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第89号(2012年1月)

       新年あけましておめでとうございます。本年最初のメルマガをお届けしま
す。研究・産学連携本部は、本年も引き続き皆さまのご要望にお応えできる
よう努力して参りますので、ご支援のほど宜しくお願いいたします。
※メルマガの送付先に変更がある場合はmail[at]sangaku.titech.ac.jpまで ご一報ください。また、メルマガへのご意見・ご感想もお待ちしております。    ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。     〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ○●●目次●●○ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 【巻頭言】 ≫「新年のご挨拶」 【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ 7件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介    ≫「第2回ライフエンジニアリング機構シンポジウムの開催報告」 【3】最新発明情報 ≫ 今月は未公開特許情報が6件増えました 【4】新聞掲載記事 ≫ 9件の東工大研究関連記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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      【巻頭言】「新年のご挨拶」
     理事・副学長 研究・産学連携本部長 飯塚 久夫 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+  皆様、新年おめでとうございます。
 昨年は、産学連携については、皆さんのおかげで、量・質ともにそれな
りの進展があった年でした。東工大発ベンチャーも年末に63社目の称号
授与をしたところです。しかしその一方で、世の中全般の状況、東工大を
取り巻く情勢、ともども歴史に残る厳しい年でした。
 本年は、ひたすら明るい上昇志向で、皆さんのパワーを結集していく年
にしましょう。そのためには、産学連携についても、皆さんの思いをもっ
ともっと溌溂と発揮していただいて良い面もあると思います。
 世の中、特に日本の経済は失われた10年とか20年とか言われる通り、
このところGDP成長がまったく横ばい、先進国の中でも最低の状態です。
でも、本年は欧州インパクトで世界が沈む中、日本は復興需要もあり、産
業の再活性化の機会を迎えることにもなります。そうした時に改めて産学
連携が重要であることは言うまでもありません。
 昨年10月末に着任してから2ケ月経ちましたが、大学に戻って違和感
があるのは、忌憚なく言って、法人化したといいながら、もしかしたら昔
より発想や行動が硬直化しているのでは?ということです。ルールに則っ
た公平さ、公正さはもちろん大切ですが、規則にがんじがらめになっては
いけません。「責任ある自由を守る」ということも大学のもっとも大事な
使命の一つです。本年は、まず発想の自由さを再確認しながら、皆さんと
もどもより豊かな産学連携の実現に向けて邁進しましょう。
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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      ●「震災・復興研究シーズ」のご紹介
      
      本学では、平成23年3月11日の東日本大震災を受け、本学が地震対策や
災害復興、エネルギー対策に貢献できる研究・技術をとりまとめ、「震
災・復興研究シーズ」として、学内外から閲覧できるよう研究戦略室のHP
にて公開しております。産学連携活動につながりそうなシーズがございま
したら、研究・産学連携本部までご相談ください。 http://www.rso.titech.ac.jp/cat17/detail_50.html ●東工大 公開講演会「東工大の最先端研究」平成23年度・第三期
平成24年1月18日(水)~3月23日(金)の水・金曜日(全9回)
19:00~20:30
キャンパス・イノベーションセンター 1階 国際会議室(JR田町駅前)
受講料無料・各回毎に参加申込受付中 ※残席の少ない回もございます。 http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/cat13/detail_27.html ●Tech カフェ(1/31)
 本学教員・学生の技術を紹介、新たなベンチャー企業創出の機会として、
Tech カフェを開催致します。コーヒーを飲みながら気軽にマッチングの
お話ができる場にしたいと考えています。本イベントは、産学連携推進本
部主催、蔵前ベンチャー相談室共催です。参加費は無料です。開催場所は、
東工大蔵前会館を予定しています。
 詳細は後日、研究・産学連携本部HPにてお知らせいたします。    ●『第3回東工大ITクラブ・蔵前ITコミュニティ合同セミナー』(2/7)
 「どうする日本のICT」-グローバル化とその将来-
 日本のICTビジネスの問題点と将来像を、産官学のキーパーソンがパネ
ルディスカッション形式で討議します。東工大電気系学科同窓生を中心に
活動している「東工大ITクラブ」と蔵前ベンチャー相談室(KVS)の「蔵
前ITコミュニティ(KITC)」の合同で、講演会と交流会を開催します。開
催場所は東工大蔵前会館です。講演会参加費は無料、交流会参加費は有料
です。
詳細は後日、蔵前ベンチャー相談室HPにてお知らせいたします。 ・蔵前ベンチャー相談室HP::http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/ ●nano tech 2012(2/15~2/17)
 nano tech 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議は、最先端のモノづ
くりに欠かすことのできない基盤技術「ナノテクノロジー」に関する世界
最大の展示会です。 本学教員と研究・産学連携本部が出展致します。 ・nano tech 2012 HP:http://www.nanotechexpo.jp/index.html ●IPER(複合創造領域)シンポジウム(2/28)
 ~新たな意欲的「博士教育」の試み~
 本学柏木孝夫教授と翠川三郎教授が講演を行います。本イベントは、東
工大複合創造領域主催、研究・産学連携本部共催です。参加費は無料です。
開催場所は東工大蔵前会館です。
 詳細は後日、メルマガやHPにてお知らせいたします。     ・複合創造領域HP:http://www.igs.titech.ac.jp/iper/index.html    ●東工大横浜ベンチャープラザ入居募集について 現在、東工大YVPでは入居相談を随時受け付けております。) http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/room/    問合せ:東工大YVP IM室/TEL:045-989-2205 このページのトップへ
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      【2】産学連携活動のご紹介
         「ライフ・エンジニアリング機構 第2回シンポジウムの開催報告」
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       ライフエンジニアリング機構と研究・産学連携本部は、平成23年12月6日、
東工大蔵前会館(大岡山)においてライフ・エンジニアリング機構 第2回
シンポジウムを共催致しました。
 本シンポジウムは、ライフエンジニアリング機構の先端研究成果の発信、
および企業の研究者などと機構のメンバーとが交流し研究連携を促す場を
提供することを目的として、特に充分な議論の場を提供するとの観点から、
ブース展示・ポスター発表に重点をおいたシンポジウムとしました。今回
は、「世界が憧れる健康大国実現に向けた東工大の取組」というテーマの
もと、3題の招待講演と機構の最新成果を53件のブース展示・ポスター
発表という形で行いました。本シンポジウムには、学内外から174名と
いう多数の参加者が集い、ポスター会場では活発な議論が展開され新たな
連携が期待される会となりました。今後も継続して同様のシンポジムを開
催いたしますのでご期待ください。
 会場風景などは下記URLをご参照ください。     http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2012/news_0104.html

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      【3】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
特許情報が6件増えました。詳しくはHPをご覧ください。  http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
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      【4】新聞掲載記事
            9件の東工大研究関連記事のご紹介
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≫≫●セル全面の分光感度測定できる太陽電池分光感度分布測定機を開発
   (日刊工業新聞11/24)
   理工学研究科 電子物理工学専攻 小長井 誠 教授

ライン照明によるセル全面の走査とコンピューター断層撮影装置(CT)技術
を応用し、6インチセル全面の分光感度、量子変換効率のセル内分布を測
定できる、太陽電池分光感度分布測定機「SR-MAP」を開発しました。結晶
系太陽電池セルの拡散、表面と裏面のパッシベーション(不活性化)効果
の分布評価などに活用されます。この研究成果はKASTとレーザーテックと
の連携によるものです。
・小長井研究室 http://solid.pe.titech.ac.jp/    ≫≫●プラ・断熱材の温度波法を活用した熱拡散率測定を開発     (化学工業日報11/25) 東工大発ベンチャーのアイフェイズは、独自の温度波熱分析法を応用した 熱拡散率測定装置「アイフェイズ10」を開発しました。プラスチックや 接着剤などの発泡材、液体などの熱伝導率を、1分程度の測定時間で計測 可能で、気泡量や組成の組み合わせによる変化を連続的にテストする、研 究開発分野から生産現場での活用が期待されます。
・アイフェイズ  http://www.ai-phase.co.jp/ ≫≫●「ミリ波帯無線機で毎秒16GBit伝送」低消費電力で携帯電話搭載    可能 (科学新聞11/25)    理工学研究科 電子物理工学専攻 松澤 昭 教授                    岡田 健一 准教授 毎秒16GBit伝送が可能な60GHzミリ波無線機を開発しました。差動増幅器 の入出力を容量素子で交差接続する容量クロスカップル技術により、利得 の平坦性を改善することで、従来の毎秒11GBit伝送を大幅に向上させまし た。無線伝送速度は周波数帯域で制限されているため、大幅な速度向上が 期待されます。 ・内容詳細 http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2011/11/111117.html   ・松澤・岡田研究室 http://www.ssc.pe.titech.ac.jp/ ≫≫●ナノ空間持つ分子カプセルの合成に成功 (信濃毎日新聞11/28朝刊)    資源化学研究所 吉沢 道人 准教授 アントラセン2個、ベンゼン1個、ピリジン2個が結合した、平面状の有機 分子でできた基本パーツ4個と、それをつなぐ2個の金属イオンで構成され た、内部に直径1nmの空間を持つ分子カプセルを作ることに成功しました。 この空間に薬剤を入れて体内に運ばせたり、生体センサーに活用したりと いった幅広い用途が期待されます。    ・穐田・吉沢研究室 http://www.res.titech.ac.jp/~smart/smartj.html ≫≫●繊維長10倍で低電気抵抗の新規CNFを開発     (化学工業日報11/30、日刊工業新聞11/30、繊維ニュース12/1)    応用セラミックス研究所 赤津 隆 准教授 繊維長が従来のCNFの10倍以上で、電気抵抗が30~40%低い、世界で初め て黒鉛結晶が層状に単一配向した楕円形状の断面を持つ新規カーボンナノ ファイバーを開発しました。樹脂などとの結合性向上や液状物質内での高 い分散性も期待でき、2次電池や燃料電池ガス拡散層などの電池用途およ び樹脂補強材といった幅広い用途が対象となります。この研究成果は帝人 との共同研究によるものです。
  ・内容詳細  http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2011/11/111130.html    ・若井・赤津研究室 http://www.msl.titech.ac.jp/~dfc/ ≫≫●塗り分けエリア簡単指定できる塗装シミュレーション発売     (日刊工業新聞12/2) 東工大発ベンチャーのインターローカスは、建物塗装のカラーシミュレー ションシステム「カラーエクスプレス バージョン4」を発売しました。 デジタルカメラの画像から電信柱など不要物をなくし、塗分けエリアを簡 単に指定、壁や屋根などの配色イメージを多数提示できます。    ・インターローカス http://i-locus.com/ ≫≫●スパコンのゴードンベル賞で特別賞 (科学新聞12/2)    学術国際情報センター 青木 尊之 教授 東工大のスパコン「TSUBAME2.0」を利用した計算で、計算機科学の国際学 会アソシエーション・フォー・コンピューティング・マシナリーのゴード ンベル賞・特別賞を受賞しました。TSUBAME2.0を用いて、合金の凝固過程 で形成される樹枝状結晶の成長過程をシミュレーションし、軽量で高強度 な新材料の開発に貢献することが評価されました。
   ・内容詳細 http://www.gsic.titech.ac.jp/node/513    ・青木研究室 http://www.sim.gsic.titech.ac.jp/index-j.html ≫≫●ダイヤ分子からの発光を活用した壁紙型LEDを開発     (日経産業新聞12/6)    応用セラミックス研究所 笹川 崇男 准教授 微小なダイヤモンドの結晶を使い紫外線を発光することで、軟らかくて軽 い薄型の発光ダイオード(LED)の実現につながる技術を開発しました。結 晶をプラスチック基板に蒸着し、壁紙のようなLEDを作れる可能性があり ます。市販のLEDと比べ発光部の重さを1/5以下にでき、面発光も可能です。 この研究成果はスタンフォード大学との共同研究によるものです。
   ・笹川研究室 http://www.msl.titech.ac.jp/~sasagawa/ ≫≫●トナー粒子の動きを高速解析する計算手法を考案     (日刊工業新聞12/15)    情報理工学研究科 情報環境学専攻 天谷 賢治 教授 東工大のスパコン「TSUBAME2.0」を使用し、物事や要素などを木の枝のよ うにたどっていく「ツリー法」で計算した結果、プリンターの現像剤に含 まれるトナー粒子の動きを従来比約2倍の速さで解析する計算手法を考案 しました。現像剤の層形成といったプロセスのシミュレーションに応用で きます。この研究成果は沖データ、伊藤忠テクノソリューションズとの連 携によるものです。
   ・天谷研究室  http://www.a.mei.titech.ac.jp/index-j.html ※本学教員の所属・肩書きは、2011年12月1日現在のものです。
※新聞記事は2011年11月21日~12月20日までの東工大研究関連記事の中か
らピックアップして掲載しています。
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      **編集後記**
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       明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
       みなさま、お正月はどのように過ごされましたでしょうか?やはり家族
      や親戚と過ごされる方が一番多いのではないかと思います。私もその一人
      です。お正月は、1年のうち、家族が揃って、無条件にのんびり過ごすこ
      とのできる、ある意味貴重な時間であると感じています。
       昨年は東日本大震災があり、日本が大きく変化した年でした。本年が、
      日本にとって良い年になるよう、祈るばかりです。

      (編集委員 TASK)

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