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第32号(2007年4月)

 皆さまこんにちは。大岡山キャンパス本館前の桜は、生憎の雨であっという間に見頃を過ぎてしまいましたが、今年もたくさんの方がお花見にいらしてくださいました。
さて、今月のメルマガでは、4月からの東工大TLO機能統合に関するお知らせがございます。どうぞ今年度も東工大研究・産学連携本部をよろしくお願いいたします。

ご意見・ご感想・登録内容のご変更はこちらまで →→→ mail@sangaku.titech.ac.jp

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ

≫5件のイベントのお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介
≫「(財)理工学振興会のTLO機能の産学連携本部への統合について」
【3】東工大の専攻紹介
≫機械系の専攻&研究室②
【4】最新発明情報
≫今月は未公開特許情報が2件増えました
【5】新聞掲載記事
≫ 8件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆第2回エネルギーワークショップ
「エクセルギーから見たエネルギーシステムの未来」

 日 時: 平成19年4月12日(木)13:00~17:30
場 所: 大岡山キャンパス 百年記念館3階 フェライト会議室
主 催: 統合研究院
その他: 参加費無料(懇親会/3,000円)、要事前申込み
詳 細: http://www.iri.titech.ac.jp/

 本ワークショップでは、統合研究院の先進的エネルギー・マネジメント(AEM)研究プロジェクトの一環として、エクセルギーの観点からエネルギーの更なる高度利用を可能にするエネルギーシステムの未来像を考えます。講演・パネル討論は、無料でご参加いただけます。

 

≫≫◆第29回大田区との技術交流セミナー

 日 時: 平成19年4月12日(木)18:00~20:00
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)4F 交流サロン
主 催: 大田区産業振興協会、理工学振興会(東工大TLO)
その他: 参加費無料、要事前申込み
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2007_03/28_semi/index.htm

[講演者]統合研究院ソリューション研究機構 嶋田 隆一 教授
[タイトル]「電力技術のソリューション、ニーズ(現場)先導の研究」

 大田区との技術交流セミナーでは、月替わりで本学教員が最新テクノロジーをご紹介しており、どなたでもご参加いただけます。今月は、東工大で生まれたばかりの簡単で効果のある電力新技術(シーズ技術)をご紹介いたします。

 

≫≫◆全労済寄附講義開設記念シンポジウム
「高齢化社会とリスクマネジメント~長寿化に伴う新たなリスクの
顕在化とその処方箋~」

 日 時: 平成19年4月21日(木)13:00~17:00(開場12:30)
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
主 催: 全労済、東京工業大学
その他: 参加費無料、要事前申込み(先着300名)
詳 細: http://www.me.titech.ac.jp/index-j.html

 全労済寄付講義が開設されることを記念してシンポジウムが開催されます。「高齢化とリスクマネジメント」をテーマに第一部は基調講演、第二部はパネルディスカッションを行います。

[第一部基調講演]
・「自分のことは自分で 元気なうちに社会貢献できるこれからの日本」
大武健一郎氏(商工組合中央金庫副理事長、元国税庁長官)
・「高齢化社会とセーフティネット(仮)」
中村秀一氏(厚生労働省社会・援護局長)

 

≫≫◆すずかけ祭

 日 時: 平成19年5月12日(土)~13日(日)10:00~17:00
場 所: すずかけ台キャンパス
主 催: 東京工業大学
詳 細: http://www.sok.titech.ac.jp/suzukakesai/index.html

 すずかけ祭は、すずかけ台キャンパスで毎年5月に催される学園祭です。すずかけ台の研究室も一挙公開いたしますので、この機会をお見逃しなく。

 

≫≫◆国際ナノファイバーシンポジウム2007

 日 時: 平成19年6月18日(月)-19日(火)
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
主 催: (社)繊維学会
その他: ポスタープレゼンテーション、展示会開催
詳 細: http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/

 本国際シンポジウムでは、欧米で指導的役割を果たす各国第一線の専門家らを招聘し、その最前線の応用などを紹介するとともに、これまでに蓄積した繊維科学のエッセンスを継ぎの世代に伝える為、若手育成のために関連諸学会の協力によりポスタープレゼンテーションを実施します。多数のご参加をお待ち申し上げます。

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【2】産学連携活動のご紹介
「(財)理工学振興会のTLO機能の産学連携本部への統合について」
研究・産学連携本部長代理 香取 和之
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 この4月で2007年度がスタートします。お陰様で研究・産学連携本部も設立以来4回目の新年度を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

 本年1月号及び3月号のメールマガジンで皆様にお知らせしましたように、本年4月1日をもって、これまで(財)理工学振興会(以下、理工振と称す)が行ってきた東工大のTLO(大学技術移転)事業を研究・産学連携本部に統合し、産学連携活動の窓口を名実ともに一本化しました。これに伴い、従来に比べ次の点が変更されることになりますが、これらの変更により皆様へのサービスの一層の向上が図れるものと確信しております。

1.理工振保有特許の東工大への移管

 理工振が、東工大のTLOとして承認を受けた平成11年8月から保有してきた511 件の特許(出願中案件を含む、以下同様)は、東工大に移管されました。これに伴い、東工大が、大学法人化された平成16年4月から保有してきた特許1132件と合せて、1663件の特許を研究・産学連携本部が管理することになり、企業への既ライセンス事務及び今後のライセンス活動が東工大に一本化されました。 

2.特許情報の照会先

 これまで、東工大保有特許に関する情報の照会先は、東工大TLOである理工振でしたが、今後は、その窓口が研究・産学連携本部に一本化され、企業からの特許情報の照会に対して研究・産学連携本部が直接対応することになりました。

3.技術相談、技術指導の相談窓口

 これまで、技術や技術指導に関する相談の窓口は、東工大TLOである理工振でしたが、その窓口が研究・産学連携本部に変更され、研究・産学連携本部が共同研究と同一の窓口として取り扱うことになりました。

4.東工大産学連携会員制度の発足

 研究・産学連携本部が、これまで、東工大TLOである理工振が行ってきたTLO会員制度を発展的に継承して、本学の産学連携会員制度が発足しました。この会員制度は、産業界と密接なコミュニケーションを行いつつ、産業界・東工大双方に有益な質の高いサービスを提供することを目指しています。入会のご相談は研究・産学連携本部までご連絡ください。

 なお、研究・産学連携本部は、本年4月2日付けで文部科学省及び経済産業省から東工大TLOとして承認されました。研究・産学連携本部は、今後、承認TLOとしてもその活動の充実に一層努力してまいります。皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。

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【3】東工大の専攻紹介
機械系の専攻&研究室(2)
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 先月のメールマガジンでは、ロボット研究において、「構造」、「機構」、「制御」などの研究を行っている研究室を紹介しました。そこで今回のメールマガジンでは、ロボット研究を支える基礎分野である「材料」や「エネルギー」などの研究を行う研究室を、前回と同様、東工大の"機械系3専攻"からご紹介します。

 ☆教員検索サイト☆

 

械物理工学専攻

  • 齋藤彬夫 教授
    氷蓄熱、固液相変化の伝熱、熱物性値測定 熱伝導
  • 大河誠司 助教授
    分子動力学法を用いた固液相変化シミュレーション、過冷却水の凝固氷蓄熱システム
  • 戸倉和教授
    水雰囲気でのレーザ加工、機能性表面形状の創成
  • 平田敦助教授
    カーボンオニオン・ナノチューブのトライボロジー特性、ダイヤモンドおよびアモルファスカーボン膜の気相合成
  • 中原綱光教授
    混合潤滑解析、境界膜のレオロジー特性、接触力学
  • 村上碩哉教授
    モノづくりデザイン学、塑性加工
  • 足立忠晴助教授
    高分子材料および高分子系複合材料の力学的特性、構造の圧潰によるエネルギー吸収特性制御
機械制御システム専攻
  • 岡崎 健 教授
    エネルギー高効率利用と環境保全の熱工学、 地球環境保全のための石炭およびバイオマスの利用技術、 地球温暖化防除のためのCO2海洋貯留に関する研究 クリーン・高効率水素エネルギー利用システム、
  • 佐藤 勲 教授
    伝熱制御による製造工程の高度化とリサイクル、液体の相変化とエネルギー貯蔵・輸送
  • 齊藤卓志 助教授
    伝熱学的見地からの材料加工と物性制御
  • 吉野雅彦 助教授
    高静水圧環境下における硬脆材料の切削加工特性、微細加工による機能表面の開発、硬脆材料の微細塑性加工
機械宇宙システム専攻
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【4】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開特許情報が2件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。

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【5】新聞掲載記事
8件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆技術経営専攻(修士課程)で土曜日のみの受講カリキュラムを創設
(日刊工業新聞2/23)

 イノベーションマネジメント研究科 技術経営専攻(修士課程)では、平成19年度から、これまでの「平日昼夜と土曜日(2年間)」のカリキュラムに加えて「平日昼夜と土曜日(2年間)」「土曜日のみ(3年間)」のカリキュラムも履修可能とします。技術経営専攻では、本学他専攻の博士課程在学中の学生が同時に履修して修士学位を取得できるデュアルディグリーも手がけるなど、柔軟な学習環境を整備しています。

 ・イノベーションマネジメント研究科

 

≫≫◆二酸化チタンの平坦基板を用いたトランジスタ
(日本経済新聞 2/26朝刊)
応用セラミックス研究所 片山正士研究員

 二酸化チタンの単結晶基板の表面をフッ酸で溶解した後に加熱することにより、原子レベルで表面を平坦に加工することに成功しました。さらに、これを用いたトランジスタの試作を行いました。これにより、酸化チタンの光触媒反応を電子制御できることが期待されます。

 ・片山氏の所属している松本祐司研究室

 

≫≫◆超臨界水を用いて下水汚泥から水素を発生(日経産業新聞2/27)
原子炉工学研究所 藤井靖彦教授 

 有機物を大量に含む下水汚泥に水と酸化ルテニウム(触媒として作用)を加え400-500度、470気圧の高温高圧にすることにより、超臨界状態になった水と汚泥が反応して水素、メタン、二酸化炭素などの気体を発生させることに成功しました。今後は、より低い温度や低い圧力でも水素が発生するような条件を見出すことや大量に処理できる容器の開発を行い、実用化を目指します。

 なお、この研究は、信州大学とキッセイテクノス株式会社との共同研究成果です。

 ・藤井研究室

 

≫≫◆有機フッ素化合物を分解する微生物(日刊工業新聞3/2)
生命理工学研究科 生物プロセス専攻 北爪智哉教授、岩井伯隆助手

 土壌から単離した放射菌の一種が有機フッ素化合物を分解する能力を持つことを見出しました。有機フッ素化合物を長年使用してきた土壌にこの化合物を分解する菌がいると予想して、土壌からの分離を繰り返して発見したものです。この菌を用いると、これまで難分解性であるため廃棄処分に困っていた有機フッ素化合物を処理することが出来ます。また、この菌はPCB(ポリ塩化ビフェニル)を分解する菌の仲間であることが判りました。

 ・北爪研究室

 

≫≫◆アジアに省エネルギー・資源再利用の技術を技術移転
(日経産業新聞3/6、日刊工業新聞3/6、化学工業日報3/7)
総合理工学研究科 環境理工学創造専攻 吉川邦夫教授

 株式会社資源循環技術研究所は、吉川研究室と連携して、廃プラスチックやバイオマスなどを高温高圧で処理して燃料化する技術をアジア、特に中国に移転することを目指して、調査研究を始めました。

 ・吉川研究室
・関連特許:特開2006-328328 2006-017437 2004-115576 2001-158885

 

≫≫◆ショベルカーに設置可能な遠隔操作ロボット(日本経済新聞3/9朝刊)
精密工学研究所 川嶋健嗣助教授

 フジタとの共同研究で、既存のショベルカーの操縦席の位置に設置して遠隔操作できるロボットを開発しました。被災地など人間が操縦するには危険が伴う場合の活用が期待されます。ロボットは空気圧で稼動する2本の多関節アームからなり、無線LANを介した遠隔操作を可能にしています。ショベルカーの移動用操縦桿とアーム操作用の操縦桿を持ち替えることも遠隔操作でできます。

 ・川嶋研究室

 

≫≫◆マイクロ波を用いて鉄鉱石から銑鉄を精製(毎日新聞3/19)
理工学研究科 物質科学専攻 永田和宏教授、石崎幸太郎研究員

 現在の製鉄工程では、鉄鉱石にコークスを混ぜて千数百度に加熱することで鉄鉱石中の酸化鉄を還元して銑鉄を得ています。その代わりに、鉄鉱石と石炭の混合物に出力3kWのマイクロ波を照射することで鉄鉱石自体が650度に発熱して化学反応が始まり、銑鉄が得られることが確認されました。

 ・永田研究室

 

≫≫◆5指ハンドロボット (化学工業日報 3/20)
総合理工学研究科 メカノマイクロ工学専攻 小俣透教授

 義手として手に装着可能な328gの5指ハンドロボットを開発しました。手の開閉は1秒程度ででき、かつ、物を握ったときの把持力を増大させる機能を持たせました。物を強く握ったり指先から大きな力を加えることもできます。

 ・小俣研究室 
・関連特許 特願2006-191445(最新発明情報をご覧ください)

 

※ 本学教員の所属・肩書きは、2007年3月1日現在のものです。

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