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第19号(2006年3月)

皆様こんにちは。いつの間にかトリノ五輪も前期入試も終わってしまいました。さて3月はイベントが盛りだくさんです。年度末でお忙しいことと思いますが、ぜひぜひ足をお運びください。メルマガへのご意見・ご感想は、mail@sangaku.titech.ac.jp まで。また、東工大のイベントに参加された方のご感想もお待ちしております。

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
 ≫ 12件のイベントのお知らせ
【2】最新発明情報
 ≫ 今月は未公開特許情報が6件増えました。
【3】21世紀COEコーナー
 ≫ 革新的な学術「エージェントベース社会システム科学の創出」
【4】新聞掲載記事
 ≫15件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆第100回産学交流サロン
-最先端の技術シーズと産業界ニーズの出会い!

日 時: 平成18年3月6日(月)15:00~18:40
場 所: 横浜情報文化センター6階 情文ホール
主 催: 横浜産業振興公社、横浜市工業会連合会
その他: 参加費無料(交流会:1,000円)、定員150名
詳 細: http://joint.idec.or.jp/koryu/060306.php

横浜産業公社と東工大を含む横浜市内理工系9大学は、横浜市工業会連合会と共催で毎月「産」と「学」の出会いの場である産学交流サロンを開催しています。平成12年1月にスタートした当サロンの100回目を記念して、記念講演会を行います。相澤益男学長の基調講演をはじめ、産学連携事例紹介、企業と大学とのマッチング交流会を開催します。

 基調講演) 東京工業大学 学長 相澤益男
15:10~15:40「新しいステージを迎えた産学連携」


≫≫◆蔵前ベンチャー相談室第9回講演会「ベンチャー起業 成功の鍵」

日 時: 日時:平成18年3月6日(月)17:30~19:00     
場 所: 田町キャンパス キャンパスイノベーションセンター
その他: 一般:1,000円、学生・院生:500円
詳 細: http://vs.kuramae.ne.jp/venture/report.html

ベンチャーの発掘、選別、支援と育成に関わる3名の専門家(東工大卒)をパネラーとして迎え、その活動や経験の紹介と討論を行います。特に起業を検討されている方、起業された方が必要なアドバイス・資金調達可能性など、具体的課題に対してその場でご回答いただく予定です。

パネラー) イオックス(株)社長/中村吉人氏 
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(株)社長/安達俊久氏 
(株)K&Iインターナショナル社長/石黒功氏
司会) 日米間ビジネスコンサルタント/公平良三氏


≫≫◆第3回都市地震工学国際会議

 日 時: 平成18年3月6日(月)9:00~20:00、7日(火)9:30~18:10
場 所: すずかけ台キャンパス すずかけホール
主 催: 21世紀COEプログラム「都市地震工学の展開と体系化」
その他: 参加費無料(懇親会:2,500円)
詳 細: http://www.cuee.titech.ac.jp/Japanese/Events/Data/event_060606.html

今回の会議では、過去2回と同様の地震動、地盤・基礎構造、上部構造の耐震、振動制御、地震防災と人間行動といったトピックスに加え、津波に関するセッションを設けています。国内外の著名な研究者をお招きしている他、特に他機関を含む若手研究者の研究発表を拡充し、70余編の口頭発表を予定しております。なお、発表は全て英語で行います。


≫≫◆平成17年度応用セラミックス研究所ワークショップ

日 時: 平成18年3月6日(月)13:00~17:15、7日(火)9:30~17:00
場 所: すずかけ台キャンパス J2棟20階中会議室
主 催: 応用セラミックス研究所
その他: 要事前申込(3月2日締切)
詳 細: http://www.msl.titech.ac.jp/info/info.html#lecture 

応用セラミックス研究所附属の構造デザイン研究センターが来年3月末をもって10年時限到来となり、廃止されることとなりました。続いて新センター「セキュアマテリアル研究センター」が4月1日設置の運びとなりました。新センター発足に先立って、全国共同利用研究所の枠組みによるワークショップを開催し、関連研究の講演および新センターの研究の方向性を議論します。


≫≫◆第4回MOTフォーラム -日本型技術経営戦略-

日 時: 平成18年3月7日(火)10:00~16:45
場 所: 六本木ヒルズ森タワー49階 六本木アカデミーヒルズ
主 催: 東京工業大学 技術経営プログラム開発委員会
後 援: 内閣府、文部科学省、経済産業省
その他: 要事前登録
詳 細: http://www.mori.cs.titech.ac.jp/mot-forum2006/

本フォーラムでは、松田岩夫総合科学技術政策担当大臣をはじめとする官公庁からの代表者、企業トップや国内外の有識者を交え、前半では各国におけるMOTの取組みとその特徴に関する講演を行います。後半のパネルディスカッションでは、日本型MOTとその将来について論じます。


≫≫◆大田区DLC技術フォーラム2006

日 時: 平成18年3月8日(水)14:00~17:00
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)3階 特別会議室
主 催: 大田区DLC応用技術研究会
共 催: 大田区産業振興協会、理工学振興会(東工大TLO)
後 援: 東工大研究・産学連携本部、日経BP社、UBS証券
その他: 参加費無料(懇親会:1,000円)
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2006_01/31_forum/index.htm

大田区中小企業群と東京工業大学は、新しい表面コーティング技術を開発してきました。吉川昌範名誉教授による特別講演の後、研究開発と商品化に携わる企業と大竹尚登助教授(理工学研究科 機械物理工学専攻)がセグメント構造DLC膜の基礎特性、設計手法と応用事例について詳しく解説します。


≫≫◆第16回大田区との技術交流セミナー

日 時: 平成18年3月9日(木)18:00~20:00
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)4階 交流サロン
主 催: 大田区産業振興協会、理工学振興会(東工大TLO)
その他: 参加費無料、要事前登録
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2006_01/22_semi/index.htm

このセミナーでは、毎回異なる東工大の教員が大田区内の企業各社に対して最新のテクノロジーをご紹介しています。今月の講演者と題目は下記のとおりです。講演内容の詳細につきましては、HPをご覧下さい。

 講演者) 理工学研究科 国際開発工学専攻 高橋邦夫助教授
題 目) 「固体間凝着現象の解明とその応用の最前線」


≫≫◆2005年度東京工業大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーシンポジウム

日 時: 平成18年3月14日(火)10:00~19:00
場 所: 大岡山キャンパス 百年記念館3階フェライト会議室
主 催: 東京工業大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
 後 援: 理工学振興会(東工大TLO)
その他: 参加費無料、要事前申込(3月10日締切)
詳 細: http://www.vbl.titech.ac.jp/index.html

本シンポジウムでは、前半は「第III期研究プロジェクト研究成果発表会」(11件)、後半は「2005年度ベンチャービジネス推進研究発表」(13件)を行います。ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーおよびプログラムの詳細については、HPをご覧ください。


≫≫◆四大学連合附置研究所合同シンポジウム
-安全な社会・安心な社会を目指して-

日 時: 平成18年3月14日(火)10:00~17:00
場 所: 田町キャンパス キャンパスイノベーションセンター国際会議室
主 催: 四大学連合附置研究所(東医歯大、東外大、東工大、一橋大)
 その他: 参加費無料(懇親会:2,000円)定員100名(先着順)
詳 細: http://www.msl.titech.ac.jp/event/symp05.html

安全な社会・安心な社会を目指して、8名の専門家の研究成果と知識をわかりやすく報告いたします。一般参加を歓迎いたしますので、お軽にご応募ください。講演会内容や申込み方法につきましては詳細をご覧ください。


≫≫◆21世紀COEプログラム「量子ナノ物理学」第2回公開シンポジウム

日 時: 平成18年3月16日(木)、17(金)9:30~16:15
場 所: 五反田ゆうぽうと
主 催: 理工学研究科 物性物理学専攻 基礎物理学専攻
 その他: 要事前申込
詳 細: http://www.phys.titech.ac.jp/coe21/symposium/index.html

当プログラムでは,(1)ナノ構造形成・観測、(2)ナノ構造物性理論、(3)ナノ構造物性評価、(4)フロンティア応用の4つのグループを形成し、ナノスケールの新しい構造・現象・物理概念を探求し、そこで実現される量子情報処理の基礎研究を行っています。第2回公開シンポジウムでは、関連した招待講演と今までの研究活動に基づく成果の口頭発表とポスターセッションを行います。


≫≫◆キャンパス・イノベーションセンター東京・新技術説明会

日 時: 平成18年3月17日(金)9:40~16:30
場 所: 田町キャンパス キャンパスイノベーションセンター5階
主 催: キャンパス・イノベーションセンター東京、科学技術振興機構
 詳 細: http://jstshingi.jp/cic-tokyo/
その他: 参加費無料、要事前申込

大学発のライセンス可能な特許(未公開特許を含む)を発表します。発明者自身が企業関係者を対象に実用化を展望した技術説明を行い、広く実施企業を募ります。参加大学は18校を予定しています。プログラム、技術内容、ライセンスなど詳細についてはHPをご覧ください。


≫≫◆平成17年度特許庁研究事業
大学における知的財産研究プロジェクト成果発表会
「企業経営における知的財産部門と他部門との関係に関する調査・研究」

 日 時: 日時:平成18年3月17日(金)13:30~17:40
場 所: 田町キャンパス キャンパスイノベーションセンター1階
主 催: イノベーションマネジメント研究科 田中研究室
その他: 参加費無料、要事前申込
詳 細: http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2006/news_0317.doc

この度、東京工業大学イノベーションマネジメント研究科田中研究室では「平成17年度特許庁研究事業 大学における知的財産権研究プロジェクト」の一環として公開セミナーを開催いたします。参加費は無料ですが、事前申込制となっております。参加を希望される方は詳細をご覧いただき、申込みフォームをメールもしくはファクシミリでお送りください。

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【2】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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技術シーズの宝庫である東工大の特許情報を、研究・産学連携本部HPの「最新発明情報」に掲載しています。ここでは未公開特許を含め、順次新情報も掲載しておりますので、是非皆様の商品開発にご活用ください。
今月は未公開特許情報が6件増えました。詳しくはこちらをご覧ください。

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【3】21世紀COEコーナー
   革新的な学術分野
   「エージェントベース社会システム科学の創出」
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今月号で紹介する21世紀COEプログラム拠点は、平成16年度に「革新的な学術分野 」で採択された「エージェントベース社会システム科学の創出」です。本拠点は、総合理工学研究科 知能システム科学専攻の出口弘教授を拠点リーダーとし、知能システム科学専攻社会理工学研究科 価値システム専攻の教員が担当しています。

エージェントとはコンピュータ内に構築された仮想社会、組織の中の行動主体(通常は人間)のことで、この行動主体を基本に据えた社会システムを構築していくのが「エージェントベース社会システム科学」です。

複雑化する社会現象の解析に基づく社会制度の設計という社会ニーズにこたえるため、社会システム理論の再構築とシミュレーションツールの開発を行い、それらを融合して現実社会の問題を包括的に解決する革新的領域を創出することが求められています。

本拠点では、情報化・グローバル化した「21世紀社会の諸システム」をボトムアップに捉え、その制度設計の原理と手法を導出します。複雑適応系・創発システム理論と社会科学の文理融合を行いながら、エージェントシミュレーション技術の革新(シミュレーション)、ボトムアップな社会システム理論の構築(理論)、及び、社会的事例の過程遡及的分析(実証)という3つの切り口から重層的で高度な研究を推進することで、体系化した社会システム科学を構築します。

そうして得られた社会制度など具体的な問題領域におけるモデル分析を集積・事例としての提供を行い、100以上の個別具体モデルを通じて研究教育プログラムを開発し、さらに、コーストレーニング体系を整備して欧米アジアへ提供するといったオープンでダイナミックな教育プログラムを開発実施しています。また、特に、日本の産業政策、社会構造分析、新感染症に対する公衆衛生対策など、アジアの文化的背景をもつ社会事例を解析しています。

こうした活動により、Network of Excellence (NOE)の中心的存在として国際的な情報発信を促進させ、産官学における制度設計のための視座と分析枠組みを構築し、21世紀の知識資本を形成します。

具体的な研究体制としては、以下の8つの研究プロジェクトから構成され、それぞれプロジェクトが活動をしながら、互いに有機的に連携をとりながら研究を進めています。

 (1) 意思決定の数理システム:配車配送問題、スケジューリング、選考モデル、監視システムといった実問題に対するシステム解析および実験を通しての有効性確認、
(2) 適応システム:進化計算、強化学習、群知能という要素技術の方法論的基礎の確立、
(3) 交渉エージェントと法システム:調停・裁判や訴訟制度・訴訟件数などのシミュレーションによる分析評価、法情報の検索結果のマッピング、
(4) 協調行動:心理学的手法(人間側)と構成的手法(エージェント側)を用いた解析による人間と共存可能なエージェントの設計、
(5) 社会シミュレーション:シミュレーション言語(SOARS)の開発やシミュレーションの実験計画や妥当性等の方法論、
(6) エージェントベースモデリングとその応用:複数の自律的決定主体の相互作用のモデル化とその応用、
(7) 社会システム理論:ボトムアップによる構成要素の協同現象・協力関係や社会秩序の生成メカニズム、
(8) エージェントベース政治決定過程:地球環境問題を中心とした多国間、多者間の統治制度や合意形成のモデルの開発。

各プロジェクトでは、教員だけでなく学生も参加し、さらに、国内外の外部講師を招くシンポジウム・研究会・セミナー・講演会などを数ヶ毎に定期的に開催し、COE全体では国際ワークショップを開催しています。
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【4】新聞掲載記事
   15件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆ 頭部表面電位で痴呆症の初期段階を判定
(日経産業新聞1/24、神奈川新聞2/22)

東工大発ベンチャーの株式会社脳機能研究所は、脳の神経細胞から発生する電流密度を、人間の頭部表面21箇所で測定し、そのデータ解析結果から認知症の可能性を判断するシステムを開発しました。測定時間は5分ほどで、X線撮影などと異なり、何度も繰り返し測定しても身体への負担は一切ありません。この認知症早期診断支援システムは、実際に国内何箇所かの医療機関で行われており、そこで、認知症の可能性があると診断された場合、脳リハビリを受けることで認知症の進行をかなり遅らせられることが実証されています。

 ・脳機能研究所


≫≫◆凸版印刷と固体酸電解質膜の共同開発
(化学工業日報1/24、日刊工業新聞2/3)
資源化学研究所 原亨和助教授

原助教授が開発したプロトン伝導性の高い多環式芳香族スルホン酸ベースの固体酸を、ナノメートルサイズで樹脂に分散させ、固体高分子型燃料電池用電解質膜とすることを凸版印刷と共同開発しています。2008年の実用化を目標にしています。
関連特許:特開2004-238311
     特願2005-259334(最新特許情報をご覧下さい)

 ・原研究室


≫≫◆固体に固定した塩基を用いた電界有機合成
(日刊工業新聞1/31)
総合理工学研究科 物質電子化学専攻 淵上寿雄教授・田嶋稔樹助手

電解有機合成反応では、電気を通すために、電解質を反応溶液に加える必要があります。淵上教授と田嶋助手は、電解質をポリマーに固定することで、反応後、これをろ過するだけで除去できるという精製ステップの簡素化と繰り返し再使用を可能としました。廃棄物の減少・電解質の再利用が大いに期待されます。
関連特許:特開2005-256033

 ・研究詳細
 ・淵上研究室


≫≫◆湯船で使えるマッサージ機
(日本経済新聞2/3)
理工学研究科 機械制御システム専攻 北川能教授、塚越秀行助教授

大阪ガスと一緒に、お風呂で使えるマッサージ機を開発しました。電気を使わず、水道の蛇口から出る水の勢いを使って作動させます。

 ・北川・塚越研究室


≫≫◆動きに合わせて伸縮する棒状歩行器
(日経産業新聞2/3)
理工学研究科 機械制御システム専攻 北川能教授、塚越秀行助教授

ドライアイスが液化・気化するときに生じる圧力を使い脚に固定した棒状部分を伸縮させる歩行器を開発しました。1時間使えるドライアイスを含めた密閉容器との重さは1kg程度で、ドライアイスの入った密閉容器は腰に付けます。ひざや股関節が痛むときに使用することを考えています。杖と異なり両手が使え、車輪つき歩行器と異なり操作が簡単です。
関連特許:特開2005-054975

 ・北川・塚越研究室


≫≫◆新しいガラス生産:気中溶解法
(化学工業日報2/3)
理工学研究科 物資科学専攻 矢野哲司助教授
機械制御システム 佐藤勲教授
総合理工学研究科 化学環境学専攻 渡辺隆行助教授

大手ガラス会社4社が参加しているニューガラスフォーラム、物質・材料研究機構とともに、新しいガラス生産技法の研究に着手しました。この技法は、予めガラス原料を粒にしておき、アークプラズマなどを用いて瞬時に溶融する気中溶解法です。この方法だと、従来のフロート法でのガラス溶解にかかる時間の十分の一程度の時間での溶融が可能で、燃料の節約になります。2007年には、実証設備を使った実用性評価を行います。

 ・矢野研究室
 ・佐藤研究室
 ・渡辺研究室


≫≫◆ガンマ線バースト残光観測

(東京新聞2/3夕刊、北海道新聞2/3夕刊、中国新聞2/4夕刊)
理工学研究科 基礎物理学専攻 河合誠之教授

河合教授が代表を務める研究チーム(国立天文台、東工大、京都大学)は、国立天文台岡山天体物理観測所のMITSuME望遠鏡で、ガンマ線バースト(太陽の数十倍以上の質量をもつ巨大な星がその一生の最後に起こす大爆発)の残光を、バースト発生後6分という迅速な観測によってとらえ、その色を測ることに成功しました。このバースト発生は、120億光年彼方で起こったもので、これは国内での観測では最遠のものでした。

 ・河合研究室 
 ・詳細情報(国立天文台岡山天体物理観測所)


≫≫◆生分解性プラスチックを高効率で生産する微生物

(日経産業新聞2/6)
生命理工学研究科 生物プロセス専攻 福居俊昭助教授
総合理工学研究科 物質科学創造専攻 柘植丈治講師

生分解性プラスチックのポリヒドロキシアルカン酸を、植物油や糖から効率よく生産する微生物を開発します。このプラスチックを合成する酵素を作り出す遺伝子を微生物の遺伝子に組み入れるなどして実現させます。ポリヒドロキシアルカン酸は代表的な生分解性プラスチックであるポリ乳酸より高柔軟性などの特性があります。
関連特許:特開2000-135083、2005-278559 
     特願2005-290456(最新特許情報をご覧下さい)

 ・福居研究室
 ・柘植研究室


≫≫◆稼働中の燃料電池内の水分測定
(化学工業日報2/9)
炭素循環エネルギー研究センター 平井秀一郎教授

市販のMRI装置を用いて、燃料電池内の水分量が変化していく様子を可視化することに成功しました。また、ガス供給流路内の水蒸気濃度を半導体レーザーを用いた赤外吸光分光法で計測することにも成功しました。これらの計測技術にさらに改良を加え、稼働中の燃料電池内物質輸送現象を解明していきます。
関連特許:特開2004-170297、2004-355848

 ・平井研究室


≫≫◆富士通の最新版半経験的分子軌道法ソウトウエア
   :東工大との共同研究成果
(化学工業日報2/10)
バイオ研究基盤支援総合センター  櫻井実教授

富士通は、櫻井教授らとの共同研究成果を実装した最新版半経験的分子軌道法ソウトウエア「MOPAC2006」の販売を開始しました。「MOPAC」は、たんぱく質や溶液中の高分子の立体構造や電子状態をシミュレートできるソフトですが、最新版では、たんぱく質に結合した低分子の光特性を精密に解析することも可能になりました。

 ・櫻井研究室


≫≫◆日本学術振興会賞受賞
(日刊工業新聞2/14)
学術国際情報センター 松岡聡教授

45歳以下の若手研究者を対象にした日本学術振興会賞(理工系)を、松岡教授「グリッドにおける大規模並列科学技術計算のモデル化と評価」が受賞しました。

 ・松岡研究室


≫≫◆手術用器具
(日経産業新聞2/16)
総合理工学研究科 メカノマイクロ工学専攻 小俣透助教授

手術の際、内視鏡を入れる小さな穴から体内に入れ、体内で組み立てる、手術用器具を開発しました。今回、開発した組み立て式器具は、縫合する際に患部を挟むT字型の器具です。従来、この縫合器を体内に入れるために8cmほど切開していたのに比べ、患者の負担が軽減されます。この開発は、東京医科歯科大学 田中直文手術部長、小嶋一幸講師らとの共同研究です。
関連特許:特願2005-241999(最新特許情報をご覧下さい)

 ・小俣研究室


≫≫◆瓦礫を持ち上げながら進むロボット
(日本経済新聞2/17朝刊)
理工学研究科 機械制御システム専攻 北川能教授、塚越秀行助教授

国際レスキュー研究機構との共同研究で、瓦礫を持ち上げてどかしながら前進し、被災者を探すロボットを開発しました。最大600kgの瓦礫を持ち上げられ、2、3年後の実用化を目指します。

 ・北川・塚越研究室


≫≫◆NEC研究者との研究セミナー

(日経速報ニュース2/16、日本経済新聞朝刊、化学工業日報、電気新聞2/17)

東工大とNECは、大学と産業界における研究者の人材交流強化のための産学交流セミナーを半年を1シリーズとして定期的に開催します。初回(2006年2月~8月)は精密工学研究所の「P&Iフォーラム」内で行いIT関連の分野のセミナーを開催します。

 ・精密工学研究所


≫≫◆CG
(日経産業新聞2/17)
学生サークル 東京工業大学ロボット技術研究会

ロボット技術研究会は、カメラの実際の映像とコンピュータグラフィックス(CG)を重ね合わせる手法で、実際CGキャラクターが、そこに居るような感覚となるシステムを開発しました。文章では伝えられないCGキャラクターの実際を下記HP内の「VR実験室」から入って「こびと動画のページ」でご覧ください。

 ・ロボット技術研究会

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