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第23号(2006年7月)

 関東地方は6月はあまり晴れ間が広がりませんでしたが、7月に入ると蒸し暑い日が続きそうですね。皆さま、どうぞ夏バテなどなさらないようくれぐれもお気をつけください。

 さて、7月、8月にかけて大学内では高校生を対象としたイベントが多々催されます。お身近対象となる方がいらっしゃいましたら、是非お声がけください。

ご意見・ご感想・登録内容のご変更はこちらまで
→→→ mail@sangaku.titech.ac.jp

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
≫ 5件のイベントのお知らせ
【2】東工大の専攻紹介
≫ 高分子化合物を扱う専攻&研究室
【3】最新発明情報
≫ 今月は未公開特許情報が6件増えました。
【4】最近の研究成果
≫ 2件の研究成果のご紹介
【5】新聞掲載記事
≫ 16件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆東工大教員と企業の出合いの場~教員の研究発表会~
バイオ分野、化学/材料分野、電気/電子/IT分野、機械分野

 日 時: 平成18年7月28日(金)13:30~16:40
場 所:

九段会館

主 催: 東工大研究・産学連携本部、(独)科学技術振興機構(JST)
詳 細: http://www.deainoba.jp/meeting/060728/index.html

 これまで企業との共同研究をあまり行ってきていない新進気鋭の本学教員の研究内容報告会を下記の要領で開催いたします。(1)バイオ(2)化学/材料(3)電気/電子/IT(4)機械の4分野から各5名、計20名が自分の研究テーマや興味のある技術分野について発表いたします。

 この研究報告会は、今すぐに産業化に結びつく研究内容に限定せずに本学教員の研究ポテンシャルを企業の方に広く知って頂くことを目的としております。今後数年~十年の長いスパンでの次世代戦略を考える上で大変役に立つものと思います。是非将来の共同研究実施のためにも、本報告会にて、東工大発の「研究者」と「技術シーズ」の発掘を行ってください。

 

≫≫◆新技術説明会~キャンパス・イノベーションセンター東京~

 日 時: 平成18年7月21(金)9:40~17:10
場 所:

キャンパス・イノベーションセンター東京

主 催: キャンパス・イノベーションセンター東京、(独)科学技術振興機構
 詳 細: http://jstshingi.jp/cic-tokyo/

 新技術説明会は、大学、公的研究期間及び(独)科学技術振興機構(JST)の各種事業から生まれた研究成果の実用化を促進するために、JSTによって催されます。発明者自身が、企業関係者を対象に実用化を展望した技術説明を行い、大学発のライセンス可能な特許(未公開特許を含む)を発表いたしますので、奮ってご参加ください。なお、今回の説明会では、本学から以下2テーマの発表を行います。

大学院理工学研究科 電子物理工学専攻 助教授 中本高道
10:00~10:20:匂い調合・再生装置及び匂い記録再生システム

大学院理工学研究科 建築学専攻 助教授 五十嵐規矩夫
11:00~11:20:金属薄板を備えたエネルギー吸収部材及びその製造方法

 

≫≫◆先端ロボットの世界展~社会に役立つロボットの創造~

 日 時: 平成18年7月22(土)~30日(日)10:00~17:00
(※7月22(土)のみ13:00~17:00)
場 所:

大岡山キャンパス 百年記念館 1階展示室他

主 催: 東工大百年記念館、21世紀COEプログラム
「先端ロボット開発を核とした創造技術の革新」
その他: 「ロボットのしくみと開発ものがたり(講演会)」は要事前予約
 詳 細: http://www.libra.titech.ac.jp/cent/event/robot/

 東工大では、世界最先端のロボット研究拠点を作る21世紀COEプログラム(「先端ロボット開発を核とした創造技術の革新」)が実施されています。今回は、ロボットの展示や講演会を通じ、最先端の「社会に役立つロボット」に関する研究開発の現状をご覧いただきます。講演会のみ事前申込みが必要ですので、詳細はHPをご覧ください。

 

≫≫◆第4回Inter-COE21シンポジウム
-ここからイノベーションが始まる-

 日 時: 平成18年8月11(金)9:30~17:00
場 所:

大岡山キャンパス

主 催: 東京工業大学
その他: 高校生、大学生、一般(定員500名)
 詳 細: http://www.titech-interCOE21.jp

 Inter-COE21シンポジウムは、将来の研究者・教育者を目指す高校生に東工大の最新の研究を体験していただくことを目的として開催されるものです。茂木健一郎氏(脳科学者・本学連携教授)の特別講演や、COE教員との交流会、参加型研究教育拠点見学会など盛りだくさんの内容です。高校生に限らず、一般の方のご参加も大歓迎です。
その他、高校生のための夏休み特別企画として次のようなプログラムをご用意しております。

物理学の魅力~ミクロの世界から宇宙まで~(7/21、22)
生命理工学への招待-バイオの世界を探検してみよう-(7/27、28)
第12回スーパーコンピューティングコンテスト[SuperCon2006](本選:7/31~8/4)
ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へKAKENHI (7/31、9/30)
化学への招待-東京工業大学一日体験化学教室(8/11)

 

≫≫◆第4回学術・研究公開-産学連携の新しいスキームを求めて-

 日 時: 平成18年10月27(金)10:00~17:00
場 所:

すずかけ台キャンパス

主 催: HPは現在準備中。

 今年で4回目を迎える学術・研究公開では、従来より規模を大きくし、外部の方にとってより分かりやすいものになるよう計画中です。毎年恒例の研究室公開、パネル発表や実演だけでなく、「産学連携の新しいスキームを求めて」というテーマに沿った形で、産学連携に関するパネル討論を予定しています。

 研究・産学連携本部の活動内容や連携方法の紹介、質問・相談用の窓口も設ける予定ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。詳細については、メルマガで逐次お知らせいたします。

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【2】東工大の専攻紹介
高分子化合物を扱う専攻&研究室
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 先月号で、有機化合物を扱う専攻&研究室を掲載いたしました。関連研究をしている教員を探していらっしゃる読者の方から「このように優れた情報がまとまっているとは驚きだ、また、メルマガバックナンバーから各研究室のHPを辿ることができるのは素晴らしい。是非、他の分野でも教員のリストアップをお願いしたい」とのコメントをいただきました。ありがとうございました。

 今回は、主として高分子化合物を扱っている専攻/研究室の紹介です。ただし、生体分子・化合物を扱っている専攻/研究室は別の回に紹介いたします。

 主として高分子化合物を扱っている研究室がある専攻等には、理工学研究科の物質科学専攻、有機高分子物質専攻、総合理工学研究科の物質科学創造専攻、物質電子化学専攻、化学環境学専攻、そして、資源化学研究所があります。

 

物質科学専攻

佐藤満助教授
高分子溶液における溶媒効果の解明や新規親水性/疎水性機能性高分子の設計・開発

住田雅夫教授・浅井 茂雄助教授
導電性高分子複合材料、制振・吸音材料、生分解性高分子の研究

 

有機高分子物質専攻

上田充教授
縮合系高分子の精密制御、環境調和型新規縮合系高分子合成、それらを用いた新規材料

石曽根隆助教授
高分子の精密合成、機能性高分子の合成(分離膜、生体適合性材料など)

高田十志和教授
新規高分子の設計・合成、ロタキサンなどの超分子化学、含硫黄化合物の合成

*小西玄一助教授:
新しい芳香族系ネットワークポリマー、単分散高分子微粒子、発光性高分子

斎藤礼子助教授
高分子微粒子、ミクロゲル、無機/有機複合材料開発、鋳型を用いたリングポリマー

渡辺順次教授
高分子液晶、生体高分子の構造と物性

*古屋秀峰助教授:
ポリペプチド、アモルファス高分子、高分子液晶のコンホメーション解析

西敏夫教授
高分子ナノテクノロジー、ソフトマテリアルや複合材料物性、非平衡系のダイナミクス

野島修一助教授
高分子材料・ポリマーアロイの高次構造解析、形成制御

鞠谷雄士教授
繊維やフィルムの成形加工(伸長過程など)における構造や物性

平尾明教授
構造制御ポリマーの合成、含フッ素ポリマーの合成と構造解析、高機能性導電性ポリマー

手塚育志教授
高分子の環状構造や分岐構造の設計・構造解析、高分子材料表面・界面の新機能開発

石津浩二教授
ハイパーブランチポリマー、ポリマーブラシ、ロッド-
コイル型ブロック共重合体

安藤慎治助教授
耐熱性高分子の光学物性、含フッ素高分子の構造と機能

柿本雅明教授
多分岐高分子、縮合系高分子、自己組織化高分子の合成、物性

古畑研一助教授
天然高分子材料の高機能化

谷岡明彦教授
ナノファイバー形成、高プロトン伝導性膜、イオン輸送

奥居徳昌教授
高分子の結晶化過程、有機高分子配向薄膜、刺激応答性ゲル

扇澤敏明助教授
アロイ・ブレンド・コンポジット、高性能・高機能材料への応用、多相構造解析

橋本壽正教授
高分子成形工学、有機材料熱物性

 

物質科学創造専攻

柘植丈治講師
バイオプラスチックの創成と生分解性高分子材料

 

物質電子化学専攻

冨田育義助教授
高不飽和モノマーの選択的重合、有機金属ポリマーの合成、多成分重縮合反応

跡部真人講師
特殊反応場(超臨界流体内、超音波、遠心場など)における有機電解重合

 

化学環境学専攻 

中野義夫教授
感温性高分子ゲルを用いた物質(金属、汚染物質など)の分離回収、合成場への利用

 

資源化学研究所

山本隆一教授・神原貴樹助教授
π[パイ]共役高分子の合成、構造解析、物性評価(導電、発光)、縮合反応

池田富樹教授・宍戸厚講師
液晶高分子材料の開発、高機能・高性能な高分子光機能材料の創出

 

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【3】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開特許情報が6件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。

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【4】最近の研究成果
2件の研究成果のご紹介
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≫≫◆イルカの赤ちゃんの睡眠を解明
"Sleep in continuously active dolphins" Nature vol.441 pp.E9-E10
生命理工学研究科 生体システム専攻 幸島司郎助教授 

 生後まもないイルカの赤ちゃんが眠る様子を解明しました。大人のイルカは水面に浮上したまま静止して片目を閉じて右脳か左脳の一方ずつを休ませる睡眠法を取っています。これまで、赤ちゃんイルカは浮上できる時間が短いため、眠らないという説がありました。幸島助教授らは、赤ちゃんイルカが素面に浮上する短い時間に片目を閉じ片方の脳を休ませていることをつき止めました。この研究は、豊橋技術科学大学の関口雄祐氏、鴨川シーワールドの荒井一利氏との共同研究成果です。

 ・幸島研究室

≫≫◆電子1個の電流を測定する装置を開発
"Bidirectional counting of single electrons" Science vol.312 pp.1634-1636
理工学研究科 物性物理学専攻 藤澤利正連携講座助教授、富田律也氏

 2つの量子ドットを直列に並べ、それに隣接したポイント接合部からなる半導体2重量子ドット(DQD)と呼ばれる半導体ナノ構造体を用いて、電子1個の流れを測定できる装置を開発しました。DQDで作った超高感度な単電子電流計によって単電子トランジスタを流れる電流を測定したところ、従来の高感度電流計の1000倍の感度での測定が可能であることを確認しました。これにより、さまざまな物理現象、化学反応、生体反応の計測が可能となります。
なお、本論文は、NTT物性化学基礎研究所、科学技術振興機構、東北大学との共同研究の成果です。

 ・藤澤研究室(NTT物性化学基礎研究所HP内)

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【5】新聞掲載記事
16件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆DNAを加工した有機EL
(日本経済新聞 5/22朝刊、日経産業新聞6/21)
フロンティア創造共同研究センター 岡畑惠雄教授

 サケの白子から取り出したDNAに脂質を結合して色素を取り込ませたフィルムで有機EL素子を試作しました。フィルムの両端に電圧を掛けると1時間くらい光り続けます。DNAは電気を通すので電子材料への応用が可能だという視点での研究成果です。また、DNAは色素を取り込んでフィルムに出来るので、何層にもせずに一層の有機EL素子が可能となりました。

 ・岡畑研究室
・関連特許:特開2004-082663、特開平11-119270

≫≫◆生分解性ポリマーを短時間で固める技術(日経産業新聞 5/23)
生命理工学研究科 生体分子機能工学専攻 井上義夫教授

 シクロデキストリンを溶解状態のポリ乳酸に加えることで固まりやすくなり、成型加工時間が大幅に短縮されることを見出しました。ポリ乳酸だけでなくシクロデキストリン自体も生分解性なので、環境にやさしいプラスチック製品が高い生産性で出来ることになります。

 ・井上研究室

≫≫◆アメンボ型の四足ロボット(日経産業新聞 5/23)

 東工大発ベンチャーの株式会社ハイボットは、本体にバッテリーを設置し4本の足の先にそれぞれ車輪がついているロボットの発売を開始しました。カメラ、検知センサーを装備することができます。荒い路面では車輪部分を収納して歩行し、降雪地や寒冷地での使用も可能です。

 ・株式会社ハイボット

≫≫◆脳の電気信号でロボットを操作(日刊工業新聞 5/25)
精密工学研究所 小池康晴助教授

 脳で考えるだけでロボットやバーチャルリアリティーを自分の身体のように動かせる「ブレインーマシン・インターフェース」の開発研究の一端として、サルの脳細胞のうち18個の活動を測定するだけで、サルの腕の位置や動きを予想することに成功しました。こうした研究は、身体麻痺などで自由に体を動かせない人向けのロボット開発などに繋がります。(5月号のメールマガジンを再掲載)

 ・小池研究室

≫≫◆液滴転落挙動の解析システムを開発
(日刊工業新聞 5/25、化学工業日報 5/25)
理工学研究科 材料工学専攻 中島章助教授

 傾斜表面での液滴の移動速度、接触角などの液滴転落挙動の解析データは、防水滴、防錆、漏電防止などの撥水部材開発に必要です。これまで、こうした解析には人的な誤差が入り、また、1試料の測定に数時間かかっていました。中島助教授らは、高感度カメラと専用光源を用いて画像を取得して新規アルゴリズムで高精度解析を行うシステムを開発しました。このシステムでは、人的な誤差を排除し、さらに2分程度という短時間の測定を可能にしました。

 ・中島研究室
・関連特許:特願2006-051982(最新特許情報をご覧ください)

≫≫◆汎用指紋照合LSI技術
(日経産業新聞5/30、日刊工業新聞5/30、化学工業日報6/5)

 東工大発ベンチャーの株式会社ビヨンド・エルエスアイは、指紋認証用ワンチップ超小型LSI(5mm角)を開発しました。このLSIにセンサーとデータベースを接続して使用します。プログラムサイズが小さく使用メモリー量が少ないアルゴリズムを利用しており、センサーや用途によってプログラムの変更も可能です。1秒間に千人分の指紋と照合する高速処理が可能です。

 ・株式会社ビヨンド・エルエスアイ

≫≫◆シーラカンスのDNAと一部と哺乳類のDNAが共通
(朝日新聞5/30夕刊)
生命理工学研究科 生体システム専攻 岡田典弘教授

 タンザニアから寄贈されたシーラカンスの標本を研究している岡田教授らは、シーラカンスのDNAの一部が爬虫類、鳥類、哺乳類に共通しており、3億年以上前から続いていることを見出しました。この部分は、たんぱく質に翻訳されない部分で、同じ塩基配列が繰り返されている反復配列と呼ばれる部分です。

 ・岡田研究室

≫≫◆木質バイオマスから水素ガスを生産
(中国新聞6/3朝刊、日経産業新聞6/22)
炭素循環エネルギー研究センター 花村克悟教授

 花村教授らは、木屑(木質バイオマス)と戸田工業が開発した新規触媒から効率的に水素を取り出すシステムを開発していますが、エネルギー関連企業の岩国ウッドパワーが、このシステムを用いた発電所(岩国市)の稼動を始めました。また、花村教授らは、より少ない触媒で水素を発生できるような効率の良い装置を開発しています。

 ・花村研究室
・関連特許:特開2005-206404

≫≫◆機器異常検知システム(日経産業新聞 6/5)
理工学研究科 機械物理工学専攻 轟章助教授

 本学は、トンネル送風機のシステム異常を自動感知する技術を電業社機械製作所に提供しました。送風機を天井に固定する際に用いるアンカーボルトに伝わる振動を解析することでシステム異常を感知するもので、轟教授の解析技術を用いています。センサーの情報を遠隔地に送って解析することが出来るため、ライフラインの管理にも応用できると考えられます。

 ・轟研究室
・関連特許:特開2002-039920 特開2001-208656 特開2001-060207

≫≫◆単一微粒子の生成履歴を解析する装置(化学工業日報6/5)
資源化学研究所 藤井正明教授

 藤井教授、工学院大学の坂本助教授らは、大気浮遊粒子状物質、発電所からの飛灰や二次粒子の生成履歴を把握する装置の開発を行っています。これは、粒子1個を収束イオンビームでスパッタしながら出てきた破片をイオン化して質量分析するもので、粒子の深さ方向の成分を無機成分・有機成分ともに分析することが可能です。

 ・藤井研究室

≫≫◆ナノファイバー開発をNEDOから受託
(化学工業日報6/5、日刊工業新聞6/7、日経産業新聞 6/13)
理工学研究科 有機・高分子物質専攻 谷岡明彦教授

 谷岡教授らの研究グループは、電界紡糸(エレクトロスピニング)、溶融極細繊維紡糸の大型装置を用いた超極細繊維の製造技術の開発を目指して、11の企業と一緒にプロジェクトを開始します。これは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託研究です。目標は、直径50nm、直径のばらつきが20%未満の超極細繊維で、薄層燃料電池のや情報家電への応用を考えています。

 ・谷岡研究室
・関連特許:特開2006-022463 特開2005-281679 特開2005-290610

≫≫◆橋の危険度を判定するシステム(日本経済新聞 6/9)
理工学研究科 土木工学専攻 三木千壽教授

 NTTデータ、横浜国立大学などと一緒に、地震直後の道路や橋などの危険性を迅速にチェックできるシステム運用の実験を始めます。高速道路などには通信用の光ファイバーが整備されていますので、地震などで道路や橋が歪むと光ファイバー中の光の進み方が変化することを感知して、道路や橋の歪みを計算して危険度を判断するものです。

 ・三木研究室
・関連特許:特開2006-084404、特開2005-009928

≫≫◆廃棄プラスチックから水素を製造(日経産業新聞 6/12)
総合理工学研究科 環境理工学創造専攻 吉川邦夫教授

 吉川研究室は株式会社伸光テクノと共同で、空気のない状態で加熱してガス化した廃棄プラスチックに触媒存在下で水蒸気を加えて水素を取り出す装置を開発しました。従来の粉末状にした廃棄プラスチックと酸素から水素を製造する方法に比べると、2倍の水素が得られます。今後、連続運転が可能なように装置を改良していく予定です。

 ・吉川研究室
・関連特許:特開2006-017437、特開2004-210942

≫≫◆電子1個の電流を測定する装置を開発
(日本経済新聞 6/16朝刊、日刊工業新聞 6/16、化学工業日報 6/16)
理工学研究科 物性物理学専攻 藤澤利正 連携講座助教授(NTT連携講座)

最近の研究成果】を参照ください。

≫≫◆コウモリとウマは同じ祖先であることが判明
(日本経済新聞、朝日新聞、東京読売新聞 6/20夕刊)
生命理工学研究科 生体システム専攻 岡田典弘教授

 岡田教授らの研究グループは、進化の過程で取得されてその後抜け落ちることのないDNA中の「レトロポゾン」という配列を用いて、進化の道筋を調べています。その結果、コウモリはウマやイヌと約一億年前に分かれて進化した仲間でありサルやネズミとは遠く、ウマは蹄を持つウシやブタとは別の起源であることが判りました。

 ・岡田研究室

≫≫◆イルカの赤ちゃんの睡眠を解明
(東京新聞6/22朝刊、日本経済新聞6/22夕刊、毎日新聞6/22夕刊)
生命理工学研究科 生体システム専攻 幸島司郎助教授 

最近の研究成果】を参照ください。

※本学教員の肩書きは、2006年6月1日現在のものです。

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