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第158号(2017年10月)

     さわやかな秋晴れの続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  今月号のメルマガも、イベント情報のご紹介など、皆様のお役に立てます
  よう盛り沢山の内容でお届けしますので、ぜひご一読ください。

  ※ご異動等でメールマガジンの配信先に変更がある場合は、お手数ですがご
  連絡をいただけますと幸いです。
     
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      ○●●目次●●○
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  ★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ BioJapan2017 -World Business Forum-(10/11~13)
≫ 東京工業大学新技術説明会(10/17)
≫ 他8件のお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介 ≫ 「イノベーション・ジャパン2017」出展報告
≫ 「UNITTアニュアル・カンファレンス2017」開催報告
≫ 東工大発技術の活用事例(19)株式会社ポコアポコネットワークス
 【3】若手研究者紹介    平成28年度「東工大の星」受賞者紹介
≫ ★「物質科学のフロンティアとしての生命システム研究
  『分子ロボティクス』」
【4】最新の研究成果 ≫ 3件の研究成果のご紹介 【5】新聞掲載記事 ≫  5件の新聞掲載記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
10件のお知らせ    +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・+
          ≫≫● BioJapan2017 -World Business Forum-(10/11~13)
   日 時:2017年10月11日(水)~13日(金) 10:00~17:00
場 所:パシフィコ横浜
公式HP:http://www.ics-expo.jp/biojapan/ja/
本学からはポスター展示と共に、会期中にアカデミック・シーズ講演とし
   て、4名の教員がプレゼンテーションを行う予定です(12日(木)実施)。
  ・生命理工学院 相澤 康則 講師
  『Synthetic Proteogenomics-合成ゲノムから
    見えるプロテオーム』
  ・生命理工学院 正木 慶昭 助教
  『異分野融合による創薬技術の革新に向けた試み』
  ・生命理工学院 湯浅 英哉 教授
  『光による生命機能の制御と治療への応用』
  ・生命理工学院 福居 俊昭 教授
  『人工光合成経路による共重合ポリエステルの微生物合成』
   ≫≫● 東京工業大学新技術説明会(10/17)
   日 時:2017年10月17日(火)10:00~16:00
  場 所:JST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)
主 催:東京工業大学、(独)科学技術振興機構
  内 容:特許出願済み案件(以下10件)の発明者(本学教員)による説
    明・講演
  講演後、発明者(本学教員)と個別面談が可能です。
  1. 遺伝子不活性化マークを生細胞で観察できる蛍光プローブ
  (科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター 教授)木村 宏
  2. 有機エレクロトニクス材料が容易に得られる新しい芳香環化反応
  (科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 助教)庄子 良晃
  3. 電気信号によって変形・変位するガラス素子
    ~ガラスアクチュエータ~
  (物質理工学院 材料系 教授)矢野 哲司
  4. DNAの精製操作を要しない簡便・迅速な形質転換技術
    (生命理工学院 生命理工学系 助教)金子 真也
  5. 瞳孔変動を利用したキャリブレーションのいらない視線入力装置
  (工学院 情報通信系 教授)>金子 寛彦
  6. ゴム管の音響特性を用いた柔らかさと感度を両立する戸挟み検出装置
  (科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 准教授)田原 麻梨江
  7. 磁気駆動を用いた非接触3次元精密マニピュレーション技術
  (工学院 機械系 助教)松浦 大輔
  8. 機器を配線から解放する安全な光無線給電システム
  (科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 准教授)宮本 智之
  9. スーパー高感度異常ホール効果磁気センサー
  (工学院 電気電子系 准教授)Pham Nam Hai
  10.高レベル放射性廃棄物の減容・有害度低減
  (科学技術創成研究院 先導原子力研究所 准教授)鷹尾 康一朗
  発表時間等詳細:http://shingi.jst.go.jp/
   ≫≫● 第1回Tokyo Tech Research Festivalの開催について(10/25)
   本学は、この度初の試みとして、研究と産学連携の「今」を紹介し、
  「未来」を語る場として、第1回Tokyo Tech Research Festivalを開催す
  ることとしました。
  当日は、本イベントの参加研究者が、自らの研究についてポスターセッシ
  ョンでご来場の皆様と自由に対話いたします。
    またそれに先立ち、ショットガンプレゼンテーションを行い、研究概要を
  ご紹介する企画を行います。
  <プログラム>
  13:00 会場OPEN
  13:50 開会挨拶 学長 三島良直
  14:00 ショットガンプレゼンテーション (各研究者の発表ポイントを
  ご紹介します)
  15:45 ポスターセッション(自由に会場内をご覧ください)
  16:30 閉会挨拶 副学長(産学官連携担当) 屋井鉄雄
  17:00 懇親会 ※会費制(3,000円程度)

  ※懇親会へのご参加につきましては、イベント参加申込みをいただいた
  皆様へ個別にご案内いたします。

  産学連携に関心のある産業界、起業家の皆様を中心にイノベーションに関
  心のある方々のご来場、皆様からの問いかけを、研究者一同お待ちしてお
  ります。
  日 時:平成29年10月25日(水) 13:30-16:30
    場 所:東工大蔵前会館:http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/
    詳 細:http://www.titech.ac.jp/event/2017/039049.html
  参加事前申込みは、以下リンクより10月18日(水)まで受付いたします。
  参加事前申込みフォーム:https://form.gsic.titech.ac.jp/kenkik/festival/entries/new
    ≫≫● おおた研究・開発フェア(10/26、27)
   日 時:2017年10月26日(木)~27日(金) 10:00~17:00
  場 所:大田区産業プラザ 1階 大展示ホール
  公式HP: http://www.pio-ota.jp/ota-r-and-d-fair/7/
  スーパーコンピューターTSUBAMEのポスター展示を行い、
  TSUBAMEの共同利用についてアピールする予定です。
  本学からは上記の他に、COI「以心電心」ハピネス共創研究推進機構、
教員の研究(微細加工が可能な粉末冶金技術、他)の展示を行います。
    ≫≫● 工大祭2017(10/7~8)
   日 時:2017年10月7日(土)~8日(土)
  場 所:東京工業大学大岡山キャンパス
  詳 細: https://koudaisai.jp/
  今年度も大岡山キャンパスにて工大祭が開催されます。
  研究室公開や講演・公開講義など様々な企画が予定されております。
  ぜひご来場ください
    ≫≫● 科学技術創成研究院2017研究公開(10/13)
   東京工業大学科学技術創成研究院は、研究組織(4附置研究所、3研究セ
  ンター、9研究ユニット)を統合した研究の中心です。昨年度ノーベル賞
  を受賞した大隅教授も研究院の構成員です。このたび、「先端研究成果の
  社会実装に向けて」をテーマに、研究公開を実施しますので、研究開発担
  当者や大学との共同研究を模索されている皆様のご来場をお待ちしていま
細野秀雄教授と菅野了次教授の講演会や、共同研究相談ブースも開設しま
  す。詳細はホームページを御参照ください。
  日 時:2017年10月13日(金)10:00~17:00
  場 所:東京工業大学すずかけ台キャンパス R2棟、S8棟
  詳細とアクセス: http://www.iir.titech.ac.jp/openlab2017/
    ≫≫● 東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット第3回公開シンポジ
   ウム開催 (10/16)
  将来の水素利用体系に関する総合的かつ技術的な検討を推進する「東工大
グローバル水素エネルギー研究ユニット(GHEU)」は,国内外の水素利用
  日 時:平成29年10月16日(月)
  シンポジウム:13:30~17:50
意見交換会:18:00~20:00
  場 所:東工大蔵前会館
  (大岡山駅前: http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html)
  シンポジウム:くらまえホール(1F)
  意見交換会:ロイアルブルーホール(1F)
参加費:無料(意見交換会は3000円程度)
プログラム:
・講演1「今後の日本のエネルギー安全保障戦略と水素の役割」
  笹川平和財団会長/前国際エネルギー機関(IEA)事務局長 田中伸男氏
・講演2「Activities of Hydrogen and Fuel Cell Technology in Singap
  ore and Asia」
シンガポール南洋理工大学 Chan, Siew Hwa教授
・講演3「水素社会の実現に向けて」
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギーシステム課長 水素・燃料電池戦略室長 山影雅良氏
・NEDO 水素利用等先導研究開発事業「トータルシステム導入シナリオ調
査研究」中間成果報告
・パネルディスカッション「CO2フリー水素の普及に向けて」
詳細:http://www.titech.ac.jp/event/2017/039060.html
お申込み:https://form.gsic.titech.ac.jp/gheu/sympo/entries/new
お問合せ:東京工業大学GHEU事務局 ghec@ssr.titech.ac.jp
    ≫≫● 東工大社会人アカデミー 講演会「進化する生命」お申込受付中
   科学技術は、人類の想像力は、生命をいかに進化させるのか。
  研究、開発、制作の最前線に立つ講師による、最新のプレゼンテーショ
  ン!
  学生やご家族の皆様にも参加いただきやすいよう、参加料金も改定しまし
  た。詳細は以下をご覧ください。
現在、10月14日(土)、11月18日(土)の回が引続きお申込いただけます。
  【ウェブサイト】
  http://www.academy.titech.ac.jp/lecture/detail_534.html
  【twitter】東京工業大学 社会人アカデミー @SyakaiToukou809
  詳細とアクセス:https://twitter.com/SyakaiToukou809
  【Facebook】https://www.facebook.com/titechsk/
    ≫≫● 第2回 生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム 開催
   (11/9~10)
  東京工業大学 未来産業技術研究所は、東京医科歯科大学、広島大学、静
  岡大学 電子工学研究所と共に設置した、「生体医歯工学」を研究対象と
  する「生体医歯工学共同研究拠点」におきまして、平成29年11月9日、10
  日に、第2回となる国際シンポジウムを下記のとおり開催いたします。
日時:2017年11月9日(木)13:00 - 20:00
     2017年11月10日(金)10:00 - 16:50
  講演会場:東京工業大学 大岡山キャンパス ディジタル多目的ホール
      (大岡山西9号館 2階)
  ポスター会場:コラボレーションルーム+メディアホール
      (大岡山西9号館 2階)
  懇親会会場:交流スペース(大学食堂2階)
  詳細: http://www.titech.ac.jp/event/2017/039038.html
  参加登録:シンポジウム、懇親会に参加される方は、参加登録フォーム
  よりお申し込みください。
 https://form.gsic.titech.ac.jp/iir/sympo/entries/new
  ※締切 2017年11月1日(水)
  参加費:講演会 無料
  交流会 参加費 5,000円(学生2,000円)
    ≫≫● 2017年度蔵前特別賞、蔵前ベンチャー賞の授与式及び講演会
   (11/13)
  9月14日東工大蔵前会館にて蔵前特別賞及び蔵前ベンチャー賞の審査委員
  会が開催され、2017年度の受賞者が決定しました。
  11月13日に授与式及び講演会が開催されます。
  1.授与式、講演会の開催
日  時:2017年11月13日(月)17:20~20:40
  開催場所:大岡山東工大蔵前会館くらまえホール/ロイアルブルーホール
  スケジュール:17:20~17:50授与式、17:50~19:20講演会、
         19:20~20:40交流会
  2.受賞内容
  (1)蔵前特別賞;
  受賞者:蔵前理科教室ふしぎ不思議(略称「くらりか」)
   受賞理由:くらりかは、地域コミュニティハウス、小学校及び中学校
等で寺子屋式出前理科教室を展開し、日本の理科教育に大きく貢献し
  ている。
  (2)蔵前ベンチャー賞:以下の4件が受賞しました。
  受賞者:(株)パネイル
    受賞理由:AI技術を活用し電力需給管理システムPanair Cloudを開発
         し、電力小売り 事業の競争優位を構築した。
    受賞者:(株)マイクロジェット
    受賞理由:優れたインクジェット技術を開発し、印刷用プリンターは
         もとより、エレクトロニクス、バイオテクノロジー、
         3Dプリンター等ものづくりの革新を起こした。
    受賞者:蘇州天平先進デジタル科学技術(株)
    受賞理由:中国市場のモバイルエンターテインメント分野で成功をお
         さめ、LED証明のコントロール技術で日本市場に参入を果
         たした。
    受賞者:(株)光コム
    受賞理由:光コム技術による高速・非接触3次元計測システムを開発
         し、自動車メーカはじめ、広く製造業での活用が本格化し
         た。
  参加申し込み先: https://www.kuramae.ne.jp/kvs_seminar_entry/
※イベント情報は産学連携推進本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。 このページのトップへ

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      【2】産学連携活動のご紹介
2件のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+          ≫≫●「イノベーション・ジャパン2017」出展報告 2017年8月31日(木)、9月1日(金)、東京ビッグサイト東4ホール(東京    都江東区有明3-11-1)にて開催されました「イノベーション・ジャパン
   2017大学組織展示」に、本学研究・産学連携本部からブース展示を行いま
   した。また、31日午後には、屋井鉄雄 副学長(産学官連携担当)が同会
   場にてプレゼンテーションを行いました。

   【テーマとメッセージ】東工大・サステナビリティ・イノベーション
   鹿島建設・野村不動産とともに提案を行い、整備・運営事業者の協力大学
   電池技術により食糧、エネルギー、環境分野の基礎研究成果を本格的産学
   連携により実装します。このため、私達は大学改革をさらに推し進め、今
   年度より研究・産学連携本部を設置し、オープン・イノベーションのため
   のプラットフォームとなり、大学を舞台として様々な資金等の経営資源、
   知識、人材の交流を加速します。

   【ブース展示】東工大の強みを生かした産業界との連携
   (1)日本発の革新的アンモニア固定技術(大学発ベンチャーの創出)
   (2)エネルギー流通に革命をもたらす全固体電池技術(国際産業コンソ
      ーシアムの形成)
   (3)研究・産学連携本部とオープン・イノベーションプラットフォーム
     (URAシステムと本格的産学官連携の推進)
   当日は、JSTフェア2017が同時開催されましたこともあり、多数の来場者
   の方々にブースを訪問いただき、東工大の研究と産学連携活動について理
   解していただくよい機会となりました。
       ≫≫●「UNITTアニュアル・カンファレンス2017」開催報告
   9月 8日(金)、9日(土)に、一般社団法人 大学技術移転協議会(UNIT
   T)が主催する「UNITTアニュアル・カンファレンス2017」を東京工業大学
   研究・産学連携本部の共催として大岡山キャンパスにて開催いたしました。
   全国から産学連携関係者が集まり、事前登録者509名という例年以上の参
   加者のもと、本学の安藤真理事・副学長・研究・産学連携本部長による産
   学連携の取り組み状況の紹介を含めたオープニングリマークセッション、
   今年度、UNITTの会長に就任いたしました藤嶋昭東京理科大学学長による
   基調講演に引き続き、大学・TLOや公的研究機関の技術移転における諸課
   題についての5つのパラレルセッションを4コマ、計20テーマについて、
   活発な議論が行われました。
   また、初日、夜に開催された意見交換会にも多数の参加者があり、個別の
   情報交換が行われ、相互の親睦を深めました。
   日ごろ、産学連携を業務としている実務者レベルでの課題共有の場として、
   大変、有意義なイベントとなりました。

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      【3】若手研究者のご紹介
1名のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+        前月号に続き、平成28年度「東工大の星」支援
   (英語名称:Support for Tokyotech Advanced Researchers 【STAR】)
   の採択者をご紹介いたします。
   毎月1名ずつ紹介してまいりますので、ご期待ください。
   「東工大の星」支援【STAR】とは、東工大基金を活用し、将来、国家プロ
   ジェクトのテーマとなりうる研究を推進している若手研究者や、基礎的・
   基盤的領域で顕著な業績をあげている若手研究者へ大型研究費の支援を行
   うものです。
   第4回目の今回は、2名の「星」が学長及び研究戦略室長の協議により選考
   されました。
   詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/cat7/detail_91.html
            ≫≫★「物質科学のフロンティアとしての生命システム研究 情報理工学院 准教授 滝ノ上 正浩     生命システムは、各スケールの階層が強く相関した動的な自己組織化現象
    です。つまり、ナノスケールの分子の化学反応や自己組織化が、物質やエ
  ネルギーの流れのある非平衡開放系のマイクロスケールの空間(細胞や組
  織)によって制御され、またその空間自体も分子の化学反応や自己組織化
  によって構築・制御される、という複雑に入り組んだ構造を持っています。
    続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/star/201710.html
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      【4】最新の研究成果
3件の研究成果のご紹介   ※教員の所属は情報公開時の名称にしております +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+     ≫≫● "In-situ observation of ultrafast 90° domain switching
    under application of an electric field in (100)/(001)-oriented
    Scientific Reports
    doi :10.1038/s41598-017-09389-6
    Published online 29 August 2017
物質理工学院 舟窪 浩 教授
科学技術創成研究院 安井 伸太郎 助教 研究グループは、電圧によって形状が変化する圧電体結晶について、原子 の変位、単結晶領域の再配列などの複雑な現象が、1億分の4秒(40ナノ 秒)の短時間に高速で起きていることを、大型放射光施設SPring-8の高輝 度放射光を用いた時間分解X線回折実験によって、世界で初めて解明しま した。 圧電体は、インクジェットプリンタや3次元プリンタ、カメラの手振れ防 止機構等に幅広く用いられ、最近では、身の回りにある振動から発電する "振動発電"や建物等の異常振動のセンサー等への応用が期待されるなど、 永続的に使用できる自立電源としてIoTセンサーネットワークへの応用も 期待されています。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/articles/s41598-017-09389-6
・舟窪研究室のご紹介: http://f-lab.iem.titech.ac.jp/f-lab.htm
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2017/038391.html
・プレスリリース:http://www.titech.ac.jp/news/pdf/webtokyotechPR20170828_funakubo.pdf
≫≫● "Structure of the magnetic excitations in the spin-1/2
    triangular-lattice Heisenberg antiferromagnet Ba3CoSb2O9"
    Nature Communications
    doi :10.1038/s41467-017-00316-x
    理学院 田中 秀数 教授
    理学院 栗田 伸之 助教 研究グループは、量子効果が顕著な三角格子反強磁性体の磁気励起の全体 像を中性子散乱実験で初めて捉えました。研究グループは、三角格子反強 磁性体の理想的なモデル物質「アンチモン酸バリウムコバルト(Ba3CoSb2 O9)」に着目し、大型単結晶試料を作成、中性子を入射して、散乱中性子 のスペクトルを高精度で解析しました。通常の磁性体で見られる磁気励起 とは大きく異なる新奇な磁気励起について詳細を明らかにしました。従来 の磁気励起の最小単位よりも細かい単位の励起(分数励起)の必要性を示 唆する結果となり、フラストレーションと量子効果が新たな物性研究のフ ロンティアを開くこと、精密な中性子散乱実験が新奇な電子物性の解明に つながることを示す成果となりました。
・論文ホームページ: http://www.nature.com/articles/s41467-017-00316-x
・田中研究室のご紹介: http://www.lee.phys.titech.ac.jp/index.html
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2017/039207.html
・プレスリリース :http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotech_pr_20170908_tanaka.pdf
≫≫●"Genesis of ultra-high-Ni olivine in high-Mg andesite lava triggered by seamount subduction" Scientific Reports doi :10.1038/s41598-017-10276-3
    理学院 岩森 光 特定教授(海洋研究開発機構 分野長) 理学院 中村 仁美 特別研究員(海洋研究開発機構 研究員)
    研究グループは、ロシア科学アカデミー、産業総合研究所、千葉工業大学 東京大学と共同で、カムチャッカ島北東部の海岸沿いの地域を調査し、採 取した溶岩試料の分析等を行った結果、太平洋プレートと共に沈み込んだ 天皇海山列延長部分の熱的、化学的影響により、通常では火山活動が起こ りえない海溝に近い場所で、多様かつ特殊な組成を示す火山活動が起こっ たことを明らかにしました。 本研究は、沈み込んだ海山が火山活動にも影響を及ぼしうることを示して おり、日本列島の変動現象を理解する上でも重要な知見です。
・論文ホームページ: https://www.nature.com/articles/s41598-017-10276-3
・岩森特定教授のご紹介: http://www.jamstec.go.jp/d_seg/j/
・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2017/039252.html
・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotech20170913_iwamori.pdf

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      【5】最新の研究成果
            5件の研究成果のご紹介
          ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+              
    ≫≫● 「顧みられない熱帯病標的」スマート創薬で迅速にヒット化合物
    発見(2017/09/01 科学新聞)
    科学技術創成研究院 関嶋 政和 准教授
    情報理工学院 秋山 泰 教授
   東京工業大学の関嶋政和准教授、秋山泰教授、長崎大学大学院の北潔教授 らの研究グループは、顧みられない熱帯病(NTDs)の原因となってい るトリパノソーマ科寄生原虫の生存に必要なスペルミジン合成酵素を見つ け、この酵素活性を阻害する化合物4個をスマート創薬手法で発見しまし た。サイエンティフィック・リポーツに掲載されました。 この創薬標的(スペルミジン合成酵素)について、東工大のスーパーコン ピューター「TSUBAME」を利用したドッキングシミュレーション (目的化合物を標的と結合させ評価する)や分子動力学シミュレーション、 インビトロ(試験管内)試験を組み合わせた、スマート創薬手法(IT創 薬+生化学実験)により、スペルミジン合成酵素の活性を阻害する4つの 化合物(ヒット化合物)を発見しました。
  ・論文ホームページ: http://www.nature.com/articles/s41598-017-06411-9
  ・関嶋研究室のご紹介: http://www.cbi.c.titech.ac.jp/
  ・秋山研究室のご紹介: http://www.bi.cs.titech.ac.jp/web/
  ・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2017/038920.html
  ・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20170727_sekijima.pdf
    ≫≫● 東京工業大学准教授瀧ノ上正浩氏――細胞、物質の自動出入り再
    現、物理・化学で人工生命(次世代の先導者)
(2017/08/31 日経産業新聞)
瀧ノ上 正浩 准教授
    に作り出そうと試みています。生命システムを再現し、さらに情報を持た
    せることで、細胞とは少し違う「アナザー生命」を完成させることが目標
    です。
   瀧ノ上准教授は独自の方法で、細胞に見立てた水滴が必要な物質と不要な
    物質を交換するシステムを作り上げました。
     瀧ノ上准教授が人工生命の開発を続ける上で大切にしていることがあり
    ます。それは「誰でもコンピューターで作れる人工生命を開発する」こと
    です。生命は何億年もの間、DNAに生命の情報を乗せて受け継いできま
    した。「みんなが情報を残せて次世代に伝えることができます。それが生
    命の本質だと思います」と、瀧ノ上准教授は熱く語りました。
    ・瀧ノ上研究室のご紹介: http://www.takinoue-lab.jp/
         ≫≫● テラヘルツ波でがん識別、東工大が応用へ、細胞分析、人体に無
害、吸収度合いの違い利用。
(2017/08/30 日経産業新聞)
科学技術創成研究院 河野 行雄 准教授
    東京工業大学の河野行雄准教授らは電波と光の性質を併せ持つ特殊な
    「テラヘルツ波」を活用し、細胞を分析する技術を開発しました。物質ご
    とに異なる吸収の度合いを利用してがん細胞などを識別できると見込みま
    す。テラヘルツ波は人体に無害なので、手術現場でのがん細胞の分析にも
    応用したい考えです。病変部の取り残しなどを防ぐ検査手法などとして臨
    床応用を目指します。
    今後は、より小さな数~数十ナノ(ナノは10億分の1)メートルの領域
    にテラヘルツ波を集中できるよう装置を改良します。5~6年をめどにD
    NAやたんぱく質を分子レベルで分析できるようにする考えです。
    ・東工大研究: http://www.titech.ac.jp/research/stories/faces14_kawano.html
    ・河野研究室のご紹介: http://diana.pe.titech.ac.jp/kawano/
    ≫≫● 火星衛星に火星マントル物質存在か(2017/09/08 科学新聞)
    地球生命研究所 玄田 英典 特任准教授
            東京工業大学地球生命研究所の兵頭龍樹特別研究員、玄田英典准教授らの
    研究グループは、火星の衛星(フォボス、ディモス)が、月の出自と同じ
   ように巨大天体衝突で形成され、それにより火星マントル物質を含む可能
    性があることをシミュレーションで見いだしました。アストロフィジカル
    ジャーナルに掲載されました。
     研究グループでは、2衛星を形成する巨大天体の衝突について、高解像
    度の3次元流体数値シミュレーションを行いました。そこから導き出され
    たのは、典型的な破片粒子は0.1マイクロメートル、あるいは100マイクロ
    メートルから数メートルほどになることがわかりました。
   ・玄田研究室のご紹介: http://www.elsi.jp/ja/research/member/researcher/associate-professor/hidenori-genda.html
    ≫≫● 東邦大・東工大、気管支カテーテルの自走機構開発 検査・治療
    ロボに応用(2017/09/20 日刊工業新聞)
    工学院システム制御系 塚越 秀行准教授
            東邦大学医療センター大森病院の高井雄二郎准教授と東京工業大学の塚越
    秀行准教授らは、ミミズのようなぜん動運動で気管支の中を進む自走機構
   を開発しました。カテーテルの周囲が膨らみ、その膨らみが先端から根元
   にかけて移動することで管の中を進みます。気管支カテーテルに応用して
   自走式の治療ロボットを開発します。
   気管支内視鏡の訓練モデルで移動機能を確認しました。気管支は肺の先
   端では細く、入り口の気道は太いため、幅広い管径でも進める機能が必要
   でした。現在は移動機構の原理を実証した段階です。今後、生体検査や治
   療への活用を目指します。
    ・塚越研究室のご紹介: http://www.cm.ctrl.titech.ac.jp/
    ・東工大ニュース: http://www.titech.ac.jp/news/2017/039239.html
    ・プレスリリース: http://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20170907_tsukagoshi.pdf

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      **編集後記**
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      学内の異動により産学連携の世界に入り込み2か月ほど。
台風の中に放り込まれたような感覚で毎日を走り抜けている今日この頃です。
台風といえば、今年はせっかくの3連休に台風直撃で、最終日にやっと
お出かけ出来ましたが、暑い暑い!!
まさに「台風一過」の一日でしたが、「台風一過」をうまく子供に説明で
きずに調べてみたところ、暑い理由は、台風が空気中のゴミも一緒に飛ば
して行くので太陽光が当たりやすくなるそうです。台風は湿った空気を吸
い込んでしまい乾燥することも多いそうで、暑さや乾燥から体調不良にも
気を付けたほうがいいようです。
皆さん、気持ちいい季節がやってまいりましたが、残暑には気を付けてお
過ごしください。
ちなみに、私は子供のころはずっと「台風一家」だと思っていました。
(編集委員:おかー)
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   ※本学教員の所属・肩書きは、2017年10月1日現在のものです
   ※新聞記事・最新研究情報は2017年8月27日~2017年9月26日までの
    東工大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
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