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第33号(2007年5月)

 皆さまこんにちは。大型連休狭間でのメールマガジンです。あっという
間に4月が過ぎてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。人
事異動で、担当者やアドレスの変更がある方も多いかと思います。迷子の
メルマガが多くなっておりますので、配信継続をご希望の方はご連絡いた
だけると幸いです。
さて、今月も盛りだくさんの内容ですので、どうぞお楽しみください。

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ

≫ 7件のお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介
≫ 東京工業大学の組織的連携について
【3】東工大の専攻紹介
≫ 機械系の専攻&研究室③
【4】最新発明情報
≫ 今月は未公開特許情報が9件増えました
【5】新聞掲載記事
≫ 12件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆第30回大田区との技術交流セミナー

 日 時: 平成19年5月10日(木)18:00~20:00
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)5F 会議室
主 催: (財)大田区産業振興協会
共 催: 東京工業大学 研究・産学連携本部
その他: 参加費無料、要事前申込み
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2007_04/23_semi/index.htm

[講演者]精密工学研究所 川嶋健嗣 准教授 
[タイトル]触覚を持つ外科手術用ロボットシステムの研究開発

 大田区との技術交流セミナーでは、月替わりで本学教員が最新テクノロジーをご紹介しており、どなたでもご参加いただけます。今月は、川嶋准教授らが開発している腹腔鏡外科手術用のロボットシステムを紹介します。

 

≫≫◆第29回すずかけ祭

 日 時: 平成19年5月12日(土)~13日(日)10:00~17:00
場 所: すずかけ台キャンパス
主 催: 東京工業大学
詳 細: http://www.sok.titech.ac.jp/suzukakesai/index.html

 すずかけ祭は、すずかけ台キャンパスで毎年5月に催される学園祭です。研究室公開や専攻説明も併せて行います。特別企画講演会では、溝上恵氏(東京大学名誉教授)をお招きし、「首都直下地震の切迫性と被害想定・防災対策」についてお話いただく予定です。また今春、東工大新技術コーナーの提示物を入れ替えましたので、ぜひお立ち寄りください。

※東工大新技術コーナー(フロンティア創造共同研究センター1F)

 

≫≫◆国際ナノファイバーシンポジウム2007

 日 時: 平成19年6月18日(月)~19日(火)
場 所: 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
主 催: (社)繊維学会
その他: ポスタープレゼンテーション、展示会開催
詳 細: http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/

 本国際シンポジウムでは、欧米で指導的役割を果たす各国第一線の専門家らを招聘し、その最前線の応用などを紹介するとともに、これまでに蓄積した繊維科学のエッセンスを継ぎの世代に伝える為、若手育成のために関連諸学会の協力によりポスタープレゼンテーションを実施します。多数のご参加をお待ち申し上げます。

 

≫≫◆国際産学官連携フォーラム

 日 時: 平成19年6月29日(金)13:00~17:50
場 所: 学術総合センター 一橋記念講堂 中会議室
主 催: 文部科学省
共 催: 東京工業大学

 文部科学省は、平成19年度から国際的な産学連携推進体制を整備することとしています。本フォーラムは、大学知的財産本部の調査研究により、各国における知的財産の取扱いの相違点や、ライフサイエンス分野の知的財産の取扱いなど、今後の産学官連携を深化させるために留意すべき課題を明らかにして共有するために開催します。

第1部: 講演
第2部: 国際的な産学官連携を進める上で問題となる課題等についての調査研究結果発表

・第1分科会(米国およびマテリアルトランスファーの現状等)
・第2分科会(欧州諸国および分野別共同研究契約モデル)
・第3分科会(アジア諸国)

≫≫◆東工大横浜ベンチャープラザ(東工大YVP)に関するお知らせ

    「すずかけメールマガジン」配信登録開始のお知らせ
      メールマガジン『すずかけメルマガ』の配信を開始しました。入居企業募集情報やセミナー開催情報、事業化に役立つ大学発ベンチャー支援メニュー情報などを、分かりやすい内容でお届けします。

    [すずかけメルマガ登録]
       
    「定期見学会」申込受付開始のお知らせ
      東工大横浜ベンチャープラザ(東工大YVP)では、入居希望者や運営支援視察希望者向けに、定期的に施設見学会を開催しています。施設見学料は「無料」ですので、お気軽にお申込ください。

    [施設見学会申込受付]

    <問い合わせ先>
    中小企業基盤整備機構 東工大横浜ベンチャープラザ(東工大YVP)
    電話:045-989-2205

 

≫≫◆大学知的財産本部整備事業
「国際的な産学官連携の推進体制整備」選定結果

 文部科学省は、平成15年度より「大学知的財産本部整備事業」を実施していますが、平成19年度は大学知的財産本部の国際機能を強化するために「国際的な産学官連携の推進体制」を整備することになりました。

 本学は、今回選定された12機関のうちの1校として採択されました。本学以外には、東北大、東京大、東京医科歯科大、東京農工大、慶応義塾大、名古屋大、京都大、立命館大、大阪大、奈良先端科学技術大学院大大阪大、九州大が選定されています。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/04/07040307.htm

≫≫◆(財)神奈川科学技術アカデミー(KAST)との組織的連携について

 4月2日、(財)神奈川科学技術アカデミー(KAST)と、東工大が研究開発や人材育成等に関する組織的な連携に関する協定を締結し、調印式を執り行いました。今後は、原亨和教授の「エコ固体産触媒」プロジェクトをはじめとした研究開発、人材育成、地域振興活動などを協力して行う予定です。

http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2007/news_0411.html

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【2】産学連携活動のご紹介
「東京工業大学の組織的連携について」
研究・産学連携本部長代理 香取 和之
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 日頃は、本学の産学連携活動に対し、多大なご協力を頂き厚く御礼申しあげます。
さて、本学の同窓会誌である「蔵前ジャーナル」は、本年春に、創刊1000号を記念し、特別号を発行しました。
本特別号では、特集として「特集:東京工業大学の組織的連携」を掲載しています。本特集は、組織的連携に焦点を当てた二つの座談会からなっており、企業の役員と担当者、本学関係者が参加して本学の組織的連携活動を多面的に考察しています。
その意味では、本特集は、本学の産学連携活動を皆様にさらによく知っていただく上で、興味深い内容のものとなっていると思われます。
この度、「蔵前ジャーナル」のご好意により、「産学連携メールマガジン」に転載することができましたので、是非ご一読いただきたく願いします。

http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2007/news_0425.pdf

<座談会の概要>

第一部:「企業の研究開発戦略のなかに産学連携をどう位置づけるか」

組織的連携に加わっている企業のうちの4社から、研究開発に深く関わっている役員にお出でいただいた。「各社の研究開発のなかに東京工業大学との組織的連携をどう位置づけるか」、これが座談会における議論の主題である。
第二部:「東工大との組織的連携を経験して」
組織的連携に加わっているほとんどの企業のほとんど、半導体理工学研究センターを除く10社の、直接の担当者に出席していただいた。なぜ東京工業大学の組織的連携を選んだのか、経験してみて、何が良く何が問題か、担当者ならではの具体的指摘がある。

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【3】東工大の専攻紹介
機械系の専攻&研究室(3)
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 前回、前々回のメールマガジンでは、ロボットに関する研究や、それらを支える材料分野の研究を行っている研究室を紹介しました。今月のメールマガジンでは、ナノ・マイクロマシンやMEMS(Micro Electro Mechanical
Systems)に関する技術について研究を行っている研究室を紹介します。ナノとは1mの10億分の1の超微細単位であり、マイクロとは1mの100万分の1の微細単位です。このようなサイズで駆動をする電子回路部を持つ構造体やデバイスを製造したり、またそれを可能にする材料を原子や分子レベルで制御したりすることには、極めて高い技術が要求されます。
今回はすずかけ台キャンパスにある、精密工学研究所や大学院総合理工学研究科に属する研究室の中からご紹介をします。

 

精密工学研究所

  • 横田 眞一 教授
    電界共役流体ECFを応用したマイクロアクチュエータ、液圧駆動形ニューアクチュエータ、電気油圧マニピュレータのロバスト制御、流体駆動形マイクロマシン。
  • 吉田 和弘 准教授
    流体パワーを用いた管内走行マイクロマシン、機能性流体を用いた高機能流体制御要素、高出力マイクロ流体パワー源。
  • 下河邉 明 教授
    薄膜金属ガラスの成膜とその物性、薄膜金属ガラスの成膜とその物性、薄膜金属ガラスによる三次元MEMS、制御対象のモデルとモデルパラメータを用いない位置決め制御。
  • 進士 忠彦 准教授
    人工心臓、マイクロ磁気軸受、光・磁気アクチュエータの研究、超精密磁気軸受。
  • 堀江 三喜男 教授
    不等速運動機構の高速度化および高精度化、不等速運動機構の高速度化および高精度化、機械運動系の知的概念設計、機械運動系の高集積化設計。
  • 佐藤 千明 准教授
    接着接合部の衝撃強度、解体性接着技術、マルチマテリアル構造に関する研究。
  • 新野 秀憲 教授
    加工環境制御超精密加工機とそれによる硬脆材料のナノ加工技術、ナノ加工プロセスの加工状態認識のためのインプロセスマイクロセンサーの研究、新製品開発方法論(産業機械の開発戦略と開発組織構造)、超精密加工マザーマシンの設計方法論とプロトタイピング、集束イオンビームによる硬脆材料のナノ加工技術。
  • 吉岡 勇人 准教授
    高速高剛性スピンドルシステム、多自由度超精密位置決めシステム、超精密加工のインプロセス状態認識、ナノ加工特性の評価、ナノ加工の能動制御。
  • 初澤 毅 教授
    DNAによる粒子位置決めを用いたナノメカニズム創製技術、バイオチップの製作法の研究、バイオ技術を応用したMEMS/NEMS、水晶振動子の高能率研磨法、タッピングスタイラスによる表面形状計測、段差基準片の創製技術の開発。
  • 柳田 保子 准教授
    単一細胞操作用培養デバイスの開発、動物細胞の環境刺激応答メカニズムの解折、有用物質産生細胞デバイスの開発と産生制御法の確立、DNAとタンパク質によるナノ折り曲げ構造。
  • 香川 利春 教授
    空気圧システムの解析と省エネルギー評価、気体の高速非定常流量計測、都市ガス供給システムの特性解析、プロセス制御機器に関する研究、空気ばね式除振台の制御
  • 川嶋 健嗣 准教授
    低侵襲外科手術用の支援システムの研究開発、空気圧ゴム人工筋を用いたロボットシステム、次世代半導体製造装置用空気ばね式除振台の性能向上、マイクロフローセンサを用いた気体の非定常流量計測。
フロンティア創造共同研究センター
  • 秦 誠一 准教授
    基板面外駆動マイクロアクチュエータ、カソーディックアークプラズマを用いたコンビナトリアルマテリアル法の研究、薄膜金属ガラスの製作と微細構造物への応用、金属ガラスの精密・微細加工に関する研究。

大学院総合理工学研究科メカノマイクロ工学専攻

  • 佐藤 海二 准教授
    光情報機器のためのマイクロメカトロニクス、超高加速・高速直動メカニズム、精密運動制御、液体の表面張力を利用したマイクロ部品組立てのた めのセルフライメント。  
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【4】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開特許情報が9件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。

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【5】新聞掲載記事
8件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆インターネット上で使用可能な生体認証システム
(日刊工業新聞3/22)
理工学研究科附属像情報工学研究施設 山口雅浩准教授、鈴木裕之助教

 ホログラフィーの原理である光学的な暗号化手法を応用したインターネット上で使用可能な生体認証システムを開発しました。指紋などの生体情報とパスワードから作成した画像を多重化した上で、逆演算が不可能な一方向性の演算処理を行います。これにより、他人が認証に成功する確率を1万分の1程度に下げられます。一方、登録情報が漏えいした場合にはパスワードを変更して再登録することが可能です。

 ・研究詳細
山口研究室  

 

≫≫◆両親媒性環状ポリマー(化学工業日報3/26)
資源化学研究所 小坂田耕太郎教授、竹内大介准教授

 両親媒性の環状ポリマーの精密合成に成功しました。疎水性基にブタン、親水性基にジエチレングリコールを有するもので、分子量分布が1.1とほぼ単分散のポリマーです。直鎖状のポリマーに比べてミセルを形成しにくく、形成した場合は高い熱安定性を示します。疎水性基や親水性基、それぞれの割合を変えることで必要な物性を創り出せ、触媒や新しい機能性材料としての利用が期待されます。

 ・小坂田研究室

 

≫≫◆スス状炭素を燃料に使う燃料電池の出力向上(日経産業新聞3/26)
炭素循環エネルギー研究センター 伊原学准教授

 炭素と酸素が反応して二酸化炭素になるときのエネルギーを利用する燃料電池を開発しています。温度を上げてプロパンガスなどを供給、熱分解を利用して燃料電池の電極に析出したスス状の固体炭素を燃料とします。電解質に導電性の高いスカンジウムとジルコニウムの酸化物の化合物を用いることで、出力密度は150~250mWとなりました、ノートブック型パソコン向けなどの実用化を目指します。

 ・関連特許:特開2007-066813

 

≫≫◆おうし座星団に木星の8倍の巨大惑星
(東京読売新聞3/28、産経新聞 東京朝刊3/28)
理工学研究科 地球惑星科学専攻 井田茂教授、生駒大洋助教

 岡山天体物理観測所188cm反射望遠鏡を用いて、おうし座の散開星団ヒアデスにある巨星に、太陽の約3倍の質量、約14倍の大きさの巨大惑星があることを発見しました。太陽系外惑星は1995年に初めて発見されて以来、世界で200個以上が見つかっていますが、その中でも最大級のものです。これまでは、今回発見した太陽系外惑星のように、年齢や質量が分かっている恒星で見つかった例は殆どありませんでした。今後、年齢や性質の異なる様々な散開星団で惑星探しが進むことによって、恒星と惑星の関係がより詳しく明らかになり、惑星形成の起源に迫ることができると期待されます。なお、この成果は、国立天文台、神戸大、東海大、東工大などの研究グループによるものです。

 ・内容詳細
井田研究室

 

≫≫◆シリコン基板上の光学結晶膜に赤外光を伝播(日経産業新聞3/29)
理工学研究科 材料工学専攻 篠崎和夫准教授、
脇谷尚樹助教(現在:静岡大学工学部物質工学科准教授)
総合分析支援センター 木口賢紀助教

 シリコン基板上にそれぞれ異なる金属酸化物3層からなるバッファー層を作成し、その上に強誘電体の光学単結晶膜を形成しました。バッファー層を挟み込むことでシリコンと光学結晶の結晶構造と格子定数の違いを緩和するとともに、シリコンと光学結晶の反応を防いで、赤外光が伝播する高品質の光学結晶膜を得ることに成功しました。現在、光通信用ルーターは光減衰器など通信用部品と通信制御用のLSIを別々に作って組み立てていますが、シリコン基板上に一体化した光通信部品を作れば機器の小型化が図れます。赤外光を高効率で通す結晶をシリコン上で薄膜化できたことで、シリコン基板上の光通信部品一体化が可能になると期待されます。なお、この研究成果は富士通研究所との共同研究成果です。

 ・研究詳細
篠崎研究室 

 

≫≫◆病巣に触れた時の感覚が手術者に伝わるロボット鉗子
(日本経済新聞3/30)
精密工学研究所 川嶋健嗣准教授

 ロボット手術では外科医が内視鏡などの画像を見ながら機器を操作して、ロボット本体に取り付けられた鉗子が手の動きを忠実に再現して動きます。しかし、画像から平面上の位置はわかりますが、鉗子先端の深さ方向や病巣に触れた際の軟らかさなど感触まではうまく伝わりません。川嶋准教授と東京医科歯科大学の共同研究チームは、鉗子ロボットに空気圧シリンダーを組み合わせて鉗子にかかる力を数値化し、触覚を再現するロボット鉗子を開発しました。

 ・川嶋研究室 
・関連特許:特願2007-051390(最新特許情報をご覧ください)

 

≫≫◆文部科学省「先端研究施設共用イノベーション創出事業」
(日刊工業新聞4/2)
理工学研究科/電子物理工学専攻 古屋一仁教授

 この事業は、イノベーションにつながる成果を創出するように、大学、独立行政法人等の研究機関が有する先端的な研究施設・機器を全国の産/学/官の研究者に提供する事業です。ナノテクノロジー研究を推進する【ナノテクノロジー・ネットワーク】と産業利用のポテンシャルが高い先端研究施設を提供する【産業戦略利用】があり、計25件が採択されました。東工大では古屋教授を代表者とした「電子ビームによるナノ構造造形・観察支援」が採択されました。

 ・事業内容  
古屋研究室  

 

≫≫◆スローライト利用で光デバイスを1/10に小型化
(日刊工業新聞4/10)
精密工学研究所 小山二三夫教授

 面発光レーザーに使う光導波路を反射鏡で挟む構造に、直径4マイクロメートル程度に集光した光ファイバーの光を30度の角度で入射すると、高い効率で通常の光とスローライトが結合できることを確認しました。この光を用いると、波長1550nmでは、5~10nmの帯域で光変調器の素子長さを従来比約10分の1となる20μmに縮小でき、デバイスの小型化につながるものです。なお、この研究成果は米コーニングと共同研究によるものです。

 ・小山研究室 

 

≫≫◆180mmの段差乗り越える災害現場向け探査ロボットを発売
(日経産業新聞4/10、日刊工業新聞4/10、日刊産業新聞4/10、
化学工業日報4/13、朝日新聞4/12朝刊)
理工学研究科 機械宇宙システム専攻 広瀬茂男教授

 トピー工業は、広瀬教授と共同で開発したクローラモジュールを採用したロボットを2種発売しました。過酷な作業環境での探査が行えるよう最大乗り越え段差180mm、最大階段昇降角45度を実現しました。災害現場などでの探査や住宅の床下など狭小空間での作業用です。

 ・広瀬研究室  
・関連特許:特許3557460、特開2005-111595、2006-168661、2007-076627、
特願2006-314914(最新特許情報をご覧ください)

 

≫≫◆セメンの構成成分を電気伝導を示す金属状態に変換
(日本経済新聞4/11朝刊、毎日新聞4/11朝刊、日経産業新聞4/11、
化学工業日報4/11, 日刊工業新聞4/11朝日新聞4/13夕刊)
フロンティア創造共同研究センター 細野秀雄教授

 元来、代表的な絶縁体であるCaOとAl2O3からなる12CaO・7Al2O3(以下C12A7)の結晶内の直径0.5nmのカゴ構造の中に多数の電子を入れ、電気を全く通さない状態から金属と同じように電気をよく通す状態に変えることに成功しました。金属になったことは、温度が下がると電気抵抗が小さくなることと、磁性をもった不純物を少量加えたときに電気抵抗がある温度で最低値をとることが観察されたことで証明されました。本研究成果は、ナノ構造を工夫することによって、希少金属を全く使用せずに身の回りにある元素を使って透明金属を実現できる有望な道筋を与えています。なお、この研究は、東工大、(独)理化学研究所、大阪府立大学、(財)高輝度光科学研究センターの研究グループによるものです。

 ・細野研究室

 

≫≫◆文部科学省「理数学生応援プロジェクト」
(日刊工業新聞4/18)

 このプロジェクトは、理工農系学部等において、理数分野に関する優れた意欲・能力を有する学生をさらに伸ばすための入試方法・教育プログラムの開発・実践や工夫した取組を行う事業を行うもので、全国で5大学の事業が採択されました。東工大では、本学で既に実施している特別選抜(高大特別選抜、AO型入試)学生を含む多様な学生を40名選抜し、能力発見および能力開発を行う「理工系学生能力発見・開発プロジェクト」が採択されました。

 ・事業内容

 

≫≫◆東京都大田区と小学校理科教育で協定
(朝日新聞4/18朝刊、日本経済新聞4/19)

 今年度、大田区が実施する全区立小学校の5、6年生のクラスで理科実験を中心にした「おもしろ理科教室」を進めるにあたり東工大の学生らが実験授業の手助けをします。そのほか、文化・国際協力、産業振興、防災など様々な分野で連携・協力していくことで合意し、大田区と東工大の間で連携・協力の基本協定を締結しました。

 ・詳細

※ 本学教員の所属・肩書きは、2007年3月1日現在のものです。

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