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第53号(2009年1月)

   新年明けましておめでとうございます。今年最初のメルマガをお届けいた
   します。
   研究・産学連携本部は、本年も引き続き皆さまにとって有意義な情報を発信
   できるよう努力して参りますので、今後ともお付き合いのほど宜しくお願
   いいたします。
   
   メルマガへのご意見・ご感想は、mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでお願い
   いたします。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
   ━━≫◆◆目次◆◆≪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   【1】巻頭言
    ≫ 「ご挨拶」 理事・副学長/研究・産学連携本部長 伊澤 達夫
   【2】研究・産学連携本部からのお知らせ
    ≫ 8件のお知らせ
   【3】グローバルCOEプログラム紹介
    ≫ 「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」
   【4】最新発明情報
    ≫ 今月は未公開特許情報が3件増えました
   【5】最近の研究成果
    ≫ 1件の研究成果のご紹介
   【6】新聞掲載記事
    ≫ 12件の東工大研究関連記事のご紹介

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   【1】巻頭言 「ご挨拶」
      理事・副学長/研究・産学連携本部長 伊澤 達夫
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   明けましておめでとうございます。旧年中は、東京工業大学の産学連携活
   動に多大なるご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
   
   東京工業大学は2011年に創立130周年を迎えますが、本年はその記念事業等
   の準備が本格化いたします。新しい形の産学連携、産業界が求める人材の
   育成、社会を変革する科学技術の開拓など大学に求められている任務を着
   実に達成すべく記念事業の企画を進めております。
   
   米国のサブプライムローン破綻をきっかけに世界的な不況の嵐が吹き荒れ
   る中、大学人のなすべきことは、嵐の過ぎ去ったあとの再建に役立つ科学
   技術を少しでも多く提供することではないかと思っております。そのよう
   な観点から大学が持つ研究開発機能と企業の長期的開発戦略をマッチング
   させた強力な連携を推進すべく多面的な連携活動を行ってゆきたいと考え
   ておりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。


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   【2】研究・産学連携本部からのお知らせ
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   ≫≫◆第45回大田区との技術交流セミナー
   
   日 時:平成21年1月15日(木)18:00~20:00
   場 所:大田区産業プラザ(PiO)5階会議室
   主 催:(財)大田区産業振興協会
   共 催:東京工業大学 研究・産学連携本部
   その他:参加費無料、要事前申込み
   講演者:東京工業大学 大学院総合理工学研究科 松尾孝 教授
   テーマ:「“金属”室温とは違う高温変形の面白さ」
   詳 細:<http://www.pio-ota.jp/news/u-seminar/45.html>
   
   “なぜ?常温で超高強度鋼が加熱で軟弱化…”
   金属材料に関する技術の進歩は著しいものがあり、また金属や鉄に関する
   技術は日本が世界に誇ることのできるものの一つです。常温では高い強度
   を有する金属が、加熱すると意外にも弱くなってしまうという現象に遭遇
   された方も多いかと思います。本セミナーでは、そのメカニズムを明らか
   にするとともに、高温での強化方法と耐熱合金開発の重要性についてお話
   しします。
   
   
   ≫≫◆平成20年度 第4回特許ビジネス市in東京
   
   日 時:平成21年1月20日(火)10:30~16:00
   場 所:ホテル日航東京1階オリオン
   主 催:(独)工業所有権情報・研修館
   その他:参加無料、要事前申込み(定員150名)
   詳 細:<http://www.ryutu.inpit.go.jp/business/>
   
   「特許ビジネス市」は、特許技術等のシ―ズ保有者が、技術の内容・効果、
   ビジネスプランやライセンス条件等を説明し、参加者からこれらシーズ技
   術のライセンス、商品開発のための共同研究、商品の販売協力、事業資金
   の支援等、各種アライアンスの申し出を募る場です。今後の特許流通市場
   活性化のための有力な手法の一つとして期待されるこの機会を是非ご活用
   ください。
   
   ☆本学教員によるプレゼンテーションのご案内☆
    日 時: 1月20日(火)11:45~12:15
    場 所:同会場にて
    テーマ:「木造建築や軽量鉄骨建物の制振構造」
    講演者:東京工業大学 応用セラミックス研究所 笠井和彦 教授
   
   
   ≫≫◆COE「地球:人の住む惑星ができるまで」第7回公開講座
      「自然・日常と向き合う科学を求めて―生命誌研究館で考える―」
   
   日 時:平成20年1月30日(金) 17:00~(懇親会18:30~)
   場 所:すずかけ台キャンパス すずかけホール2棟3階多目的ホール
   主 催:21-COEプログラム「地球:人の住む惑星ができるまで」
   その他:参加費(一般2,000円当日集金)、要事前申込み
   詳 細:<http://coe21.geo.titech.ac.jp/outreach/index.html#03>
   
   7回目となる今回は、JT生命誌研究館館長の中村桂子先生に講演いただきま
   す。本公開講座は、文部科学省科学技術振興調整費「理工系女性研究者プ
   ロモーションプログラム」により東京工業大学男女共同参画推進センター
   が共同開催するものです。研究内容に加えて、理工系女性としてのキャリ
   ア形成や研究と家庭との両立に関するお話を伺います。
   
   
   ≫≫◆東工大メッセ2009
   
   日 時:平成21年2月2日(月) 13:00~17:00
   場 所:大田区産業プラザ(PiO)3階特別会議室
   主 催:(財)大田区産業振興協会、東京工業大学 研究・産学連携本部
   その他:参加無料、要事前申込み
   詳 細:<http://www.pio-ota.jp/sangaku/>(近日掲載予定)
   
   東工大の製造中核人材育成講座(スーパーマイスタープログラム)のアク
   ティビティーと最新技術トピックスについてご紹介します。いずれも企業
   活動に大いに役立つ内容ですので是非ご参加ください。
   
   ☆プログラム☆
    13:00~開会
    13:20~【第一部】東工大 製造中核人材育成講座のアクティビティー
       「モノづくり人材育成の決め手“機械加工業スーパーマイスター
       プログラム”の活動と今後の展開」
       東京工業大学理工学研究科 井上裕嗣 准教授
       「企業からのメッセージ&提言“受講して何が変わったか・変わ
       りそうか?”」受講企業2社
    15:00~「東工大の産学連携活動の紹介」
       研究・産学連携本部 林ゆう子 産学連携コーディネーター
    15:10~【第二部】東工大最新の技術トピックス
       「ユニークな手法による同種・異種金属接合~接合界面の様々な
       姿と接合強さとの関係~」
       東京工業大学総合理工学研究科 熊井真次 教授
   
   
   ≫≫◆テクニカルショウヨコハマ2009(第30回工業技術見本市)
   
   日 時:平成21年2月4日(水)~6日(金)10:00~17:00
   場 所:パシフィコ横浜展示ホールC・D
   主 催:財団法人神奈川産業振興センター、社団法人横浜市工業会連合会、
       神奈川県、横浜市
   その他:参加無料、要事前申込み
   詳 細:<http://www.tech-yokohama.jp/tech2009/>
   
   テクニカルショウヨコハマは、神奈川県下最大の工業技術・製品に関する
   総合見本市として、最先端の技術・製品を一堂に会するものです。第30回
   目の開催となる今回は、「未来を支える 技術の力」をテーマに、独創性、
   先進性に富んだ付加価値の高い最新の技術・製品・情報・サービスに関す
   る展示やセミナー等のイベントを広範囲に展開します。
   
   ☆本学教員による講演・展示のご案内☆
    <講演>
    日 時:2月4日(水)13:00~13:50
    場 所:会場内セミナー会場C
    テーマ:「大気圧ダメージフリープラズマの金属・半導体・プラスチック
        表面処理への応用」
    講演者:東京工業大学総合理工学研究科 沖野晃俊 准教授
    
    <展示>
    場 所:k-8 東京工業大学(よこはま産学連携コーナー)
    展示物:「大気圧ダメージフリープラズマ」
        総合理工学研究科 沖野晃俊 准教授
        「曲線描画アルゴリズム」
        情報理工学研究科 齋藤豪 准教授

   
   ≫≫◆第4回東工大統合研究院「ソリューション研究」国際シンポジウム
   
   日 時:平成21年2月5日(木)12:00~17:40
   場 所:学術総合センター2階 一橋記念講堂
   主 催:東京工業大学統合研究院
   その他:参加無料、要事前申込み
   詳 細:<http://www.bilingualgroup.co.jp/titech-sympo/>(1/7UP予定)

   研究成果を社会・産業に展開していく道筋を明らかにしながら進めるソリュ
   ーション研究では、産業界や行政、他の大学や研究機関、さらには広く社
   会との連携・協働こそが“要”となります。本シンポジウムでは、これま
   で統合研究院が積み上げてきたソリューション研究の成果をもとに海外講
   師もまじえて議論をすることで、社会・産業・行政とのより広い連携の道
   を探るとともに、ソリューション研究によって変わる東工大の新しい姿を
   お示しします。皆さま奮ってご参加ください。
   
   
   ≫≫◆COE「インスティテューショナル技術経営学」
      第5回年次国際シンポジウム
   
   日 時:平成21年2月21日(土)~23日(月)
   場 所:大岡山キャンパス
       21日~22日 西9号館ディジタル多目的ホール
       23日 本館H111講義室
   主 催:21-COEプログラム「インスティテューショナル技術経営学」
   テーマ:イノベーションとインスティテューションとの共進化ダイナミズ
       ムの解明
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:<http://www.me.titech.ac.jp/coe/events.html>
   
   本COEの基盤研究および教育の進捗報告を目的とした、国際シンポジウムを
   3日間にわたって開催いたします。最終年を迎えた本COEの締め括りとして、
   SIMOTメンバーそれぞれの5年間の研究成果、そしてSIMOT全体としての具体
   的な成果、および教育・国際コラボ体系とその実績をご報告いたします。


   ≫≫◆COE「エージェントベース社会システム科学の創出」
      最終年度公開シンポジウム
   
   日 時:平成21年2月27日(金)~28日(土)
   場 所:大岡山キャンパス 西9号館ディジタル多目的ホール
   主 催:21-COEプログラム「エージェントベース社会システム科学の創出」
   テーマ:「新たな社会システム科学の創出―エージェントベース・アプロ
       ーチから―」
   その他:参加費無料、要事前申込み
   詳 細:<http://www.absss.titech.ac.jp/event/project_0.html#130>
   
   COEプログラムの最終年度でもある今年度は、この5年間の研究教育成果を
   総括すると同時に、サービス科学分野の第一人者ジム・スポーラー氏(IB
   Mアルマデン研究所)、コンピュータを利用した社会科学研究の分野で指導
   的役割を果たしているクラウディオ・シオッフィ=レヴィラ氏(ジョージ
   メイソン大学)、欧州における複雑性研究の重鎮であるクラウス・マイン
   ツァー氏(ミュンヘン工科大学)という世界トップクラスの研究者ととも
   に「新たな社会システム科学」の展望を見通します。是非ご参加ください。



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   【3】グローバルCOEプログラム紹介
      「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」
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   今回は「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」
   (<http://www.cuee.titech.ac.jp/>)について紹介します。
   
   ・理工学研究科 建築学専攻 <http://www.arch.titech.ac.jp/>
   ・理工学研究科 土木工学専攻 <http://www.cv.titech.ac.jp/index_j.html>
   ・情報理工学研究科 情報環境学専攻 <http://www.mei.titech.ac.jp/>
   ・総合理工学研究科 人間環境システ専攻
    <http://www.igs.titech.ac.jp/education/enveng/index.php>
   ・総合理工学研究科 環境理工学創造専攻
    <http://www.igs.titech.ac.jp/education/depe/index.php>
   ・都市地震工学センター http://www.cuee.titech.ac.jp/>
   
   本拠点は、世界的に増大する震災メガリスク軽減のため、大学院理工学研
   究科建築学専攻の時松孝次教授をリーダーとして、都市地震工学センター
   のもとに、教育研究を推進し、世界の地震工学の教育研究をリードするわ
   が国唯一の都市地震工学国際拠点の形成を目指します。
   
   教育面では、世界でリーダーシップをとれる防災専門家の養成を目標とし、
   優秀な留学生を受け入れる国際大学院特別コースを開設し、また、学生の
   国際性を高めるため、英語集中訓練、海外インターンシップによる外国の
   大学への派遣、外国人招聘教授による専門科目授業などのカリキュラムを
   整備します。さらに、若手研究費の配分、国際会議への積極的派遣など若
   手育成施策も実施します。
   
   研究面では、地震に強い都市の創成・再生・回復技術を統合化した震災メ
   ガリスク軽減のための「都市地震工学」として、(1)新たに顕在化した震災
   の巨大化を加速させる問題にも対応できる「地震防災イノベーション技術」、
   (2) 既存大都市の多様なメガリスクの軽減に有効な「都市耐震リノベーショ
   ン技術」、(3) 巨大震災から早急に都市機能を回復させる「都市災害マネ
   ジメント技術」の研究を、国内外の機関等とも連携して推進します。

   国際的社会貢献面では、米国太平洋地震工学センターとの連携を基軸とし
   て、北南米、アジア、欧州などの各機関との協力体制を強化し、人材交流、
   共同研究、世界各地でのOJTや共同調査、復興協力を含む幅広い教育・研究
   活動の高度化、効率化を図ります。また、国際会議・若手研究者WSの開催、
   成果をまとめた英語教材作成などにより、成果の積極的な情報発信、技術
   移転を図るとともに、研究者交流・研究者ネットワーク構築を推進します。
   さらに、成果を技術者や一般市民に発信するため、都市地震工学データベ
   ースの構築やホームページの充実とともに、都市地震工学談話会・市民講
   座なども定期的に開催します。



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   【4】最新発明情報
      特許情報公開のご紹介
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   研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
   特許情報が3件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報をお
   知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。
   HP:<http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html>



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   【5】最近の研究成果
      1件の研究成果のご紹介
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   ≫≫◆Scienceが選ぶ2008年科学的進歩ベストテンに“高温超伝導体”が
      選ばれました
      BREAKTHROUGH OF THE YEAR:The Runners-Up 
      “New High-Temperature Superconductors”
      Science Vol. 322. no. 5909, p. 1768 (2008)
      フロンティア研究センター 細野秀雄 教授
   
   不思議な新素材:高温超伝導体は、超高温かつ電気抵抗がゼロの状態で電
   気を伝導する素材です。2008年2月、銅酸化物ではなく鉄化合物から成る第
   2の高温超伝導体(26kの臨界温度まで超伝導である鉄Feを主成分とするオ
   キシニクタイド化合物LaO1-xFxFeAs)を発見し、話題となりました。



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   【6】新聞掲載記事
      12件の東工大研究関連記事ご紹介
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   ≫≫◆辺野古で遺伝子多様性の乏しいサンゴを発見
      (日本経済新聞11/23朝刊、信濃毎日新聞11/23朝刊、静岡新聞
      11/23朝刊、沖縄タイムス11/23朝刊、琉球新報11/23朝刊)
      情報理工学研究科 情報環境学専攻 灘岡和夫 教授
   
   沖縄県名護市辺野古崎沖で昨年見つかったアオサンゴの大群落が、遺伝子
   レベルで変異の多様性に乏しいことを発見しました。辺野古崎沖に加え、
   石垣島の白保地区、明石地区の計三つのアオサンゴ群落で、サンゴを四十
   ―五十サンプルずつ採取しDNAを抽出し、三つの群落の中での遺伝子レベル
   の多様性を調べた結果、白保と明石のサンゴの遺伝子にはさまざまな変異
   が見つかりましたが、辺野古のサンゴはサンプル間で遺伝子レベルのばら
   つきがほとんどないことが分かりました。
   ・灘岡研究室 <http://www.wv.mei.titech.ac.jp/wiki/>
   
   
   ≫≫◆ブログデータ解析によるブームの定量的予測技術
      (日本経済新聞朝刊11/24)
      総合理工学研究科 知能システム科学専攻 高安美佐子 准教授
   
   市場や企業に蓄積された膨大なデータを解析し、複雑に見える社会現象の
   中に普遍的な経験則を見つけようとする「経済物理」研究に取り組んでい
   ます。検索ロボットを使って多数のブログサイトに書き込まれる言葉の登
   場頻度を一秒ごとにチェックし、ロボットが集めたデータをもとに書き込
   みの変動をリアルタイムで解析する技術を持っている電通との共同研究で、
   ブログからブームを定量的に測る技術の確立を目指します。これにより、
   テレビや新聞の広告を効果的なタイミングで出すことも可能になります。
   ・高安研究室 <http://www.smp.dis.titech.ac.jp/>
   
   
   ≫≫◆1nmの分解能持つ切削加工機を開発(日刊工業新聞11/24)
      精密工学研究所 新野秀憲 教授、吉岡勇人 准教授
   
   精度が1nmの分解能を持つ切削加工機「エンジェル」を開発しました。リニ
   アモーター駆動空気制圧平面運動テーブルや、アクティブ制振システムを
   用いることで、完全非接触の機械構造を実現し、また、本体構造の大部分
   にアルミナセラミックスを採用して熱による変形の影響を抑えたことで可
   能となった技術です。200mm立方の大型の難加工材料をナノ加工でき、ナノ
   インプリントの型や光学素子などの加工に有効です。ナノ精度の金型加工
   などの実現が期待される技術で、今後は加工精度などの詳細を分析するほ
   か、難加工材料の切削技術の向上などを進めます。
   ・新野・吉岡研究室 <http://www.upm.pi.titech.ac.jp/>
   
   
   ≫≫◆電気自動車対応省エネ住宅
      (東京読売新聞11/24朝刊、電気新聞11/25、日経産業新聞11/25)
      統合研究院 先進的エネルギー・マネジメント(AEM)プロジェクト
   
   AEMプロジェクトは、トステム住宅研究所、三菱商事などとともに、電気自
   動車(EV)活用の共同実証実験として、今夏にEVに約7時間でフル充電でき
   る200ボルトコンセント、太陽光発電パネル、LED照明、蓄熱壁、屋上緑化、
   雨水タンクなどを備えた「クールアースモデル住宅」を建設し、実証を行
   いました。この成果を用いた実証住宅と同じモデルの住宅の販売も予定さ
   れています。家庭とEVの双方向で充電可能なシステムの開発を10年3月末ま
   での実験期間中に目指しており、これにより、EVの動力源として、昼間は
   太陽光や風力などの自然エネルギーを活用し、夜間は原子力発電による一
   般電力で充電することで、トータルで見たCO2排出量を限りなくゼロに近づ
   けることができます。
   ・AEMプロジェクト <http://www.iri.titech.ac.jp/research/project/pj001.html>
   
   
   ≫≫◆白金ゼロの燃料電池触媒の構造微細制御技術
      (化学工業日報11/27、日刊工業新聞11/27、日経産業新聞12/3)
      総合理工学研究科 物質科学創造専攻 吉本護 教授
   
   白金を使わない燃料電池用触媒の構造を微細に制御する技術を開発しまし
   た。これは「ルベアン酸銅」と呼ばれる触媒で、薄いルベアン酸の層と銅
   の層をサンドイッチのように積層して厚さ数nmの薄膜を作ったものです。
   触媒としての性能を大幅に向上させることができるため、将来は高価な白
   金触媒の代替となる可能性が出てきました。今後、炭素電極と一体化して
   実用化を目指します。なお、本成果は、九州大学、高輝度光科学研究セン
   ターの共同研究によるものです。
   ・吉本研究室 <http://www.dream.msl.titech.ac.jp>
   
   
   ≫≫◆乳化剤材料とマグネシウム混合による簡単な水素生成技術
      (日刊工業新聞11/28)宮崎榮三 名誉教授
   
   調味料や乳化剤で使うリン酸二水素ナトリウムやリン酸二水素カリウムの
   水溶液とマグネシウムを混ぜると簡単に水素が生成できることを発見しま
   した。半導体関連の洗浄などに使う活性水素水を容易につくることができ
   ます。電気分解など大がかりな装置が不要なほか、水素水も酸やアルカリ
   を使わず中和処理が不要です。現在、市販の燃料電池とモーターを使いミ
   ニカーを試作しています。今後、水素や水素水の利用用途の拡大が期待で
   きる技術です。 
   
   
   ≫≫◆可搬式小型振動台「ポータ震(ぶる)」
      (日本経済新聞朝刊12/1、建設通信新聞12/3、日刊建設工業新聞
      12/3、日刊工業新聞12/3、化学工業日報12/3、日経産業新聞12/3、
      建設工業新聞12/5)
      理工学研究科 機械宇宙システム専攻 廣瀬茂男教授、福島E.文彦 
      准教授
   
   どこでも簡単に持ち込んで地震時の建物の揺れを再現できる可搬式小型振
   動台「ポータ震(ぶる)」を開発しました。これは、広さ約1m角の一人乗
   りで、全方向に動く特殊な車輪4個を搭載することで、過去に発生した地震
   波データをもとに超高層ビル特有の長周期地震動などを体感でき、免震構
   造や制振構造を適用した揺れの低減効果を確認できるものです。総重量約
   34kgで、軽量かつコンパクトなユニットに4分割でき、乗用車のトランクに
   入れ運搬可能です。さらに、補助ユニットを追加し複数人が同時に体感可
   能になるようなシステムへの拡張も計画中です。なお、本製品は、鹿島建
   設との共同研究によるものです。
   ・広瀬・福島研究室 <http://www-robot.mes.titech.ac.jp/home.html>
   
   
   ≫≫◆「脳機能活性度システム」を活用した認知症検査
      (日刊工業新聞12/2)
   
   東工大発ベンチャーの脳機能研究所が開発した「脳機能活性度システム」
   は、脳機能の活性度で認知症を早期発見することができます。東京都大田
   区の有志で来春をめどに「認知症検査センター」の設立し、「脳機能活性
   度システム」を用いて脳波の動きをデータ化し、その結果を専門医に提供
   して認知症の早期発見に努めます。薬などを使わないため、医者ではなく
   臨床検査技師などが検査に立ち会います。現行のPETやMRIは被爆などの影
   響から短期間の繰り返し検査が難しくコストもかかりますが、この装置で
   は繰り返し行うことも可能で患者の負担軽減につながります。医療費削減
   や医師不足に悩む医療機関や行政にとっても、この取り組みは現場の負担
   を軽くするメリットがあります。 
   ・脳機能研究所 <http://www.bfl.co.jp/main.html>
   
   
   ≫≫◆10nm以下の極細金属の立体配線に有効な基盤技術の開発
      (日経産業新聞12/4)
      資源化学研究所 彌田智一 教授、伊藤香織 助教
   
   直径が10nm以下の極細金属を立体的に配線するのに有効な基盤技術を開発
   しました。親水性部位と疎水性部位のブロック共重合高分子の自己組織化
   を利用するもので、高分子を塗付したシリコン基板に特定の処理を行うこ
   とで親水性部位を電極間を横断する方向にそろえることができ、ここに通
   電性を付与するものです。現在は一方向だけですが、微小な領域ごとに電
   圧を様々な方向にかけることで、糸の立体的な構造を形成できる可能性が
   あります。これにより、大規模集積回路(LSI)の集積度をさらに高めること
   ができます。
   ・関連発明:特許3979470号、特願2005-090602、2004-133301
         特願2007-544232、EP1950799
   ・彌田研究室 <http://www.res.titech.ac.jp/~hikari/hikarij.html>
   
   
   ≫≫◆ゲート絶縁膜の薄膜化に成功-次世代LSIへ道
      (日刊工業新聞12/8)
      フロンティア研究センター 岩井洋 教授
      総合理工学研究科 角嶋邦之 助教
   
   高密度集積回路(LSI)微細化の障害となっていたゲート絶縁膜の薄膜化に
   成功しました。高誘電率ゲート絶縁膜として、希土類金属である酸化ラン
   タンを用いてシリコン基板と同絶縁膜の直接接合を実現することにより、
   シリコン酸化膜に換算した電気的に等価な膜厚である等価換算膜厚(EOT)
   で、世界初の0.37nmのゲート絶縁膜を持つMOS型電界効果トランジスタ(M
   OSFET)をつくりました。これにより、回路線幅16nm以降の次世代LSI実現
   へ道を開くことになります。
   ・岩井研究室 <http://www.iwailab.ep.titech.ac.jp/japanese/index.html>
   
   
   ≫≫◆低温加熱で基板にナノテープ形成
      (日刊工業新聞12/16、化学工業日報12/16)
      総合理工学研究科 吉本護 教授、秋田泰志 氏(博士課程学生)
   
   大気中、従来報告のあった930℃以上の高温ではなく350℃以下の低温での
   熱処理によって、酸化ニッケル薄膜表面に規則的な周期で並ぶナノテープ
   を作製することに成功しました。このナノテープ作製法に用いている技術
   は、自己組織化法の一種ですが、真空度や溶液濃縮を制御する必要がない
   簡便な手法であり、工学的な応用の可能性が高く、小型の集積回路や高密
   度メモリー材料などへの利用が期待されます。なお、本成果は、高輝度光
   科学研究センターとの共同研究によるものです。
   ・吉本研究室 <http://www.dream.msl.titech.ac.jp/>
   
   
   ≫≫◆震災対策ゲーム「D-Moment」(日経産業新聞12/19)
      21世紀COEプログラム 梶秀樹 特任教授
   
   梶特任教授が、災害時の心理や行動を監修する「D-Moment」を開発しまし
   た。社会問題や災害について遊びながら学習できる「シリアスゲーム」と
   呼ばれる新ジャンルの製品で、地震で被災した場合の対処法などを学ぶパ
   ソコン用ソフトとして、初めて消費者向けに発売されます。ゲームに連動
   し、災害時に役立つ情報を確認できる携帯電話用サイトも立ち上げます。
   これは、スクウェア・エニックス・ホールディングス子会社のSGラボによ
   り製品化されました。
   
   
   ※本学教員の所属・肩書きは、2008年12月1日現在のものです。     


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