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第58号(2009年6月)
皆さまこんにちは。
今月号はイベント情報が盛りだくさんです。ぜひ一度足をお運びいただき、
東工大の研究をお役に立てていただければと思います。
メルマガへのご意見・ご感想は、mail[at]sangaku.titech.ac.jpまでお寄せ
ください。
※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。
━━≫◆◆目次◆◆≪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
≫ 10件のお知らせ
【2】産学連携活動のご紹介
≫ 共同研究講座・共同研究部門制度について
【3】東工大のセンター紹介
≫ 量子ナノエレクトロニクス研究センターのご紹介
【4】最新発明情報
≫ 今月は未公開特許情報が5件増えました
【5】最近の研究成果
≫ 1件の研究成果のご紹介
【6】新聞掲載記事
≫ 7件の東工大研究関連記事のご紹介
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【1】研究・産学連携本部からのお知らせ
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≫≫◆東工大横浜ベンチャープラザ入居企業募集のお知らせ
4居室(W102・202・303・305)について、6月5日(金)まで入居申込を受
け付けております。
入居資格者は「大学発ベンチャー」や「そのベンチャー設立に向けて具体
的な起業計画・事業計画をお持ちの方」です。
詳 細:http://www.smrj.go.jp/site/kobo/syosai/046201.html
問合せ:東工大横浜ベンチャープラザ
担当 穐本(アキモト)
TEL:045-989-2205/E-mail:information@ttyvp-smrj.jp
≫≫◆2009年度(第3回)蔵前ベンチャー賞募集のお知らせ
(社)蔵前工業会ではベンチャーの支援・育成活動を一層強化する目的で、
蔵前ベンチャー賞の授与と表彰を2007年度から行っています。第3回蔵前ベ
ンチャー賞の募集を行いますので、皆様からの多数の応募と推薦をお待ち
します。
募集期間:平成21年6月1日~8月31日
選 考:平成21年9月下旬 蔵前ベンチャー賞審査委員会
表彰式:平成21年11月中旬
詳 細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/(6月1日掲載予定)
問合せ:蔵前ベンチャー賞事務局
TEL:03-3454-8837/E-mail:kvs@kuramae-kvs.ne.jp
≫≫◆蔵前ベンチャー相談室「KVS特別セミナー」
日 時:平成21年6月11日(木)17:00~18:30(交流会18:45~)
場 所:講演会 東工大蔵前会館1Fロイアルブルーホール
交流会 大岡山キャンパス生協第一食堂
主 催:(社)蔵前工業会、東京工業大学
テーマ:『水素経済と社会』
講 師:(株)先進知財総合研究所 代表取締役会長 児玉皓雄 氏
その他:講演会無料(交流会費2,000円当日支払)、要事前申込み
詳 細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/KVSspecialseminarinformation20090611.pdf
今回は、クリーンなエネルギー源としての水素に注目し、その普及と開発
に注力されておられる、(株)先進知財総合研究所会長 児玉皓雄氏に、燃
料電池に関する最新情報を含めた講演いただきます。是非ご参加ください。
≫≫◆第48回大田区との技術交流セミナー
日 時:平成21年6月11日(木)18:00~20:00
場 所:大田区産業プラザ(PiO)5F 財団会議室
主 催:(財)大田区産業振興協会
共 催:東京工業大学 研究・産学連携本部
その他:参加費無料、要事前申込み
講演者:東京工業大学 大学院理工学研究科 鈴村暁男 教授
テーマ:「異種材料接合技術としてのろう付け―基礎と最先端応用―」
詳 細:http://www.pio-ota.jp/news/u-seminar/48.html
本セミナーでは、ろう付け技術の特徴・位置づけや基礎的事項の解説に加
えて、現在の異種材料ろう付け最先端技術についていくつかの例を紹介す
るとともに、ろう付け技術の今後の動向について展望します。どなたでも
ご参加いただけますので、お気軽にお申し込みください。
≫≫◆第7回年次学術研究発表会
「今あるべき知的財産戦略
~環境パラダイムへの対応とバランスに向けて~」
日 時:平成21年6月13日(土)~14(日)
場 所:大岡山キャンパス
学術研究発表会:西9講義室 西2、3講義室
シンポジウム・総会・表彰式会場:70周年記念講堂
懇親会:百年記念館4階レストラン角笛
主 催:(社)日本知財学会
その他:参加費(2日間共通、非会員事前7,000円/当日9,000円)
詳 細:http://www.ipaj.org/research/research.html
グローバル化が進む中での新興国家の存在拡大、持続的な発展のための環
境への配慮といった様々な対応が必要とされる今日、知的財産戦略におけ
る、諸国家・地域間のバランス、活用と制限のバランスを考えます。
≫≫◆パネルディスカッション「太陽電池国家・日本のビジョン」
日 時:平成21年6月18日(木)15:00~17:00
場 所:大岡山キャンパス 百年記念館3階フェライト会議室
主 催:(社)エネルギー・情報工学研究会議
共 催:東京工業大学 統合研究院AESプロジェクト
その他:参加費無料、要事前登録
詳 細:http://www.eit.or.jp/news/index.html#06
低炭素社会の実現に向けて様々な施策が練られている今日、その中核とも
いえる太陽光発電について、東工大統合研究院のAESプロジェクトの黒川浩
助特任教授が基調講演するほか、プロジェクトリーダーの柏木孝夫教授の
司会でパネル討論を行います。
≫≫◆国際ナノファイバーシンポジウム
「次世代を拓くナノファイバーマテリアルの応用展開
~未来志向のサイエンスに裏付けられたもの作り、ひと作り~」
日 時:平成21年6月18日(木)~20日(土)
場 所:大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
主 催:東京工業大学
共 催:ナノファイバー学会、ナノファイバーイノベーション協議会
言 語:英語(同時通訳付き)
その他:参加費(一般20,000円、学生3,000円)、要事前登録
詳 細:http://www.op.titech.ac.jp/Nedo/Japanese/Lecture/
本シンポジウムは、国際的に活躍する研究者を招聘し、基礎研究から実用
化、安全性までの内容を含む最新の話題を提供いただきます。3日間の会期
中に、29件の講演、安全性に関するパネルディスカッション、ポスター発
表、展示会を開催します。ナノファイバーの実用化、最新動向、将来展望
を理解する絶好の機会をお見逃しなく。
≫≫◆第8回産学官連携推進会議
オープンイノベーション型の産学官連携による新たなる挑戦~環境・
資源制約などの世界が直面する様々な制約への対応を成長の糧に~
日 時:平成21年6月20日(土)8:30~18:30
6月21日(日)9:00~12:30
場 所:国立京都国際会館
主 催:内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、(社)日本経済団体
連合会、日本学術会議
その他:参加費無料、要事前申込み
詳 細:http://www.congre.co.jp/sangakukan/
今年で8回目を迎える本会議では、産学官連携を担う第一線のリーダーや実
務経験者等が一堂に会し、さまざまな事例の共有や課題の抽出、情報交換、
対話・交流を通じて、産学官連携の新たなる展開に向けた議論を深めます。
☆東工大パネル展示「AESプロジェクト」
本学統合研究院において推進しているソリューション研究の中から、低炭
素社会実現へのソリューションを目指す「AES(Advanced Energy Systems
for Sustainability)プロジェクト」の取り組みを紹介します。このプロ
ジェクトでは、地球温暖化回避と安定したエネルギー利用環境実現を目的
として8つのサブプロジェクトを運営しています。
≫≫◆「第4回新エネルギー世界展示会」
国際フォーラム9「太陽エネルギー、熱と光の最先端技術セミナー
~アジア・太平洋サンベルトプロジェクト発足を契機として~」
日 時:2009年 6月 25 日(木)10:00~12:30
場 所:幕張メッセ3F 303会議室
主 催:再生可能エネルギー協議会(第3分科会)、東京工業大学
協 力:(財)高橋産業経済研究財団
その他:1,000円(テキスト代)、要事前登録
詳 細:http://www.renewableenergy.jp/forum.html
持続可能なアジア太平洋経済圏の創生を目指して、東工大統合研究院に産
学官連携プロジェクト「アジア太平洋サンベルト開発研究会」が設立され
ました。そのメンバーである柏木孝夫教授、玉浦裕教授、黒川浩助特任教
授、嶋田隆一教授が、その目的や意義、活動方針等について講演します。
≫≫◆蔵前ベンチャー相談室「第23回KVSセミナー」
日 時:平成21年7月17日(金)18:00~19:30(交流会19:30~)
場 所:田町キャンパスイノベーションセンター1F 国際会議室
主 催:(社)蔵前工業会、東京工業大学
テーマ:『ベンチャー企業における知財戦略の効用とそのセオリ』
講 師:内田・鮫島法律事務所 代表 鮫島正洋 氏
その他:講演会無料(交流会費2,000円当日支払)、要事前申込み
詳 細:http://kuramae-kvs.sakura.ne.jp/23rd.KVSseminarinformation2.pdf
本講演は、ベンチャー企業及び中小企業向けに、特許等の知的財産の取得、
パートナーとのライセンス交渉や各種の契約業務等を含めた「知財戦略」
の意義・効能・セオリ及びその実践方法について広範な内容を解説するこ
とを目的としています。奮って参加ください。
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【2】産学連携活動のご紹介
共同研究講座・共同研究部門制度について
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企業と大学との協力のための制度「共同研究講座・共同研究部門」を整備
しました。
共同研究講座・共同研究部門は、企業などから共同研究費として資金を提
供していただき、大学内に設置する研究組織です。研究組織として置かれ
る点が大きな特徴になり、従来の共同研究と違い安定した研究基盤が構成
され、新規な研究展開が期待されます。そのほかの主な特徴等は、次のと
おりです。
○ ご協力いただける企業から資金のほかに、研究者を受け入れて、企業
からの研究者と大学の教員とが対等の立場で、共通の課題について一
定期間継続的に共同して研究を行うことによって、優れた研究成果の
創出を目指します。
○ 大学の研究科又は学系に置く場合は「共同研究講座」、附置研究所、
学内共同研究教育施設等に置く場合は「共同研究部門」となります。
○ ご協力いただける企業の名前を部門の名称に付けることができます。
○ 設置期間は、2年から5年とし、必要により更新が可能です。
○ ご協力いただける企業と大学が協議して運営します。
○ ひとつの共同研究講座・共同研究部門には特任教員が2名以上おかれ
ます。その特任教員は、企業、その他機関、東工大内の希望者から選
考いたします。
○ ご協力いただける企業からの研究員を受け入れることができます。
○ 必要により、ポスドク等の雇用も可能です。
ご関心をお持ちの企業は、研究・産学連携本部までお問い合わせください。
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【3】東工大のセンター紹介
量子ナノエレクトロニクス研究センターのご紹介
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今月号のメルマガは、前回に引き続き、共同研究教育施設(通称:センタ
ー)の中で、産学連携に関連あるセンターをご紹介します。
今回は「量子ナノエレクトロニクス研究センター」です。同センターは、
前身である「量子効果エレクトロニクス研究センター(1994年~2003年)」
の成果を継承し、研究機能を拡張して、2004年に新たに組織されました。
同センターはその名前が示すように、「量子工学およびナノテクノロジー
の産業応用を目指すとともに、新技術の種を育成する。」と言った、長期
的な視野を持って活動を行っています。その代表的な目標は、次の通りで
す。
・ナノテクノロジーとそれによる新しい物理をもとにした新デバイスの研究
・ナノスケール加工技術の最先端の開拓と応用
・量子工学による光・電子デバイスの研究成果を産業に結びつけること
現在、研究グループとして、「超ヘテロ構造材料・デバイス研究部門」と
「量子ナノ構造材料・デバイス研究部門」の2つを有しています。
同センターは大岡山キャンパスの南9号館に位置し、そこには最新の結晶成
長装置、デバイス評価装置、走査型トンネル顕微鏡、原子間力顕微鏡など、
材料及びデバイスの表面構造等を評価するための、高水準、高機能な装置
が設置されています。このような装置を活用した、量子工学やナノテクノ
ロジーに係る最先端の研究成果については、同センターが発行するニュー
スレターで、その内容を知ることができます。
また、同センターでは、産学連携および国際協力を重視した活動を実施し
ています。これらの活動については、東工大以外からの識者を含む国際運
営諮問委員会を組織し、そこから多様な意見を得ることによって、情報交
流会、定例国際シンポジウムなどを実施しています。また、研究によって
創出された知的財産やその技術移転にも注視しながら、センター運営が行
われています。これらの活動によって、国内外の研究者や学生が、同セン
ターを世界トップレベルの研究機関として評価し、現在、世界各国から多
くの有秀な人材が集まってきています。
「超ヘテロ構造材料・デバイス研究」と「量子ナノ構造材料・デバイス研
究」の両研究対象は、量子やナノといった人間の目には見えないとても小
さな世界の事象ですが、これらは、私達の近未来を支える大切な技術とし
て、社会からの大きな期待を背負っています。十分に理解をするには少々
難しい技術分野ですが、今後の量子ナノテクノロジーセンターの活動に期
待をしていただければと思います。
量子ナノエレクトロニクス研究センター:
http://www.pe.titech.ac.jp/qnerc/jp/index-j.shtml
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【4】最新発明情報
特許情報公開のご紹介
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研究・産学連携本部のHPでは、特許情報をご紹介しています。今月は未公開
特許情報が5件増えました。それ以外にも公開特許情報、登録特許情報を
お知らせしています。詳しくはHPをご覧ください。
HP:http://www.sangaku.titech.ac.jp/invent/member.html
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【5】最近の研究成果
1件の研究成果のご紹介
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≫≫◆Directed transdifferentiation of mouse mesoderm to heart
tissue by defined factors
Nature advance online publication 26 April 2009
グローバルエッジ研究院 竹内純 特任助教
マウスの受精卵(胚)にGata4、Tbx5、Baf60Cという3種類の遺伝子を入れ、
羊膜に分化するはずだった中胚葉という部分を、他の細胞が全く混在しな
い状態で心筋細胞に分化させることに成功しました。今回の3遺伝子の組み
合わせは、胚の中で心臓が作られる時にだけ働く「マスター因子」だと考
えられます。これにより心臓の再生医療の実現や心臓の発生メカニズムの
解明につながります。
・内容詳細 http://wwwold.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2009/05/1241136000.html
・竹内研究室 http://www.global-edge.titech.ac.jp/faculty/takeuchi/index.html
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【6】新聞掲載記事
7件の東工大研究関連記事ご紹介
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≫≫◆心筋細胞:心臓分化「スイッチ」マウス中胚葉、3遺伝子で
(毎日新聞4/27朝刊)
グローバルエッジ研究院 竹内純 特任助教
→【最近の研究成果】をご覧ください。
≫≫◆廃熱を電気に再利用 変換装置を共同開発
(北國新聞4/30朝刊)
応用セラミックス研究所 佐々木聡 教授、奥部真樹 助教
産業廃棄物を焼却した際に発生する熱エネルギーを電気に変換する装置「
熱電モジュール」を開発しました。これはセラミックス製の熱電変換素子
を表面に付着させた板状の装置(縦5cm×横7cm)で、付着面に熱を加えると
電気が生成されます。これまで未利用だった焼却炉内の廃熱を再利用し、
モーターなど炉内設備の電力に充てられるため、電気代、CO2の削減につな
がります。この研究成果は、石川県工業試験場、アクトリー、ニッコーと
の共同研究によるものです。
・佐々木研究室 http://lipro.msl.titech.ac.jp/
≫≫◆太陽光に次世代送電網 国内初、実証実験へ
(産経新聞5/2東京朝刊、FujiSankei Business i.5/2)
統合研究院 ソリューション研究機構 柏木孝夫 教授
次世代送電システム「日本版スマートグリッド」構築に向けた実証実験を
東工大キャンパスで平成22年度から開始します。太陽光発電は発電量が一
定ではなく、余剰電力を電力会社の送電線網に大量に送ると周波数が変動
して電気製品が使えなくなる可能性があります。国内では初めての実証実
験では送電線網への影響を最小限にとどめる方法や電力を有効利用する制
御機器の開発を目指します。実験には東京電力、東芝、日立製作所などが
参加します。
・AESプロジェクト http://www.iri.titech.ac.jp/research/project/pj001.html
≫≫◆ISO標準のプラスチック熱伝導率測定法を発行
(日刊工業新聞5/8)
理工学研究科 有機・高分子物質専攻 橋本壽正 教授、
森川淳子 助教
橋本寿正教授らが開発した測定技術が、国際標準化機構(ISO)のプラスチッ
ク熱伝導率測定法で新標準「ISO22007」として発行されました。森川助教
が標準化の議論が始まった01年からISOのWGに参加し、23カ国の賛成多数で
国際標準となりました。ISOは普及技術を対象とするため、大学発ベンチャ
ーを通じて測定装置を実用化していたのが決め手になっており、大学発の
技術を国際標準化して普及させるモデルとして注目されています。
・橋本研究室 http://www.op.titech.ac.jp/lab/hashimoto/top_h.html
≫≫◆試料温度変えて熱伝導率調べられる小型測定器を発売
(日刊工業新聞5/12)
東工大発ベンチャーのアイフェイズは、フィルム材料の試料温度を変えて
熱伝導率を調べられる手のひらサイズの測定器「アイフェイズモバイル2」
を発売しました。測定は簡単で1分ですみ、200℃までの温度依存性が分か
るため、高温下で使う自動車や情報通信機器などの材料の開発を後押しし
ます。ISOのプラスチック熱伝導率測定法で新標準になっており、技術の信
頼性が高いのも特徴です。
・アイフェイズ http://www.ai-phase.co.jp/
≫≫◆次世代繊維の技術ロードマップを公開
(化学工業日報5/13)
大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 谷岡明彦 教授
大学など研究者の協力により今後15年以降の次世代ファイバー産業の創造
を視野に入れた技術ロードマップを作成しました。これは、近い将来の繊
維産業の技術的な価値観に基づく経済産業省の繊維技術ロードマップと対
を成すもので、研究者としての価値機軸を設定して、科学的裏付けに基づ
いて新しい発想で若手学者らを中心に、将来の研究のあるべき姿などを重
点にまとめました。今後、ロードマップの活用により、研究が加速される
ことが期待されます。
・技術ロードマップ http://www.op.titech.ac.jp/Nedo/Japanese/Roadmap/index.html
・谷岡研究室 http://www.op.titech.ac.jp/lab/tanioka/
≫≫◆アスベスト、解体現場で無害化―溶融炉、トラックで輸送
(日経産業新聞5/15、日刊工業新聞5/15、日刊建設工業新聞5/15、
電気新聞5/15)
原子炉工学研究所 有冨正憲 教授
運搬型の「アスベスト溶融無害化リサイクルシステム」を開発しました。
専用設備により吹き付けアスベストを除去、収集、溶融・水冷処理し、無
害な粒状のガラスにします。必要設備は10tトラック2台で輸送可能で、30
~40㎡あれば処理エリアを構築できます。運搬型のアスベスト処理装置は
法整備が整っておらず利用できないため、必要な法改正などをにらみなが
ら実用化を目指します。この研究成果は、ナベカヰ、愛知産業との共同研
究によるものです。
・有冨研究室 http://www.nr.titech.ac.jp/~maritomi/
※本学教員の所属・肩書きは、2009年5月1日現在のものです。
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