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第72号(2010年8月)

      皆さまこんにちは。
      2004年8月に第1号が発行されたメルマガは、今月号で6周年を迎えるこ
      とができました。これもひとえに読んでくださっている皆さまのおかげに
      他なりません。有意義な情報を発信できるようさらに努めてまいりますの
      で、今後ともよろしくお願い申し上げます。

   ※メルマガの送付先に変更がある場合はmail[at]sangaku.titech.ac.jpまで
      ご一報ください。また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
      ━━≫◆◆目次◆◆≪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
        ≫ 4件のお知らせ
      【2】東工大のセンター紹介
        ≫ 横浜ベンチャープラザ(YVP)のご紹介
      【3】最新発明情報
        ≫ 今月は未公開特許情報が2件増えました
      【4】新聞掲載記事
        ≫ 10件の東工大研究関連記事のご紹介
      【編集後記】

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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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      ◆東京工業大学 夏季一斉休業の実施のお知らせ(8/12~8/15)
       本学は、温室効果ガス排出量削減のための省エネルギー推進策の一環と
      して、平成22年8月12日(木)から8月15日(日)まで夏季一斉休業を実施致し
      ます。一斉休業期間中は業務を休止いたしますが、ご理解とご協力をお願
      い申し上げます。


      ◆CUMOT エグゼクティブMOT集中セミナー開講のご案内 (9/10~9/12)
       企業の経営者や幹部の方々に、短期集中で「実践的で本格的なMOT」
      について学んでいただくためのセミナー開講のお知らせです。
       http://www.mot.titech.ac.jp/cumot/exmot/schedule.html


      ◆社会人教育院主催 蔵前工業会共催 講演会(9/15夕刻)
       「事業開発:技術ネタをいかに商売するか」 残席わずか
       http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/kouenkai-ippan.pdf


      ◆イノベーション・ジャパン2010-大学見本市(9/29~10/1)
       国内最大規模の最先技術シーズと産業界のマッチングイベント「イノ
      ベーション・ジャパン2010-大学見本市」は今年で7回目となります。今
      年度は本学から4名の教員が出展予定です。
      日 時:平成22年9月29日(水)~10月1日(金)
      場 所:東京国際フォーラム[東京・有楽町]
      主 催:(独)科学技術振興機構
          (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構
      その他:入場料無料
      詳 細:http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/index.html


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      【2】東工大のセンター紹介
        >> 横浜ベンチャープラザ(YVP)のご紹介
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       東工大横浜ベンチャープラザ(YVP)は、おかげさまで開設以来3年半経
      過しました。当初入居企業が更新の時期に入り更新の申請・許可が進んで
      きています。
      現在、入居中の企業数は19社、続々と楽しみな企業が出てきています。そ
      の内の1社、東洋システム株式会社の庄司社長は新たな事業領域に挑戦す
      る起業家の努力と功績をたたえる国際的な表彰制度「アントレプレナー・
      オブ・ザ・イヤー・ジャパン2009」で、日本代表に選ばれました。また、
      新しい産業の担い手を支援する「神奈川ビジネスオーディション2009」で
      株式会社脳機能研究所が県知事賞を受賞しました。そのほかにも、将来有
      望なベンチャー企業が多数入居しており常駐のインキュベーションマネー
      ジャーが起業家の皆さんと夢を共有しながら育成支援に努めています。未
      だ、若干空室もありますので、入居を希望されるアントレプレナーの方は
      どうぞお気軽にご相談下さい。
      (連絡先:東工大横浜ベンチャープラザ、電話番号045-989-2205
       http://www.kanto-bi.smrj.go.jp/ttyvp/)
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
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      【3】最新発明情報
            特許情報公開のご紹介
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      研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
      特許情報が2件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報を
      お知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。
      HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html


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      【4】新聞掲載記事
            10件の東工大研究関連記事のご紹介
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      ≫≫◆インフル検出感度50倍に (日本経済新聞6/21朝刊)
         総合理工学研究科 メカノマイクロ工学専攻 遠藤 達郎 助教

      「ナノインプリント」技術で表面に直径約200nmのくぼみを作り、そこに
      ウイルスの抗体をつけたフィルムを作製することで、ウイルスを高い感度
      で検出する技術を開発しました。新型インフルエンザウイルス(H1N1)を従
      来の50倍の感度で検出できます。より早い段階で感染者を見つけられ、感
      染拡大の防止に役立ちます。
      ・初澤・栁田研究室(遠藤助教の所属研究室)http://www.pme.pi.titech.ac.jp/


      ≫≫◆鉄系超電導で電子素子を作製、高速化に期待 
         (日本経済新聞6/21朝刊)
         フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授

      薄い膜に加工した2つの鉄系超電導物質の間に薄い絶縁膜を挟んだ構造を
      した「ジョセフソン素子」の作製に成功しました。超電導状態の低温下で
      電流の大きさを調整して流すと、絶縁膜の部分も含めて電気抵抗ゼロで電
      流が流れます。集積回路に使えば、シリコンなどを使った現在の素子に比
      べて速度10倍、使用電力1/10を実現できる可能性があります。
      ・細野・神谷研究室 http://lucid.msl.titech.ac.jp/~www/


      ≫≫◆乾燥細胞を保護するペプチドの開発 
         (日経産業新聞6/22、中日新聞6/22朝刊、化学工業日報6/22、
         日刊工業新聞6/28、科学新聞7/2)
         バイオ研究基盤支援総合センター 櫻井 実 教授
       
      細胞が乾燥しても壊れないように保護する機能を持つペプチドを開発しま
      した。これは植物の種子から発見された乾燥耐性たんぱく質「LEA」の構
      造から11個のアミノ酸配列を繰り返しに注目し、この配列を複数回繰り返
      した構造です。細胞だけでなく、抗体や酵素などたんぱく質を常温で乾燥
      保存するなどの応用が期待できます。
      ・櫻井研究室 http://www.cherry.bio.titech.ac.jp/msakurai/index.html


      ≫≫◆石油由来品並みの柔軟な生分解性プラを作製 (日経産業新聞6/24)
         生命理工学研究科 生物プロセス専攻 福居 俊昭 准教授

      水素細菌を遺伝子改変することで3-ヒドロキシブタン酸(3HB)と3-ヒドロ
      キシヘキサン酸(3HH)が適度に混ざった生分解性プラスチックを作ること
      に成功しました。柔軟性に富み加工に適した3HHの割合を10%に高めること
      で、引っ張り試験で3HBのみの場合の4倍の長さまでもち、石油系製品並み
      になりました。化学メーカーなどに呼びかけて実用化を目指します。
      ・福居研究室 http://www.fukui.bio.titech.ac.jp/index.html


      ≫≫◆細胞増殖の仕組みを解明 (日経産業新聞6/28)
         生命理工学研究科 生体システム専攻 駒田 雅之 准教授

      細胞の増殖にかかわるたんぱく質UBPYが、「増殖分化因子」の受容体の分
      解を抑制し、細胞表面上の受容体の数を増すことにより、増殖分化因子に
      対する細胞の応答性(増殖・分化)を高めていることを突き止めました。
      増殖分化因子が過剰に働くと、細胞ががん化することが知られており、新
      しいがんの治療薬開発につながる可能性があります。
      ・内容詳細
   http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2010/06/1276214399.html
      ・喜多村・駒田研究室 http://www.kitamura-lab.bio.titech.ac.jp/


      ≫≫◆テラヘルツ波を発生する小型の電子デバイス開発 
         (日刊工業新聞7/2、科学新聞7/16)
         総合理工学研究科 物理電子システム創造専攻 淺田 雅洋 教授
                               鈴木 佐文 助教
       
      室温動作で、1THzを超える電磁波を直接発生する小型の電子デバイスを世
      界で初めて開発しました。開発した素子は、半導体の微細構造で生じる共
      鳴トンネルダイオードを金属電極のスロットの中央に配置した構造です。
      透過イメージング法を使った薬物検査や医療診断、高速の大容量通信など
      への応用が期待されます。この研究成果は、NTTフォトニクス研究所と
      の共同研究によるものです。
      ・内容詳細 
   http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2010/06/1277164800.html
      ・淺田研究室 http://www.pe.titech.ac.jp/AsadaLab/


      ≫≫◆立っている妊婦の腰に大きな負担は妊娠前の2~4倍 
         (日刊工業新聞7/6、東奥日報7/6朝刊、沖縄タイムス7/6朝刊、
         熊本日日新聞7/7朝刊、科学新聞7/9、信濃毎日新聞7/9朝刊、
         朝日新聞7/15朝刊、東京読売新聞7/15夕刊、長崎新聞7/15)
         情報理工学研究科 情報環境学専攻 中島 求 准教授

      妊婦の身体の詳細なコンピューターモデルを作製し、全身の464本の筋肉
      の筋力発揮状態を詳細にシミュレートすることにより、妊娠後期における
      立っている妊婦の腰への負担が体重の2~4倍に増加した状態に匹敵するこ
      とを解明しました。腹部前側のみに重量増加が集中しアンバランスになる
      ためで、背もたれが20度以上傾いた椅子に深く腰かけると、腰部への負担
      は50%以下に減少します。
      ・中島研究室 http://www.cherry.bio.titech.ac.jp/msakurai/index.html


      ≫≫◆独自電子顕微鏡でリチウム原子の撮影に成功 (化学工業日報7/6)
         理工学研究科 物性物理学専攻 高柳 邦夫 教授、
         総合理工学研究科 材料物理科学専攻 大島 義文 助教

      非対称に配置された磁場レンズを用いた補正器を開発し、電子顕微鏡の分
      解能を高めることにより、リチウム原子を撮影することに成功しました。
      リチウムの動きを直接観察できるようになったことでリチウムイオン2次
      電池の長寿命化などへの応用が期待されます。この研究成果は、日本電子、
      理化学研究所との共同研究によるものです。
      ・内容詳細
   http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2010/06/1277683200.html
      ・高柳・山本研究室 http://wwwsurf.phys.titech.ac.jp/tylab/index_j.html


      ≫≫◆植物・古紙のセルロース、バイオ燃料に直接転換する新触媒を開発
         (日経産業新聞7/13)
         フロンティア研究機構 岩本 正和 教授
       
      植物や古紙に含まれるセルロースをアルコールなどのバイオ燃料に一段階
      で転換する新触媒を開発しました。開発した触媒は塩化イリジウムで、そ
      の水和物9.4mgを60mlの水に溶かし、セルロース480mgを入れて水素の中で
      270℃、3時間で反応させたところ、アルコール類20%、ジオール類8.9%、
      ケトン類8.2%が生成されました。今後収率を改善し、バイオ燃料生産など
      への実用化を目指します。
      ・岩本・石谷研究室 http://www.res.titech.ac.jp/~organic/top_page.htm


      ≫≫◆太陽電池パネルの軽量化・高強度の技術開発 (日刊工業新聞7/20)
         理工学研究科 機械物理工学専攻 萩原 一郎 教授
                         野島 武敏 特任教授

      金属板に三角錐の凹凸をプレス成形した独自の構造材を、樹脂製のフィル
      ム基板を使った太陽電池に張り合わせることで、ガラス製の基板を使う太
      陽電池パネルよりも強度を高めながら、30%以上軽量化する技術を開発し
      ました。軽量化のため補強工事が不要になり、取り付け個所1/3に減らせ
      るため、施工費用が安くなることが期待されます。
      ・萩原研究室 http://www.mech.titech.ac.jp/~h-souzou/index.html


      ※本学教員の所属・肩書きは、2010年7月1日現在のものです。


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      **編集後記**
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      連日うだるような暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしで
      しょうか。毎年、これ以上は暑くならないだろうと思っているのに、どん
      どん暑くなっているような気がします。
       ちびっ子たちは夏休みに突入したようで、東工大の大岡山キャンパスに
      は親子連れでたくさんの人が訪れています。キャンパス内には緑があふれ
      ており、木陰では気持ちよい風を感じられ、都会にいるということをつい
      忘れてしまいそうです。まだ4月に東工大に来たばかりの私は、キャンパ
      ス内を全て見たことがないのですが、時間を見つけて散策してみたいと思
      っています。が、もうすこし涼しくなってからにしようと思います…。
       夏が終わると紅葉の季節、大岡山キャンパスはイチョウ並木の紅葉がと
      ても綺麗です。みなさまもお散歩がてら、是非足をお運びください。

      (編集委員 TASK)


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