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第172号(2018.12.5)

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本年も研究・産学連携本部メールマガジンをご愛読いただき、誠にありが
とうございました。
今月号もたくさんの情報をご紹介しておりますので、お忙しい時期ではご
ざいますが、ぜひご一読ください。

※ご異動等でメールマガジンの配信先に変更がある場合は、お手数ですが
ご連絡をいただけますと幸いです。

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○●●目次●●○
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★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪

【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
  ≫ 年末年始の業務スケジュールについて
  ≫ 他2件
【2】産学連携活動のご紹介
  ≫ 「第8回 おおた研究・開発フェア」出展報告(10/25-26)
  ≫ 「第19回ビジネスフェア」出展報告(11/6)
 ≫ 「Tokyo Tech Research Festival 2018」開催報告(11/16)
【3】若手研究者紹介
   平成29年度「東工大の星」採択者紹介
  ≫ ★「ヒト腸内細菌と疾病の関係に挑む」
【4】新聞掲載記事
  ≫ 9件の新聞掲載記事のご紹介
【編集後記】

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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
      3件のお知らせ
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≫≫● 年末年始の業務スケジュールについて
年末年始は、2018年12月29日~2019年1月3日までお休みさせて
いただきます。


≫≫●第5回 LiHubフォーラムーバイオマトリックス(12/13)
   生命科学、材料工学から健康、医療、美容への架け橋ー
主 催:生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)
日 時:2018年12月13日(木)
   12:30~ 受付 
   13:00~17:15 フォーラム講演
   17:35~18:30 交流会
会 場:東工大蔵前会館ロイアルブルーホール(大岡山駅前)
申 込:講演会参加無料、定員120名(要事前予約)
詳 細: http://www1.bio.titech.ac.jp/lihub/
    http://www1.bio.titech.ac.jp/lihub/20181213forum.html


≫≫●東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット第4回公開シンポジ
ウム開催(1/31)
テーマ「中国の水素エネルギーR&Dと将来動向を知る」
中国の水素R&Dの状況、日本の水素エネルギー戦略、水素関連NEDOプロ報
告等に関する講演、ディスカッションを行います。
日時:2019年1月31日(木)13:30~17:40
場所:東京工業大学蔵前会館 くらまえホール
詳細:https://www.titech.ac.jp/event/2018/042748.html
申込み:https://form.gsic.titech.ac.jp/gheu/sympo/entries/new

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【2】産学連携活動のご紹介
       3件のご紹介
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≫≫●「第8回 おおた研究・開発フェア」出展報告(10/25-26)
10月25・26日、大田区産業プラザにおいて第8回 おおた研究・開発フェ
アが開催されました。本学からは、コミュニケーションの健康診断・生物
を模倣した飛行・遊泳ロボット・工学院産学連携室の活動紹介・エンジニ
アリングデザインプロジェクト(EDP)の紹介の4件の出展がありました。
また機械系の田中博人准教授の特別講演(ペンギンを模した遊泳ロボット
など)も行われ、好評を博しました。 


≫≫●「第19回ビジネスフェア」出展報告(11/6)
ベンチャー・中小企業と産官学機関の展示・ビジネスマッチング会として
最大規模の西武信金主催の第19回ビジネスフェアが、11/6に東京ドームシ
ティプリズムホールで開催されました。今回は、5,814名の来場者となり
ました。
本年7月に西武信用金庫と東京工業大学が包括協定を締結したこともあり、
東京工業大学・蔵前工業会(東京工業大学同窓会)の2ブースで出展しまし
た。
遠藤玄研究室の料理盛り付けロボットのライセンス訴求、蔵前ベンチャー
相談室支援登録企業の(株)モフィリアの指静脈認証技術の出展PRを行いま
した。幾つかの企業から、ロボットのライセンス検討の話を頂き、大学他
研究室の紹介希望もありました。東京工業大学および卒業生の技術が今後、
社会実装の大きなチャンスとして活かせればと思います。


≫≫●「Tokyo Tech Research Festival 2018」開催報告(11/16)
2018年11月16日(木)、「Tokyo Tech Research Festival 2018」が開催
されました。当イベントは、将来性のある学内の研究者が出会いこれまで
想定しなかった新たな連携・融合研究が生まれることを期して行われたも
のです。
気鋭の東工大教員35名が渾身のプレゼンテーションを実施。会場には148
名の来場者による熱気あふれる議論が交わされました。今回は東工大URA
が事前に学内SNSを構築し、発表者には互いのニーズ・シーズを公開して
頂きました。その上で当日は互いの発表に付箋でコメントを残すなどの新
たな取り組みを実施し、終了後の懇親会では異分野融合研究のきっかけ作
りが出来たという声が多く聞かれました。

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【3】若手研究者のご紹介
      1名のご紹介
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先月号に引き続き、平成29年度「東工大の星」支援(英語名称:Support
for Tokyotech Advanced Researchers 【STAR】)の採択者をご紹介いた
します。
「東工大の星」支援【STAR】とは、東工大基金を活用し、将来、国家プロ
ジェクトのテーマとなりうる研究を推進している若手研究者や、基礎的・
基盤的領域で顕著な業績をあげている若手研究者へ大型研究費の支援を行
うものです。今回は、2名の「星」が協議により選考されました。
詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/jp/awards/3/


≫≫★『ヒト腸内細菌と疾病の関係に挑む』
生命理工学院 准教授 山田拓司

ヒトには1000種100兆個体を超える細菌が我々と共生しています。このよ
うな「ヒト常在細菌」は群集構造を形成し、どのような細菌がどの程度存
在するかという構成が個人よって異なっています・・・
続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/star/201812.html

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【4】新聞掲載記事
      9件の新聞掲載記事のご紹介
  ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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≫≫●	高分子、規則的な構造に、東工大など、半導体微細加工に応用
(日経産業新聞、2018/11/02)
科学技術創成研究院 化学生命科学研究所;石割文崇助教、福島孝典教授

東京工業大学の石割文崇助教と福島孝典教授らは、物質が自然に集まる自
己組織化と呼ぶ現象を利用してポリマー(高分子)を規則正しく並べる技
術を開発しました。半導体基板に微細な回路を作製するレジストと呼ぶ材
料などに応用できると見込んでいます。これまではポリマーの長さなどを
精密に制御するレジストの開発が主流でしたが、新技術では、長さにばら
つきがあっても規則的な構造が簡単にできる利点があるとのことです。半
導体の微細加工などに役立つとみており、数年以内に強度などをさらに向
上させて、技術の確立を目指します。

・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181023_ishiwari_2_pfn8iox8.pdf
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042750.html
・福島研究室のご紹介:http://fuku.res.titech.ac.jp/


≫≫●	東工大と東北大、藻類のデンプン合成をコントロールする新たな
仕組みを解明
(日本経済新聞電子版、2018/11/05)
科学技術創成研究院 化学生命科学研究所;田中寛教授、今村壮輔准教授

東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の Imran Pancha
(イムラン パンチャ)日本学術振興会外国人特別研究員(研究当時)、
田中寛教授、今村壮輔准教授の研究グループは、東北大学大学院生命科学
研究科の東谷なほ子博士、東谷篤志教授と、同大大学院医学系研究科の島
弘季助教、五十嵐和彦教授と共同で、藻類のデンプン合成をコントロール
する新たな仕組みを解明しました。今後、デンプン合成における GLG1 の
更なる詳細な解析を進めることで、デンプン生産能を向上させた藻類株の
育種が期待されます。

・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181105_imamura_ajq0nsv8.pdf
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042844.html
・田中・今村研究室のご紹介:http://www.res.titech.ac.jp/~biores/


≫≫●	東工大、レーザー・LED活用、無線給電、光で距離長く、他の
電波に影響少なく
(日経産業新聞、2018/11/06)
科学技術創成研究院 未来産業技術研究所;宮本智之准教授

東京工業大学の宮本智之准教授らは光を使って無線で電気を送るシステム
を開発しました。高出力の半導体レーザーや発光ダイオード(LED)で
電気を送り、レンズを使ってレーザーを集めて太陽電池で電気を得るとい
うもので、10ワットほどの電力が送れます。長距離の無線給電システム
として、3年後の実用化を目指します。

・小山、植之原、宮本研究室のご紹介:http://vcsel-www.pi.titech.ac.jp/index-j.html


≫≫●	東工大、半導体の微細加工安く、物質の「自己組織化」利用、光
照射せず回路作製
(日経産業新聞、2018/11/08)
・物質理工学院;早川晃鏡教授

東京工業大学の早川晃鏡教授らは、半導体の製造工程の一部を安価にする
技術を開発しました。物質が自然に集まる現象「自己組織化」を利用して、
回路を作製するもので、回路を光で焼き付ける従来の高額な加工装置が不
要になります。今後、回路の配線を自在に制御し、混線や断線などを減ら
す改良を進めて、10年後をメドに実用化を目指します。


≫≫●	東工大、蛋白質結晶から分子チューブ作製
(化学工業日報、2018/11/13)
生命理工学院 生命理工学系;上野隆史教授

東京工業大学の上野隆史教授らは、たん白質結晶中だけで作られる特異な
分子集合構造を取り出す技術を開発しました。たん白質結晶に化学修飾を
施すことで、構造を維持したまま溶液中に溶かし出すという技術で、たん
白質結晶から分子チューブを作ることに成功しました。結晶から合成され
るさまざまなナノ構造体を用いたセンサーや触媒開発、薬物送達への応用
が期待されます。

・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181108_ueno_kvg2eI5G.pdf
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042863.html
・上野研究室のご紹介:http://www.ueno.bio.titech.ac.jp/


≫≫●	1ナノ金属粒子で高酸化反応、東工大が成功 触媒活性50倍
(日刊工業新聞Newsウェーブ21、2018/11/16)
科学技術創成研究院;山元公寿教授、塚本孝政特任助教、田邊真特任准教
授

東京工業大学のミフタフル・フダ研究員と山元公寿教授らは、直径1ナノ
メートル(ナノは10億分の1)の金属粒子で活性の高い酸化反応を起こ
すことに成功しました。既存の4ナノメートルのナノ粒子に比べて50倍
の触媒活性を示すことを確認しており、新しい触媒設計の指針になると見
込まれています。粒子が小さくなると結晶構造を保てなくなり、原子が揺
らぐと考えられていて、この揺らぎが化学反応を促すと推定されています。
今後、さまざまな反応に応用していく予定です。

・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/webtokyotechpr20181114_yamamoto_tyipu543.pdf
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042923.html
・山元・今岡研究室のご紹介:http://www.res.titech.ac.jp/~inorg/


≫≫●	竹中工務店など、より現実に近い空間の明るさ感を体感できるVR
ツールを開発
(日本経済新聞電子版、2018/11/19 14:25)
環境・社会理工学院;中村芳樹教授

竹中工務店(社長:宮下正裕)と株式会社ビジュアル・テクノロジー研究
所(代表取締役:金谷末子 以下、VTL)は、輝度分布(※1)に基づく空
間の明るさ感を設計段階で光シミュレーションし、VRで体感できる視環境
設計支援ツールを国立大学法人東京工業大学の特許技術を利用して、共同
開発しました。
昨今の働き方改革においては、健康で働きやすい職場環境の整備が求めら
れており、人の生理・心理に大きく影響を及ぼす光環境は重要な要素にな
っています。当社は今後、省エネと快適性の観点から、室内における快適
な視環境の実現を設計段階からより高精度に計画・提案していきます。
※1 輝度分布:人間が見るさまざまな光源や対象物の輝度およびその空
間的な配置関係

・中村研究室のご紹介:http://www.enveng.titech.ac.jp/nakamura/


≫≫●	開発進む次世代電池、用途別に有望株続々、ナトリウムイオン、
大型定置用、安さ魅力、全固体、EV用、急速充電可能
(日経産業新聞、2018/11/20)
科学技術創成研究院 全固体電池研究ユニット;菅野了次教授

リチウムイオン電池の欠点を補う次世代電池の開発競争が激しくなってい
ます。急速充電が可能な全固体電池は電気自動車(EV)、安いナトリウ
ムイオン電池は大型の定置用と、用途ごとに有望なタイプが見えてきてお
り、それぞれの研究チームは、現在の電池にない魅力を磨き、性能やコス
トでしのぎを削っています。EV向けでは、トヨタ自動車が20年代前半
に実用化を目指す全固体電池が先行しており、イオンの通り道になる固体
の電解質を東京工業大学の菅野了次教授などと11年に発表しました。菅
野教授によると「急速充電と安全性では負けない」とのことで、「イオン
が高速に動き、電気を出し入れしやすい」、「充電時間が短くなり、発進
などの走行性能が向上する」、「燃えやすい液体電解質を使わずにすむ」
等の特徴を有しています。トヨタなど23社は大学などとのプロジェクト
で、30年をめどにEVの充電時間を10分にするなどの目標を掲げてい
ます。

・菅野・平山研究室のご紹介:http://www.kanno.echem.titech.ac.jp/


≫≫●	炭化水素を効率酸化、東工大が触媒、医薬品合成に応用
(日経産業新聞、2018/11/21)
科学技術創成研究院;山元公寿教授

東京工業大学の山元公寿教授らは、医薬品の原料などを効率的に合成する
触媒を開発しました。白金の微粒子を使って触媒を作製したところ、酸化
剤や有機溶媒などを使わずに炭化水素を酸化する反応が進みました。収率
や耐久性などを高めて、5年後をメドに技術の確立を目指します。

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**編集後記**
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秋を通り越し、すっかり冬の気配を感じる今日この頃ですが、12月と
いえばクリスマスですね。
どこにディナーに行こうかとウキウキしていたのは遠い昔・・・
サンタクロースに子供は何をお願いするのだろうとリサーチしていた
十数年も過ぎ・・・さて、今年からはどんなクリスマスを過ごそうか。
独身の頃を思い出し、自分にクリスマスプレゼントでもあげようかと
ちょっとウキウキ気分でイルミネーションを眺めましょうか。
皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください。
(編集委員 おかー)



※本学教員の所属・肩書きは、2018年12月1日現在のものです。
※新聞記事・最新研究情報は2018年10月25日~2018年11月26日までの
東工大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
※人事異動等でメルマガの送付先に変更がある場合は
  mail[at]sangaku.titech.ac.jp までご一報ください。
また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。

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