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第76号(2010年12月)

      皆さまこんにちは。あっという間に12月が来てしまいました。
      今年も1年間、本学研究・産学連携本部にご支援を賜り、誠にありがとうご
      ざいました。次回のメールマガジン77号は2011年1月初旬配信予定です。
      来年もよろしくお願いいたします。

   ※メルマガの送付先に変更がある場合はmail[at]sangaku.titech.ac.jpまで
      ご一報ください。また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   
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      ○●●目次●●○
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
        ≫ 6件のお知らせ
      【2】産学連携活動のご紹介
        ≫ 産学連携会員制度意見交換会のご報告
      【3】最新発明情報
        ≫ 今月は未公開特許情報が3件増えました
      【4】最近の研究成果
        ≫ 1件の研究成果のご紹介
      【5】新聞掲載記事
        ≫ 12件の東工大研究関連記事のご紹介
      【編集後記】

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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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      ●研究・産学連携本部の新しいパンフレットができました
       以下のURLよりご覧いただけます。いちばん上の白いパンフレット(2010.
      11発行)が最新のものです。
       http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/pamphlet.html


      ●研究・産学連携本部・すずかけ台分室引っ越しのお知らせ
       すずかけ台キャンパスにある研究・産学連携本部の分室が2階から1階へ
      移動となりました。すずかけ台分室にお越しの際はご注意ください。


      ●(財)横浜企業経営支援財団 第171回産学交流サロン(12/9)
       ~パワーエレクトロニクス&スマートグリッド~
       本学教員が講演をいたします。
       http://joint.idec.or.jp/koryu/101209.php


      ●大学院総合理工学研究科複合創造領域主催・研究・産学連携本部共催 
       複合創造領域シンポジウム(12/14)
       「先端研究と博士教育のための革新基盤」
       東工大蔵前会館・くらまえホールにて(大岡山駅前)
       http://www.igs.titech.ac.jp/news/20101214_01.html


      ●環境エネルギー機構 第1回産学連携研究交流会(1/18)
      テーマ:「次世代電池技術に向けて(太陽電池、二次電池、燃料電池)」
      日 時:平成23年1月18日(火)13:00~18:00
      場 所:東工大蔵前会館(大岡山駅前)
      主 催:東京工業大学 環境エネルギー機構
      共 催:東京工業大学 研究・産学連携本部
      参加費:有料(但し、本学産学連携会員制度の会員企業は3名まで無料)
      プログラム:
      (1)環境エネルギー機構の概要:
        環境エネルギー機構副機構長 平井秀一郎 教授
      (2)環境エネルギー技術と産学連携への期待(仮題):
        東京ガス(株) 常務執行役員 技術開発本部長 渡辺尚生 氏
      (3)環境エネルギー技術と産学連携への期待(仮題):
        (株)三菱化学科学技術研究センター 代表取締役社長 柴田喜三 氏
      (4)太陽電池 研究トピックス:
        大学院理工学研究科 電子物理工学専攻  山田明 教授
      (5)燃料電池 研究トピックス:
        大学院理工学研究科  化学専攻 伊原学 教授
      (6)二次電池 研究トピックス:
        大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻 菅野了次 教授
       ~休憩~
      (7)研究・産学連携本部長よりご挨拶:
        伊澤達夫 理事・副学長 研究・産学連携本部長
      (8)ポスター発表者によるショートプレゼンテーション(25件予定)
      (9)ポスター展示説明会(25件予定)
      (10)懇親会(会費制)
      申込方法:研究・産学連携本部ホームページ
      (http://www.sangaku.titech.ac.jp/)に掲載予定


      ●社会人教育院主催 蔵前工業会共催 連続講演会第五回 参加者募集中
       「ITが巻き起こすイノベーション」(1/26)
       1/26(水)夕刻、田町キャンパス・イノベーションセンター国際会議室
       にて
       http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/pdf/22koukikouen_ad.pdf


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      【2】産学連携活動のご紹介
        >> 産学連携会員制度意見交換会のご報告
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       「産学連携会員制度」は、本学の研究・教育の成果を広く学外の方々に
      活用していただくため、産業界の方々と密接なコミュニケーションを行い
      つつ有益な質の高いサービスをご提供する制度です。その活動の一つとし
      て、年一回、会員企業の経営陣の皆様と本学の幹部が一同に会する意見交
      換の場を設けております。本年は11月8日(月)と9日(火)に、都心のホ
      テルにおいて開催いたしました。
       本意見交換会では、伊賀健一学長より『東工大の現況』と題した講演で、
      本学の現況と目指すところ、具体的な取組みについて説明をさせていただ
      きました。学長の講演の後、8日は、小長井誠教授より「太陽光発電技術
      開発の展望―産学連携で取り組むべき課題」、9日は真島豊教授より「一
      般公開向けと学内向けオープンコースウエアの統合ウェブシステムの開発
      と教育サービスの多面的提供」と題した講演で話題提供致しました。その
      後、企業経営陣の皆様から産学連携の在り方、博士課程学生の教育、産学
      の人材交流などについて貴重なご意見やご質問を賜り、活発な意見交換が
      行われました。
       私どもは本意見交換会でお寄せいただきましたご意見、ご指摘を真摯に
      受け止め、今後の産学連携活動に十分に生かすよう努めて参ります。
      ☆産学連携会員制度にご関心のある企業等のご担当部門の方は、以下のHP
      をご覧ください。
       http://www.sangaku.titech.ac.jp/system/member.html
      ☆またお問い合わせ等がありましたら研究・産学連携本部までご連絡くださ
      い。(Tel:03-5734-2445 E-mail:mail[at]sangaku.titech.ac.jp※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。   

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      【3】最新発明情報
            特許情報公開のご紹介
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      研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
      特許情報が3件増えました。詳しくはHPをご覧ください。
      HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html


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      【4】最近の研究成果
            1件の研究成果のご紹介
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      ≫≫●The Occurrence and Mass Distribution of Close-in Super-
         Earths, Neptunes, and Jupiters
         Science 29 October 2010 Vol. 330: pp. 653-655
         理工学研究科 地球惑星科学専攻 井田 茂 教授

      太陽ほどの大きさの恒星166個のうち22個に、地球の3倍以上ある惑星が33
      個あることがドップラー観測からわかりました。今回、観測できたのは恒
      星の近くを回る惑星だけで、恒星から遠い惑星まで含めると、さらに増え
      る可能性があります。生命がいそうな惑星が見つかる可能性も高まりまし
      た。
      ・井田研究室 http://www.geo.titech.ac.jp/lab/ida/


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      【5】新聞掲載記事
            12件の東工大研究関連記事のご紹介
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      ≫≫●「サー・マーティン・ウッド賞」を受賞 
         (日経産業新聞10/29、日刊工業新聞11/16)
         理工学研究科 物性物理学専攻 村上 修一 准教授
       
      日本と英国の物理学の研究交流を支援するミレニアムサイエンスフォーラ
      ムが、凝縮系科学で優れた業績をあげた日本の若手研究者に贈る「サー・
      マーティン・ウッド賞」の受賞者として、村上修一准教授が選ばれました。
      対象の研究は「スピンホール効果の理論」です。
      ・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_1456.html?id=topics
      ・村上研究室 http://www.stat.phys.titech.ac.jp/murakami/


      ≫≫●地球サイズの惑星が恒星の23%に存在 (朝日新聞10/29朝刊)
         理工学研究科 地球惑星科学専攻 井田 茂 教授

      →【最近の研究成果】をご覧ください。


      ≫≫●実証的研究の推進評価で研究・技術計画学会賞を受賞 
         (日経産業新聞11/1)
         イノベーションマネジメント研究科 技術経営専攻 
                              宮崎 久美子 教授
       
      技術経営戦略などの専門家が組織する研究・技術計画学会の2010年度の学
      会賞に、宮崎久美子教授が選ばれました。技術経営戦略に関する実証的研
      究の推進が高く評価されました。
      ・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_1454.html?id=topics
      ・宮崎研究室 http://miyazakilab.mot.titech.ac.jp/index-jp.html


      ≫≫●画像で力の感覚を伝達できるシステム (日刊工業新聞11/1)
         精密工学研究所 川嶋 健嗣 准教授
                 只野 耕太郎 助教
                 吉川 大地氏(修士課程学生)
       
      目による認識と実際の動きとの差だけを使い、力の感覚を伝達できるシス
      テムを開発しました。スードハプティック(疑似力覚)を利用したもので、
      一度、水平方向にバネを押す身ぶりをして動きを登録し、数値を変えて画
      面内のバネの動きを遅くすると、視覚情報の認識が変化することで、実際
      の動きにも抵抗を感じます。今後、手術支援ロボットの操作部などへの応
      用を目指します。
      ・香川・川嶋研究室 http://www.k-k.pi.titech.ac.jp/main_j.html


      ≫≫●白金より高性能な鉄・セリウム炭素合金触媒を開発
         (日刊工業新聞11/2)
         国際高分子基礎研究センター 宮田 清藏 特任教授
       
      自動車排ガス浄化で白金系触媒より高性能の鉄・セリウムカーボンアロイ
      (炭素合金)触媒を開発しました。製造コストは白金系触媒の1/10になり
      ます。高価格な貴金属を使わないため、新興国向けの低価格自動車に活用
      できる環境対応技術として期待されます。この研究成果は、東京農工大学
      との共同研究によるものです。
      ・国際高分子基礎研究センター http://www.icms.titech.ac.jp/


      ≫≫●新構造のコンクリアーチ橋を米コロラド川で実用化 
         (日経産業新聞11/5、日刊建設工業新聞11/5)
         理工学研究科 土木工学専攻 二羽 淳一郎 教授
       
      新構造コンクリートアーチ橋の技術を実用化して、米国コロラド川に架か
      る「鋼製ストラット付きツインアーチ構造」のコロラドリバー橋を完成さ
      せました。東工大は気温の変化が激しい条件下で高強度コンクリートを使
      ったアーチ橋を建設する技術の研究で参画していました。
      ・二羽研究室 http://www.cv.titech.ac.jp/~niwa-lab/index.html


      ≫≫●インスリン分泌をキノコが促進 (信濃毎日新聞11/6朝刊)
         バイオフロンティアセンター 今井 剛 特任教授

      マウスの膵臓の細胞にキノコの抽出成分を加えて培養したところ、インス
      リンの分泌を促進する作用があり、血糖値を下げる効果が期待できること
      がわかりました。今後は動物実験で実際に血糖値が下がるかどうか効果を
      検証します。この研究成果は、ホクトとの共同研究によるものです。
      ・関連特許 特願2010-196952


      ≫≫●高炉スラグで低CO2コンクリート技術の実用化 
         (日刊工業新聞11/8、日刊建設工業新聞11/8、建設通信新聞11/8、
         鉄鋼新聞11/11、コンクリート工業新聞11/11)
         理工学研究科 材料工学専攻 坂井 悦郎 教授

      製鉄の副産物の高炉スラグをセメントなどの主成分とするコンクリート技
      術の実用化目処を付けました。一般的な石灰石を使用するセメントと比べ、
      開発したセメントは高炉スラグなどを粉砕するため生産時のCO2を60-80%
      低減できます。耐久性の課題は収縮によるひび割れ等を抑制する配合成分
      を突き止めることで解決しました。この研究成果は、竹中工務店等との共
      同研究によるものです。
      ・坂井研究室 http://www.eim.ceram.titech.ac.jp/index-j.html


      ≫≫●雑音を1/100以下に減らしたミリ波帯向け発振器を開発
         (日刊工業新聞11/9)
         理工学研究科 電子物理工学専攻 松澤 昭 教授
                         岡田 健一 准教授
       
      20GHz帯と60GHz帯の発振器を組み合わせることで、雑音を従来の1/100以
      下に減らしたミリ波帯向けの発振器を開発しました。58.0~63.6GHz の周
      波数範囲で4相正弦波出力が可能であり、この発振器により、10Gbps以上
      の超高速ミリ波帯無線通信の実現が期待されます。
      ・内容詳細 http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2010/11/1289174400.html
      ・松澤・岡田研究室 http://www.ssc.pe.titech.ac.jp/


      ≫≫●アーム重量を半減した小型手術支援ロボを開発 
         (日刊工業新聞11/10)
         精密工学研究所 川嶋 健嗣 准教授
                 只野 耕太郎 助教
                 佐藤 慶明氏(修士課程学生)

      精度の良い動きで腹腔鏡手術を支援するロボットシステムで、実際に手術
      を行う鉗子付きアームの機構や材料を見直し半分の重さにしたほか、操縦
      部の回路を独自開発し制御装置の容量を約1/30にしました。持ち運びが簡
      単になり、アームの自由度も増えて使いやすくなりました。今後、東京医
      科歯科大学と共同で性能や安全性を検証する実験を進めます。
      ・香川・川嶋研究室 http://www.k-k.pi.titech.ac.jp/main_j.html


      ≫≫●新分野での事業化、評価でモノづくり連携大賞の特別賞を受賞 
         (信濃毎日新聞11/12朝刊)
         ソリューション研究機構 半田 宏 教授

      多摩川精機と東京工業大が協力して事業化した「ナノ磁性微粒子とスク
      リーニング装置」が、産学連携の優れた事例を表彰する「第5回モノづく
      り連携大賞」の特別賞を受賞しました。バイオ分野へ新たに進出し、事業
      化を実現させたことが評価されました。
      ・半田研究室 http://www.handa.bio.titech.ac.jp/j/j-home.html


      ≫≫●多剤耐性菌の薬剤排出によりたんぱくの機能解明 
         (日経産業新聞11/17)
         生命理工学研究科 分子生命科学専攻 村上 聡 教授

      抗生物質などが効かない多剤耐性菌が薬を菌の外に排出する際に働くたん
      ぱく質「AcrB」の働きを、計算機シミュレーション技術を使い解明しまし
      た。AcrBは薬剤の取り込み、結合、排出を3個の分子で分担していますが、
      分子の分担が変わっていました。多剤耐性を防ぐ薬開発などの足がかりに
      なります。この研究成果は、理化学研究所、京都大学との共同研究による
      ものです。
      ・村上研究室 http://www.bio.titech.ac.jp/out/information/grad/ls/ls-02-murakami.html


      ※本学教員の所属・肩書きは、2010年11月1日現在のものです。


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      **編集後記**
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      「桃栗三年柿八年」と言えば、芽生えの時から実を結ぶまでに各々それ
      だけの年数がかかるという意味ですが、我が家でも10年ほど前に知人か
      ら柿の苗木をいただいたのですが、正に数年前から実を結ぶようになり、
      僅かではありますが実の数も年々増え、毎年楽しんでいます。手間をかけ
      れば、実も大きくなるのかもしれませんが、何分素人なので実を結べばよ
      しとしています。
       さて、今年も早いもので、また1年が過ぎようとしています。
       我が家の柿とは違って、本学の産学連携活動は毎年確実に良い実を結ん
      でいると確信しています。
       来年も、本年同様よろしくお願い申し上げます。

      (編集委員 ダンパ)


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