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第49号(2008年9月)

   皆さまこんにちは。9月に入り、朝晩は幾分しのぎやすくなってまいりまし
   た。
   今月はイノベーション・ジャパンが開催されます。東工大からは6名の教員
   と研究・産学連携本部が出展予定ですので、是非ご来場ください。
   
   メルマガへのご意見・ご感想は、mail[at]asangaku.titech.ac.jp
      までお願いいたします。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
   ━━≫◆◆目次◆◆≪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
    ≫ 10件のお知らせ
   【2】東工大の研究室紹介
    ≫ 経営工学や技術経営を扱う専攻&研究室
   【3】最新発明情報
    ≫ 今月は未公開特許情報が9件増えました
   【4】最近の研究成果
    ≫ 1件の研究成果のご紹介
   【5】新聞掲載記事
    ≫ 11件の東工大研究関連記事のご紹介   

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   【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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   ≫≫◆第43回大田区との技術交流セミナー
   
   日 時:平成20年9月11日(木)18:00~20:00
   場 所:大田区産業プラザ(PiO)5F会議室
   主 催:(財)大田区産業振興協会
   共 催:東京工業大学 研究・産学連携本部
   その他:参加費無料、要事前申込み
   講演者:東京工業大学 資源化学研究所 中川勝 准教授
   テーマ:「精密化学めっきから、異方導電性材料、ナノインプリントまで」
       ~異種材料の界面制御による先端機能材料の創製とその応用~
   詳 細:http://www.pio-ota.jp/news/u-seminar/43.html
   
   本セミナーでは、分子界面での無電解金属析出技術やナノインプリント技
   術、特に金属中空マイクロ繊維や導電性材料などの創製、光反応性単分子
   膜を用いた熱ナノインプリント&ウエットエッチング技術などについて紹
   介します。どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申込みくださ
   い。


   ≫≫◆第13回マシンツールフェアOTA2008産学セミナー
      「橋梁の長寿命化技術」
   
   日 時:平成20年9月12日(金)14:30~16:30
   場 所:大田区産業プラザ(Pio)6F C会議室
   主 催:(財)大田区産業振興協会
   共 催:東京工業大学 研究・産学連携本部
   講演者:東京工業大学理工学研究科 土木工学専攻 三木千壽 教授
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:http://www.pio-ota.jp/news/u-seminar/13.html
   
   本講演では、非破壊検査など点検技術、診断技術、補修補強技術など橋梁
   の長寿命化に関わる研究や技術開発の展開の可能性を紹介します。分野を
   越えての広い展開と協働が求められ、企業の方々にとって新しいビジネス
   に繋がる多くのヒントが得られることでしょう。
   
   
   ≫≫◆イノベーション・ジャパン2008-大学見本市-
   
   日 時:平成20年9月16日(火)~18日(木)10:00~18:00
   場 所:東京国際フォーラム
   主 催:(独)科学技術振興機構
       (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構
   その他:入場料無料
   詳 細:http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/
   
   国内大学の最先端技術シーズと産業界のマッチングイベント「イノベーショ
   ン・ジャパン‐大学見本市‐」は今年で5年目を迎えます。本学からは6名
   の教員と研究・産学連携本部が出展予定です。新技術説明会では、教員自ら
   プレゼンテーションを行う予定ですので、展示ブースと併せてこの機会を
   ご活用ください。
   
   ■東工大出展一覧&新技術説明会日時■
   
   【アグリ・バイオ】
   9/16(火)16:00~16:30
   大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 教授 北爪智哉 
   「光学活性アルコールの製造方法」
   
   【新エネルギー・省エネルギー】
   9/17(水)14:00~14:30
   資源化学研究所 教授 山口猛央
   「固体高分子形燃料電池材料のシステム設計」
   
   【環境】
   9/16(火)14:00~14:30
   資源化学研究所 准教授 谷口裕樹
   「低温で駆動する揮発性有機化合物の酸化分解触媒」
   
   【ものづくり】
   9/16(火)11:00~11:30
   大学院理工学研究科 機械物理工学専攻 教授 村上碩哉
   「塑性結合を利用した金属部品の製造方法」
   
   【ナノテク・材料】
   9/18(木)14:30~15:00
   大学院理工学研究科 応用化学専攻 教授 和田雄二
   「マイクロ波駆動化学により合成する粒径制御金属ならびに金属酸化物ナ
   ノ粒子」
   
   【環境】※展示のみ
   原子炉工学研究所 教授 有冨正憲
   「超音波アレイセンサを用いた環境流動計測技術」
   
   
   ≫≫◆すずかけビジネスセミナー
      「ベンチャー企業経営者(デジット(株)舩川治郎社長)講演会」
   
   日 時:平成20年9月19日(金)17:00~19:00
   場 所:東工大横浜ベンチャープラザ 2階会議室
   主 催:中小企業基盤整備機構・東工大横浜ベンチャープラザ
   講演者:デジット(株) 代表取締役社長 舩川治郎
   題 目:「今まで出会った経営者、全てに共通する5つの成功法則」
   その他:参加費無料、要事前申込み(定員40名)
   詳 細:http://ttyvp.smrj.go.jp/guide/037050.html
   
   デジット(株)は、採用支援コンサルティング、インターンシップ仲介等を
   事業領域とするベンチャー企業です。本講演会は、ベンチャー創業に至っ
   た経緯や創業期・発展期の苦労話をお聞きし、ベンチャー企業経営者や起
   業を考えられている方々の参考にしていただくことを目的としています。
   
   
   
   ≫≫◆蔵前ベンチャー相談室「第20回KVSセミナー」
      『人脈の構築-情報は人脈を通じて収集できる-』
   
   日 時:平成20年9月19日(金)19:00~20:15
   場 所:田町キャンパスイノベーションセンター1階国際会議室
   主 催:(社)蔵前工業会、東京工業大学
   講 師:日本政策投資銀行 国際部 大来哲郎 氏
   その他:参加費無料(交流会一般2,000円、学生500円)、要事前申込み
   詳 細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/
   
   ベンチャー企業ビジネスの多くの場合は、ある市場・業界への新規参入な
   ので、人間関係・人脈の構築は特に重要でありビジネスの成否の鍵となる
   と言っても過言ではありません。
   こうした背景の下で、ベンチャー企業の関係者に対して「人脈」について
   考えていただくセミナーを開催いたします。是非ご参加ください。
   
   
   ≫≫◆Combinatorial Chemistry研究会 第27回公開セミナー
   
   日 時:平成20年9月24日(水)~25日(木)
   場 所:大岡山キャンパス百年記念館 フェライト会議室
   主 催:Combinatorial Chemistry 研究会
   共 催:日本化学会、有機合成化学協会
   その他:要事前申込み(申込締切:9月17日(水)、定員(100名)になり
       次第締切。18日以降の申込みは当日扱いとなります。)、
       参加費15,000円(非会員)
   詳 細:http://www.jccf.info/announce/2008/0924.html
   
   本研究会はCombinatorial Chemistryに関連する合成・解析・アッセイ等に
   関して、メーカーと大学・研究機関・企業のユーザーの間の情報を交換・
   共有できる場を提供することを目的としています。今回の研究セミナーで
   は、特に、ラボオートメーション技術の有機合成への応用およびコンビナ
   トリアル化学技術のケミカルバイオロジー研究への応用を中心とした講演
   を準備しております。詳細はHPをご覧ください。
   
   
   ≫≫◆第2回統合研究院「環境プロジェクト・ワークショップ」
      低リスク社会の実現に向けて
      ~脱温暖化に向けての技術開発とリスク評価~
   
   日 時:平成20年10月8日(水)13:00~17:00
   場 所:大岡山キャンパス 西8号館10階 情報理工学研究科大会議室
   主 催:東京工業大学統合研究院
   その他:参加費無料、要事前申込み(定員になり次第〆切)
   詳 細:http://www.iri.titech.ac.jp/pdf/ws_081008.pdf
   
   科学技術の進展は私たちの生活を豊かにする一方で、資源の枯渇や温暖化、
   環境汚染、廃棄物問題など負の影響をもたらし、リスクを伴うことも認識
   されています。今回はリスクとして地球温暖化を取り上げ、特に脱温暖化
   に向けた新しい代替燃料技術の開発の現状と、そのリスク評価に必要な曝
   露評価と健康影響評価についてご報告いただき、低リスク社会実現に向け
   た方策を議論します。
   
   
   ≫≫◆MOTシンポジウム「リスクを取る!」
   
   日 時:平成20年10月9日(木)10:30~16:40
   場 所:大岡山キャンパス 70周年記念講堂
   主 催:イノベーションマネジメント研究科
   講演者:政策研究大学院大学教授、内閣特別顧問 黒川清 氏ほか
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:http://www.mot.titech.ac.jp/event.html
   
   現在、そしてこれからの社会の中で自己を確立してゆくためには、リスク
   を管理し適切に対処すること、すなわち適切にリスクを取ることが不可欠
   です。リスクを取ることの意味、そのための心構え、それに向けた大学教
   育などについて講演・パネルディスカッションを通じて考えます。
   
   
   ≫≫◆第6回学術・研究公開
   
   日 時:平成20年10月24日(金)10:00~17:00
   場 所:すずかけ台キャンパス
   主 催:精密工学研究所
   その他:入退場自由
   
   研究室の公開をはじめ、フロンティア創造共同研究センター棟において、
   産学連携相談会や東工大新技術コーナーの公開(イヤホンガイド付き)も
   行います。詳細は来月号メルマガに掲載予定です。
   
   
   ≫≫◆東京工業大学オープンキャンパス&工大祭2008
   
   日 時:平成20年10月25日(土)~26日(日)
   場 所:大岡山キャンパス
   主 催:東京工業大学
   詳 細:http://www.koudaisai.jp/
   
   工大祭は、毎年10月下旬に大岡山キャンパスで開催される学園祭です。同
   日開催されるオープンキャンパスでは、研究室が一般に公開され、各研究
   室が行っている東工大ならではの最先端の技術や研究に触れることができ
   ます。


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   【2】東工大の研究室紹介
      経営工学や技術経営を扱う専攻&研究室
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   今回は、経営工学や技術経営の観点で研究を行っている研究室を紹介いた
   します。こうしたことを研究している専攻は下記の4専攻にまたがっていま
   す。
    社会理工学研究科 経営工学専攻 http://www.me.titech.ac.jp/
    社会理工学研究科 価値システム専攻 http://www.valdes.titech.ac.jp/
    イノベーションマネジメント研究科 http://www.mot.titech.ac.jp/index.html
    技術経営専攻(修士課程のみ)・イノベーション専攻(博士課程のみ)
   
   <経営工学専攻>
   ・渡辺千仭 教授:http://www.me.titech.ac.jp/~wata_lab/index-j.html
    鍾淑玲 准教授:HPなし
   企業の技術経営戦略を構築・遂行する上での基礎となる技術革新、技術政
   策、技術流通、技術経営システムに関する諸問題を、理論的・実証的に研
   究しています。 
   
   ・圓川隆夫 教授、鈴木定省 准教授:
        http://www.ie.me.titech.ac.jp/lab/enkawa/index-j.html
   新製品開発から生産・ロジスティクスの戦略・マネジメントを対象にし、
   Q(Quality:品質) 、C(Cost:コスト)、D(Delivary:時間)に関する
   管理技術の開発に関する研究を行っています。
   
   ・伊藤謙治 教授:http://www.ie.me.titech.ac.jp/lab/itoh/
    梅室博行 准教授:http://www.affectivelaboratory.org/
   人間を包括したプロダクションに関連する管理技術を対象に、特に生産計
   画・管理、生産管理技術、人間工学、認知工学などに関する諸問題の研究
   を行っています。
   
   ・村木正昭 教授:http://www.me.titech.ac.jp/lab/muraki/
    蜂谷豊彦 准教授:http://www.me.titech.ac.jp/~hachi-lab/
   ビジネス・プロセスの評価・設計・管理を対象に、特に生産プロセスの解
   析、評価、計画、設計、運用、マネジメント技法などに関する研究を行っ
   ています。
   
   ・宮川雅巳 教授:http://www.me.titech.ac.jp/~miyalab/
    永田京子 准教授:http://mail.me.titech.ac.jp/~ngt_lab/
   ボーダレスな企業環境+組織内情報処理の高度化に適応するための経営・
   財務戦略のあり方、生産行程の計数的管理技術の研究を行っています。
   
   ・水野眞治 教授、中田和秀 准教授:http://www.me.titech.ac.jp/~mizu_lab/
   ORや数理計画などの数理的手法を道具として、「最適化」という側面から
   現実世界の様々な問題に対して切り込んでいきます。
   
   ・飯島淳一 教授、妹尾大 准教授: http://www.is.me.titech.ac.jp/
   システム論の観点から、集合論や論理学などの数理論理的手法を道具とし
   て、「情報」という側面から現実世界の様々な問題に対しての、理論と実
   践の結合を目指した研究を進めています。
   
   <価値システム専攻>
   ・木嶋恭一 教授:http://www.valdes.titech.ac.jp/organize/org-kettei.html#p671
   「意思決定のモデル学」「システム思考あるいはシステムアプローチ」と
   いうシステム科学という立場から、個人や組織、国家など様々な主体の意
   思決定に対する統一的モデルの開発を目指しています。
   
   ・大和毅彦 教授:http://www.valdes.titech.ac.jp/organize/org-kettei.html#p672
   実験経済学、ミクロ経済学、ゲーム理論、メカニズム・デザインを通して、
   理論と実験が融合した制度設計について研究しています。
   
   ・猪原健弘 准教授:http://www.valdes.titech.ac.jp/organize/org-syakai.html#p670
   記号論理、集合論、グラフ理論、ゲーム理論、一般位相、測度論、抽象代
   数学などの数理的な枠組みを用いて、社会における意思決定問題をモデル
   化・分析し、私たちの生活に有用な、社会の振る舞いについての知識を獲
   得するための研究をしています。 
   
   <イノベーションマネジメント研究科>
   ・長田洋 教授:http://www.geocities.jp/osada_lab/
   総合的品質経営、経営評価、経営戦略、技術開発マネジメント、知識マネ
   ジメント、環境マネジメント
   
   ・田辺孝二 教授:http://www.tanabe-lab.jp/
   産学官連携によるイノベーション戦略、経営者のためのMOT、ビジネスモデ
   ルイノベーションのマネジメント
   
   ・宮崎久美子 教授:http://miyazakilab.mot.titech.ac.jp/
   ハイテク企業における技術経営戦略、情報通信産業等におけるイノベーショ
   ンシステム、技術競争力の蓄積、研究開発のマネジメント
   
   ・藤村修三 教授:http://www.fujimura-lab.mot.titech.ac.jp/
   イノベーション理論(科学、技術、産業の関係)、イノベーション・シス
   テムと技術者の社会的意識の関係、ハイテク基幹産業のイノベーション・
   システム
   
   ・京本直樹 教授:http://www.me.titech.ac.jp/ip/kyomoto/   
   知的財産戦略マネジメント、特に、R&D戦略・事業戦略と知的財産戦略の連
   携による企業価値の向上および職務発明問題、ビジネス方法発明の保護
   
   ・佐伯とも子 教授:http://www.me.titech.ac.jp/~saiki/
   知的財産活用分析、医薬特許保護マネジメント
   
   ・田中義敏 准教授:http://www.me.titech.ac.jp/~ytanaka/
   知的財産活動と経営目標とのドッキング、休眠特許の発生原因の究明と知
   的財産マネジメント、海外進出における知的財産活動の留意点
   
   ・比嘉邦彦 教授:http://www.craft.titech.ac.jp/~khiga/index-j.html
   組織戦略としてのテレワーク、持続可能な地域社会モデル、E-コマースの
   評価・分析モデル、分散環境におけるコミュニケーションと情報共有支援
   システム
   
   ・二宮祥一 教授:http://www.craft.titech.ac.jp/n_lab/member.html
   数理ファイナンス、確率微分方程式、一様分布論
   
   ・尾形わかは 准教授:http://www.crypt.ss.titech.ac.jp/~wakaha/indexj.html
   セキュリティマネジメント、オンライン投票を含む電子投票システム、イ
   ンターネット広告料算定のための公正なWeb視聴数計測システム


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   【3】最新発明情報
      特許情報公開のご紹介
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   研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
   特許情報が9件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお
   知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。
   HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html


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   【4】最近の研究成果
      1件の研究成果のご紹介
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   ≫≫◆“Experimental visualization of lithium diffusion in LixFePO4”
      Nature Materials, Published online: 10 August 2008
   
   総合理工学研究科 物質電子化学専攻 山田淳夫 准教授、
   菅野了次 教授、西村真一 氏、小林玄器 氏、
   材料物理科学専攻 八島正知 准教授
   
   リチウムを適当量含むリン酸鉄を真空中で高温に熱する条件を最適化して、
   リチウムのみが活発に動き回る状態を安定につくり出した上で中性子線を
   照射しました。物質と中性子が相互作用することで現れる信号を解析する
   ことで、リチウムイオンが結晶中で特定の1次元トンネルの中を動き回って
   いる様子を捉えることに成功しました。次世代大型リチウムイオン電池を
   実現するための最有力技術と目されているリン酸鉄では、現在のリチウム
   イオン電池に使われている電極中では2次元、または3次元方向にイオンが
   動くとされているのとは異なる結果となりました。本成果はリン酸鉄に限
   らず、電池の電極中のイオンの動きを視覚化した初めての例でもあり、今
   後の様々な材料開発に役立つものと期待されます。なお、この研究は東北
   大学 金属材料研究所 大山研司准教授との共同研究成果です。
   ・詳細
   http://www.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2008/08/1218412800.html
   ・山田研究室 http://www.echem.titech.ac.jp/~yamada/
   ・菅野・山田研究室 http://www.echem.titech.ac.jp/~kanno/


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   【5】新聞掲載記事
      11件の東工大研究関連記事ご紹介
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   ≫≫◆橋梁用の高性能厚板ブリッジ・ハイパフォーマンス・スチール
      (鉄鋼新聞7/23)
      理工学研究科 土木工学専攻 三木千壽 教授
   
   三木教授が新日本製鉄などの高炉メーカー4社と共同開発した高性能厚板ブ
   リッジ・ハイパフォーマンス・スチール(BHS)を使って、2010年度完成予
   定の東京・江東区の臨海大橋の建設工事が行われています。BHSは、従来の
   高強度鋼よりも強度が高い上、溶接前の予熱が必要ありません。臨海大橋
   の主橋梁部(約790m)に使う鋼材は約2万トンですが、部材同士の接合を
   ほぼ全て溶接で行っており、余熱が不要であることやボルト接合でないた
   めに非常に作業効率が高くなっています。
   ・三木研究室 http://www.cv.titech.ac.jp/~miki-lab/
   
   
   ≫≫◆セルロースを糖化する固体酸触媒
      (化学工業日報7/30、日刊工業新聞8/14)
      応用セラミックス研究所 原亨和 教授
   
   原教授らは、これまでに天然の素材をベースにしたカーボン骨格にスルフ
   ォン基を導入した新触媒を開発してきましたが、今回、この固体酸触媒に
   よるエステル化反応を用いた「高効率セルロース糖化法」を開発しました。
   このプロセスは、水中で固体酸触媒とセルロースを接触させ、固体酸の酸
   でセルロースの糖化を行うもので、反応後に糖水溶液と固体酸触媒を簡単
   に分離できることが特徴です。固体酸触媒の存在下では、硫酸の2倍の速度
   でセルロースが単糖と水溶性オリゴ糖に加水分解されることが確認されま
   した。神奈川科学技術アカデミーとの共同研究成果です。
   ・関連発明 再表2005/029508、特開2006-257234、2006-342092、
         2006-344485、2008-138118、
   ・原研究室 http://www.msl.titech.ac.jp/~hara/
   
   
   ≫≫◆柔軟性のある炭素繊維不織布シート上にCNT
      (日刊工業新聞7/31)
      理工学研究科 有機・高分子物質専攻 谷岡明彦 教授、
      松本英俊 特任准教授、皆川美江 技術職員
   
   谷岡教授らは、手で曲げても壊れないナノ炭素繊維不織布シートを電界紡
   糸法を利用して作製し、その繊維全体にカーボンナノチューブ(CNT)を生
   やすことに成功しました。CNTの電子放出量は、同じ電圧をかけた場合のシ
   リコン基板の2倍で、電子源として優れていることが分かりました。ディス
   プレーの電子源や自動車用などの2次電池の電極などへ応用が期待されます。
   ・関連発明 特開2006-022463、2007-070738、2007-327148
   ・谷岡研究室 http://www.op.titech.ac.jp/lab/tanioka/
   
   
   ≫≫◆X線CT画像のノイズを低減、製品検査精度を向上
      (日経産業新聞7/31、化学工業日報8/6)
      理工学研究科 機械制御システム専攻 小関道彦 助教
   
   これまでX線CT画像は人工物の製品検査では金属と樹脂で構成される製品な
   ど、金属を含む人工物の場合には金属由来のノイズが発生するため製造現
   場での活用が進んでいませんでした。小関助教らは、2種類の波長のX線を
   対象物に照射して得られたデータを合成して、三次元の画像を作り出すこ
   とで、材料に起因するノイズの少ないCT画像を得る技術を開発しました。
   CT画像に基づくリバースエンジニアリングによる歯などの生体組織やデザ
   イン模型など、図面が存在しない対象物のCADデータ生成が可能になります。
   ・関連発明 特開2004-321439、2005-218645、2006-167161、2008-125874
   ・伊能研究室(小関助教の所属研究室)http://www.mech.titech.ac.jp/~inouhp/
   
   
   ≫≫◆太陽熱発電(日本経済新聞8/10朝刊)
      炭素循環エネルギー研究センター  玉浦裕 教授
   
   低コストで太陽光をエネルギー源とした発電を可能にする太陽光就航シス
   テムの実証実験を進めています。地上に並べた鏡に反射した太陽光を高さ
   数十メートルのタワー上部にいったん集光し、さらに、その太陽光を鏡で
   地上に反射してタワーの足元に置いた溶融塩を溶かして、蓄熱するもので
   す。貯めた熱を用いて発電します。実証実験は、日照時間が長いアラブ首
   長国連邦(UAE)のアブダビ首長国で、首長国の政府系企業とコスモ石油が
   進めており、来年には同首長国が建設中の再生可能エネルギーだけを使う
   環境都市「マスダールシティー」に実証設備を建てる計画です。
   ・関連発明 再表2006/025449
   ・玉浦研究室 http://www.chemistry.titech.ac.jp/~tamaura/
   
   
   ≫≫◆次世代大型リチウム電池用電極材、リン酸鉄イオン視覚化に成功
      (日本経済新聞8/11朝刊、東京新聞8/11朝刊、日経産業新聞8/11、
      化学工業日報8/11、日刊自動車新聞8/11、電気新聞8/12)
   
   →「研究成果」をご覧ください。
   
   
   ≫≫◆カーボンアロイ触媒の性能検証に係わる先導研究
      (化学工業日報8/11、日刊産業新聞8/11)
      理工学研究科 有機高分子物質専攻 尾崎純一 特任教授、
      柿本雅明 教授
   
   新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、窒素およびホウ素をド
   ープしたナノシェルカーボンと呼ばれる酸素還元特性を有した触媒につい
   ての性能検証を、東京工業大学、東京大学、北海道大学に委託することを
   決定しました。ナノシェルカーボンは、群馬大学の尾崎純一教授(東工大 
   理工学研究科 特任教授兼任)が発見したもので、これを電極に使用した燃
   料電池セルは高い発電出力密度を示すことがわかっています。燃料電池へ
   の応用のほか、化学合成の代替触媒への応用について実証実験を行います。
   
   ・関連特許 特許3837076、3969658、4041429、特開2005-158350、
         2006-331689、2007-026746、2007-207662、2007-287530
   ・柿本研究室 http://www.op.titech.ac.jp/lab/kakimoto/
   
   
   ≫≫◆マルチガス大気圧プラズマ源を用いた極微量元素分析装置
      (日経産業新聞8/13、化学工業日報8/13)
      総合理工学研究科 創造エネルギー専攻 沖野晃俊 准教授
   
   大気圧下でアルゴン、ヘリウム、窒素、酸素、二酸化炭素、亜酸化窒素、
   空気やそれらの混合ガスを安定に熱プラズマ化できるプラズマ源を開発し
   ました。半導体プロセシング、大気圧CVD(化学気相成長法)、新物質創造、
   液体・気体の直接分解処理などに応用できます。さらに、溶液試料を一粒
   ずつプラズマ中に噴出できるドロプレット方式ネブライザを開発し、この
   マルチガスプラズマ源に適用することで、わずか1nL程度の試料で元素分析
   が可能な装置も開発しました。この試料量であれば、単一細胞を分析する
   ことも可能となります。
   ・詳細
    http://www.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2008/08/1218499199.html
   ・関連発明 特許4123432 特開2006-202541、2006-216467、2008-027657、
         2008-041429、2008-135242
   ・沖野研究室 http://www.es.titech.ac.jp/okino/
   
   
   ≫≫◆半導体結晶の原子振動、リアルタイムで観測
      (日経産業新聞8/14)
      応用セラミックス研究所 中村一隆 准教授
   
   結晶内の原子の振動状態を200fsec(フェムト秒)間隔でその原子の振動を観
   察する技術を開発しました。半導体結晶中のカドミウム原子やテルル原子
   にフェムト秒レーザー光を当て原子を振動させたところに、レーザー光を
   銅に照射して発生するプラズマからの超短パルスX 線を照射して観察した
   ものです。測定された振動周期200フェムト秒は、フェムト秒時間分解X線
   回折による原子運動計測の世界最短のものです。なお、本研究成果は大阪
   大学、物質・材料研究機構との共同研究によるものです。
   ・詳細
    http://www.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2008/08/1218499200.html
   ・中村研究室 http://www.knlab.msl.titech.ac.jp/Nakamura%20Laboratory/
   
   
   ≫≫◆仮想都市での感染症対策模擬実験プログラム
      (日本経済新聞8/18)
      総合理工学研究科 知能システム科学専攻 出口弘 教授
   
   新型インフルエンザなどの感染症が発生したときに、学校の閉鎖やワクチ
   ン接種などの対策による感染者・死者の減少度合いをコンピューター上の
   仮想都市でシミュレーションできるプログラムを開発しました。これは、
   都市の工業化の程度や感染症の潜伏期間の長さ、ワクチンの備蓄量や接種
   開始時期などの項目を変更できるコンピューター上の仮想都市で、選択し
   た政策によって感染者数や入院者数・死者数がどのように推移するかを時
   系列でグラフに表示するものです。政策の有効性評価に役立つことが期待
   されます。
   ・出口研究室 http://degulab.cs.dis.titech.ac.jp/
   
   
   ≫≫◆技術発表会「コペンマインド2008」に出展
      (日経産業新聞8/19、中日新聞夕刊8/19)
   
   2008年9月1日~3日にコペンハーゲンで開催される技術発表会「コペンマイ
   ンド2008」は、世界140大学や研究所が研究成果を発表する企業向けの技術
   発表会です。今年は第1回でクリーンテクノロジーがテーマで、4000ほどの
   企業が参加する予定です。日本の大学では東京工業大学と東京理科大学が
   発表します。来年は「エネルギー」、再来年は「医療」がテーマとなる予
   定です。
   ・詳細 http://www.copenmind.com
   
   
   ※本学教員の所属・肩書きは、2008年8月1日現在のものです。


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