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第173号(2019.1.10)

新年明けましておめでとうございます。
2019年最初のメルマガをお届けいたします。
研究・産学連携本部は、引き続き皆さまのご期待に応え、有意義な情報を
発信できるよう努力して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し
上げます。

※ご異動等でメールマガジンの配信先に変更がある場合は、お手数ですが
ご連絡をいただけますと幸いです。

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○●●目次●●○
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★:画像付きの記事を掲載しております。是非ご覧ください♪

【1】【巻頭言】
  ≫ 「新年のご挨拶」理事・副学長 研究・産学連携本部長 渡辺 治
【2】研究・産学連携本部からのお知らせ
  ≫ 研究・産学連携本部 特任専門員の公募について
 ≫ 他2件
【3】産学連携活動のご紹介
  ≫ 芙蓉GAPファンド設立記念イベント秋のシンポジウム開催報告
   (11/20)
  ≫ 「『物質×情報=複素人材』育成を通じた持続可能社会の創造」
   文部科学省の平成30年度卓越大学院プログラムに採択
【4】平成30年度東工大発ベンチャー称号付与企業紹介(1)
  ≫ 2社のご紹介
【5】若手研究者紹介
   平成30年度挑戦的研究賞受賞者紹介
  ≫ ★「抗体を代替する小型標的結合タンパク質の創製とがん治療への応用」
【6】最新の研究成果
  ≫ 3件の研究成果のご紹介
【7】新聞掲載記事
  ≫ 7件の新聞掲載記事のご紹介
【編集後記】

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【1】巻頭言「新年のご挨拶」
      理事・副学長 研究・産学連携本部長 渡辺 治
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明けましておめでとうございます。昨年 4 月より新執行部の一人として
本学の研究と産学連携を担当しております。不慣れな中、至らぬ点も多か
ったと思いますが、それにもかかわらず、昨年は共同研究を中心に、産学
連携の大幅な拡充を進めることができました。これもひとえに皆様の多大
なるご理解とご協力と心より御礼申し上げます。

 産学連携を担当しまして、科学技術イノベーションの牽引役としての大
学への社会からの期待を強く感じました。本学では、こうしたご期待に応
えするために、昨年より、様々な産学連携のご要望に柔軟に対応できるよ
うな仕組みを準備しております。その一つが、企業の皆様と密接に連携し
つつ、新規事業開拓から社会実装までを総合的に目指した共同研究を進め
る協働研究拠点制度です。さらに、そうした共同研究を本格的にマネージ
していく組織としてオープンイノベーション機構も立ち上げました。その
一方で、基礎研究と若手の研究力の強化を目指した基礎研究機構の創設、
未来社会像を基に新たな学術分野の提案を行うことを目指した未来社会デ
ザイン機構の発足など、大学らしい基礎的なそして挑戦的な研究の推進も
図ってまいりました。

 東京工業大学では、こうした研究力強化とその成果を社会に結び付ける
産学連携活動を今年も精力的に推進してまいります。本年もご協力とご支
援のほど、よろしくお願いいたします。最後になりましたが、本年も皆様
にとって実りある年となりますように。


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【2】研究・産学連携本部からのお知らせ
    3件のお知らせ
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≫≫●研究・産学連携本部 特任専門員の公募について
研究・産学連携本部では、特任専門員(リサーチ・アドミニストレーター)
を公募しています。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
http://www.sangaku.titech.ac.jp/index.html


≫≫●東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット第4回公開シンポジ
ウム開催(1/31)
テーマ「中国の水素エネルギーR&Dと将来動向を知る」
中国の水素R&Dの状況、日本の水素エネルギー戦略、水素関連NEDOプロ報
告等に関する講演、ディスカッションを行います。
日時:2019年1月31日(木)13:30~17:40
場所:東京工業大学蔵前会館 くらまえホール
詳細:https://www.titech.ac.jp/event/2018/042748.html
申込み:https://form.gsic.titech.ac.jp/gheu/sympo/entries/new


≫≫●東工大社会人アカデミー「Enterprise Engineering(Leading 
Digital)コース」お申込受付中(2/21~2/23)
ICTの利活用に焦点を当てた講義・演習を通じて、企業活動におけるICT活
用力を向上させます。
日時:2019年2月21日(木)~23日(土) 9:30~17:20
場所:東京工業大学 田町キャンパス
受講対象者:情報システムベンダー、ユーザ企業の情報システム関連部署
課長レベル・シニアコンサルタントなど
詳細:http://www.academy.titech.ac.jp/course/gindle/detail_543.html

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【3】産学連携活動のご紹介
   2件のご紹介
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≫≫●芙蓉GAPファンド設立記念イベント秋のシンポジウム開催報告(11/20)
11月20日(火)本学地球生命研究所ELSI棟にてGAPファンド設立記念
イベントを芙蓉総合リース、みらい創造機構共催にて開催しました。参加
者総勢120名の大盛況にて支援いただいた関係者の皆様に感謝いたしま
す。
益学長からGAPファンド設立に対して謝辞と期待。経済産業省 産業技術環
境局長 飯田佑二様より来賓謝辞を頂きました。本イベントでは三つの特
別講演を行いました。一つは、東京電力パワーグリッド株式会社取締役副
社長 岡本浩様より「エネルギービジネスを取り巻く環境変化とアライア
ンス戦略」について。もう一つは科学技術創成研究院 菅野了次教授から
「全固体蓄電デバイスの実用化に向けて」また、芙蓉総合リース辻田社長
から「社会的課題解決と起業活動の両立」。最後に、第一回GAPファンド
審査に合格した4人の先生から研究成果の発表がありました。


≫≫●東工大から申請したプログラム「『物質×情報=複素人材』育成を
通じた持続可能社会の創造」が、文部科学省の平成30年度卓越大学院プロ
グラムに採択

東京工業大学では、全学的取り組みである「『物質×情報=複素人材』育
成を通じた持続可能社会の創造」が、平成30年10月、文部科学省の卓越大
学院プログラムに採択されました。今後、新たに物質・情報卓越教育院を
設置して、情報科学を駆使して複眼的・俯瞰的視点から発想し新社会サー
ビスを見据えて独創的な物質研究を進める「複素人材」の育成を進めて参
ります。本プログラムは、二十を超える国内外の企業、大学、研究機関等
と共に「産学協創教育」を行います。すでに参画いだだいている企業の皆
様方には、引き続き幅広い人的・財政的なご支援を賜りたく、よろしくお
願い申し上げます。また、この活動に興味がある企業の皆様は、気楽にご
一報下さい。参画して頂けますと皆様にとって多数のメリットがあるよう
設計しております。この協創教育を契機として、共同研究への発展も考え
られます。

文部科学省のプレスリリース
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1409731.htm
東京工業大学卓越大学院プログラム
http://www.tac-mi.titech.ac.jp/
本件に係る連絡先:tak.sui[at]jim.titech.ac.jp
※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
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【4】平成30年度東工大発ベンチャー称号付与企業紹介(1)
      2社のご紹介
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今月号より、平成30年度に東工大発ベンチャー称号を付与した企業の紹
介をいたします。今月は以下2社のご紹介です。

【第83号】株式会社テックエクステンション(代表取締役 深水克郎様)
2018年1月設立。LSIの3次元積層化に向けたキーテクノロジーと
なる研究成果を産業界に実装するための特許ライセンシングおよび技術
コンサルティング事業。
http://www.tech-extension.co.jp/index.html

【第84号】株式会社天の技
(代表取締役 工藤裕様、本企業の技術関係者 理工学院 谷津陽一助教)
2018年1月設立。小型人工衛星の航法制御技術の事業とそれを活用し
た超小型人工衛星開発およびデータ利用ビジネス事業。
https://www.amanogi.space/

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【5】若手研究者のご紹介
      1名のご紹介
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今月号より、平成30年度挑戦的研究賞の受賞者をご紹介いたします。
挑戦的研究賞とは、本学の若手教員(40歳未満の准教授、講師、助教)の
挑戦的な研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏分野の開
拓、萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追及
等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰する、本学
独自の研究賞です。
詳細はこちら→ http://www.rso.titech.ac.jp/jp/awards/2/


≫≫★抗体を代替する小型標的結合タンパク質の創製とがん治療への応用
生命理工学院・テニュアトラック助教 門之園 哲哉

抗体医薬品は、がんなどの疾患に関連する分子(抗原)に特異的に結合す
る抗体を利用し、生体内の免疫反応を利用して抗原を無毒化するバイオ医
薬品です。抗体医薬品は従来の医薬品と比べて治療効果が高いものも多く、
また、特異性が高く副作用が少ないことから、画期的治療薬として世界中
で開発が進められています・・・
続きはこちら→ http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/researchers/201901.html

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【6】最新の研究成果
      3件の研究成果のご紹介
  ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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≫≫●	“Vortex rectenna powered by environmental fluctuations”
Nature Communications 9, Article number: 4922 (2018)
DOI:10.1038/s41467-018-07352-1 outer, Published: 22 November 2018 

理学院 物理学系 大熊哲 教授

東北大学 金属材料研究所のヤナ・ルスティコバ氏(大学院博士課程・日
本学術振興会特別研究員)、塩見雄毅助教(現 東京大学 大学院総合文化
研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系准教授)と横井直人研究員、東京工
業大学 理学院 物理学系の大熊哲教授、東北大学 金属材料研究所・材料
科学高等研究所の齊藤英治教授(現 東京大学 大学院工学系研究科 物理
工学専攻教授兼任)らは、第二種超伝導体の性質を利用した新たな環境発
電機能を実証しました。試料の温度を一定に保ち、特定の磁場を印加する
だけで、環境の“揺らぎ”から直流電圧が発生し、微弱な環境揺らぎから
の発電や、微弱信号を検出する素子に応用できる可能性があります。

・論文ホームページ:https://www.nature.com/articles/s41467-018-07352-1
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/043045.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181129_okuma.pdf
・大熊研究室のご紹介:http://www.rcltp.titech.ac.jp/~okumalab/index.htm


≫≫●	“A chromatin integration labelling method enables 
epigenomic profiling with lower input“
Nature Cell Biology, 2018 
DOI : 10.1038/s41556-018-0248-3 outer, Published: 10 December 2018

科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター
木村宏 教授、半田哲也 特任助教ら

九州大学 生体防御医学研究所(大川恭行教授、原田哲仁助教、前原一満
助教ら)、東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター
(木村宏教授、半田哲也特任助教ら)、東京大学 定量生命科学研究所
(胡桃坂仁志教授、有村泰宏特任助教(当時)、白髭克彦教授)の研究グ
ループは、極めて少数の細胞を用いてエピゲノム情報を取得できる「クロ
マチン挿入標識(Chromatin Integration Labeling: ChIL)」法を開発し
ました。本手法は、細胞を破壊することなしに、任意の転写因子やヒスト
ン修飾などが存在する領域の塩基配列を増幅することができるため、高感
度での解析ができます。そのため、遺伝子の発現を制御する転写因子の結
合位置やヒストン修飾を単一の細胞で測定することが世界で初めて可能に
なりました。

・論文ホームページ:https://www.nature.com/articles/s41556-018-0248-3
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042981.html
・プレスリリース:
https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181205_kimura_hejymexh_2.pdf
・木村研究室のご紹介:http://kimura-lab.bio.titech.ac.jp/index.html


≫≫●	“[Na+] Increases in Body Fluids Sensed by Central Nax 
Induce Sympathetically Mediated Blood Pressure Elevations via 
H+-Dependent Activation of ASIC1a“
Nature Communications  
DOI : 10.1016/j.neuron.2018.11.017 outer, Available online 29 November 2018

東京工業大学 科学技術創成研究院 野田昌晴 特定教授

今回、自然科学研究機構 基礎生物学研究所の野田昌晴教授(総合研究大
学院大学 教授、東京工業大学 科学技術創成研究院 特定教授(11月1日よ
り))の研究グループは、食塩(塩化ナトリウム)の過剰摂取により体液
中のナトリウム(Na+)濃度が上昇すると、脳内のNa+濃度センサーである
Naxがこれを感知して活性化する、その結果、交感神経の活性化を介して
血圧上昇が起こることを初めて示しました。本成果は、Na+濃度と血圧上
昇をつなぐ脳内機構を詳細に明らかにしたものであり、高血圧に対する新
しい治療戦略の創出に役立つものと期待されます。

・論文ホームページ:
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896627318310080?via%3Dihub
・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/043099.html

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【7】新聞掲載記事
      7件の新聞掲載記事のご紹介
  ※教員の所属は情報公開時の名称にしております
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≫≫●	全固体LiBの界面抵抗/原因は電子配列に/東工大・産総研な
ど解明(日刊産業新聞 11/26 )
物質理工学院 一杉太郎 教授

東京工業大学、日本工業大学、産業技術総合研究所、科学技術振興機構は
22日、全固体リチウムイオン電池(LiB)の高速充放電でネックとな
る電解質と電極の界面抵抗の原因が原子配列にあることを解明したと発表
しました。薄膜技術で原子配列を規則的にした電池では、界面抵抗を従来
の全固体電池の40分の1にできました。界面抵抗の原因究明は、実用化
に向けた今後の重要な開発指針になるとしています。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/042963.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/TokyoTechPR20181122_Hitosugi_ngii0jzb.pdf
・一杉研究室のご紹介:http://www.apc.titech.ac.jp/~thitosugi/index.html


≫≫●	阪大産研-東工大、インフルエンザウイルスの粒子1個で「型」
を判定(化学工業日報 11/29)
物質理工学院応用化学系 大河内美奈 教授

 大阪大学産業科学研究所と、東京工業大学物質理工学院の研究グループ
は、ナノ(10億分の1メートル)スケールの細孔(ナノポア)センサー
と人工知能(AI)技術を組み合わせ、新規の1粒子で検出する技術を用
いて、インフルエンザウイルスの型を高精度に識別することに成功しまし
た。A型、B型、A亜型にも対応します。従来の検出法に比べて感染初期
段階での判定が的確にできる可能性があり、この技術を発展させ、検査キ
ットを高機能化すれば、多項目のウイルス検査が実現します。

・大河内研究室のご紹介:http://www.chemeng.titech.ac.jp/~lab-okochi/index.html


≫≫●	低濃度CO2をCO還元 東工大が触媒、エネ不要で資源化
(日刊工業新聞 11/29)
理学院 化学系 熊谷啓 特任助教、石谷治 教授ら

 東京工業大学の石谷治教授と熊谷啓特任助教らは、10%と濃度の低い
二酸化炭素(CO2)を一酸化炭素に還元する触媒を開発しました。製鉄
所などが排出するCO2濃度は約20%。CO2の濃縮にエネルギーを使
わずに、炭素資源として利用できるようになります。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/043049.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181127_ishitani.pdf
・石谷・前田研究室のご紹介: http://www.chemistry.titech.ac.jp/~ishitani/index.html


≫≫●	東工大とJST/CO2を高効率還元/銅マンガン錯体光触媒で
(日刊産業新聞 12/05)
理学院 化学系 竹田浩之特任助教、関根あき子 助教、石谷治 教授ら

東京工業大学と科学技術振興機構(JST)はこのほど、銅錯体とマンガ
ン錯体からなる光触媒に可視光を照射すると二酸化炭素(CO2)が、一
酸化炭素(CO)やギ酸(HCOOH)に効率良く還元されることを発見
したと発表しました。この効率と耐久性(量子収率57%・ターンオーバ
ー数1300回以上)は、これまで知られていたありふれた金属(卑金属)
を用いた光触媒の性能を大きくしのぎ、ルテニウムやレニウムといった貴
金属や稀少金属を用いた高効率金属錯体と同等、もしくはそれ以上である
ことが分かりました。

・東工大ニュース:https://www.titech.ac.jp/news/2018/043057.html
・プレスリリース:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20181128_ishitani.pdf
・石谷・前田研究室のご紹介: http://www.chemistry.titech.ac.jp/~ishitani/index.html


≫≫●	顔マッサージで皮膚血流量増加(科学新聞 12/07) 
リベラルアーツ研究教育院 林直亨 教授

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の林直亨教授らの研究グループは、
マッサージローラーで右頬を5分間マッサージすると10分間以上にわた
って、右頬の皮膚血流量が約20%増加することを発見しました。また、
5週間にわたって毎日5分間以上マッサージすると、その部位のマッサー
ジ刺激に伴う血流増加反応が低下し、一方、温熱刺激に対する血管拡張反
応が増加する傾向を示しました。マッサージ刺激が血流を増加させ、マッ
サージを繰り返すことによって、顔の血流応答が変化することが示されま
した。

・林研究室のご紹介:http://hlab.hum.titech.ac.jp/


≫≫●	慶大、超音波で細胞剥離 培養皿から活性状態のまま回収
(日刊工業新聞 12/13)
物質理工学院 倉科佑太 助教

慶応義塾大学理工学部の竹村研治郎准教授、倉科佑太大学院生(現東京工
業大学助教)らは、超音波振動を用いた細胞培養装置を開発しました。培
養皿から細胞を剥がすのに従来は酵素を使って細胞表面のたんぱく質を分
解していましたが、超音波で振動を与えることで、細胞の形状や活性を保
ったまま回収できます。再生医療に必要な均質な細胞の供給技術や、創薬
に応用が期待されます。


≫≫●	レアメタル回収簡単に、東工大、5年後実用化目指す
(日本経済新聞 12/17) 

東京工業大学の塚原剛彦准教授らは電気自動車(EV)などに使われるレ
アメタル(希少金属)を9割以上の効率で回収できる技術を開発しました。
ゲルを温めると中にレアメタルを閉じ込め、冷やすだけで簡単に取り出せ
ます。有機溶媒を使う従来の手法に比べ、コストを下げられると見込んで
おり、5年後の実用化を目指しています。

・塚原研究室のご紹介:http://www.nr.titech.ac.jp/~ptsuka/index.html

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**編集後記**
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新年あけましておめでとうございます。
平成最後の年が始まりました。新元号は何になるのか興味は尽きません。
昭和から平成に元号が変わった1989年は個人的に因縁浅からぬ年です。
結婚式を1週間後に控えた1月7日に昭和天皇の突然の崩御、そこから始ま
る国を挙げての行事の自粛、そんな状況下で挙行した結婚式と自粛ムード
どこ吹く風の披露宴。。。何もかもが懐かしい思い出です。
政治や経済などの社会面で様々な変革が起きた「激動の昭和」、
成熟した社会に数々の自然の猛威が襲った「静かなる激動の平成」、
次はどんな時代になるのでしょうか。
昭和で半生を過ごした者として昭和のノスタルジーに思いを馳せつつも、
何もかもが「高速の時代」になっていくのでしょうねぇ。
乗り遅れないように平成最後の4か月を過ごしたいと思います。
(編集委員:昭和世代)



※本学教員の所属・肩書きは、2019年1月1日現在のものです。
※新聞記事・最新研究情報は2018年11月25日~2018年12月26日までの
東工大研究関連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
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