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第37号(2007年9月)

 こんにちは。暑かった夏もここでやっと一段落ついたようです。皆さまお変わりありませんか。メルマガ創刊3周年と本部発足4周年を迎え,我々スタッフ一同も新たな気持ちでやっていきたいと思います。どうぞこれからも東工大研究・産学連携本部をよろしくお願いいたします。

メルマガへのご意見・ご感想は、mail@sangaku.titech.ac.jp までお願いいたします。

=目次===============================================================
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ

≫ 6件のお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介
≫ 「メルマガ3周年記念について」
【3】東工大の専攻紹介
≫ コンピュータ・情報に関する専攻&研究室(2)
【4】最新発明情報
≫ 今月は未公開特許情報が4件増えました
【5】最近の研究成果
≫ 1件の研究成果のご紹介
【6】新聞掲載記事
≫ 5件の東工大研究関連記事ご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆第1回平成19年度第1回東工大バイオ計測研究会
「バイオチップ最前線」のご案内 

 日 時:
9月14日(金) 13:00~ 17:40  講演会
18:00~ 20:00  交流会
場 所: 東京工業大学 すずかけ台キャンパス
すずかけホール 第一会議室
主 催: 東工大バイオ計測研究会 
共 催: 東工大大学院生命理工学研究科グローバルCOE
協 賛: 東工大研究・産学連携本部
その他: 参加費(交流会費込 5000円/1名、当日支払い)
詳 細: http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2007/news_0824.html

 バイオ計測研究会は、東工大大学院生命理工研究科の教員を中心として、産学連携および国際連携を目的とした組織である「東工大国際バイオフォーラム」の一環で行われている活動です。

 

≫≫◆イノベーション・ジャパン2007-大学見本市、出展のお知らせ

 日 時: 平成19年9月12日(水)~14日(金)10:00~18:00
場 所: 東京国際フォーラム
主 催: (独)科学技術振興機構、
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構
共 催: 文部科学省、経済産業省、内閣府、日経BP社
その他: 入場無料
詳 細: http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/

 「イノベーション・ジャパン」は、国内大学の最先端技術シーズと産業界のマッチングイベントで、今年で4回目を迎えます。本学は8研究室と研究・産学連携本部が出展予定です。
現在、HPで来場事前登録、新技術説明会やフォーラム聴講の受講申込みを受け付けておりますので、お早めにお申込みください。

■東工大出展一覧&新技術説明会日時■

<環境分野>
9/12(水) 14:30-16:00 [セミナールームB]
総合理工学研究科 化学環境学専攻 准教授 渡邉隆行
「大気圧プラズマによる廃棄物処理システム」

<医療・健康分野>
9/13(木)15:30-16:00 [セミナールームB]
生命理工学研究科 生体分子機能工学専攻 教授 石川智久
「薬物トランスポーターのファーマコゲノミクスからの創薬分子デザイン」

<IT分野>
9/13(木)13:00-13:30 [ガラス棟G602]
理工学研究科 電子物理工学専攻 准教授 中本高道
「嗅覚ディスプレイ」

<ものづくり分野>
9/14(金)14:00-14:30 [ガラス棟G610]
理工学研究科 建築学専攻 准教授 五十嵐規矩夫
「金属薄板を備えたエネルギー吸収部材及びその製造方法」

<ナノテク・材料分野>
9/14(金) 15:00-15:30 [セミナールームB]
理工学研究科 材料工学専攻 教授 田中順三
「がん治療のための機能性バイオセラミックスの開発」

<新エネルギー・省エネルギー分野>
総合理工学研究科 物質科学創造専攻 教授 山崎陽太郎
「クライオステージFIBを用いたPEFC触媒層断面の高分解能観察用試料の作製」

<知財本部分野>
東京工業大学 研究・産学連携本部
学外のTLO機能を、この4月に研究・産学連携本部に統合し、また今後の本大学における産学連携の指針とすべく「東京工業大学産学連携ビジョン(素案)」を作成するなど、産学連携活動の一層の発展のための準備を整えたところです。また、本大学は2007年度の文部科学省の「国際的な産学官連携の推進整備事業」に採択され、国の支援を受けながら国際的産学官連携活動を積極的に推進していくこととしています。展示においては、これらの本大学の新たな取組をご紹介します。

■新技術説明会日時■

<ナノテク・材料分野>
9/14(金)11:30-12:00 [ガラス棟G502]
資源化学研究所 助教 横井俊之
「単分散シリカ粒子の新しい作り方」

<ものづくり分野>
9/14(金)16:30-17:00 [ガラス棟G602]
理工学研究科 機械制御システム専攻 助教 小関道彦
「産業用X線CTの高精度化とリバースエンジニアリング」

 

≫≫◆第34回大田区との技術交流セミナー

 日 時: 平成19年9月13日(木)18:00~20:00
場 所: 大田区産業プラザ(PiO)5F 会議室
主 催: (財)大田区産業振興協会
共 催: 東京工業大学 研究・産学連携本部
その他: 入場無料、要事前申込み
詳 細: http://www.pio.or.jp/news/2007_08/17_semi/index.htm

講演者:精密工学研究所  教授 横田 眞一
テーマ:「機能性流体を応用した新原理マイクロアクチュエータ」

 本セミナーでは、月替わりで本学教員が最新テクノロジーをご紹介しております。今月は機能性流体の一つであるECF(電界共役流体)についてマイクロモータ、マイクロソフトアクチュエータ、マイクロジャイロセンサ、マイクロ冷却などに応用した例について紹介します。
どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。

 

≫≫◆東京工業大学工大祭2007

日 時: 平成19年10月27日(土)~28日(日)
場 所: 大岡山キャンパス
 主 催: 東京工業大学
詳 細: http://koudaisai.jp/

 工大祭は、毎年10月下旬に大岡山キャンパスで行われる学園祭です。模擬店、講演会、ミスコン、フリーマーケット、お笑いライブなど、学生の熱気溢れる2日間です。同時開催されるオープンキャンパス(詳細は次号)では、普段は覗けないような研究室を一挙公開しますので、東工大らしさを存分に感じていただければと思います。

 

≫≫◆第5回学術・研究公開-産学連携の新しいスキームを求めて-

日 時: 平成19年10月26日(金)10:00~17:00
場 所: すずかけ台キャンパス
 主 催: 東京工業大学
その他: 無料、入退場自由
詳 細: http://www.msl.titech.ac.jp/event/open_campus/(第4回版)

  今年で5回目を迎える学術・研究公開では、研究室公開だけでなく、新企画として産学連携相談会や、パネル討論会を行う予定です。すずかけ台キャンパスへお越しの際は、フロンティア創造共同研究センター1階の東工大新技術コーナーも併せてご見学ください。

 

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【2】産学連携活動のご紹介
「メルマガ3周年記念について」
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 本メールマジンは、本年9月号(9月1日発行)をもって、創刊3周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝申しあげます。

 思い返しますと、本メールマガジン創刊号の配信は、2004年8月31日であり、以来毎月、一回も休むことなく、東工大の産学連携に関連する様々な情報を発信して参りました。その主なものに、産学連携関係イベントのお知らせ、産学連携本部の活動の紹介、21世紀COEプログラムの紹介(05年4月号―06年4月号)、専攻毎の研究室紹介(06年5月号以降)、東工大研究関係の新聞掲載記事の紹介、最新発明情報のご案内などがあります。なお、東工大は、本年度グローバルCOEに5件採択されており、これにつきましては、今後随時紹介していきたいと考えております。

 一方、本メールマガジンの配信数も、当初は約800部でしたが、現在は2200部を越えております。東工大の産学連携活動は、この発行部数の増大に歩調を合わせるかのように活発化しております。例えば、共同研究は、法人化前の2003年度には264件、総額8.6億円でしたが、2006年度には365件、15.1億円に増大しています。また、国内特許出願(東工大TLOを含む。)も、2003年度には200件でしたが、2006年度には293件に増加しています。

 本メールマガジン発行の目的を振り返りますと、その目的は、「本学の研究活動と産学連携活動をタイムリーにお伝えすることにより、企業の研究を担当する方々、研究や知財の管理を担当する方々の仕事にお役に立てるような情報を提供する」ことにあります。このような観点から、今後は、本メールマガジンをより双方向的な情報交換の場とし、皆様の声を記事に反映していきたいと考えております。是非、皆様の声をお寄せ頂きたくよろしくお願い致します。

 ちなみに、東工大の研究・産学連携本部も、本年10月で創立4周年を迎えます。当本部は、産学連携活動に関する産業界との一元的窓口として、今後とも皆さまに一層お役に立ちたいと考えております。引続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

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【3】東工大の専攻紹介
コンピュータ・情報に関する専攻&研究室(2)
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 前回のメールマガジンでは、情報理工学研究科のコンピュータと情報に関係する研究を行っている研究室を紹介しました。

 そこで、今回は、同様に情報理工学研究科に属する、情報環境学専攻の研究室を紹介いたします。これらの研究室は、情報科学・技術の多面的な展開・深化の役割を、「環境」を対象として、日々研究を行っていく、“フロン ティア組織”として位置づけられています。

 具体的には、自然-人間-機械系の共生環境のあり方について、新たな可能性と解決すべき課題を明確にする役割や、環境の理解・記述・予測・制御のために「センシング&モニタリング」、「モデル化」、「シミュレーション」、「設計・計画論」などの研究結果を、フィードバックさせる役割を有しています。

大学院情報理工学研究科

情報環境学専攻

[機械系]

  • 八木 透 准教授(八木(透)研究室)
    清水グループ:収縮付き円管内の脈動流の抵抗に関する研究、転倒防止を目的としたトレーニングマシーンの開発、キリンの呼吸パラメータの非接触計測法の開発、水中で振動する平面により誘起される流れの研究。
    八木グループ:ブレインコンピュータインタフェース(BCI, 脳波インタフェース),人工眼(人工視覚、人工網膜), 視線入力インタフェース,生物模倣型ロボットビジョンシステム。
  • 宇治橋 貞幸 教授(宇治橋・中島研究室)
  • 中島 求 准教授
    情報環境学専攻の人間環境情報学講座として,学部において機械工学の基礎的な素養を身に付けた学生に、人間の身体構造や機能あるいは感覚や感性を理解させ、これらを工業製品の設計や製作に反映させる手法について、教育・研究することを目的としている。つまり、従来の機械工学的な情報だけでなく、人間に関する情報を取り入れた工業製品の設計あるいは評価ができるような人材の育成を目指している。
  • 木村 康治 教授(木村研究室)
    さまざまな環境下における機械・構造システムの振動特性を明らかにするとともに、その機能および信頼性の向上を図ることを目的としている。地震動などのように再現性のないランダムな入力に対する構造物の応答解析や安全性評価、ロケットに搭載される液体燃料タンクや陸上プラントの大型液体貯槽におけるスロッシング(液面揺動)、非線形システムの挙動などに関する研究を行っている。
    1. 非線形系の不規則振動
    2. 貯槽内液体のスロッシング
    3. 構造物の地震応答と耐震安全性
    4. 不確定要素を含む構造系の振動解析
    5. 非線形力学系の振動特性
  • 天谷 賢治 准教授(天谷研究室)
    理論と実験のギャップをうめる計算科学分野は、情報科学および計算機とその周辺関連技術の発達に支えられ、顕著な発展を遂げつつあります。
    本研究室では逆解析を中心にいろいろな工学的問題に対するコンピュータを用いた解析の研究を行っている。
    ○キーワード
    有限要素法、境界要素法、逆解析、最適化、腐食解析、材料力学、光学解析、モーションキャプチャー、光CT、 ニューラルネットワーク
  • 井村 順一 教授(井村研究室)
    知的情報処理を組み込んだ制御(担当:井村) :1.ハイブリッドシステムの解析/制御とその応用、 2.脳/身体の情報処理モデリング、3.システムバイオロジ。動的システムの最適制御(担当:加嶋、井村):1.遅延を有するネットワークの最適制御、および性能限界の解析、2.リアルタイム最適制御。
  • 早川 朋久 准教授(早川研究室)
    適応制御器設計、 2.ニューラルネットワークコントロール、 3.非線形力学系、 4.確率システムと金融工学、 5.Lyapunovの安定理論、6.コンパートメントシステム。
  • 笹島 和幸 教授(笹島・原研究室)
  • 原 精一郎 准教授
    研究分野:機械情報モデル、機械情報計測システム、計測情報認識モデル、知的センシング、カオス・フラクタル、精密システム。 研究テーマ:表面のマルチスケール測定、トランケーション面解析、球面反射レーザ干渉システムの開発、表面計測におけ不確かさ研究、幾何公差評価のためのアルゴリズムの研究、測定データに含まれる異常値への対応。
  • 中臺 一博 客員准教授(中臺 研究室)
    ・・・井村研、早川研と協力しながら研究室運営
    新しい研究領域として、「ロボット聴覚」研究を行っています。ロボット聴覚研究は、人工知能、信号処理、ロボティクスをまたがる新たな研究分野として 2000 年に提唱した分野で、近年、国内外で注目を浴びてきています。 「ロボット聴覚」では、大きなテーマとして、人が普段聞いているような音環境を、如何にロボットに理解できるようにするかという問題を扱っています。特に、ロボットでは、雑音、反響が動的に変化し、時には目的信号よりも大きくなるような劣悪な実環境でのロバスト性を実時間で扱う必要があります。こうした問題に対し、ロボットならではの動作を積極的に利用するアクティブオーディションを鍵として、音源の位置推定(音源定位)、目的音源の抽出(音源分離)、抽出音源の認識(音声認識)といった要素技術から要素技術の統合によるロバスト性向上、また、実際にこうした技術を人・ロボットコミュニケーションへ応用していく研究を行っている。
    ○最近の研究テーマ
    具体的には、以下の3つの研究:1.ロボット聴覚のための要素技術の研究(複数音源の定位・追跡、音源分離、分離音声の音声認識)、2.システム統合技術研究(時間統合:アクティブオーディション - ロボットならではの「動作」を積極的に利用、 空間統合:マイクロホンアレイ・複数マイクロホンアレイの統合、マルチモーダル統合:視聴覚統合、視聴覚 音声認識、システム統合:ミッシングフィーチャ理論に基づく統合、3.アプリケーション研究(人・ロボットコミュニケーション、実環境・実時間音環境理解)。


[社会・環境系]

  • 灘岡 和夫 教授 (灘岡研究室)
    サンゴ礁環境、統合沿岸生態系における環境、海外の沿岸環境、リモートセンシングによる環境モニタリング、数値解析モデル開発、観測機器開発。
  • 八木 宏 准教授(八木研究室)
    沿岸環境に与える外洋影響に関する研究、河口域・干潟域の流れと物質輸送に関する研究、沿岸環境の長期的変化に関する研究。
  • 廣瀬 壮一 教授(廣瀬研究室)
    波動解析技術の開発、超音波計測システムのモデル化とシミュレーション、逆問題としての超音波非破壊評価。
  • 瀧口 克己 教授(瀧口研究室)
    構造物の多軸非線形特性と塑性論との類似性、鉄筋コンクリート構造部材の多軸非線形復元力特性、高温下のコンクリートの特性、R/C柱危険断面近傍のコンクリートの圧縮特性、鋼-コンクリート複合構造の開発、都市防災システムの構築、免震・制震構造の開発、原子力関連施設の耐震安全性、鉄筋とコンクリートの付着特性とR/C部材の力学特性との関連性、既存建築構造物の耐震補強工法の開発、小氷塊を用いて製造するコンクリートの特性。
  • 藤井 修二 教授(藤井研究室)
    建築および建築周辺環境における課題を工学的見地より物理・化学的に解明するべくknow how の研究ではなく know whyを目標にしています。特に、空気清浄を専門領域とし、建築環境工学、建築設備、都市環境、都市エネルギー、クリーンルーム、エアロゾル、コンタミネーションコントロール、空気質などの内容について研究。
  • 三上 貴正 准教授(三上研究室)
    主に住環境の日常的な安全性・快適性の評価や、建築物の耐久性・健全性の評価に関する研究。
  • 大佛 俊泰 准教授(大佛研究室)
    空間データを用いた都市分析、地域施設計画、都市防災計画。
  • 樋口 洋一郎 教授(樋口研究室)
    社会経済相互作用データのバイアスのない要因分析のためのオッズ比分解法の開発と応用 空間的自己相関分析を応用した地価、為替、株価の国際連動性、産業間技術波及の実証研究。
  • 十代田 朗 准教授(十代田研究室)
    観光地の空間計画や観光政策に関わる研究が中心的なテーマ。具体的には、
    1. わが国における観光地・リゾート地の発達過程
    2. 観光地・リゾートの計画思想
    3. 観光地化が地域に及ぼす影響
    4. 観光・レクリエーション政策論
    などですが、その他、「観光」「リゾート」「余暇」などをキーワードとする研究に様々なアプローチから取り組んでいます。
    また、都市計画、地域計画に関わるテーマ全般も歴史を辿るアプローチから研究している。
  • 田中 隆一 准教授(田中研究室)
    開発経済学、労働経済学、応用計量経済学。
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【4】最新発明情報:特許情報公開のご案内
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 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開特許情報が4件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお知らせしています。
詳しくはHPをご覧ください。
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【5】最近の研究成果
1件の研究成果のご紹介
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≫≫◆MgtE Mg2+トランスポーターの結晶構造“Crystal structure of t    he MgtE Mg2+ transporter”Nature Vol.448 (30) 1072pp-1076pp

 生命理工学研究科 生命情報専攻 服部素之(博士課程学生)、田中良樹(修士課程学生)、バイオ研究基盤支援総合センター 深井周也准教授、生命情報専攻 石谷隆一郎助教、濡木理教授、濡木教授のグループは、細胞外から細胞内へマグネシウムの取り込みを行う輸送体タンパク質の立体構造を決定し、生体内におけるマグネシウムバランス維持のメカニズムを世界で初めて解明しました。細胞膜の内外にマグネシウムの透過孔があり、マグネシウム過剰状態ではタンパク質のらせん構造によって透過孔がふさがれ、欠乏状態では透過孔のふたが外れるように立体構造が変化していることが明らかになったものです。生体内でのマグネシウムバランスは長い間謎とされていただけに、これによって生体内のマグネシウムの欠乏が一因とされる心筋梗塞などの循環器疾患の研究が大きく前進するものと期待されます。

なお、本研究は、科学技術振興機構(JST)の研究テーマの一環です。

 ・濡木研究室

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【6】新聞掲載記事
5件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆スパコンを民間企業に開放
(日刊工業新聞7/25)

 東京工業大学では、今秋からスパコンやスパコン用ソフトの利用を民間企業に開放します。モノづくりや情報通信などイノベーションの創出が期待できる研究テーマを募り、採択された企業に最長1年間スパコンの利用を開放するものです。これは、文部科学省「先端研究施設共用イノベーション創出事業」の一環で、こうした利用機会を通じてスパコンのビジネス上での有用性を知ってもらい、スパコンユーザーの裾野を広げたいと考えているものです。なお、本事業は東京大学などが実施する「先端的大規模計算シミュレーションプログラム利用サービス」と連携して実施します。

 

≫≫◆博報堂がブログ分析で商品評価する新事業を開始
(日本経済新聞8/18 夕刊)
精密工学研究所 奥村学 准教授

 博報堂は、奥村准教授やNEC中央研究所が開発したブログ分析ソフトを用いて、個人のブログの中で、商品やブランドがどのように評価されているかを調査・分析する企業向け事業を始めます。

 ・奥村研究室
・関連発明:特開2006-338301

 

≫≫◆PET繊維の引張強度を1.7倍に
(日経産業新聞8/2)
理工学研究科 有機・高分子物質専攻 鞠谷雄士 教授

 鞠谷教授らは、化学技術戦略推進機構との共同研究で、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維の製造工程で赤外線レーザー光を照射することで繊維の引っ張り強度が1.7倍ほどになることを見い出しました。、三方向から弱いレーザー光を照射することで加熱することで発火を防ぎ、照射によって400℃の熱を加えることで、繊維を変形させ、一定の伸縮性を持たせたまま強度を高めることに成功したものです。タイヤコードへの応用などが期待されます。

 ・鞠谷研究室

 

≫≫◆マグネシウム摂取の調節メカニズムを解明
(化学工業日報8/16, 日経産業新聞8/20)
生命理工学研究科 濡木理 教授

研究成果」の欄を参照ください。

 

≫≫◆公転わずか21日の大型惑星を発見
(日本経済新聞8/19 朝刊)
グローバルエッジ研究院 佐藤文衛 助教
理工学研究科地球惑星科学専攻 井田茂教授

 東京工業大学、神戸大学、東海大学、国立天文台、米国サンフランシスコ州立大学などからなる研究グループは、国立天文台のすばる望遠鏡(米ハワイ島)による観測で、カシオペヤ座の方向にある太陽に似た恒星の周りで、木星の約三倍の質量がありながら、わずか約二十一日間で公転している惑星を見つけました。この惑星の公転軌道は非常にゆがんだ楕円形で、公転半径は、最接近した場合で地球―太陽間の二十分の一、最も遠ざかった場合でも四分の一しかありません。

 ・詳細内容
井田研究室

 

※ 本学教員の所属・肩書きは、2007年8月1日現在のものです。

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