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第52号(2008年12月)

   皆さまこんにちは。12月、冬晴れのスタートとなりました。東工大の銀
   杏並木は今まさに黄葉のピークを迎えています。
   さて、メルマガでは今月号より、平成20年度に新たに採択されたグローバ
   ルCOEプログラムを1拠点ずつ紹介してまいります。是非ご一読ください。
   
   メルマガへのご意見・ご感想は、mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでお願い
   いたします。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
   ━━≫◆◆目次◆◆≪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
    ≫ 9件のお知らせ
   【2】グローバルCOEプログラム紹介
    ≫ 「エネルギー学理の多元的学術融合」
   【3】最新発明情報
    ≫ 今月は未公開特許情報が8件増えました
   【4】新聞掲載記事
    ≫ 8件の東工大研究関連記事のご紹介

      ※今月号は「最近の研究成果」はありません。   
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   【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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   ≫≫◆オイシックス株式会社が2008年度ポーター賞受賞
   
   東工大発ベンチャーのオイシックス株式会社が、2008年度ポーター賞を受
   賞いたしました。ポ―ター賞は、独自性がある優れた戦略を実行し、その
   結果として高い収益性を達成・維持している企業を表彰するため、2001年
   7月に創設された賞で、これまでに株式会社良品計画(昨年)、ブックオフ
   コーポレーション株式会社(一昨年)などが受賞しています。
   
   ポーター賞:http://www.porterprize.org/
   オイシックス(株):http://www.oisix.co.jp/
   
   
   ≫≫◆本学が保有する特許等に基づく製品が2008年度グッドデザイン賞を
      受賞
   
   本学が保有する特許及びプログラム(発明者及び著作者:総合理工学研究
   科 梅干野晁 教授他)を用いてエーアンドエー株式会社が製品化した「サ
   ーモレンダー3 Pro」が、2008年度グッドデザイン賞ベスト15に選ばれ、グ
   ッドデザイン金賞を受賞しました。
   詳細は以下のホームページをご覧ください。
   
   エーアンドエー株式会社:http://www.aanda.co.jp/
   グッドデザイン賞ベスト15:
   http://www.g-mark.org/library/2008/award-best15.html
   
   
   ≫≫◆蔵前ベンチャー相談室『第21回KVS セミナー』
   
   日 時:平成20年12月1日(月)17:00~18:30(18:30~懇親会)
   場 所:大岡山キャンパス70周年記念講堂
   主 催:(社)蔵前工業会、東京工業大学
   その他:参加費無料(懇親会一般1,000円、学生無料)、要事前申込み
   詳 細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/
   
   蔵前工業会はベンチャーの支援・育成活動を一層強化するため「蔵前ベン
   チャー賞」を創設しました。このほど第2回蔵前ベンチャー賞の受賞者が決
   定しましたので、その受賞式と受賞者による記念講演会を開催します。
   【受賞者】
   ・蔵前ベンチャー大賞 (株)ソリトンシステムズ社長 鎌田信夫 氏
   ・蔵前ベンチャー奨励賞 (株)アールワークス社長 木下 仁 氏
   
   
   ≫≫◆CompView シンポジウム2008
   
   日 時:平成20年12月2日(火)~4日(木)
   場 所:2日 大岡山キャンパス 70周年記念講堂
       3日 同 百年記念館フェライト会議室
       4日 同 西8号館10階大会議室
   主 催:グローバルCOEプログラム 「計算世界観の深化と展開」
   共 催:(社)蔵前工業会、東京工業大学
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:http://compview.titech.ac.jp/compview-Symposium08/compview2008
   
   初日の特別講演会ではビジュアルコンピューティングテクノロジーで世界
   をリードする企業、NVIDIA の社長兼 CEO であるジェン・スン・ファン氏
   に講演いただきます。2日目からは、計算世界観の研究をテーマにGCOEメン
   バーによる討論やポスター発表が行われます。是非お越しください。
   
   
   ≫≫◆すずかけビジネスセミナー
      「コンサルタントから学ぶ事業計画のつくり方」
   
   日 時:平成20年12月11日(木)15:00~17:00
   場 所:東工大横浜ベンチャープラザ 2階会議室
   主 催:中小企業基盤整備機構・東工大横浜ベンチャープラザ(YVP)
   講演者:IBMビジネス・コンサルティング・サービス(株)
       戦略グループ パートナー 池田和明
   題 目:「コンサルタントから学ぶ事業計画のつくり方」
   その他:参加費無料、要事前申込み(定員25名)
   申込み:氏名、会社名/学校名、E-Mailアドレスを記入し、「12月11日す
       ずかけビジネスセミナー出席希望」と指定して、東工大横浜ベン
       チャープラザ(E-Mail: information@kanto-bi.smrj.go.jp、
       FAX: 045-989-2206)までお送りください。
   
   当セミナーでは、経営戦略、事業戦略畑のコンサルタントから、事業計画
   作成のポイントと作成上のノウハウを学んで頂き、事業計画の質を高めて
   頂くこと、それにより、より的確に事業を推進して頂くことを目的として
   います。YVP入居企業の経営幹部の方々を第一の対象者としていますが、同
   時に中小ベンチャー企業の経営者、起業を目指している方々にも参加して
   いただけるようにしています。
   
   
   ≫≫◆レクチャーシリーズ2008秋・冬
   
   日 時:平成20年12月9日(火)、12月16日(火)18:30~20:00
   場 所:大岡山キャンパス西9号館2Fディジタル多目的ホール
   主 催:世界文明センター人文学院・芸術学院
   詳 細:http://www.cswc.jp/event/index.php
   
   世界文明センターでは、学生・教職員の皆さんはもちろん、本学以外の学
   生、並びに一般の皆さんにも参加いただける講座・催しを多数開催いたし
   ます。講演者等詳細についてはHPをご確認ください。
   
   
   ≫≫◆SMBC環境ビジネスフォーラム
   
   日 時:平成20年12月11日(木)~13日(土)10:00~18:00
       (最終日のみ17:00まで)
   場 所:東京ビッグサイト 東展示場(第3ホール)レセプションホール
   主 催:(株)三井住友銀行、SMBCコンサルティング(株)
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:http://biz.smbcmc.com/kankyou2008/about/
   
   (社)産業環境管理協会及び日本経済新聞社が共催する「エコプロダクツ
   2008」において、ビジネス交流会「SMBC環境ビジネスフォーラム」を開催
   いたします。ビジネスマッチングやブース出展、講演会・セミナーの開催
   など、3日間にわたって盛りだくさんの内容をご用意しておりますので是非
   お越しください。
   
   ☆本学教員によるプレゼンテーションのご案内☆
   日 時:12月12日(金)10:30~
   会 場:ステージC(東第3ホール)
   テーマ:「光駆動型アクチュエーターと動力伝達システム」
   講演者:東京工業大学 資源化学研究所 池田富樹 教授
   
   
   ≫≫◆東京工業大学における産学連携による人材交流パネル討論会
      ~東工大がめざす産学連携高度人材育成プログラムとは?~
   
   日 時:平成20年12月22日(月)13:00~18:00
   場 所:大岡山キャンパス西9号館2Fディジタル多目的ホール
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:http://www.titech.ac.jp/news/j/news081120-j.html
   
   東工大が実施している産学で連携した人材育成・交流プログラムを紹介し、
   今後、東工大が目指す産学連携型のトータル人材育成システムの構築にむ
   けて、共同研究、インターンシップや企業就職などの観点からの課題やメ
   リットについて議論する討論会を開催します。是非ご参加ください。
   
   
   ≫≫◆平成20年度 第4回特許ビジネス市in東京
   
   日 時:平成21年1月20日(火)10:30~16:00
   場 所:ホテル日航東京1階オリオン
   主 催:(独)工業所有権情報・研修館
   その他:参加無料、要事前申込み(定員150名)
   詳 細:http://www.ryutu.inpit.go.jp/business/
   
   「特許ビジネス市」は、特許技術等のシ―ズ保有者が、技術の内容・効果、
   ビジネスプランやライセンス条件等を説明し、参加者からこれらシーズ技
   術のライセンス、商品開発のための共同研究、商品の販売協力、事業資金
   の支援等、各種アライアンスの申し出を募る場です。今後の特許流通市場
   活性化のための有力な手法の一つとして期待されるこの機会を是非ご活用
   ください。
   
   ☆本学教員によるプレゼンテーションのご案内☆
   日 時: 1月20日(火)11:45~12:15
   場 所:同会場にて
   テーマ:「木造建築や軽量鉄骨建物の制振構造」
   講演者:東京工業大学 応用セラミックス研究所 笠井和彦 教授


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   【2】グローバルCOEプログラム紹介
      「エネルギー学理の多元的学術融合」
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   グローバルCOEプログラムは、平成14年度から文部科学省において開始され
   た「21世紀COEプログラム」の評価・検証を踏まえ、その基本的な考え方を
   継承しつつ、我が国の大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最
   高水準の研究基盤の下で世界をリードする創造的な人材育成を図るため、
   国際的に卓越した教育研究拠点の形成を重点的に支援し、もって、国際競
   争力のある大学づくりを推進することを目的とする5年間の事業です。平成
   20年度は、医学系 、数学・物理学・地球科学、機械・土木・建築・その他
   の工学、社会科学、学際・複合・新領域の5分野が公募され、各分野12~1
   4の教育研究拠点が採択されています。 
   平成20年度、東京工業大学では、数学・物理学・地球科学、機械・土木・
   建築・その他の工学、学際・複合・新領域でそれぞれ1拠点が採択されまし
   た。
   詳 細:http://www.rso.titech.ac.jp/g-coe/gcoe_index.html
   
   このメールマガジンでは、今回から1拠点ずつ紹介をしてまいります。今回
   は、学際・複合・新領域分野の「エネルギー学理の多元的学術融合」
   (http://www.energy.titech.ac.jp/)です。
   
   本拠点は、炭素循環エネルギー研究センターの平井秀一郎教授をリーダー
   として、東京工業大学大学院の化学系、材料系、機械系、電気・電子系、
   人文社会系の合計14専攻の異なる領域に属する教員が連携することで、多
   元的な学術を融合したエネルギー学理として体系的な教育研究を行うもの
   です。「エネルギー学理」とは、エネルギーに関連する多元的な学術を統
   一的に融合させて扱おうとする学問です。
   教育面では、全世界的な視野に立った解決が要求されるエネルギー・環境
   問題に対して、燃料電池と太陽電池を核として、バイオマス、ガスタービ
   ン燃焼、原子力、熱機関、エネルギーシステムなどエネルギー全般にわた
   る理工系の基礎研究能力を基盤として、経済・安全・環境も考慮した科学
   技術社会論や科学技術コミュニケーション等に関する人文社会系の素養を
   も身に付けた、新分野の究理に対して意欲的な第一級の力量を持つ若手研
   究者を育成するために、国際的に見ても魅力的な博士教育プログラムを構
   築します。
   研究面では、次の4つの重点研究課題を設定し、教員群を専攻にとらわれず
   それぞれの研究グループに配置します。(1)科学技術社会論・コミュニケー
   ションでは、参加型イノベーション研究、科学技術コミュニケーション研
   究等を、(2)エネルギー・アナリシスでは、高効率水素燃料電池システムの
   評価、高度計測分析解析技術開発等を、(3)エネルギー・デバイスでは、燃
   料多様型燃料電池の開発、高効率光電変換デバイスの開発等を、(4)エネル
   ギー・マテリアルでは、燃料電池用プロトン伝導膜の開発、高速リチウム
   イオン導電体の探索等を行います。これらの成果を積み重ね、多元的学術
   融合による社会のためのエネルギー学理の創成を目指すとともに、海外連
   携拠点との相互交流を通して、世界最高水準の教育研究拠点を構築します。



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   【3】最新発明情報
      特許情報公開のご紹介
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   研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
   特許情報が8件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお
   知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。
   HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html


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   【4】新聞掲載記事
      8件の東工大研究関連記事ご紹介
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   ≫≫◆自己組織化を用いたnmオーダーの微細くぼみ作成
      (日本経済新聞10/27朝刊、日経産業新聞11/13)
      資源化学研究所 彌田研究室 渡辺亮子 氏(博士課程学生)
   
   親水性部分と疎水性部分からなるブロック共重合体をシリコン基板表面に
   塗付し、いったん120℃以上に加熱してから冷却すると、各高分子鎖の親水
   性部分が自己組織的に集まり、nmオーダーの規則的に並んだ点ができるこ
   とをこれまで報告してきました。これにシリコンが溶解する水溶液に浸す
   と、この液が親水性部分だけを伝わってシリコンを溶かし、微小なくぼみ
   を作ることを見出しました。今回、作成したシリコン上の微細なくぼみは、
   直径7nm、深さ2nmです。
   ・関連発明 特許3979470、特開2006-273890、2007-131653、2008-115286
   ・彌田研究室 http://www.res.titech.ac.jp/~hikari/hikarij.html
   
   
   ≫≫◆米電気電子学会(IEEE)の「リチャード・ハロルド・カウフマン賞」
      を受賞
      (日経産業新聞10/31)
      理工学研究科 電気電子工学専攻 赤木泰文 教授
   
   赤木泰文教授が電気電子工学の産業システム技術の分野で優れた業績を残
   した研究者を表彰する2008年IEEE)の「リチャード・ハロルド・カウフマ
   ン賞」を受賞しました。リチャード・ハロルド・カウフマン賞は1986年に
   創設された産業システム工学分野の技術賞(IEEE Technical Field Award)
   で、電気電子工学の産業システム技術の発展に優れた貢献をした研究者・
   技術者に与えられます。受賞理由は「三相回路の瞬時無効電力理論とその
   電力変換への応用等の先駆的貢献」です。なお、この賞の受賞は日本人と
   しては赤木教授が初めてです。 
   ・IEEE関連記事
   http://www.ieee.org/portal/pages/about/awards/bios/2008Recips/2008kaufmann-akagi.html
   ・赤木研究室 http://www.akg.ee.titech.ac.jp/index-j.html
   
   
   ≫≫◆鉄系高温超伝導体の磁性(科学新聞10/31)
      フロンティア研究センター 細野秀雄 教授
   
   本年2月に26Kで高温超伝導を示すことを明らかにしたLaFeAsO1-xFx化合物
   について、鉄の磁気モーメントが、x=1の化合物(LaFeAsO)では約140Kで
   現れるのに対して、x=0.11の超伝導体ではその性質が現れないことが明ら
   かになりました。この観測結果は、フッ素を加えることが鉄の磁石として
   の性質が現れないようにする働きをしていて磁性を抑えることが超伝導の
   出現を助けていることを示しています。すなわち、鉄の磁性と超伝導がお
   互いに同時には現れないような競合的な仕組みになっていることを強く示
   唆する結果です。このことは、細野教授らが見つけた鉄系新超伝導体の理
   論的な解明を行う上での貴重な情報となります。なお、本成果は、京都大
   学北尾真司助教、瀬戸誠教授らの研究グループ、科学技術振興機構、日本
   原子力研究機構との共同研究によるものです。
   ・細野研究室 http://lucid.msl.titech.ac.jp/~www/
   
   
   ≫≫◆微粒子形成過程を1個単位で解析する装置(日経産業新聞11/5)
      資源化学研究所 藤井正明 教授
   
   環境中から採取した10μm程度の微粒子にイオンビームを微粒子1個ずつに
   照射し、削られて飛び出したイオンを質量分析計で計測して組成を割り出
   す装置を開発しました。大気を浮遊する微粒子は、発生源の物質表面に大
   気中で有機物などが付着している場合が多く、微粒子全体の組成を測定し
   ただけでは、発生源を特定することはできませんでした。この装置を用い
   て、層構造になっている微粒子の層毎の組成を解析することで、発生源を
   特定するだけでなく、その微粒子がもたらす環境リスクも調べることがで
   きます。本成果は、新日本製鉄、工学院大学、分子科学研究所との共同研
   究によるものです。
   ・関連特許 特開2008-039521、2007-327929
   ・藤井研究室 http://www.res.titech.ac.jp/~kiso/indexj.html
   
   
   ≫≫◆全方向ロボット生産へ(日刊工業新聞11/8)
      理工学研究科 機械宇宙システム専攻 廣瀬茂男 教授
   
   小野電機製作所は、廣瀬教授らと共同開発した「全方向移動対応型搬送ロ
   ボット」を製造販売します。このロボットは、狭い場所を切り返さず瞬時
   に全方向へ動き回るもので、ジョイスティックを使った手動や自動運転、
   ノートパソコンによる制御の3モードで操作でき、寸法や形状は目的に応じ
   て変更できます。
   ・関連発明 特許4127321、3741432、2604112
   ・廣瀬研究室 http://www-robot.mes.titech.ac.jp/home.html
   
   
   ≫≫◆アブダビでビームダウン式集光太陽熱試験
      (日経産業新聞11/11、日刊工業新聞11/11、化学工業日報11/11、
      電気新聞11/11、日刊建設工業新聞11/11、建設通信新聞11/12)
      炭素循環エネルギー研究センター 玉浦裕 教授
   
   三井造船株式会社が、玉浦教授が研究を重ねてきた「ビームダウン式集光
   太陽熱発電」の実証プラントを、東工大と共同研究を行ってきたコスモ石
   油株式会社ならびにアラブ首長国連邦アブダビ政府系機関のアブダビ・フュ
   ーチャー・エナジー・カンパニーから受注しました。ビームダウン式集光
   太陽熱発電は、広大な用地に敷き詰めたヘリオスタットとセンターリフレ
   クターという2段階の反射鏡で光を集め、地面に置いた「太陽炉」に高温を
   発生させるもので、太陽炉では最高600度の溶融塩に蓄熱し、蒸気タービン
   を回して発電します。現在、中東などでの集光太陽熱発電事業は注目され
   ており、今回の実証において、すでに商業化が開始されている太陽熱発電
   以上の低コストをめざすものです。
   ・玉浦研究室 http://www.chemistry.titech.ac.jp/~tamaura/tamaura/content.html
   
   
   ≫≫◆CMOSゲート絶縁膜の薄膜化、厚さ0.37nm(日経産業新聞11/14)
      総合理工学研究科 物理電子システム創造専攻 角嶋邦之 助教
      フロンティア研究センター 岩井洋 教授
   
   絶縁膜材料に酸化ランタンを使うことで、シリコンCMOSトランジスタのHi
   gh-k(高誘電率)ゲート絶縁膜の膜厚を大幅に薄くできることを見出しま
   した。これにより、シリコンCMOSトランジスタをより微細化、性能向上と
   低消費電力化することが可能となります。本研究では、シリコン基板とHi
   gh-kゲート絶縁膜を直接接合することにより0.5nmの限界を打ち破って世界
   で始めて0.37nmのゲート絶縁膜を有するトランジスタの作製に成功し、そ
   の良好な動作を確認しました。
   ・内容詳細 
   http://www.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2008/11/1226016000.html
   ・岩井研究室 http://iwailab.ep.titech.ac.jp/japanese/
   
   
   ≫≫◆CO2を海水に吹き込み、繁殖した海藻をバイオ燃料に利用
      (日本経済新聞11/14夕刊)
      統合研究院 柏木孝夫 教授
   
   竹中工務店、東京電力、沖縄電力と協力して、工場や発電所で発生するCO
   2を海水に吹き込んで繁殖した海藻を石油代替燃料に活用する技術の開発に
   着手しました。2012年以降に実証実験を実施する予定です。海藻は成長が
   早く、食料と競合しないバイオ燃料原料として有望視されており、臨海コ
   ンビナート周辺などに大型の専用施設を設けることで、燃料への大幅な利
   用が期待されます。これは、本年10月に柏木教授を中心に発足させた「海
   洋バイオマス研究コンソーシアム」の開発研究の一部です。
   
   
   ※本学教員の所属・肩書きは、2008年11月1日現在のものです。     


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