<<次号 前号>>

第96号(2012年8月)

      皆さまこんにちは。2004年8月に第1号が発行されたメルマガは、
      おかげさまで今月号で8周年を迎えることができました。
      これからも皆さまのお役に立てる情報を発信できるよう努めて参りますの
      で、今後ともよろしくお願いいたします。

    〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ○●●目次●●○ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 【1】研究・産学連携本部からのお知らせ ≫ 9件のお知らせ 【2】産学連携活動のご紹介    ≫ 「第2回Techカフェの開催報告」 【3】最新発明情報 ≫ 今月は未公開特許情報が3件増えました 【4】最近の研究成果 ≫ 1件の研究成果のご紹介 【5】新聞掲載記事 ≫ 17件の東工大研究関連記事のご紹介 【編集後記】 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 【巻頭言】「研究・産学連携本部長代理退任のご挨拶」 中西 穂高 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…     日頃は、本学の産学連携活動に対し格別のご支援を賜り、厚く御礼を申し
上げます。
この度、平成24年7月23日付けで、研究・産学連携本部本部長代理を退任し、
経済産業省に戻りました。
   
在任中は、皆様のおかげをもちまして、国際連携を含めた共同研究や知的
財産の管理・活用、Techカフェの活用による大学発ベンチャーの創出など、
東京工業大学の産学連携活動を大きく発展させることが出来ました。
誠にありがとうございました。
   
後任の本部長代理には、8月1日付で経済産業省より市原が着任しておりま
す。
これからも本学の産学連携活動にご注目いただき、従前と変わらぬご支援
とご協力を宜しくお願い申し上げます。
    
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
            9件のお知らせ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

       ≫≫●東京工業大学 夏季一斉休業の実施のお知らせ(8/13~8/15)
本学では、省エネルギー推進のための夏季一斉休業を下記の日程で
実施致します。一斉休業期間中は業務を休止いたしますが、ご理解
とご協力をお願い申し上げます。
   *実施期間 2012年8月13日(月)~15日(水)
   ≫≫●東京工業大学 新技術説明会(7/3)のご報告
7月3日(火)に実施した東京工業大学新技術説明会では120余名も
の多数の方にご来場いただき,熱心な聴講及び多数のご質問をいた
だきました。誠にありがとうございました。新技術説明会をきっか
けに、企業等から13件のお問い合わせをいただき、今後の取り組み
に向けた活動が始まっています。
   9/7には田町で行われる新技術説明会があり、その中でも本学の教
員が発表いたします。ご来場お待ちしております。    ≫≫●高校生・一般向け公開講演会「東工大が誇る若手研究者たち」開催
  (8/9,10,20,23,29~31)
   東工大の若手研究者が最先端の科学・技術をわかりやすくお話しし
ます。
   特に高校生のご家族をお持ちの方は、要チェック! 一部日程では
施設見学会もあり。    http://kyoiku-in.titech.ac.jp/cat13/detail_27.html
  ≫≫●蔵前工業会(東工大同窓会)主催 第27回蔵前科学技術セミナー
   「優しく確かな医療~理工医の連携による成果~」 (9/15) 
   日 時:2012年9月15日(土)
       13:00~16:45 講演会
       17:00~19:00 交流会
   場 所:東工大蔵前会館 1階 くらまえホール
   申 込:参加希望の方はkvs@kuramae-kvs.ne.jpまで、氏名・連絡
先と交流会参加の有無を9月12日(水)までにお申し込みください。       詳細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp ≫≫●イノベーション・ジャパン2012(9/27,28)
   大学の技術シーズと産業界の技術ニーズを結びつける国内最大の
マッチングイベントであり、今回で9回目を数えます。今年度より
「ビジネスマッチング」、「第11回産学官連携推進会議」と連携開
催されます。本学からは7名の教員が参加予定です。       詳細:http://www.innovation-japan.jp/about2/index.html
≫≫●第2回おおた研究・開発フェア(10/4,5)    場 所:大田区産業プラザ(PiO)1F 大展示ホール    企業・大学・研究機関の新製品・新技術展です。本学からは理工学 研究科機械物理工学専攻 武田 行生 教授が参加予定です。  
≫≫●東工大「精密工学研究所公開」(10/26)
主に企業の方を対象にした催しで、精密工学研究所の電気・情報・
機械・材料の幅広い分野の最新成果を紹介いたします。精密工学研
究所と研究・産学連携本部が協力して産学連携に結びつく研究室公開
を目指しており、技術講演会では、産学連携の進め方や事例なども
紹介いたします。
   日 時:2012年10月26日(金)10:00~17:00 
       15:00~16:30 技術講演会
        ・講演会 15:00~15:45
        ・産学連携の進め方と事例解説 15:45~16:30
   場 所:東京工業大学 精密工学研究所(すずかけ台キャンパス)      詳細:http://www.pi.titech.ac.jp/news/detail_777.html ≫≫●日本を明るく元気にする"よい仕事おこし"フェア(11/1)
日 時:2012年11月1日(木)10:00~18:00
場 所:東京ドーム
研究・産学連携本部が出展し、東工大発の原発事故対策に役立つ技術
(不整地走行ロボット、セシウム汚染水処理システム)を紹介します。      http://jsbank.co.jp/fair/gaiyo.html ≫≫●東工大横浜ベンチャープラザ入居募集について
現在、東工大YVPでは入居相談を随時受け付けております。    http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/room/  問合せ:東工大YVP IM室/TEL:045-989-2205
※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。 トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。
このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【2】産学連携活動のご紹介  
    「第2回Techカフェの開催報告」 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+  研究・産学連携本部と蔵前工業会は、平成24年7月23日、東工大蔵前会館
(大岡山)にて第2回Techカフェを開催いたしました。
 今回は、東工大発ベンチャー第65号の株式会社ゼタの「Nano-technolog
y(NanoFiberの大量生産)」について、プレゼン、実験デモにて、技術、
事業の紹介をいたしました。今回ご参加いただいたのは25名でした。実
験デモでは、ポリプロピレンのナノファイバーが油水で油を選択的に吸収
する模様、バーナーで火を近づけても燃えない模様をご覧いただきました。
また、ディスカッションではアプリケーションについてのアドバイスを多
数いただき、高橋社長からは大変参考になったとのコメントをいただいて
おります。会終了後も、引き続き高橋社長と参加者との意見交換などが活
発に行われました。
会場風景などは下記URLよりご覧になれます。。 http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2012/news_0801.html


このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【3】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
特許情報が3件増えました。詳しくはHPをご覧ください。  http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
このページのトップへ
    
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【4】最近の研究成果
            1件の研究成果のご紹介
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

 
      ≫≫●Two-dome structure in electron-doped iron arsenide 
supercond uctors
Nature Communications 10 July 2012: DOI: 10.1038/ncomms1913
フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授 水素のマイナスイオンを用いることで、鉄系超伝導体に従来の3倍以上の
電子を注入することに成功し、新たな超伝導を発現する領域を発見しまし
た。今回、新しく発見された領域の方が、これまで知られていた領域より
もTcが高く、超伝導が発現する範囲も広範なことを判明しました。この研
究成果は、理化学研究所、高輝度光科学研究センターとの共同研究による
ものです。  ・内容詳細:http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/research/research.php?id=291  ・細野・神谷研究室:http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/
このページのトップへ
     +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      【5】新聞掲載記事
            17件の東工大研究関連記事のご紹介
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
          

   ≫≫●宮城・亘理町にメガソーラー-10万kW級直流式で高効率
(日刊工業新聞6/21)
ソリューション研究機構 黒川 浩助 特任教授

NTTグループが年内に立ち上げる年内にも宮城県亘理町の沿岸部に発電能
力6~10万kW級の国内最大規模の大規模太陽光発電施設に太陽光発電によ
るエネルギー網の構築で本学教員が協力します。「ウルトラキャパシ
ター」と呼ばれる電気二重層キャパシター二次電池を採用した直流式自家
消費網という前例のない先端システムを構築します。
    ・黒川研究室  http://www.kurochans.net/
   ≫≫●稲盛財団の京都賞を受賞 (日本経済新聞6/23朝刊、
毎日新聞6/23朝刊、東京読売新聞6/23朝刊、日刊工業新聞6/25)
フロンティア研究機構 大隅 良典 特任教授

稲盛財団が科学や芸術の発展に貢献した人に贈る第28回京都賞の受賞者に、
生命科学者の大隅良典特任教授が選ばれました。細胞が自らのたんぱく質
を分解する自食作用「オートファジー」の分子機構と生理機能の研究が評
価されました。
・内容詳細 http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_2982.html?id=topics ・大隅研究室 http://www.ohsumilab.aro.iri.titech.ac.jp/ ≫≫●表面特性のグラデーションを高精度に作成 (日刊工業新聞6/25)
総合理工学研究科 物質電子化学専攻 稲木 信介 講師、
信田 尚毅 氏(修士課程学生)

電圧分布を利用し、表面の特性がグラデーションのように段階的に変わる
「傾斜表面」を高精度に作成する方法を使い、表面の特性が撥水から徐々
に親水に変わる材料を作ることに成功しました。同じ原理を使えば、高精
度なバイオセンサーの開発につながる可能性があります。
・稲木研究室  http://www.echem.titech.ac.jp/~inagi/index.html ≫≫●水中の汚染物質を光で分解するシートを開発 (日経産業新聞6/26)
資源化学研究所 長井 圭治 准教授

フッ素樹脂製のフィルムに電気的性質が正反対の2種類の有機半導体の膜
を厚さは約50μmで積み重ねたシートを開発しました。水につけて光を当
て、汚染物質がシートの表面に触れると、ホールが電子を奪って分解を促
します。酸化チタンの光触媒を混ぜたシートと違い、弱い可視光でも働く
ため、夜間も室内照明を利用できます。企業と組み、井戸水の浄化用に1
年後の実用化を目指します。 ・彌田・長井研究室 http://www.res.titech.ac.jp/~hikari/hikarij.html ≫≫●希少金属使わない発光するナノカプセルを開発 (日刊工業新聞6/26)
資源化学研究所 吉沢 道人 准教授、李 稚鴎 氏(博士研究員)

アントラセンで囲み、頂点を金属イオンで留めたくす玉状の構造で、外径
は2nm以下で、内部が直径約1nmの空洞の構造をした、希少金属のPdを使わ
ず、CuやZnといった安価な金属材料で青色に発光するナノカプセルを開発
しました。原料コストを従来品の1/100以下に抑えられます。中にいろい
ろな物質を入れられ、ディスプレーやDDSなどへの応用が見込めます。 ・穐田・吉沢研究室  http://www.res.titech.ac.jp/~smart/smartj.html ≫≫●次世代太陽電池を官民で共同開発 (日本経済新聞7/2夕刊)
理工学研究科 電子物理工学専攻 小長井 誠 教授

ナノテクノロジーを生かし、針のような形で微細な凹凸をつくり、シリコ
ンの表面積を増やして変換効率を高めるという本学の新技術を活用し、パ
ナソニックとカネカ、三菱電機などは文部科学省、経済産業省などと共同
で高い効率と低コストを両立させる次世代太陽電池を開発します。国際競
争で劣勢になっている日本の太陽電池産業の復活をめざします。   ・小長井・宮島研究室   http://solid.pe.titech.ac.jp/ ≫≫●半導体2種類で幅広い波長対応した高効率薄膜太陽電池を開発 (日経産業新聞7/6) 理工学研究科 電子物理工学専攻 小長井 誠 教授 CIGS型電池(620nm以上)とアモルファスシリコンの電池(620nmより短い光) を並べ、フィルターで異なる波長の光を振り分ける、新しい薄膜太陽電池 を開発しました。変換効率は21.8%で、来年度中にも、光を効率的に集め るレンズを組み合わせた太陽電池を試作し、変換効率25%を目指します。 この研究成果はカネカなどとの共同研究によるものです。   ・小長井・宮島研究室   http://solid.pe.titech.ac.jp/ ≫≫●圧電材内部の分極回転を観察 (日経産業新聞7/6)
応用セラミックス研究所 東 正樹 教授

Bi, Co, Feを含む酸化物は圧電材料として鉛を含むPZTの代替材料として
期待されています。その結晶について大型放射光施設Spring-8を使い、結
晶内部で電気的にプラスとマイナスに分かれた分極が回転する様子が観察
できました。分極の方向の動きやすさを手がかりに、圧電効果の大きい材
料を探索できます。この研究成果は大阪府立大学などとの共同研究による
ものです。    ・内容詳細   http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/research/research.php?id=293   ・東研究室  http://www.msl.titech.ac.jp/~azumalab/Azuma_Laboratory/Welcome.html    ≫≫●太陽光エネルギーの利用率向上が期待される光アップコンバーター を開発 (化学工業日報7/6) グローバルエッジ研究院 村上 陽一 テニュア・トラック助教 不燃性のイオン液体を媒体とした、三重項-三重項消滅(TTA)方式を用い、 太陽光エネルギーの利用率を向上する光アップコンバーターを開発しまし た。これまで利用されていない太陽光のスペクトル部分もエネルギーとし て活用が可能で、太陽電池の変換効率向上につながります。集光型太陽電 池や色素増感型太陽電池(DSC)への応用を視野に入れ、実用化に向け変換 効率30%を目指します。    ・村上助教のHP http://www.global-edge.titech.ac.jp/faculty/murakami/default.html ≫≫●希少元素を用いない革新的な代替材料の創製プロジェクトに採択
(科学新聞7/6)
フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授

文部科学省の希少元素を用いない革新的な代替材料の創製を行う「元素戦
略プロジェクト(研究拠点形成型)」の採択拠点に本学が選ばれました。
電子材料領域で、エレクトロニクス産業を支える電子部材(半導体、透明
電極・伝導体、誘電体等)を中心として、幅広い材料分野に有効な新しい
材料科学を構築して、希少元素や環境負荷の高い元素を用いない代替材料
の開発を目指す。    ・内容詳細   http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_3015.html?id=topics   ・細野・神谷研究室  http://www.msl.titech.ac.jp/~hosono/ ≫≫●鉄系超電導で新現象により抵抗ゼロの臨界温度10度上昇に成功 (日経産業新聞7/11、日刊工業新聞7/11、化学工業日報7/12、 科学新聞7/13) フロンティア研究機構 細野 秀雄 教授 →最近の研究成果を参照 ≫≫●NEDOの太陽光発電の「次世代技術開発」に採択 (鉄鋼新聞7/13、電気新聞7/13、石油通信7/13) 理工学研究科 電子物理工学専攻 山田 明 教授 NEDOの「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」プロジェクトに" GZTS薄膜太陽電池の高効率化技術の研究開発"が採択されました。CZTS薄 膜太陽電池技術は、銅、亜鉛、スズ、硫黄、セレンを使った次世代の太陽 電池技術で、入手し易く安価な原材料を主としていることから、より低い コストで高性能の太陽電池の開発が可能です。昭和シェル石油などと共同 で開発を進めます。    ・内容詳細   http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2012/0711.html   ・山田研究室  http://solid.pe.titech.ac.jp/index.html    ≫≫●独の触媒賞受賞 (日経産業新聞7/18)
資源化学研究所 辰巳 敬 教授

ドイツ化学工学・バイオテクノロジー協会の2012年の「アルヴィン・ミタ
ッシュ賞」に日本で初めて辰巳敬教授が選ばれました。環境負荷の少ない
化学合成に役立つ新型ゼオライト触媒を開発したのが評価されました。    ・内容詳細   http://www.titech.ac.jp/topics/news/detail_3061.html?id=topics   ・辰巳・野村研究室  http://www.res.titech.ac.jp/~shokubai/top.html    ≫≫●有機EL発光材料「イリジウム錯体」をナノサイズの穴で一つずつ
合成
(日刊工業新聞7/18)
理工学研究科 応用化学専攻 和田 雄二 教授

有機ELの新たな発光材料として期待されている「イリジウム錯体」を、大
きさ1.3nmの穴を無数に持つゼオライトに、イリジウムイオンと配位子を
導入し、マイクロ波を当てることによって、一つの穴に一つずつイリジウ
ム錯体を作ることに成功しました。原料の配分を調整することで、さまざ
まな色合いを出せることから、発光効率の高い発光デバイスの開発につな
がる可能性があります。   ・和田研究室  http://www.apc.titech.ac.jp/~ywada/wada/index.html    ≫≫●がん細胞のたんぱく質、磁性粒子使い5分で検出 (日経産業新聞7/20)
生命理工学研究科 生命情報専攻 半田 宏 特任教授

蛍光マーカーを内包したたんぱく質に結合する磁性粒子を作り、磁石で引
き寄せ、紫外線を当て蛍光マーかを光らせることで、がん細胞から血液中
に漏れ出るたんぱく質を5分以内に検出する新技術を開発しました。前立
腺がんで実験したところ、血液検査でがんの診断ができるほか、従来は数
時間から1日かかっていた検査時間が短くなります。数年かけて、医療機
器に組み込む計画です。    ・半田研究室  http://www.handa.bio.titech.ac.jp/j/j-home.html ≫≫●文科省のSTARTプロに採択 (日刊工業新聞7/20)
精密工学研究所 川嶋 健嗣 准教授

文部科学省の大学発ベンチャーを促す「大学発新産業創出拠点プロジェク
ト」でジャフコを事業プロモーターとして"気体の超精密制御技術を基盤
とした低侵襲手術支援ロボットシステムの開発"が採択されました。   ・香川・川嶋研究室  http://www.k-k.pi.titech.ac.jp/top/ ≫≫●光増感分子の電子移動を100億分の1秒で観察 (科学新聞7/20) 理工学研究科 物質科学専攻 腰原 伸也 教授 ポンププローブ法による時間分解X線吸収分光測定により、100億分の1秒 という時間分解能で、光照射によって起こる化学反応過程における電子移 動のメカニズムを明らかにしました。色素増感太陽電池、光触媒、有機EL といったデバイスが実際に作動している様子が観測可能になったため、高 効率化などへの進展が期待されます。この研究成果はKEKなどとの共同研 究によるものです。    ・内容詳細   http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/research/research.php?id=290   ・腰原・沖本研究室  http://www.cms.titech.ac.jp/~koshihara/
このページのトップへ
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
      **編集後記**
      +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

      オリンピックが始まりました。サッカー男子が強豪スペインを破る大金星
を挙げ快進撃を続けています。ロンドンの奇跡ともいわれ、いや、勝つべ
くして勝ったともいわれています。快足永井、キメ男大津、ごひいき清武
と多彩な才能の集団で、また海外組も多いのが特徴でしょうか。メダルに
届くことを期待しています。そういえば、我が東工大も多彩な英知の集団
です。東工大も一緒に快進撃だと連日の寝不足の頭で思いました。
      ※本学教員の所属・肩書きは、2012年7月1日現在のものです。
      ※新聞記事は2012年6月21日~7月20日までの東工大研究関連記事の中から
      ピックアップして掲載しています。
                                                  このページのトップへ
   
   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
   ◇メルマガ配信停止◇
   「配信不要」と書いたメールを
   mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでお送りください。
   ◇メルマガ配信申込み◇
   http://www.sangaku.titech.ac.jp/mail/index.html
   ◇ご意見・ご感想・ご登録内容の変更◇
   mail[at]sangaku.titech.ac.jp
   ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
   ************************************************
    東京工業大学 研究・産学連携本部 
    〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
    Tel: 03-5734-2445   Fax: 03-5734-2482
     e-mail: mail[at]sangaku.titech.ac.jp
     URL: http://www.sangaku.titech.ac.jp/
    ※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
   ************************************************