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第18号(2006年2月)

年が明けてからあっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが年度末は慌ただしく過ぎていきますね。1月末から本部の増築工事が始まり、夏頃までには引っ越し予定です。東工大TLOとの統合(2007年度予定)を目指して、準備も着々と進んでおります。

さて、今月はイベント情報が満載ですので、ぜひお楽しみください。また、メルマガへのご意見やご感想もお待ちしております!

ご意見・ご感想はこちらまで→→→mail@sangaku.titech.ac.jp

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
≫ 8件のイベントのお知らせ 
【2】最新発明情報
≫ 今月は未公開特許情報が11件増えました。
【3】21世紀COEコーナー
≫ 革新的な学術「地球:人の住む惑星ができるまで」
【4】新聞掲載記事
≫5件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆テクニカルショウヨコハマ2006

日 時: 平成18年2月1日~3日10:00~17:00
場 所: パシフィコ横浜 展示ホールC・D
主 催: (社)神奈川県産業貿易振興協会、
(社)横浜市工業会連合会、
神奈川県、横浜市
その他: 入場料無料、事前登録制
詳 細: http://www.tech-yokohama.jp/

テクニカルショウヨコハマは、神奈川県下最大の工業技術・製品に関する総合見本市です。今回は「価値ある技術で未来を創造」をテーマに、会場を5分野(ビジネスソリューション、生産、生活・環境、異業種交流等のグループ、産学連携)に分けて展示発表を行います。理工学振興会(東工大TLO)のブースでは、東工大の産学連携、「スナバーエネルギーを回生する電流順逆両方向スイッチ」の模型、「超音波を用いたアクチュエータ技術・計測技術」についてご紹介します。


≫≫◆MOT特別セミナー「イノベーションと産学官連携」

日 時: 平成18年2月3日(金)15:00~18:00
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館デジタル多目的ホール
主 催: イノベーションマネジメント研究科、研究・産学連携本部
講 師: 社会理工研究科 経営工学専攻エンジニアリング知的財産講座
その他: 参加費無料、日英同時通訳付、事前申込制
詳 細: http://www.mot.titech.ac.jp/data/event20060203.html

「イノベーションと産学官連携」をテーマとして、企業競争力を高めるイノベーション戦略や産学連携のあり方について、丸山剛司内閣府政策統括官(科学技術政策担当)、瀧久雄客員教授(株式会社エヌケービー社長)、リチャード・レスターMIT教授(米国再生を提言した「Madein America」の著者)にご講演いただきます。 参加費は無料ですが、事前申込制となっています。参加希望者はHPをご覧いただき、申込み
フォームをメールもしくはFAXでお送りください。


≫≫◆第15回大田区との技術交流セミナー

日 時: 平成18年2月9日(木) 18:00~20:00 
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)4F 交流サロン
主 催: 「ものづくり技術を支える材料力学」
講 師: 理工学研究科 機械制御システム専攻 岸本喜久雄教授
その他: 参加費無料、事前登録制
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2006_01/16_semi/index.htm

このセミナーでは、毎回異なる東工大の教員が大田区内の企業各社に対して最新のテクノロジーをご紹介しています。今月は、材料力学のポイントと接着・接合界面の強度など、いくつかの最近の話題について平易に解説します。特に大田区並びに近隣企業の経営者と、技術開発担当者の参加をお待ちしております。


≫≫◆第20回学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」

日 時: 平成18年2月14日(火)
場 所: 大岡山キャンパス 百年記念館3階 フェライト会議室
題 目: 「ベンチャーの夢と神髄~学生起業からの半世紀を語る」
講 師: 堀場雅夫氏(株式会社堀場製作所、最高顧問・医学博士)
主 催: 学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」
共 催: 21世紀COEプログラム
「世界の持続的発展を支える革新的原子力」
その他: 参加費無料、定員80名(先着順)
詳 細: http://www.nr.titech.ac.jp/coe21/events/index.html

講師の堀場雅夫氏は、京都大学在学中に学生として起業し、学生ベンチャーの草分けと呼ばれます。自らの体験に基づいてベンチャーの夢と神髄、大学発ベンチャーの意義、ベンチャー企業と大企業の相関関係、日本企業の将来展望について語っていただく予定です。


≫≫◆ナノテク2006 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議

日 時: 平成18年2月21日(火)~23日(木)10:00~17:00
場 所: 東京ビッグサイト東4・5・6ホール&会議棟
主 催: ナノテク実行委員会
その他: 入場料3,000円
(WEBサイトで事前登録された方は入場無料)
詳 細: http://www.ics-inc.co.jp/nanotech/

本学からは、下記研究室から出展予定です。
資源化学研究所 彌田・中川研究室


≫≫◆21世紀COEプログラムSIMOT 第2回国際シンポジウム

日 時: 平成18年2月27日(月)、28日(火)
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
主 催: 21世紀COEプログラムSIMOT
その他: 参加費無料、先着300名(2月17日申込締切)、同時通訳付
詳 細: http://www.me.titech.ac.jp/coe/events.html

東京工業大学21世紀COE「インスティテューショナル技術経営学(SIMOT)」では、当COEコーナー拠点の基盤研究や教育の進捗報告などを目的とした「第2回国際シンポジウム~イノベーションとインスティテューションとの共進化ダイナミズムの解明~」を開催します。
SIMOTの研究及び教育の報告に加え、N.ローゼンバーグ、L.M.ブランスコム、J.C.アベグレンらSIMOT分野における世界の第一人者を招き、最先端の講演、討論を行います。


≫≫◆21世紀COEプログラム「大規模知識資源」国際シンポジウム

日 時: 平成18年3月1日(水)~3日(金)
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
主 催: 21世紀COEプログラム
「大規模知識資源の体系化と活用基盤構築」
その他: 参加費無料(懇親会:1,000円)、2月20日申込み締切
詳 細: http://www.coe21-lkr.titech.ac.jp/japanese/symposium.html

東工大21世紀COEコーナー「大規模知識資源の体系化と活用基盤構築」では、言語・文献資源、音・映像資源、教育資源、Web資源などに関してこれまでの研究成果をご報告するとともに、内外から9名の研究者を招待し、本プログラムに関して広く討論を行います。文系と理系が融合した本プログラムのシンポジウムに、多くの方々の参加を期待しています。


≫≫◆大田区DLC技術フォーラム2006

日 時: 平成18年3月8日(水)14:00~17:00
場 所: 大田区産業振興協会3階 特別会議室
主 催: 大田区DLC応用技術研究会
 共催(予定): 大田区産業振興協会、理工学振興会(東工大TLO)
後援(予定): 東工大研究・産学連携本部、日経BP社、UBS証券
その他: 参加費無料(懇親会:1,000円)、定員80名(先着順)
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2006_01/31_forum/index.htm

大田区中小企業群と東工大は、大田区産業振興会や理工学振興会(東工大TLO)の協力を得て、新しい表面コーティングを開発してきました。この技術は、従来連続膜であったダイヤモンド状炭素膜(DLC膜)を碁盤の目のようなセグメント化構造にすることで、変形に強く剥離しにくい耐摩耗性コーティングを可能にしました。

本フォーラムでは、吉川昌範名誉教授による特別講演の後、研究開発と商品化に携わる企業と大竹尚登助教授(理工学研究科 機械物理工学専攻)が詳細について解説します。

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【2】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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技術シーズの宝庫である東工大の特許情報を、研究・産学連携本部HPの「最新発明情報」に掲載しています。ここでは未公開特許を含め、順次新情報も掲載しておりますので、是非皆様の商品開発にご活用ください。
今月は未公開特許情報が11件増えました。詳しくはこちらをご覧ください。
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【3】21世紀COEコーナー
革新的な学術分野 「地球:人の住む惑星ができるまで」
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平成16年度の「21世紀COEプログラム」(略称:COE21)は「革新的な学術」分野です。本学では3つの拠点が採択されておりますが、今回は理工学研究科 地球惑星科学専攻を中心とした拠点「地球:人の住む惑星ができるまで」 を紹介いたします。非常に判りやすく、見て楽しいHPですので、是非HPにアクセスしてください。

本拠点は、高橋栄一教授を拠点リーダーとして、<地球惑星科学>を核にして学内の<環境科学><生命科学>の研究者で、4つの研究グループ:(1)原始地球再現グループ(再現)、(2)地球史表層環境解読グループ(解読)、(3)古生物生息環境解析グループ(解析)、(4)汎惑星形成理論グループ(理論)を組織しています。それぞれの研究者は、理工研究科 地球惑星科学専攻、化学専攻、物質科学専攻、生命理工研究科 生体システム専攻、生物プロセス専攻、総合理工学研究科 環境理工学創造専攻、フロンティア創造共同研究センター、火山流体研究センターに所属しており、学際融合した拠点となっています。

「再現グループ」は、超高圧力実験や熱力学計算、コンピュータ・シミュレーションにより地球内部のマントルやコアの進化が地球の表層環境に与える影響を明らかにし、原始大気・海洋の組成と量を推定、その後の組成変化を予測します。さらに、生命を太陽風・宇宙線からシールドした地磁気の生成条件を探ります。こうした研究から、生命を生みだす表層環境をもつために満たすべき惑星の内部条件を明らかにします。
「解読グループ」は、ジルコン結晶の解析による45~5億年前の地球史における大陸の成長やマントルの化学進化の解読、微化石を含む岩石試料からの40億年間の大気・海洋の化学組成の変遷と海水中に溶存する酸素濃度変化の解読、岩石試料中のシアノバクテリア化石から酸素発生型光合成・葉緑体の誕生の時期の特定を行いながら、生命と地球環境変化の相互作用を実証的に明らかにします。
「解析グループ」は、得られた地球環境の変遷のデータと大気の光化学反応から、地球誕生から現在までの酸素濃度変化を解析し、酸素発生型光合成の誕生時期を推定します。この解析は、系外生命を探査する基礎となるものです。さらに、各時代の微化石から光合成分子種を推定し、分子の光吸収・酸化還元特性と種々の表層環境シミュレーションから、大気海洋環境の変遷も解析します。
「理論グループ」は、生命の存在を可能にする惑星の軌道やサイズ等の力学条件や惑星形成過程との関係を明らかにします。また、磁気圏と太陽風・宇宙線との相互作用による表層環境への影響レベルを評価し、惑星内部過程や磁場発生条件も考慮し、海洋持続・酸素大気形成が可能な惑星の条件を求めます。さらに、系外惑星形成理論を構築し、生命進化可能な惑星の実現確率を求めます。

このように4つのグループは互いに密接な関係を保ちながら研究を進め、新領域『生命惑星地球学』を担っていく高い専門性と広い視野、国際性と社会性を兼ね備えた人材を育成するために、3研究科博士課程大学院にまたがる『生命惑星地球学特別コース』を開設し、COE特別講義、COE国際講義など特色ある授業を多数開講しています。また、研究拠点として3研究科をまたぐ『COE地球史研究センター』を設置し、研究の飛躍的推進をはかっています。本拠点と密接な関係をもつ「地球史資料館」では、小・中学生対象の理科体験学習を学生・大学院生の協力を得て開催して来ましたが、COE拠点となってからは、年に数回の公開講座(一般聴衆向け)を実施するなど、講演会も数多く開催しています。

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【4】新聞掲載記事
5件の東工大研究関連記事ご紹介」
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≫≫◆「金微粒子上に電子が出入りする力を測定」
(日刊工業新聞12/29、電波新聞1/10、科学新聞1/13)
理工学研究科 電子物理工学専攻 真島豊助教授

nmオーダーの金属微粒子と金属電極の間では、印加する電圧がある一定値を超えた時に、電子が1つずつ金属微粒子に出入りする現象が知られています。この現象を利用すれば,電子を1個ずつ取り扱うデバイス(単一電子デバイス)を実現できます。真島助教授らは、直径3nmの金微粒子を作成し、非接触原子間力顕微鏡(nc-AFM)を用いて作成した測定系で、電子1個が移動した際に金粒子と金電極の間に生じる静電気の微小変化(pNオーダー)を測定することに成功しました。なお、この研究は、筑波大学 数理物質科学研究科 寺西利治教授との共同研究です。

 ・研究紹介
真島研究室


≫≫◆「高温構造物性解析」
(日刊工業新聞 1/9、1/12)
総合理工学研究科 材料物理科学専攻 八島正知助教授

八島助教授らは、放射光を用いたX線粉末回折装置に、6連の多連装検出器用の加熱装置を開発・設置しました。これを用いて、1700Kにおける酸化セリウムの電子密度分布を測定しました。この装置では、従来の高分解能を保ちながら、大気圧中で1800Kまで従来の6分の1の時間で測定できます。酸化セリウムは燃料電池の電極材料ですが、実際に使われるのは1300K以上です。このように、高温の実使用環境での結晶構造解析ができることは、材料開発にとって大きな威力を発揮します。なお、この研究は、物質・材料研究所 田中雅彦氏、名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター 井田隆助教授との共同研究です。

 ・八島研究室


≫≫◆「乾電池で動かす有人飛行機」
(日本経済新聞1/17朝刊、 東京新聞1/17朝刊、 日刊工業新聞1/17、FujiSankei
Bissiness i 1/17)
学生サークル meister(マイスター)

松下電器産業・松下電池工業は、寿命が従来品の1.2倍となったオキシライド電池を販売開始します。この電池性能評価のため、本学学生サークル meister(マイスター)と協力して、当該単三電池100本を用いてプロペラ式有人飛行機を製作するプロジェクトを立ち上げました。

 ・meister(マイスター) 
松下プロジェクトHP


≫≫◆レスキューロボット「競基弘賞」受賞
(朝日新聞1/19朝刊、毎日新聞[大阪版]1/19朝刊、日本経済新聞[兵庫版]1/19、東京読売新聞1/19朝刊、大阪読売新聞1/19朝刊)
理工学研究科 機械制御システム専攻 塚越秀行助教授

救助ロボットなど災害現場で役立つロボット開発に従事する若手研究者に送られる「競基弘(きそい もとひろ)賞」学術業績賞を塚越助教授が受賞しました。塚越助教授は瓦礫の中を回転しながら移動して負傷者などの情報を収集するロボットを開発しています。この「競基弘賞」は阪神淡路大震災で死亡した競基弘さんの遺志を継いでNPO法人国際レスキューシステム研究機構が設けた賞で今回が1回目の授与です。

 ・塚越研究室


≫≫◆「遺伝子発現」
(日刊工業新聞 1/20)
生命理工学研究科 生命情報専攻 半田宏教授、山口雄輝助手、山田朋子氏(博士課程2年)

DNA転写時に重要な役割をするたんぱく質について、あるリン酸化酵素がこのたんぱく質をリン酸化することで、DNA転写をON-OFFすることを見つけました。今回の発見はさまざまな生命現象の解明に貢献するものです。

 ・半田研究室

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