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第74号(2010年10月)

      皆さまこんにちは。ようやく猛暑もおさまり、気持ちの良い秋色に包まれ
      るようになってまいりました。
      研究・産学連携本部は、先月よりインターンシップの大学院生を迎えており
      ます。3ヶ月の間、産学連携や知財について学ぶ予定です。
      今月は工大祭とオープンキャンパスが同時開催されます。皆様是非お立ち
      寄りください。

   ※メルマガの送付先に変更がある場合はmail[at]sangaku.titech.ac.jpまで
      ご一報ください。また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
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      ○●●目次●●○
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
        ≫ 5件のお知らせ
      【2】産学連携活動のご紹介
        ≫ 研究・産学連携本部欧州連絡事務所の開設について
      【3】最新発明情報
        ≫ 今月は未公開特許情報が1件増えました
      【4】最近の研究成果
        ≫ 1件の研究成果のご紹介
      【5】新聞掲載記事
        ≫ 5件の東工大研究関連記事のご紹介
      【編集後記】

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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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      ●学内組織改組のお知らせ
       研究・産学連携本部の事務を担当している産学連携課の所属する研究情報部
      が、平成22年7月1日から研究推進部へ改組となりました。これに伴い、
      産学連携課に奨学寄附金(助成金を除く)に関する業務が移管となりました。
      詳細は、研究推進部のホームページ(http://www.rcd.titech.ac.jp/)よ
      り、各課のページをご覧ください。


      ●東工大挑戦的研究賞受賞者発表
       本賞は、本学の若手研究者の挑戦的研究の奨励を目的として、世界最先端
      の研究推進、未踏の分野の開拓、萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難
      とされている重要課題の追求等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気
      鋭の研究者を表彰するとともに、研究費の支援を行うものであります。
      平成22年9月27日(月)に東工大蔵前会館(TTF)ロイアルブルーホールに
      て授与式が行われ、以下の3名が学長特別賞を受賞いたしました。

      ・理工学研究科 電子物理工学専攻 内田 建 准教授
       「ナノ半導体におけるキャリア輸送・熱輸送の統合理解」
      ・総合理工学研究科 物理電子システム創造専攻 鈴木 左文 助教
       「走行電子の高速化および薄膜バリアにより遅延を低減した共鳴トンネ
        ルダイオードによるテラヘルツ発振素子の高周波・高出力化」
      ・グローバルエッジ研究院 道信 剛志 テニュア・トラック助教
       「クリックケミストリーを用いたドナーアクセプター型芳香族高分子の
        創製」


      ●MOT特別セミナーのご案内(10/20)
       「サービスイノベーションとサービスサイエンス」
      日 時:2010年10月20日(水) 15:00~17:00
      会 場:東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール(大岡山駅前)
      セミナー参加費:無料
      参加申込先: イノベーションマネジメント研究科事務室(当日参加も可) 
      E-mail:mot-cic-secre[at]mot.titech.ac.jp
      ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
      TEL:03-3454-8910または03-3454-8912


      ●東京工業大学オープンキャンパス&工大祭2010(10/23~10/24)
        日 時:平成22年10月23日(土)~10月24日(日)
      場 所:大岡山キャンパス
      主 催:東京工業大学
      詳 細:http://www.gakumu.titech.ac.jp/nyusi/o_p/open.html
          http://koudaisai.jp/
      今年度もオープンキャンパスと工大祭(学園祭)を同時に開催します。
      様々な企画やイベントを企画しております。是非、秋の大岡山キャンパス
      へ足をお運びください。



      ●社会人教育院 講演会開催のお知らせ(11/24、1/26、3/9)
      いずれも夕刻、田町キャンパス・イノベーションセンターにて
       http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/pdf/22koukikouen_ad.pdf


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      【2】産学連携活動のご紹介
        >> 研究・産学連携本部欧州連絡事務所の開設について
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       本学は、2008年度に文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プ
      ログラム):国際的な産学官連携活動の推進*」に採択されております。
      この度、本事業計画に沿って、国際的産学官連携活動を効率的に行えるよ
      うに、デュッセルドルフ(ドイツ)に欧州連絡事務所を開設いたしました。
      連絡事務所には産学連携コーディネーターを配置し、本学教員と欧州企業
      とのマッチング(共同研究、知財ライセンスなど)の推進業務を行います。
      デュッセルドルフは、日本企業も多く進出している、欧州の中でも1、2
      を争う工業都市です。また、デュッセルドルフのあるノースラインウェス
      トファーレン州(NRW州)は、州内に29校ある工業系大学がアライアン
      スを形成して企業との共同研究等を進めている地域です。本学産学連携推
      進本部は、このアライアンスに参加することも視野に入れながら、NRW州
      を初めとした欧州企業(日本企業の欧州内研究部門も含む)との協力関係
      を進めて参ります。

      * 2010年度より「イノベーションシステム整備事業<大学等産学官連携自
      立化促進プログラム【機能強化支援型】>」に名称変更

   
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      【3】最新発明情報
            特許情報公開のご紹介
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      研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
      特許情報が1件増えました。詳しくはHPをご覧ください。
      HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html


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      【4】最近の研究成果
            1件の研究成果のご紹介
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      ≫≫●Pinwheel valence-bond solid and triplet excitations in 
         the two-dimensional deformed kagome lattice
         Nature Physics, Published online: 12 September 2010
         理工学研究科 物性物理学専攻 小野 俊雄 助教

      籠目格子反強磁性体「フッ化ルビジウム銅スズ」(Rb2Cu3SnF12)を開発し、
      中性子散乱によって電子スピン対のシングレット状態が風車のように配列
      した構造を持ち、磁気が完全に消える磁性体の新しい基底状態 "スピンの
      量子引きこもり現象"であることを解明しました。これにより、籠目格子
      反強磁性体を母体とする新奇電子物性の開拓にもつながることが期待され
      ます。この研究成果は、東京理科大学などとの共同研究によるものです。
      ・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/file/100910_tanaka.pdf
      ・田中研究室(小野助教の所属研究室) http://lee.phys.titech.ac.jp/~tanakalb/


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      【5】新聞掲載記事
            5件の東工大研究関連記事のご紹介
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      ≫≫●ナノからミリまでカバーする3次元計測装置を開発 
         (日刊工業新聞8/24)
         精密工学研究所 新野 秀憲 教授
                 吉岡 勇人 准教授
                 澤野 宏 助教
       
      走査型トンネル顕微鏡(STM)の測定原理を使い、10nmから18mmまでの広域
      の形状を高精度で計測する3次元計測装置を開発しました。非接触で摩擦
      を受けない計測台と、レーザー干渉計による精密な位置制御で高精度を実
      現しました。今後は原子間力顕微鏡(AFM)での計測に対応させ、ガラスな
      どの絶縁体も計測もできるようにします。
      ・関連特許 特開2009-031075
      ・新野・吉岡研究室 http://www.upm.pi.titech.ac.jp/


      ≫≫●高耐熱ミセルを作製、新規ナノ機能材開発に貢献
         (化学工業日報8/26、日経産業新聞9/9)
         理工学研究科 有機・高分子物質専攻 手塚 育志 教授
                           山本 拓矢 助教
                           本多 智 氏(博士課程学生)

      環状の界面活性剤を用いて親水部を外側に、疎水部を内側にして会合した
      70℃以上でも崩壊しない耐熱性が高いミセルを作製しました。高温地帯に
      生息する古細菌の形状に似せて合成したことで、熱安定性を大幅に向上す
      ることができました。今後はドラッグデリバリーシステム(DDS)へ展開す
      る予定です。
      ・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/file/100818_yamamoto.pdf
      ・手塚研究室 http://www.op.titech.ac.jp/lab/tezuka/ytsite/index.html


      ≫≫●消費エネ1/100でメタンから収率3割でメタノールなど工業原料を合成 
         (日経産業新聞9/2、化学工業日報9/2、科学新聞9/10)
         理工学研究科 機械制御システム専攻 野崎 智洋 特任准教授
       
      天然ガス成分のメタンを原料とし、プラズマ電源で約5000Vの電圧を1~10
      ns間ずつ断続的にかけることで、その約3割をメタノールなどの工業原料
      にすることに成功しました。特殊な高温・高圧装置が必要な一般的な製法
      に比べ1/100程度の消費エネルギーで合成できます。企業と組み5年以内の
      実用化を目指します。
      ・岡崎研究室(野崎特任准教授の所属研究室)http://www.mech.titech.ac.jp/~epl/


      ≫≫●炭素系固体酸を活用した殺菌・無菌化装置を1年内に事業化 
         (化学工業日報9/9)
         ソリューション研究機構 原 亨和 教授

      化学的に安定で強酸性を有する炭素系固体酸製造技術を確立し、固体酸を
      用いた省エネ・安価な殺菌・無菌化プロセス、硫酸と同等特性を持つ工業
      用触媒を開発しました。まず殺菌・無菌化プロセスに関して装置化し、1
      年内の事業化を目指します。その他の分野における実用化と設備化も今後、
      手掛けていきます。この研究成果は、日曹エンジニアリング、フタムラ化
      学との共同研究によるものです。
      ・原研究室 http://www.msl.titech.ac.jp/~hara/top%20revision.html


      ≫≫●廃材を原料にグルコースを作製し、植物由来のエコ触媒として利用
         (化学工業日報9/15)
         ソリューション研究機構 原 亨和 教授

      繰り返し使える植物由来のエコ固体酸触媒で木屑などのバイオマスからグ
      ルコースを作るプロセス開発に実験室レベルで成功しました。このグル
      コースからバイオエタノールを製造した場合、プロセス全体のエネルギー
      収支は1.1以上で、触媒活性の向上やエタノール蒸留の効率化などにより、
      エネルギー収支を1.5以上に高められる可能性もあります。この研究成果
      は、神奈川科学技術アカデミーとの連携によるものです。
      ・原研究室 http://www.msl.titech.ac.jp/~hara/top%20revision.html
 
      ※本学教員の所属・肩書きは、2010年9月1日現在のものです。


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      **編集後記**
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      今年は猛暑でしたが、みなさまは体調など崩さずに夏を乗り越えましたで
      しょうか。
      外が暑ければ暑いほど室内は冷房が効いていて、冷え性の私はいささか苦
      労しました。今夏でも自宅で3,4回しか冷房を使用せず、扇風機をフル稼
      働させていたほどの冷え性です。電車で座ってウトウトしても寒くて起き
      てしまう始末。
      ここまで重症かはさておき、冷房に悩まされている人は多いようで、今年
      の夏は"鍋の素"がよく売れたとか。スカーフも流行ったようで、"でん
      こちゃん"の顔もちょっと曇ったかもしれません。
      エコポイントで省エネ効率のよいエアコンが売れましたが、みんなもっと
      ローテク?でも省エネしようよ、、、と思う夏でした。

      (編集委員 秋待人)


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