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第98号(2012年10月)

      皆さまこんにちは。日に日に秋らしさが増し、心地よい季節となりました。
今月は、本学の学園祭である工大祭が6、7日に開催されます。個性豊か
な企画に加え、最先端の技術が見られる「研究室公開」は、理系ならで
は・東工大ならではです。皆さまのご来場、心よりお待ちしております。
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      【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
            10件のお知らせ
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      ≫≫●第2回おおた研究・開発フェア(10/4,5)
日 時:2012年10月4日(木)~10月5日(金)
場 所:大田区産業プラザ(PiO)1F 大展示ホール
企業・大学・研究機関の新製品・新技術展です。本学からは理工学研究科
機械物理工学専攻 武田 行生 教授が参加し、回転形パラレルメカニズム
を用いた5軸加工機を紹介します。
   詳 細:http://ota-research2012.jp/
   ≫≫●東京工業大学オープンキャンパス&工大祭2012(10/6~10/7)
日 時:2012年10月6日(土)~10月7日(日)
場 所:大岡山キャンパス
主 催:東京工業大学    詳 細:http://www.gakumu.titech.ac.jp/nyusi/o_p/open.html http://koudaisai.jp    今年度もオープンキャンパスと工大祭(学園祭)を同時に開催します。工大
祭は、東京工業大学の大岡山キャンパスにて、毎年10月に開催される学園
祭です。理系ならでは・東工大ならではのお祭りを、是非ともご覧くださ
い。
    ≫≫●BioJapan2012 -World Business Forum-(10/10~12)
日 時:2012年10月10日(水)~12日(金) 10:00~17:00
場 所:パシフィコ横浜
ポスター展示とシーズ発表会に本学教員が参加いたします。    東工大出展者:http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2012/news_0827.pdf    公式HP:http://www.ics-expo.jp/biojapan/
  ≫≫●海外展示会 REHACARE2012に出展します。(10/10~13)
開催日:2012年10月10日~13日
開催場所:デュッセルドルフ見本市会場
REHACAREは、欧州におけるリハビリテーション、介護、福祉機材に関連す
る分野の技術や製品の展示会です。
本学の研究室が開発した以下の技術について、説明、試作機のデモを行い
欧州のパートナーを探すとともに、展示の反響を今後の開発に繋げていき
ます。
1) 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻 武田行生研究室
 「松葉杖型歩行支援機械(下肢障碍者用移動支援機械)」
2) 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻 三宅美博研究室
 「歩行介助ロボット Walk-Mate」    REHACARE:http://www.rehacare.com/ ≫≫●東工大「精研公開・テーマ別技術セミナー」(10/26)
本学精密工学研究所では、毎年、電気・情報・機械・材料の幅広い分野
の最新成果を紹介する研究所公開を開催しております。今年は精研公開に
併せ、午前中にテーマ別個別セミナーを開催し、3テーマで、9名の教員
が研究概要を発表いたします。説明を聞いた後に研究室を見学いただくこ
とで技術の理解が深まり、新たな連携につながることを期待しております。
是非、足をお運びいただきますよう、お待ち申しあげております。
日 時:2012年10月26日(金)10:00~17:00 精密工学研究所公開
              10:00~11:30 テーマ別技術セミナー 
場 所:東京工業大学 精密工学研究所(すずかけ台キャンパス)    詳 細:http://www.sangaku.titech.ac.jp/document/2012/news_seiken.html    申 込:http://www.sangaku.titech.ac.jp/application/ ≫≫●日本を明るく元気にする"よい仕事おこし"フェア(11/1)
日 時:2012年11月1日(木)10:00~18:00
場 所:東京ドーム
研究・産学連携本部が出展し、東工大発の原発事故対策に役立つ技術(不
整地走行ロボット、セシウム汚染水処理システム)を紹介します。    詳 細:http://jsbank.co.jp/fair/gaiyo.html
≫≫●東工大 公開講演会「東工大の最先端研究」平成24年度・第二期
平成24年10月10・17・24日、11月2・16・28日 19:00~20:30
受講料無料・各回要申込み(お一人様・最大3回分まで)
※一部の回は満席・キャンセル待ちとなっています。ご了承ください。    http://www.kyoiku-in.titech.ac.jp/cat13/detail_27.html    ≫≫●第3回 ライフ・エンジニアリング機構シンポジウム(12/11)
日 時:2012年12月11日(火)13:30~17:20 (予定)
(17:30より意見交換会)
場 所:東京工業大学 百年記念館3Fフェライト会議室
学外向けに東工大ライフ・エンジニアリング機構の研究内容を広くお知ら
せすることを目的とし、参加研究室の活動を披露いたします。お申し込み
等につきましては、来月号でご案内する予定です。
    ≫≫●東工大横浜ベンチャープラザ入居募集について
現在、東工大YVPでは入居相談を随時受け付けております。
   http://www.smrj.go.jp/incubation/yvp/room/    問合せ:東工大YVP IM室/TEL:045-989-2205 ≫≫●新しい研究・産学連携本部長が就任いたしました
研究・産学連携本部長が交代となり、平成24年10月1日より、辰巳敬理事・
副学長(研究担当)が研究・産学連携本部長に就任いたしました。新しい産
学連携推進本部長のもと、さらなる飛躍を目指したいと考えております。
    ※イベント情報は研究・産学連携本部HPにも掲載しています(随時更新)。
トップページのカレンダーのアイコンからご覧いただけます。

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      【2】産学連携活動のご紹介  
  「大学をプラットホームにして繊維産業の未来を切り拓く」 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+   「大学が中心となって『場』を提供することが、成功の秘訣!」と話す
谷岡明彦教授を中心として、エレクトロニクスから化学・繊維まで企業1
1社が参加した、ナノファイバー(径が数nm~数百nmの繊維からなる不織
布や綿、NF)の実用化研究を行うコンソーシアムは7年前にスタートし
ました。東工大に『集中研』を置いて実施したNEDOプロジェクト(2006~
2010年度)を通して、NFは日本の次世代繊維産業の中心として位置づけ
られ、ナノファイバー学会も設立されました。参加企業はNF生産装置や
NFの様々な利用法を特許化し、現在は各社で事業化に取り組んでいます。
スピンアウトでNF生産装置やNF製品を製造販売する会社も生まれました。
谷岡教授の言葉通り、研究室段階の新しい技術を事業展開するための幅広
い研究には、大学が共通プラットホームとなって複数の企業がコンソーシ
アムを組むスキームが優れています。東工大でのNF研究第2フェーズも、
事務所、工場、コンビニ等の省エネを図るため、約20社が参加する大型
国家プロジェクトの一環として企業2社とのコンソーシアムで進んでいま
す。

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      【3】最新発明情報
特許情報公開のご紹介 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月の未公開
特許情報は3件です。詳しくはHPをご覧ください。
産学連携会員専用HPにログインしていただきますと、リンクが表示され、
特許概要をご覧になれます。  http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
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      【4】新聞掲載記事
            9件の東工大研究関連記事のご紹介
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      ≫≫●ダイヤモンド半導体で接合型FETを実現 
      (化学工業日報8/23、日刊工業新聞8/23、日本経済新聞8/29夕刊)
      理工学研究科 電子物理工学専攻 波多野 睦子 教授

      高濃度のリン不純物を添加したn型ダイヤモンド半導体を選択的に形成す
      る結晶成長技術を開発し、ダイヤモンド半導体を用いた接合型FETの作製
      に成功しました。同FETでは、オフ時の漏れ電流が小さく、7ケタ以上の高
      いON/OFF比で動作することを確認しています。今後省エネルギー・低損失
      のパワートランジスタの実現が期待されます。この研究成果は産総研との
      共同研究による成果です。
   内容詳細:http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/research/research.php?id=297
   波多野研究室の紹介:http://dia.pe.titech.ac.jp/
≫≫●少ないアミノ酸でたんぱく質を合成 (東京読売新聞8/25夕刊) 総合理工学研究科 知能システム科学専攻 木賀 大介 准教授 運搬RNAを改変し、本来は「トリプトファン」を運んでくる分子が、代わ りに「アラニン」というアミノ酸を運ぶようにし、20種類から19種類に減 らしたアミノ酸でたんぱく質を合成する実験に成功しました。生命が誕生 した時のアミノ酸は1種類で、次第に増えてきたと考えられており、進化 の道筋の解明につながることが期待されます。
   内容詳細:http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/research/research.php?id=296
  木賀研究室の紹介:http://www.sb.dis.titech.ac.jp/
≫≫●特定分子に反応しRNA合成する人工核酸を開発 (日経産業新聞9/6) 総合理工学研究科 知能システム科学専攻 木賀 大介 准教授 特定の分子と結合するとRNAを合成する転写を始める「アプタザイム」と 呼ぶタイプの人工の核酸の一種を開発しました。酵素の働きを持つRNAで あるリボザイムと、特定分子と結合するRNAであるアプタマーを融合して 作りました。将来、がん細胞から出る分子に反応して薬を作る人工細胞な どDDSに応用できる可能性があります。
   木賀研究室の紹介:http://www.sb.dis.titech.ac.jp/
≫≫●第2回おおた研究・開発フェア(10/4,5)
日 時:2012年10月4日(木)~10月5日(金)
場 所:大田区産業プラザ(PiO)1F 大展示ホール
企業・大学・研究機関の新製品・新技術展です。本学からは理工学研究科
機械物理工学専攻 武田 行生 教授が参加し、回転形パラレルメカニズム
を用いた5軸加工機を紹介します。
   笹川研究室の紹介:http://www.msl.titech.ac.jp/~sasagawa/
≫≫●極細繊維の量産装置の販売を開始 (日経産業新聞9/7) 東工大発ベンチャーの株式会社ゼタは極細繊維のナノファイバーを大量生 産する装置を開発し、販売を始めました。ポリプロピレンなどの樹脂に高 電圧をかけて紡ぐ方式で、樹脂の伸びる力を阻害する静電気の発生を風の 圧力で防ぐなど生産効率が落ちないように工夫したことで静電気の発生を 防ぎ、生産効率を高めました。100kg/時の生産能力があります。 ≫≫●セシウム分離プラントの開発 (福島民報9/8、下野新聞9/8、四国新 聞9/8朝刊、熊本日日新聞9/8朝刊、中国新聞9/8夕刊、日刊建設工業新聞9 /10、建設通信新聞9/10、建設工業新聞9/10、環境新聞9/12、 電気新聞9/20) 原子炉工学研究所 竹下 健二 教授 東京電力福島第一原発事故によって汚染された土壌から、放射性セシウム だけを取り除く、約5t/ 日の処理能力を持つプラントの開発に成功しまし た。汚染土壌から95%以上のセシウムを取り除くことが可能です。土壌の 他、汚泥、焼却灰、植物からもセシウムを除去できます。日本原子力研究 開発機構から有効性に対する評価を獲得しました。この研究成果は前田建 設工業などとの連携の成果です。
   竹下研究室の紹介:http://www.nr.titech.ac.jp/~takeshita/ ≫≫●コスト半分で電子の流れやすさ10倍の有機トランジスタを開発 (日経産業新聞9/12) 像情報工学研究所 半那 純一 教授、飯野 裕明 准教授 有機ELディスプレー向けに、液晶材料を活用した高性能の有機トランジス タを開発しました。電子の流れやすさはアモルファスシリコン製の10倍で、 高価な真空装置が必要なく安価で製造でき、コストを半減できます。トラ ンジスタの性能は5.5で0.5程度の現行のアモルファスシリコン製よりも高 い性能を示しました。180度に加熱した後でも、移動度1を保ちます。企 業と組み早期に実用化します。
   半那・飯野研究室の紹介:http://www.isl.titech.ac.jp/~hanna/
≫≫●酸素搬送ロボを試作 (信濃毎日新聞9/16朝刊) 理工学研究科 機械宇宙システム専攻 遠藤 玄 助教 肺機能の低下で在宅酸素療法を受ける患者向けに、酸素ボンベなどを運ぶ ロボットを開発しました。試作段階のロボットの改良点をみつけるため、 自力で酸素ボンベを運んでいる患者約15人がロボットを使い、研究チーム は課題を整理しました。この研究成果は、大阪電気通信大、東京女子医大 との連携によるものです。
    広瀬・福島研究室(遠藤助教所属)の紹介:http://www-robot.mes.titech.ac.jp/home.html
≫≫●切れ味長持ちの理美容師向けハサミを開発    (日本経済新聞9/20朝刊) 理美容師向けハサミ「geek」を、東工大発ベンチャーの株式会社iMottが 販売会社を通じて今夏に売り出しました。刃にDLC膜をタイル状に小分け してつくる技術によりコーティングしており、剥がれにくくなっています。 また耐摩耗性に優れ、刃が擦れあっても膜の部分から摩耗していき、金属 は減らず、切れ味が長持ちし、従来の2倍の5年程度使用できます。
   ・株式会社iMottの紹介:http://www.imott.co.jp/

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      **編集後記**
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       先日の人間ドックにてピロリ菌が悪さをして慢性胃炎を起こしているとの
      診断を受け、ピロリ菌駆除のための薬を1週間、朝夕飲んでいます。ある
      調査によると胃にピロリ菌のいない人が胃がんになったケースはないそう
      です。また、50歳以上の日本人の8割は胃にピロリ菌がいるとのことです。
      呼気により検査ができるとのことですので、胃炎が気になる方はお試しく
      ださい。

       (編集委員 ムーンリバー)
   ※本学教員の所属・肩書きは、2012年9月1日現在のものです。
※新聞記事・最新研究情報は2012年8月21日~9月20日までの東工大研究関
連記事・情報の中からピックアップして掲載しています。
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