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第150号(2017年2月)

     厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  大学は入試シーズン本番、受験生にとって少しでもあたたかい気候になる
  よう祈るばかりです。
  今月号のメルマガもイベント情報等、盛り沢山の内容でお届けします。
  どうぞご一読ください。
     
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      ○●●目次●●○
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  ★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ 生命理工 オープンイノベーションハブ:キックオフ・フォーラム
  開催のお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介 ≫ 文科省平成28年度補正事業「地域科学技術実証拠点整備事業」に
採択
≫ エコプロ2016出展報告
≫ 産業革新機構 勝又幹英社長特別講演会開催報告(12/12)
 【3】若手研究者紹介    平成28年度「挑戦的研究賞」受賞者紹介
≫ ★「「マイクロ電気機械素子とその金属結晶粒制御によるナノG慣性
センサの創出」
【4】最新の研究成果 ≫ 1件の研究成果のご紹介 【5】新聞掲載記事 ≫  8件の研究成果のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
1件のお知らせ    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+
          ≫≫● 生命理工 オープンイノベーションハブ:キックオフ・フォーラム
   (2/22)
  東京工業大学生命理工学院は、生命科学と生命工学の最先端と社会や産業
  とをつなぐ新組織である「生命理工 オープンイノベーションハブ」を設
  立しました。
  本組織の趣旨、産学連携の戦略や構成する研究グループについて紹介する
  キックオフ・フォーラムを開催致します。詳細はホームページを参照して
  ください。
     詳 細: http://www1.bio.titech.ac.jp/lihub/
  日 時:2017年2月22日(水)13:30~17:00
  場 所:大手町サンケイプラザ http://www.s-plaza.com/
  ※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ

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      【2】産学連携活動のご紹介
3件のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+          ≫≫●文科省平成28年度補正事業「地域科学技術実証拠点整備事業」に 採択。    平成28年12月、東工大は、横浜市、川崎市、大田区と連携して進める
   「 IoTとIT創薬による京浜「頭脳」地域化に向けた実証拠点群」として、
   東工大(大岡山、すずかけ台キャンパス)及び川崎殿町国際戦略拠点キン
   グスカイフロントの3拠点において、産学連携によるIoT社会実証と起業の
   ための空間を既存施設活用により、ビジネスデザインファクトリ(大田区、
   大岡山キャンパス)、IT創薬設計ファクトリ(川崎市・殿町)、IoTファ
   クトリ(横浜市・すずかけ台キャンパス)として整備してまいります。
≫≫●エコプロ2016出展報告    「環境とエネルギーの未来」をテーマにした展示会、エコプロ2016(昨年
   まではエコプロダクツ展)が、12月8~10日に東京ビッグサイトの東1~東
   6ホールで開催されました。小中学校の社会科見学も含めて16万7千人もの
   来場者がありました。
   本学からは、物質理工学院(材料系)宮内雅浩教授の「光触媒を利用した
   二酸化炭素発生による蚊捕集器」と、科学技術創成研究院(化学生命科学
   研究所)の長井圭治准教授の「p-n接合ナノ粒子を用いた可視光照射によ
  る水中有機物の分解」を展示しました。
   いずれも来場者の目を引く展示となり、多くの方が説明を聴いて行かれま
   した。幾つかの企業からは、情報収集のみならず、具体的な共同研究の話
   を頂戴しました。
  上述2テーマについてご興味、ご関心をお持ちいただきましたら、是非、
  研究・産学連携本部にご連絡ください。
  本ブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。

≫≫●産業革新機構 勝又幹英社長特別講演会開催報告(12/12)    2016年12月12日(月)、東工大研究・産学連携本部では、株式会社 産業革
    新機構の勝又幹英 代表取締役社長をお招きし、特別講演会を開催しまし
   た。
   長、服部健一 マネージング・ディレクターより「産学連携を通じたイノ
   ベーション創出と東京工業大学への期待」と題してご講演をいただきまし
   た。産業革新機構の概要とともに、産学連携活動のポイントをご教授いた
   だき、最後は東工大への期待のコメントで締めくくられました。
  2016年4月に研究改革を始動した本学では、未来産業の創出に向けた新た
  な産学連携推進プラットフォームを構築します。この度の講演会で得た知
   識を今後の産学連携体制の強化・発展に活かしてまいります。

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      【3】若手研究者のご紹介
1名のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        前月号に続き、平成28年度挑戦的研究賞の受賞者をご紹介いたします。
   挑戦的研究賞とは、本学の若手教員(40歳未満の准教授、講師、助教)の
   挑戦的な研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏分野の開
   拓萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追及等
   に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰する、本学独
   自の研究賞です。
   詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/cat7/detail_32.html
            ≫≫★「マイクロ電気機械素子とその金属結晶粒制御によるナノG慣性セ ンサの創出」 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所・助教 山根 大輔     近年、シリコン微細加工技術の発展により、MEMS(Micro Electro Mechan
    ical Systems:微小電気機械システム)と呼ばれる非常に小さな機械を容
  易に作製できるようになりました。
    続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/researchers/201702.html
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      【4】最新発明情報
1件の研究成果のご紹介   ※教員の所属は情報公開時の名称にしております +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+     ≫≫● " Observation of spontaneous spin-splitting in the band
    structure of an n-type zinc-blende ferromagnetic semiconductor"
    Nature Communications 7, Article number: 13810 (2016)
    doi:10.1038/ncomms13810, Published online: Published online: 19
    December 2016 工学院 ファム・ナム・ハイ 准教授 鉄を半導体(InAs)へ数%添加することにより、III-V族半導体では初めて、 N型強磁性半導体(In,Fe)Asを作製することに成功しました。そして、電子 キャリアが存在する伝導帯とよばれるエネルギー帯に、大きな自発的スピ ン分裂があることが分かりました。このようなN型半導体における強磁性 とスピン分裂した伝導帯構造は、従来の理論では予測されておりません。 物性物理学と半導体スピントロニクスに新しい知見を与える重要成果であ り、今後の応用に向けて大きな前進をもたらすことが期待されます
・論文ホームページ: http://www.nature.com/articles/ncomms13810
・ファム研究室のご紹介 :http://magn.pe.titech.ac.jp/lab/
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/037009.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20161219_pham.pdf

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      【5】最新の研究成果
            8件の研究成果のご紹介
          ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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    ≫≫● 東工大と旭硝子、有機EL向け新素材を開発。 (日本経済新聞,	
    12/27)
    科学技術創成研究院 細野 秀雄 教授
    テレビやスマートフォンに使われる有機ELディスプレー向けの新素材が
   開発されました。カルシウムとアルミ、亜鉛とケイ素などを主成分とし、
   製法を工夫することによって原子が不規則に並んだ構造の新素材が実現さ
    れました。電子を素早くやり取りでき、ディスプレーの構造を単純にする
   ことが可能です。大画面のテレビを安く製造することができ、画面の焼き
   つきも抑えられます。 旭硝子は新素材の原料の供給体制を整えており、
   ディスプレーメーカーからの要請に応じて出荷する予定です。
・細野・神谷・平松研究室のご紹介: http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
    ≫≫● 東工大、マイクロプロセッサーの待機電力を大幅削減 (日刊工
    業新聞, 12/28)
    科学技術創成研究院 菅原 聡 准教授
    マイクロプロセッサーの待機時電力を大幅に減らす技術が開発されました。
    不揮発性のメモリー(SRAM)を使った新しい低消費電力技術で、マイ
   クロプロセッサーやシステムオンチップ(SoC)の課題である演算部の
    エネルギーの削減効率を向上させます。電源を切っても記憶内容を保持で
   きる不揮発記憶を利用し、ロジックシステムの電源の遮断を頻繁に行うこ
   とによって、待機時電力の削減を実現しています。
    ・菅原研究室のご紹介: http://www.isl.titech.ac.jp/~sugaharalab/
    ≫≫● 災害・感染症…増す脅威、安心社会、技術が導く――老朽インフ
ラ監視、ロボ・AIで効率化。 (日経産業新聞、1/4)
科学技術創成研究院 水野洋輔助教
   高度経済成長期に整備されたインフラが軒並み老朽化しており、その対策
   は喫緊の課題になっています。財政に余裕がなくなり、人手不足も表面化
   する中、ロボットや人工知能を使って維持管理を効率化する技術に期待が
   集まっています。本学の水野助教らは、光ファイバーを使ってコンクリー
   トの変形や温度変化を高速度で検知する技術を開発しました。トンネルや
   橋に埋め込み、劣化をリアルタイムで監視することが狙いです。
   ・水野助教のご紹介: http://www.nakamura.pi.titech.ac.jp/ymizuno/
    ≫≫● 宇宙で骨の細胞活性化、骨が減る仕組み解明に道、東工大など、
    メダカ実験。 (日経産業新聞, 1/5)
    生命理工学院 工藤 明 教授
    微小重力で活性化する遺伝子を、メダカの実験で特定することに成功しま
    した。国際宇宙ステーション(ISS)にメダカを運び、骨をつくったり、
   壊したりする細胞が活性化していることも突き止められました。宇宙飛行
    士がISS滞在で骨が減る仕組みなどの解明に役立つとともに、将来的に
    は、老人性骨粗しょう症の解明にもつながることが期待されます。
   ・工藤・川上研究室のご紹介: http://www.kudo.bio.titech.ac.jp/
    ≫≫● たんぱく質、瞬時に濃縮、東工大、薬品2種加えるだけ。(日経
    産業新聞, 1/10)
    科学技術創成研究院 野島 達也 特任助教
    科学技術創成研究院 彌田 智一 教授
    2種類の界面活性剤を加えることによって、水溶液中のたんぱく質が、構
    造と機能を保ったまま集合する現象が発見され、たんぱく質を多く含む液
   状物質(凝縮体)の開発に成功しました。これまでは、たんぱく質を水溶
   液から濃縮する場合、時間とコストがかかり、また、たんぱく質が変性し
   てしまう問題がありましたが、これらを解決するすることが可能です。今
   後、触媒材料や医薬品の開発など、幅広い応用展開が期待されます。
  ・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/037104.html
    ≫≫● 川崎にIT創薬研究拠点、東工大、スパコン・AI活用、次世代
    薬、VBと共同研究。(日本経済新聞 地方経済面 神奈川, 1/7)
    情報理工学院 秋山 泰 教授
    本学は9月、生命科学の企業や研究機関が立地する川崎市の殿町地区に、
    情報技術(IT)を駆使した医薬品の研究拠点を開設します。スーパー
   コンピューターTSUBAMEを活用し、膨大な物質の中から医薬品の候補物質
   を選び出し、IT創薬に取り組みます。創薬ベンチャーのペプチドリーム
   と共同し、次世代の創薬技術である 「中分子創薬」の共同研究を本格化
   する予定です。
    ・秋山研究室のご紹介: http://www.bi.cs.titech.ac.jp/web/top_ja.html
    ≫≫● データセンター最適化/効率運用へ技術紹介/NTTファシリテ
    ィーズ。 (建設通信新聞, 1/23)
    科学技術創成研究院 柏木 孝夫 特命教授
   NTTファシリティーズは19日、「データセンタービジネスにおける課題
   と技術動向」をテーマにR&Dフォーラムを開きました。本学の柏木孝夫
   特命教授は「エネルギー分野をとりまく状況と今後」と題して特別講演を
   行い、政府が打ち出した超スマート社会「Society5.0」について
   解説しました。サイバーレイヤーと物理レイヤーを融合させ、IoTを通
   じて、介護や見守り、医療などのサービスが連携した、快適な人間中心の
   社会であることを指摘しました。
   ・先進エネルギー国際研究センターのご紹介: https://aes.ssr.titech.ac.jp/
    ≫≫● 東工大など、セラ結晶に強磁・強誘電性が共存、次世代メモリー
    に道。 (化学工業日報, 1/24)
   科学技術創成研究院 東 正樹 教授
   セラミックス結晶中に磁石の性質(強磁性)と電気を蓄える性質(強誘電
   性)が室温で共存することが確認されました。室温での両性質の共存は、
   鉄酸ビスマスを用いた次世代磁気メモリー実現のためのカギとして注目さ
   れています。しかしながら、磁性不純物の影響によって実験で確認された
   ことは、これまでありませんでした。強磁性と強誘電性の相関が確認され
   たことから、低消費電力で超高密度な磁気メモリーの開発につながること
   が期待されます。
  ・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2016/035983.html
  ・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20160823_azuma.pdf
  ・東研究室のご紹介: http://www.msl.titech.ac.jp/~azumalab/Azuma_Laboratory/Welcome.html
  
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      **編集後記**
     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
  
      2月に入り、少しずつ春を感じさせる日が多くなってきましたね。
寒さが苦手な私にとっては早く春が訪れて欲しいところです。
そんな私ですが、この時期に思いきり楽しめるスポーツがマラソン(ラン
ニング)です。
ここ1年間でタイムがぐっと縮まり、ハーフマラソンでは1時間50分、
フルマラソンでは4時間10分を切ることできました。
来月のフルマラソンに出場して今シーズンを締めくくる予定ですが、しっ
かり練習を積んで4時間を切り、サブ4の仲間入りを果たしたいです。
ただ過去に、レース直前に体調を崩すといった失態を演じたので、体調管
理だけは万全にしてレースに挑みたいと思います。
インフルエンザの流行もピークを迎えておりますので、皆様もどうぞご自
愛ください。
(編集委員 K・M)
                                                  このページのトップへ	
   

   ※本学教員の所属・肩書きは、2017年2月1日現在のものです。
   ※新聞記事・最新研究情報は2016年12月27日~2017年1月26日までの東工大
    研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
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