た科学研究に贈る「ブレークスルー賞」の生命科学分野に、ノーベル生理
学・医学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授を選んだと発表しま
した。大隅氏は細胞のオートファジー(自食作用)を解明したことが評価
されました。「非常に光栄だ。今後もこの分野の研究がさらに発展するよ
うに努力する」とのコメントを出しました。昨年はブレークスルー賞の基
礎物理の分野でニュートリノ研究の梶田隆章・東京大宇宙線研究所長らが
・大隅研究室のご紹介:http://www.ohsumilab.aro.iri.titech.ac.jp//
≫≫●シリコン製パワートランジスタ、微細化で性能向上-東工大が実
証。 (日刊工業新聞, 12/7)
科学技術創成研究院 筒井 一生 教授
シリコンのパワートランジスタ(Si―IGBT)の微細化による性能向
上を実証しました。素子を従来比3分の1に微細化し、オン状態の抵抗を半
減することに成功しました。現在主流のSi―IGBTの高性能化につな
がる成果であり、「国際電子デバイス会議(IEDM)」で発表する予定
です。
・筒井研究室のご紹介: http://www.tsutsui.ep.titech.ac.jp/
≫≫●樹枝状構造の分子結合、東工大、触媒などに応用。
(日経産業新聞, 12/8)
科学技術創成研究院 アルブレヒト 建 助教
科学技術創成研究院 山元 公寿 教授 デンドリマーと呼ばれる樹枝状構造の分子をつなぎ合わせる技術が開発さ
れました。鎖状につなぎ合わせたり、碁盤の目のように 結合した巨大分
子を構築することに成功しました。デンドリマーは金属や蛍光色素を取り
込むため、化学反応を促す触媒や発光材料などに応用することが可能です。
・山元・今岡研究室のご紹介: http://www.res.titech.ac.jp/~inorg/yamamoto/member/yamamoto/
≫≫●東工大、光ファイバーで変形や温度変化をリアルタイムで検出-
ロボットの"神経"に。 (日刊工業新聞, 12/16)
科学技術創成研究院 水野 洋輔 助教
科学技術創成研究院 中村 健太郎 教授 光ファイバーで変形や温度変化をリアルタイムに検出する計測技術が開発
されました。1 秒当たりの測定回数を19回から10万回に増やすことに成功
し、橋などのインフラやロボットの変形を測る"神経"として提案してい
く予定です。光ファイバーに光信号を入射して特殊な散乱光を検出するこ
とにより、光ファイバーでの変形や温度変化を、場所を含めて特定するこ
とが可能です
・中村研究室のご紹介:http://www.nakamura.pi.titech.ac.jp/


このページのトップへ
     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      **編集後記**
     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
  
      最近、最寄駅の近くに図書館があることに気付きました。
地元の人が利用するような小さな図書館で、ゆったりした雰囲気にとても
落ち着きます。その図書館の手前には大きな薄暗いトンネルがあり、何と
なく近寄れずにいましたが、先日怖いもの見たさで抜けてみると自然豊か
な公園が広がっていました。10年以上も住んでいるのに全く知らず、嬉し
い発見でした。たまには寄り道もいいものです。
今年も色んな発見ができるよう、心に余裕を持って過ごしたいと思います。
(編集委員 ラリー)

このページのトップへ    ※本学教員の所属・肩書きは、2017年1月1日現在のものです。
   ※新聞記事・最新研究情報は2016年11月27日~2016年12月26日までの東工大
    研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
   ※人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
    mail@sangaku.titech.ac.jpまでご一報ください。また、メルマガへの
    ご意見・ご感想もお待ちしております。    ************************************************     東京工業大学 研究・産学連携本部      〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1     Tel: 03-5734-2445 Fax: 03-5734-2482     e-mail: mail[at]sangaku.titech.ac.jp     URL: http://www.sangaku.titech.ac.jp/     ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。    ************************************************