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第171号(2018.11.5)

落ち葉に秋の深まりを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月号も、イベント情報や産学連携活動情報等、盛り沢山でお届けしてま
いります。ぜひご一読ください。

※ご異動等でメールマガジン配信先に変更がある場合は、お手数ですが
ご連絡をいただけますと幸いです。 


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○●●目次●●○
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★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪

【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
  ≫ 第19回ビジネスフェア 出展のご案内(11/6)
  ≫ 東工大社会人アカデミー主催 講演会(11/17)
  ≫ 他3件
【2】産学連携活動のご紹介
  ≫ 第1回 産学連携セミナー(会員限定)のご報告(9/18)
  ≫ 他1件
【3】若手研究者紹介
   平成29年度「東工大の星」採択者紹介
  ≫ ★「骨格内Al原子の位置制御による高性能ゼオライト触媒の開発」
【4】最新の研究成果
  ≫ 4件の研究成果のご紹介
【5】新聞掲載記事
  ≫ 7件の新聞掲載記事のご紹介
【編集後記】

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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
     5件のお知らせ
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≫≫●第19回ビジネスフェア 出展のご案内
「ビジネスフェア」は、地域を越えた中小企業のビジネスチャンス拡大を
目的とする、多業種・多企業による企業展示・マッチング会です。今年も
東京工業大学は蔵前工業会(OB会)と共に出展します。主な出展内容は次
の2点です。是非、お越しください。
■工学院機械系の遠藤玄先生 「惣菜をツンモリ盛るロボットハンド」
■東工大OBが経営する株式会社モフィリア 指静脈認証技術・製品展示
※産学官コーナー I(アイ)の20、21のブースに展示しています。
日 時:2018年11月6日(火)10:00-17:00
場 所:東京ドームシティ プリズムホール(文京区後楽1-3-61)
詳 細:http://www.seibushinkin.jp/information/new/2018/businessfair_2018.html


≫≫● 東工大社会人アカデミー主催 講演会
「科学技術の進化はスポーツをどう変える?」為末大氏と中島求教授
との対談
日 時:2018年11月17日(土)17:00-19:00
場 所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
詳 細:http://www.academy.titech.ac.jp/lecture/detail_237.html


≫≫● 第3回東工大COIシンポジウム開催
地球のセンシングに関する講演と、全体討論会を行います。
日 時:2018年11月20日(火)13:00-17:30(開場12:30)
場 所:東京工業大学大岡山キャンパスレクチャーシアター(西講義棟1)
詳細と事前登録: http://www.coi.titech.ac.jp 


≫≫●2018年度 蔵前特別賞及び蔵前ベンチャー賞 授与式・講演会
一般社団法人蔵前工業会は、今年度の『蔵前特別賞』・『蔵前ベンチャー
賞』の授与式、受賞者による記念講演会、交流会を下記の通り開催致しま
す。多数のご参加をお待ちしています。
蔵前特別賞の受賞者は、(株)ぐるなび創業者・会長 滝久雄氏と
前東京工業大学学長三島良直氏の二名。蔵前ベンチャー賞の受賞企業は、
ResonicGmbHと(株)レゾニック・ジャパン、(株)名校教育グループ、
(株)ボスコ・テクノロジーズ、KTI(正式表記は下記URLに記載)
知能設備製造有限公司の4件。
詳細は、https://www.kuramae.ne.jp/kvs/ をご覧下さい。

日時/場所:2018年12月4日(火)
17:00~授与式、17:40~講演会/大岡山東工大蔵前会館くらまえホール
19:30~20:40交流会/ロイアルブルーホール
会 費:講演会は無料。交流会参加費一般3,000円(当日支払)学生無料。
申 込:下記URLを開き、申込フォームに必要事項を記入の上、
      11月27日までにお申込み下さい。
    https://www.kuramae.ne.jp/kvs_seminar_entry/


≫≫●第5回 LiHubフォーラムーバイオマトリックス
   生命科学、材料工学から健康、医療、美容への架け橋ー
主 催:生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)
日 時:2018年12月13日(木)
   12:30~ 受付 
   13:00~17:15 フォーラム講演
   17:35~18:30 交流会
会 場:東工大蔵前会館ロイアルブルーホール(大岡山駅前)
申 込:講演会参加無料、定員120名(要事前予約)
詳 細: http://www1.bio.titech.ac.jp/lihub/
    http://www1.bio.titech.ac.jp/lihub/20181213forum.html

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【2】産学連携活動のご紹介
       2件のご紹介
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≫≫●第1回 産学連携セミナー(会員限定)のご報告(9/18)

産学連携セミナーの第1回目、イブニングサロンとして情報理工学院 情
報工学系の小池英樹研究室によるHuman-Computer Interactionの研究が紹
介されました。

今回は、会員企業の方7名、小池研究室からは小池教授のほか大学院生も
複数参加し、研究内容をご理解いただき、ざっくばらんな交流をすること
ができました。
当日の発表資料は、次のサイトにて会員の方のみに公開しております。
https://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2018/news_180918.html

次回も奮ってご参加いただけますようよろしくお願いいたします。


≫≫●東京工業大学 新技術説明会のご報告(10/16)

10月16日(火)に開催した東京工業大学新技術説明会に、247名もの方に
ご来場いただきました。熱心なご聴講、名刺交換、誠にありがとうござい
ました。
今回は、特に、講演後の個別面談を希望される方が多く、一部の方には、
その場での面談をお断りし、後日、本学にお越しいただくようお願いする
など、失礼いたしました。

配布資料は、下記URLからダウンロードできるようになっております。
詳細はこちら→ https://shingi.jst.go.jp/list/titech/2018_titech.html
また、一部の発表を除き、講演の動画もアップされる予定です。

今回の講演内容を含め、教員が有する知見・技術を実社会で活用すること
に向けての共同研究が進むよう、大学としてもサポートして参りますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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【3】若手研究者のご紹介
      2名のご紹介
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今月号より、平成29年度「東工大の星」支援(英語名称:Support for 
Tokyotech Advanced Researchers 【STAR】)の採択者をご紹介いたしま
す。
毎月1名ずつ紹介してまいりますので、ご期待ください。
「東工大の星」支援【STAR】とは、東工大基金を活用し、将来、国家プロ
ジェクトのテーマとなりうる研究を推進している若手研究者や、基礎的・
基盤的領域で顕著な業績をあげている若手研究者へ大型研究費の支援を行
うものです。
今回は、2名の「星」が協議により選考されました。
詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/jp/awards/3/


≫≫★『骨格内Al原子の位置制御による高性能ゼオライト触媒の開発』
科学技術創成研究院 ナノ空間触媒研究ユニット 准教授 横井俊之

ナノ空間材料はゼオライト、メソポーラス材料のようにナノスケールの空
間を有する材料であり、すでに幅広く実用化されており、今後もその応用
が期待されるナノテクノロジーの基幹材料の一つである・・・
続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/star/201811.html

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【4】最新の研究成果
      4件の研究成果のご紹介
  ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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≫≫●	“Nanomaterials design for super-degenerate electronic 
state beyond the limit of geometrical symmetry”
Nature Communications volume 9, Article number: 3758 (2018)
DOI: 10.1038/s41467-018-06244-8, Published: 14 September 2018

科学技術創成研究院 春田 直毅 特任助教

東京工業大学 科学技術創成研究院の春田直毅特任助教、塚本孝政特任教、
山元公寿教授、葛目陽義特任准教授、神戸徹也助教らの研究グループは、
コンピューターシミュレーションを用いた理論化学的手法により、特定の
金属元素からなる微小な四面体型クラスターは、既存物質ではありえない
ほど、多くのエネルギー状態が重なることを明らかにしました。これらの
クラスターは、最も高い対称性を持ち、最もエネルギー状態が重なるとさ
れてきた原子でも実現できないほどの重なりを示します。この成果は、球
対称の原子よりも高い対称性のナノ物質が存在しうることを世界で初めて
理論的に証明したもので、これまでにない電子材料や磁性材料の開発につ
ながることが期待されます。

・論文ホームページ:http://www.nature.com/articles/s41467-018-06244-8
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042381.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20180914_haruta_jst_2.pdf
・山元・今岡研究室のご紹介:http://www.res.titech.ac.jp/~inorg/


≫≫●	“Processive chitinase is Brownian monorail operated by 
fast catalysis after peeling rail from crystalline chitin”
Nature Communications volume 9, Article number: 3814 (2018)
DOI: 10.1038/s41467-018-06362-3, Published: 19 September 2018

バイオ研究基盤支援総合センター 櫻井 実 教授

バクテリアの一種であるセラチア菌が生産するSmChiAは、カニ、エビ、
昆虫などの外骨格を形成する結晶性多糖であるキチンを水溶性のオリゴ糖
に分解する酵素です。近年、SmChiAはキチン表面を一方向に運動しながら
連続的に分解する分子モーターであることが発見されていましたが、その
具体的な仕組みは明らかになっていませんでした。分子科学研究所(分子
研)および東京工業大学(東工大)の研究グループは、SmChiAを金ナノ粒
子で標識し、全反射暗視野顕微鏡を用いて高い位置決定精度と時間分解能
で1分子観測することで、キチン分解反応に伴う1 nm間隔のステップ運動
を直接可視化することに初めて成功しました。この成果は、より効率的に
働く分子機械の創出に繋がると期待されます。

・論文ホームページ:http://www.nature.com/articles/s41467-018-06362-3
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042389.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20180919_ims_2_web.pdf
・櫻井研究室のご紹介:http://www.cherry.bio.titech.ac.jp/


≫≫●	“Atom-hybridization for synthesis of polymetallic clusters”
Nature Communications volume 9, Article number: 3873 (2018)
DOI: 10.1038/s41467-018-06422-8, Published: 24 September 2018

科学技術創成研究院 塚本 孝政 特任助教

東京工業大学 科学技術創成研究院の塚本孝政特任助教、山元公寿教授、
神戸徹也助教、今岡享稔准教授、および理化学研究所の中尾愛子専任研究
員らの研究グループは、極微小なナノ粒子中に多種の金属元素をさまざま
な比率・組み合わせで配合できる「アトムハイブリッド法」を開発し、こ
れを利用した5種類あるいは6種類の金属を配合した多元合金ナノ粒子の合
成に初めて成功しました。従来の手法では、多元合金ナノ粒子の合成に困
難があり、均一な合金化は最大でも3種類までしか達成されていませんで
した。これにより、新しい物質群の創成や新しい分野の開拓につながります。

・論文ホームページ:http://www.nature.com/articles/s41467-018-06422-8
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042434.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20180921_tsukamoto_39hcGA55.pdf
・山元・今岡研究室のご紹介:http://www.res.titech.ac.jp/~inorg/


≫≫●	“Cramming versus Threading of Long Amphiphilic Oligomers 
into a Polyaromatic Capsule”
Nature Communications volume 9, Article number: 4227 (2018)
DOI: 10.1038/s41467-018-06458-w, Published: 12 October 2018

科学技術創成研究院 吉沢 道人 准教授

東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の山科雅裕博士研
究員、草葉竣介大学院生(修士課程2年)、吉沢道人准教授らは、ひも状
分子のオリゴエチレンオキシドが、ナノカプセルに2つの様式で結合する
ことを発見しました。短いひも状分子はカプセル空間に内包されたが、長
いひもはカプセル骨格を貫通した構造を形成しました。分子カプセルとひ
も状分子を使った「貫通型ナノ構造体」の初の作製例であり、新たな分子
機械や機能性ポリマー材料の開発が期待されます。

・論文ホームページ:http://www.nature.com/articles/s41467-018-06458-w
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042596.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181015_yoshizawa_2_tqglmq2c.pdf
・穐田・吉沢研究室のご紹介:http://www.res.titech.ac.jp/~smart/smartj.html

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【5】新聞掲載記事
      7件の新聞掲載記事のご紹介
  ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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≫≫●	キューブ状安定分子形成、東工大など有機金属クラスター発見
(化学工業日報、10/4)
物質理工学院 村橋哲郎 教授

東京工業大学などは、新たな有機金属ナノクラスター(少数原子による構
造体)を発見しました。パラジウム原子13個を6方向から環状不飽和炭
化水素で挟むことで、キューブ状の安定分子を形成します。3次元サンド
イッチ型で最密充填金属構造を持ち、同構造の常磁性体も合成可能なこと
も確かめ、触媒や機能材料などへの応用につながります。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042502.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20180928_murahashi_l6rV39Sc.pdf
・村橋研究室のご紹介:http://www.apc.titech.ac.jp/~tmurahashi/index.html


≫≫●	次世代コンピューティング技術開発に採択/豊通など6機関
 (日刊工業新聞、10/10)
科学技術創成研究院 西森 秀稔 教授

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施するプロジェク
ト「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティン
グの技術開発」の研究開発項目の一つである「次世代コンピューティング
技術の開発」に採択されました。量子アニーリングマシンをはじめとする
イジングマシンが組み合わせ最適化問題の高速解法のブレークスルーとし
て期待される中で、それを使いこなす共通ソフトウェア基盤の研究開発に
取り組みます。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042558.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181009_nishimori_1.pdf
・西森研究室のご紹介:http://www.stat.phys.titech.ac.jp/~nishimori/


≫≫●	東工大・西森教授ら「C&C賞」(日経産業新聞、10/11)
科学技術創成研究院 西森 秀稔 教授

NEC C&C財団(矢野薫理事長)は情報処理や通信、電子デバイスな
どの分野の進歩に顕著な貢献をした研究者に贈る2018年度「C&C賞」
の受賞者2人を決めました。東京工業大学の西森秀稔教授はこれまで解く
ことが困難と考えられてきた複雑な組み合わせ最適化問題を高速に解く可
能性をもつ量子アニーリングと呼ばれる方式を提唱し、量子コンピュータ
ーの基礎技術を開発しました。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042546.html
・西森研究室のご紹介:http://www.stat.phys.titech.ac.jp/~nishimori/


≫≫●	山崎貞一賞に2氏(科学新聞、10/12)
科学技術創成研究院 菅野 了次 教授

材料科学技術振興財団は、平成30年度(第18回)山崎貞一賞の受賞者
を決定しました。この賞は、材料、半導体および半導体装置、計測評価、
バイオサイエンス・バイオテクノロジーの4分野において、実用化につな
がる優れた創造的業績をあげた人を表彰するもので、材料分野では「新規
リチウムイオン伝導体の創成と全固体電池の開発」で東京工業大学科学技
術創成研究院の菅野了次教授が受賞しました。同氏は、長年固体電解質の
開発を続け、全固体電池を企業と共同で開発し、既存のリチウムイオン電
池より高いエネルギー密度を有し、大きな電流で放電する特性を得るとと
もにそのメカニズムを明らかにしました。全固体電池は次世代の安全な蓄
電デバイスの最有力候補であり、工業材料として世界展開されています。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042559.html
・菅野研究室のご紹介:http://www.kanno.echem.titech.ac.jp/


≫≫●	有害元素含まない高効率青色発光体(科学新聞、10/12)
科学技術創成研究院:細野 秀雄 教授

東京工業大学科学技術創成研究院の細野秀雄教授、同大元素戦略研究セン
ターの金正煥助教らの研究グループは、ペロブスカイトに類似した構造を
持つCs3Cu2I5(CCI325)が青色発光し、その量子効率が
90%以上あることを見いだすことに成功しました。発光効率の高い材料
は有害なカドミウムや鉛を含んでいることから、有毒元素を含まず、発光
効率が高くかつ安定な発光材料が求められていました。そこで研究グルー
プは、有害な元素や化学的に弱い有機物を含まない高効率な無機発光物質
としてCCI352に注目しました。CCI352は、は単結晶だけでな
く、薄膜からも溶液から合成することができます。発光の量子効率は単結
晶で90%以上、溶液から作製した薄膜でも60%以上と、これまで報告
されている無機ペロブスカイト発行体の中では最も高効率となりました。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042402.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20180919_hosono_2_y1szke1c.pdf
・細野研究室のご紹介:http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/


≫≫●	材料開発、AIで脱・職人技、東工大、ロボと実験反復、
理研、分子構造から探索(日本経済新聞、10/15)
物質理工学院:一杉 太郎 教授

人工知能(AI)を駆使し、研究者の経験と勘に頼る材料開発を変える成
果が相次いでいます。東京工業大学はロボットとAIが協調して実験を繰
り返し、新材料を見つけるシステムを試作しました。従来は研究者が実験
を繰り返し、新たな性質の材料を探し当てていましたが、実験には研究者
の職人技的なノウハウや偶然に左右される部分もあり、試行錯誤が必要で、
開発は長期化しがちでした。東工大の一杉太郎教授らのシステムは、AI
が実験計画を考えてロボットが合成する実験と性能の評価を繰り返す。解
析した実験結果をAIが学習し、次の実験計画を立てます。失敗のデータ
も生かしながら実験と解析を繰り返し、狙った性質を発揮する材料の
組成と合成法などを探す。一杉教授は「10倍の速さで材料探しが進む」
と話しています。

・一杉研究室のご紹介:http://www.apc.titech.ac.jp/~thitosugi/members.html


≫≫●	低温プラズマで止血、東工大、内視鏡向け装置、3Dプリンター
活用、照射部分を小型化(日経産業新聞、10/19)
科学技術創成研究院:沖野 晃俊 准教授

東京工業大学の沖野晃俊准教授らは、内視鏡に取り付けられるプラズマ
(電離ガス)照射装置を開発しました。3Dプリンターを使って照射部を
小型化し、電圧を細かく分けて加えることでプラズマを低温状態にしまし
た。内視鏡手術で切除した傷口に当てると血液が凝固して出血が止まり、
動物実験で効果を確かめました。5年後をメドに医療機器としての実用化
を目指します。従来、内視鏡治療で患部を切除した後の止血はクリップで
圧迫したり、高温のプラズマなどで表面を焼いたりしていました。クリッ
プでの止血には高度な技能が必要で、約4分かかります。また、高温プラ
ズマを使うと、治りが遅いのが課題でした。

・沖野研究室のご紹介:http://ap.first.iir.titech.ac.jp/

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**編集後記**
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10月の末はハロウィーンで各地で盛り上がったようですが、渋谷あたりで
暴動のようになってしまい、残念です。仮装すると人格がかわるのでしょ
うか。ハロウィーンはファミリーでも楽しめるようなのがいいですね。
ところで、ハロウィーンにしても、バレンタインデーにしても日本ではあ
っという間に定着してしまいました。仕掛けた人がうまかったのでしょう。
どちらも元来宗教的な行事ですが、日本ではそんなことは関係なくなって
います。さて次は何がくるか。イースター? 感謝祭? 
(編集委員 RiFi)



※本学教員の所属・肩書きは、2018年11月1日現在のものです。
※新聞記事・最新研究情報は2018年9月25日~2018年10月24日までの
東工大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
※人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
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また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。

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